2019年
10月

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2019/10/31 (木)

「慎重勇者~俺TUEEEくせに慎重すぎる~」第4話
VS.デスマグラ編。

リスタのおっぱいモロだし(※モザイクあり)シーン。
アニメ史に残るレベルの、美少女ヒロインのダメなおっぱいポロリシーンでなかなかに衝撃的な映像だった(苦笑)。

「俺を好きなのはお前だけかよ」第5話
あすなろのジョーロ密着取材編。

津軽弁の怒濤のような長台詞があるからあすなろの声優は三上枝織だったのか。

コスモス先輩がますますポンコツあざといキャラになって愛されキャラ指数が増し増しに(笑)。

あと、今回はサービスシーンのメタな弄りもちょっとよかった。

「BEASTARS」第4話
演劇部新歓公演二日目編。

今話から唐突にフィーチャーされたビルのキャラの立ちっぷりがすこぶるよすぎて驚いた(苦笑)。

「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」第5話
ヒトツメ前線基地攻略ミッション編。

パルくんのガンプラがまさかのガンドランダー系で驚く。
マニアックすぎるわ、年齢層高すぎるわで、何でこういうことになったのか、理由がちょっと知りたいな(さすがにどこかのインタビューでスタッフが語るとは思うけど)。

あと、パルくんメイン回&衝撃のヴァルキランダー竜合身モードお披露目回だったせいでヴィートルーガンダムさんのお披露目が完全に霞んでしまったのは残念だったな。全く活躍しなかったし(苦笑)。
自分的にはヒロトガンダムの、コアガンダムを含む四形態の中では一番好きなデザインだったりするのでいや増しに不憫で気になった。


2019/10/30 (水)

「神田川JET GIRLS」第4話
黄色いイルカのレアカラーキー・ホルダーをかけた神田川ジェットガールズVS.雲海SURFERS野試合編。

1話丸々レース話。
前回のレース編では凛の活躍が目立ち、ミサの見せ場がなかったので今回は逆にミサの才能と活躍を紹介する流れ。

ステージと対戦相手の特性を活かしつつ、最後までデッドヒートが続くレース展開の描き方が相変わらず上手くて面白かった。

「ちはやふる3」第2話、第3話
2話連続放送。
第2話:千早の進路問題と、吉野会大会開幕編。
第3話:吉野会大会ベスト8決定編。

2話目から早くも見どころ盛りだくさんな濃厚な内容だったなあ。
千早の回復に、修学旅行に、進路問題と第2話前半の学園ドラマもトピックが豊富な展開だったが、第2話後半以降の吉野会編も名人、クイーンを除いた男女混合のオールスターバトルみたいな様相で本当に見どころだらけな内容だったな。
これまでのシリーズを通して増えたキャラクター群が一堂に集まって多種多様な組み合わせで、様々な勝負とドラマが繰り広げられる濃密な構成が面白すぎて堪らなかった。


2019/10/29 (火)

OVA「ちはやふる2 第二十六首」を観る。
第三期がはじまる前に観るつもりだったのだが忘れていた。
原作第22巻特装版に同梱されていた、いわゆるOAD。
構成的にはTV未放映話数扱いになるアニメオリジナルエピソード。

かるた部文化祭用出し物検討会議編。

TV未放映話数系OVAにありがちなドラマCD的展開。
全体的に薄味な内容だけでなく、ほぼ全編会議な構成で画的な見せどころがほとんどないところまでドラマCD的だった(苦笑)。


2019/10/28 (月)

「ライフル・イズ・ビューティフル」第3話
朝香学園高校練習試合編。

1話丸々試合編。

練習試合を通して競技の流れを実戦に近い形で再度紹介していく展開。
相変わらずテンポのよい作りでキャラ押しの美少女コメディとしても、マイナースポーツ紹介・社会見学アニメとしても充分に楽しめる内容で面白かった。


2019/10/27 (日)

「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」第4話
ウル調査任務編。

ジャガーマンの登場&襲撃シーン、ベテラン女優のフリキレ演技をたっぷりと堪能できて満足。
また、相変わらず凝ったアクションもよく出来ていて面白かった。


2019/10/26 (土)

「Dr.STONE」第17話
石神村誕生秘話・後編。

第1章のラストエピソードに相応しい力の入った仕上がりだった。
特に後半の重要なシーンを中心に端正美麗なキャラ修正が随所に入っているのがなかなかに眼福でよかったな。

「ハイスコアガールII」第16話
約1年ぶりに再開した「ハイスコアガール」の分割2クール後半戦。

晶の過去回想編と、矢口家修羅場編の二部構成。

ハルオとの関係が進展するにつれてしおらしくなってきた晶と反比例するかのように、次第に濃厚になっていく負け犬ムードとともに狂犬キャラ化がヒドくなっていく日高さんがせつなすぎるのが面白かった(笑)。

「炎炎ノ消防隊」第14話
浅草編の決着編。

紅丸VS.鬼の“焔ビト”のキレキレなアクション&エフェクト作画、空間を広く使ったキメキメなレイアウトが矢鱈にカッコよくって見応えのある仕上がりだった。


2019/10/25 (金)

「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」第4話
ヒトツメ前線基地攻略ミッションのための特訓編。

この2年でフェレットからアメコミ風ヒーローになった速水奨声の人の身に何が起こったのがメチャクチャ気になって仕方がなかった(笑)。

あと、今回はガンオタおじさん世代には嬉しいバウンド・ドックの活躍がたくさん観られたのもポイント高めでよかったな。

「アズールレーン」第4話
シェフィールドとエディンバラの重桜潜入調査編。

大島縁の絵コンテ・演出・作画監督(野中正幸、福田佳太と共同)・一人原画(二原多数アリ)回。

良いカット、良いシーンもたくさんあったが全体的に仕上がりが粗くて特にキャラ画に関してはちょっと厳しい感じだったな。

「放課後さいころ倶楽部」第4話
生徒会副会長による翠ちゃんの生徒会引き抜き騒動編。

回想シーンのロリ時代/ロングヘアー時代の翠ちゃんがいま以上に美少女すぎてビビった。
そして思わず登場シーンを三回くらい見返してしまったよ。

「PSYCHO-PASS サイコパス|3」第1話
「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズ、5年ぶりのTVシリーズ第3弾。

大型輸送ドローン墜落事故にまつわる不審死捜査編。

長編劇場版から4年の時間が経過して主人公は新キャラに交代、他の主要キャラも霜月、雛河、唐之杜以外は公安局からいなくなってキャラクターの様相が大幅に刷新された模様。

劇場用アニメのようなヴィジュアルの充実ぶりが大したもので全編端整なキャラ作画、キレイに決まったレイアウト、緻密で高密度な背景美術が特によかった。

ただ、バイオレンス描写、猟奇性が全くなくなったのは「PSYCHO-PASS サイコパス」を観ている感じがしなくてちょっと物足りなかったな。


2019/10/24 (木)

「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」第3話
麗乃転生マインの初めての冬越し編。

クライマックスのマイン&母さん手製の髪飾りをトゥーリがつけるシーンのキャラ画が最高にかわいく、狙い通りに「髪飾りをつけてかわいくなったトゥーリ」がちゃんと説得力のある画で表現できているのが素晴らしかった。

あと、今回は何か普通に良いホームドラマをしていていつも以上にEテレアニメ指数が高い印象だったなあ。

「俺を好きなのはお前だけかよ」第4話
ジョーロとサンちゃん、ひまわり、コスモスとの仲直り編。

コスモス先輩のキャラが壊れていい感じの仕上がり具合になってきたな(笑)。

前回のラストでキレイに清算が済んでしまったように見える人間関係をここで再生させて、一つの物語としてキッチリと完結した話の続編を作らなければならないのは人気商売の難しさを感じずにはいられなかったが、一度破局してしまった人間関係をほったらかしにしないで多少みっともなくとも取り戻そうとする姿勢は意外と素直に好感が持てるものがあったなあ。
あと、最後に主人公の下衆な性根も蘇らせていい話になりすぎないようにするバランス感覚もなかなかに良い塩梅だった。

「旗揚!けものみち」第4話
グリフォン捕獲ミッション編。

尻姫様がかわいそかわいい。

パーティの変人率・ボンクラ率が異様に高いので相対的にシグレが常識人ポジションに収まってしまうという、原作者繋がりで「このすば」のカズマさんを彷彿とさせるような展開だったな(苦笑)。

あと、今回は源蔵がカーミラにアルゼンチンバックブリーカーをかけるシーンの動きが矢鱈にリアルに細かく描かれていて目を惹いた。


2019/10/23 (水)

「神田川JET GIRLS」第3話
浅草女子ジェットレース部・神田川ジェットガールズ設立→凛とミサの浅草デート編。

「高架下のモスバーガーにいるので電車が通過するたびにヒロインたちのおっぱいが細かくバイブレーションする」というネタを「欲しいお土産がバッティングしていがみ合うミサとジェニファー」の荒ぶる感情表現に重ねる演出が天才的すぎて感動した。

また、今回は甘え上手で人の懐に飛び込むのが上手い凛と、拗らせボッチだった頃の後遺症でツンデレを患っているミサのキャラ描写・それぞれのキャラを際立たせるような芝居の入れ方もなかなかに巧みで素晴らしかったな。

「ちはやふる3」第1話
「ちはやふる」シリーズ約6年ぶりの第三期TVシリーズ。

富士崎高校夏合宿参加編。

今回はバトル漫画でいうところのいわゆる修行編なため、オフ状態のキャラ描写が多くちりばめられていて、全体としては楽しい雰囲気が前面に打ち出されているのが好感触。

あと、最近の続編アニメはブランクの長さに関係なく、何の説明もなくいきなり続きからはじまるケースが多いので「久しぶりの視聴者のための振り返りも兼ねた導入パート」がちゃんと用意されているのもちょっと新鮮でよかったな。


2019/10/22 (火)

「バビロン」第3話
新域構想の真実の開示と、連続自殺事件の真実の開示編。

「ただ徒に長く生きるだけの『生』を否定し、『死』を選ぶ権利を認め、自殺を積極的に肯定していく新しい価値観」との戦い、という今回明らかになった作品の輪郭線が(自殺者が多いことで有名な本邦では)大変今日的かつ、刺激的なテーマで面白かった。

あと、結局、前回キャストの名前が伏せられていた理由はよくわからなかったが、「正崎たちがマークしていた情婦が全員、前回取り調べした女と同じ女」という曲世愛のわかり易くホラー的なギミックも「敵」の不可思議な恐怖を上手く増強させていてよかったな。


2019/10/21 (月)


2019/10/20 (日)

「ソード・アート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」第2話
アリスの戦線復帰と、襲撃後のオーシャン・タートルの現状整理編。

前期シリーズ(前半2クール)の立ち上がりが鈍かったので後半戦もスローなスタートになるのかと思っていたけど、存外に早くアリスが復活してくれたな。

アリスの戦線復帰シーンは口上も見栄切りも気持ちよくキマッていて(暫定)主人公の復活劇に相応しい王道的な盛り上がりがなかなかに良い塩梅だった。

「仮面ライダーゼロワン」第8話
エイムズ開発室→国立医電病院襲撃編。

エイムズがサイバー戦用装備を何故か巨大ロボットにした意味不明さ、そしてそのせいで病院のローカルネットワークを管理する施設が破壊され、医療ヒューマギアの高度なセキュリティが突破されてしまう展開があまりにも面白すぎて笑ってしまった。

「ROMANCE DAWN」
「ONE PIECE」放送20周年特別編。
「ONE PIECE」のプロトタイプといえる「ONE PIECE」連載開始前の尾田栄一郎の読み切り漫画をTVアニメ「ONE PIECE」の特別編としてアニメ化。

制作は別班を立てずに「ONE PIECE」の現行スタッフによって行われているようだが、さすがに画作りは現行の「ONE PIECE ワノ国編」とは全く異なる作りになっている。
画面全体に色を淡くするようなフィルターが薄くかかっていて牧歌的な雰囲気、描線も「ワノ国編」のように強弱タッチが入ったものではないノーマルな線になっている。
単発読み切りのアクションファンタジー娯楽作だからか、諸々の描写が近年の「ONE PIECE」のそれに比べるといずれも格段に「軽い」のもいま観るとギャップを感じるものがあるな。

全体の印象としてはソツなくまとまっていて悪くはないが、特別面白いワケでもなく(要するに可もなく不可もない)、「ONE PIECE」/尾田栄一郎の熱心なファンではない自分には「あえていまやる」意味も含めていま一つピンとこない企画だった。


2019/10/19 (土)

劇場用アニメ「BanG Dream! FILM LIVE」を観る。

RAISE A SUILEN以外の作中主要5バンドによる合同野外ライブ編。

タイトル通りの全編ライブステージのライブフィルムという仕様。

第二期TVシリーズラストのPoppin'Party主催ライブのパワーアップ版みたいな感じで第二期TVシリーズのもう一つの最終回みたいな趣もちょっとある感じ。

背景・撮影などを変更したTVシリーズからの再利用カット+(フルサイズになっている曲などの)新規カットという作りなのかな?

5つのバンドが次々に登場してオープニングとトリの両方を担うPoppin'Party以外はそれぞれ順番に3曲ずつ演奏するという素直な構成だったが、終盤に「FIRE BARD」→「Returns」のリレーを配することで(終盤に)ちゃんとクライマックスらしい盛り上がりができるようになっているのがよかったな。
また、ラスト(アンコール2)の「キズナミュージック♪」の演奏中に第二期でのPoppin'Partyの名シーンの振り返りを流すことで曲の歌詞と相まってTVシリーズと同様の青春ものっぽい雰囲気が生まれているのも上手かった。

個々の見どころ的にはAfterglowフロントメンバーの脚、動きの全てがかわいい丸山彩が印象に残る。

あと、TVシリーズのときからそうだったけど、人気があるからなのかRoseliaの扱いだけ相変わらず別格だったな。
アンコールでの演奏をPoppin'Partyと一緒に担当しているのもそうだけど、何よりもライブシーンの演出の気合いの入り方が突出していて驚かされる。
特に「FIRE BARD」は映像が緻密なだけでなく、音の圧力も他に比べてかなり強めで一際迫力のある仕上がりになっているのが素晴らしかった。


「Dr.STONE」第16話
石神村誕生秘話、千空の父親・石神百夜の過去編。

前半の石神父が千空の想いに応えて宇宙飛行士になるくだりも、ラストの石神父が人類救済のために地球への帰還を訴えるくだりも(ここのところ毎週毎週言っているような気もするけど、)アツくてとてもよかったな。

あと、カリスマ歌姫だけど愛嬌抜群で巨乳なリリアンも大変かわいらしくてよろしかった。

「食戟のソーマ 神ノ皿」第2話
連隊食戟2nd BOUT、続き。
女木島冬輔VS.小林竜胆、美作昴VS.斎藤綜明、決着編。

前回に引き続き、というか前回以上にテンポの早さと台詞量の多さが圧倒的でまさに駆け抜けるような疾走感が半端なかった。

あと、今回は見せ場の美作の十傑トレース劇場も絵面のインパクトに、安元洋貴の熱演ぶりも素晴らしくって観ていてとても面白かったな。

「僕のヒーローアカデミア」第64話
「僕のヒーローアカデミア」1年ぶりの第四期TVシリーズ。
今シリーズから監督は向井雅浩に代わり、三期までのTVシリーズ及び劇場版の監督を務めた長崎健司は総監督に異動する新体制に変更。

雄英高校ヒーロー科1年A組寮生活密着取材編。

TVアニメオリジナルエピソードで主人公たちのキャラ紹介と、オールマイトを失ったあとの社会情勢の説明回。

TVアニメオリジナルキャラの新聞記者・特田種男が見た目のあやしい雰囲気に反して、有能かつ善良な好人物だったおかげで1話で簡単に話が収束していった。
「送り手の都合」があからさまな内容とゲストキャラだったけど、特田の正しく知的なキャラクターは好感が持てたし、多少「ご都合」は感じても話のまとまり自体もよかったのでシリーズ再開一発目のおさらい編としてはなかなかに悪くはなかったな。


2019/10/18 (金)

「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」第3話
ドルムントでの経済戦の決着と、「森の主」討伐と、エルム村の焼き討ち騒動の三部構成。

裸体を湯気や光で隠すよりもむしろ断然エロい「葉っぱ水着」という発想が天才的すぎて素晴らしかった。

「アズールレーン」第3話
ベルファストのエンタープライズ監察開始編。

今回もおっぱいいっぱいで素晴らしかったな。

あと、今回は後半の「夕焼けの海」、「夕闇の浜辺の雨」、「夜の嵐の海」の撮影処理も大変力が入っていて美しく、とても印象的だった。

「アサシンズプライド」第2話
公開試合編。

OP映像が今回から解禁。
ukiが絵コンテ・演出・デザインを担当(演出は相浦和也監督と共同)。
昔のシャフトアニメのOP、より正確に言うと尾石達也が演出したOPアニメっぽいクールでスタイリッシュな画作りがカッコよくって見応えのある仕上がりだった。

「星合の空」第2話
桂木眞己の志城南中学校ソフトテニス部入部編。

良質な王道少年スポーツものの導入編、といった感じの内容だったな。
ただし、前回ラストの「引き」が強烈すぎるので全くそれを素直に受け取れないけどな(苦笑)。

ともあれ、「運動神経、スポーツセンス抜群でクレバーな新入部員の加入によって実力もやる気もない弱小底辺クラブがようやく前進への一歩を踏み出す」という王道展開を、競技の基本的な動きの説明を交え、説得力のある緻密な作画で下支えしつつ描いていく作りが本当によく出来ていて面白かった。

あと、今回からED映像が解禁。
絵コンテ・演出・作画を江畑諒真が担当したダンスアニメで身体表現に長けた動かし屋の面目躍如といった感じの、登場人物たちそれぞれの個性が楽しく反映されたダンス作画が素晴らしかった。


2019/10/17 (木)

「俺を好きなのはお前だけかよ」第3話
ファーストエピソード、サンちゃんを中心にした修羅場騒動の決着編。

原友樹の一人原画回。

ラノベ原作ものでラブコメの当事者全員腹黒キャラというのはなかなかに斬新で面白かった。
また、みんな最後の一線は越えずに守ったことでキレイにハッピーエンドを迎える形に持っていっている話の収め方も上手かったな。

「BEASTARS」第2話
レゴシとハルの再会編。

繁殖力旺盛なウサギだからヤリマンなのか。

まさに最後に全てを浚っていくハルさんの下着姿は展開も絵面も前回のラスト以上に衝撃的なのが何よりも面白すぎてよかったな。


2019/10/16 (水)

「神田川JET GIRLS」第2話
浅草女子:波黄凛・蒼井ミサコンビVS.武蔵野女学館:紫集院かぐや・満腹黒丸コンビ野試合編。

前回のラスト、レース開始時の展開が「ヒロインのバディの尻が集中的に狙撃され、はいていた短パンが脱げる」というものだったのでレースそのものよりもエロス優先のイロモノ展開を予想していたのだが、本格的に試合がはじまると思いのほかキチンとした良いレースをしていて驚く。

競技と対戦相手の特徴の説明を入れつつ、ジェッター、シューター双方の戦いのポイントをしっかりと押さえて、最後まで勝負がもつれる拮抗した試合展開を作っている、レースシーンの組み立て方がとても上手くて面白かったな。


2019/10/15 (火)

「バビロン」第2話
平松絵見子の事情聴取編。

場の全てを飲み込んでいくような平松絵見子の存在感が凄まじい。

底知れなさ、得体の知れなさ、捉えどころのなさ、そして何もわからないのにこれだけはハッキリとわかる危うさの絶妙なブレンド具合が素晴らしくって圧倒される。

わかり易い強い言葉や、強い態度、ケレンミのあるエキセントリックな振る舞いなどはさせずにのらりくらりと正崎の追及をかわし続ける一連の応対を通して彼女の正体不明な不穏さだけを着実にボリュームアップさせていく手際が実に見事だったな。

巨乳で表情や仕草がイチイチエロくて、濃厚な濡れ場のイメージシーンまで用意されているんだけど、彼女が放つ妖しさと危うさの圧力があまりにも強烈で姉系巨乳キャラ好きの自分ですら「エロい」よりも「怖い」の方が先立ってしまい、ときめく余裕がなかったよ(苦笑)。


2019/10/14 (月)

「ライフル・イズ・ビューティフル」第1話
ビームライフル競技を題材にした部活もの系ユルカワ美少女コメディ。

千鳥高校射撃部再興編。

「ビームライフル競技」という題材はそれなりにマニアックで特徴的だが、キャラや話のノリは完全に「部活もの系ユルカワ美少女コメディ(萌え系4コマ原作もの)」のテンプレートそのもので、そのあまりにもプレーンすぎる内容に逆に大変驚いた。
「教科書通りとはまさにこのこと」といった感じの展開にひたすら終始する作りなので「俺を好きなのはお前だけかよ」の初回みたいなどんでん返しがどこかでくるんじゃないかと、観ていて妙にハラハラしたよ(苦笑)。

「Fairy gone フェアリーゴーン」第14話
ヴェロニカのレイ・ドーン襲撃テロ編。

前回のマーリヤとヴェロニカの幼女時代のほの百合絡みもよかったが、それを踏まえた上での今回の、マーリヤのヴェロニカへの押し倒し説得もなかなかにアツい友情/百合展開でよろしかったな。

「ヴィンランド・サガ」第14話
アシェラッド兵団逃避行中の小規模集落略奪騒動編。

主人公は活躍どころか出番すらほとんどなく、物語全体の進行的にもさほど大きな影響のなさそうな話なのだが、内容の深刻度に合わせてか、普段以上に丁寧に作っているのがなかなかに誠実な作りで感心する。

唐突にして理不尽な暴力によって小さな集落のささやかな日常が蹂躙され、あっさりと終局を向える陰惨な話を丁寧に描写を積み重ねながらじっくりと、そして抑制の利いた演出で淡々と描いていく、重く、静かな緊張感に満ちた作りが大変よく出来ていた。

また、完全な被害者遺族なんだけど、被害者のキリスト教徒の農民たちから微妙に心理的な距離がある、万引き少女をゲストヒロイン(?)に据えることで話の視点の客観性を底上げしたり、描かれる「人の業」を最後により複雑に深化させたりしているのも上手くてなかなか面白かったな。

「BEM」第12話(最終回)
ベムの公開処刑当日編。

個々の問題の決着がけっこう山積み状態になっていたためにちょっと駆け足気味に話を畳んでいる感じもするが、最終回らしくヴィジュアルは充実していてアクション全般、ベガの変身シーン、ラストの橋の崩落など、画的な見どころが多いのは観ていて素直に楽しかったな。

あと、最後の決戦の場所が主人公たちの拠点であり、様々な「境界線」をテーマとして扱ったこの作品の象徴でもある、アッパーサイドとアウトサイドを繋ぐ「橋」なのもよかったな。
ラストバトルを盛り上げる舞台装置としても手堅く活用できていてその点なんかも上手かった。


2019/10/13 (日)

「ソード・アート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」第1話
「ソード・アート・オンライン アリシゼーション」の分割4クール後半戦。

前期シリーズのラストの後日談と、それから半年後のルーリッド村での廃人化したキリトと彼を支えるアリスの隠遁生活編。

「セントラル・カセドラル」での戦いのあとの顛末と、アリスの現状の紹介編といった感じの内容だったな。
ワリと地味目なシリーズ再開一発目の滑り出しだが、それなりに盛りだくさんな状況説明をテンポよく捌いていく作りで悪くはなかった。

にしても、「セントラル・カセドラル」での戦い全般も少年バトル漫画的だったが、「内部抗争が終わったら、かつての敵も味方(?)になって本来戦うべき相手に対して共同戦線を張ることになる」っていう展開もこれまた少年バトル漫画的だなあ。

「ぼくたちは勉強ができない!」第2話
あしゅみぃ先輩の家事代行サービス編と、真冬先生の徹夜編の二部構成。

Bパートの真冬先生の徹夜編は人気ナンバーワン・ヒロイン、満を持しての2話目から登場に相応しい、真冬先生貫禄の畳みかけるようなポンコツぶりが素晴らしくってまさに圧巻だったなあ(笑)。


2019/10/12 (土)

劇場用アニメ「映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説」を観る。
めぐみんの紅魔の里・帰郷編。

TVシリーズを正統進化させた、これはいい劇場版。

かなり画のクセの強い作品なので制作会社がTVシリーズから変更されたことには多少不安を感じていたのだが、完全に杞憂だったな。
TVシリーズと変わらない奔放にして過剰な表情・芝居・アクション・エフェクト作画を全編に渡ってたっぷりと堪能できて大満足。
細かい芝居と乳揺れに関しては劇場版らしくTVシリーズよりもさらに過剰にパワーアップしていてナイスであった。

話も紅魔族と「カズマのモテ期」という二大テーマをキッチリと消化した内容になっていて上手かったな。
ラスボス戦が二段構えになっている、後半のバトルパートの盛り盛りな構成も劇場版らしい豪勢な作りでよろしかった。
最後はウィズやバニルまでバトルに参戦してオールスターバトルめいた構図になるところもまた、劇場版っぽいサービスの利かせ方でなかなかに良い塩梅だったな。

ヒロインたちをはじめとする個々のキャラ描写や、随所にちりばめられたコントの数々ももちろん楽しく、キャラ押しのコメディとしても相変わらず面白かった。

課せられたテーマと新たに用意された設定はちゃんと使いきり、劇場版に相応しくゴージャスに仕上げつつ、作品の持ち味そのものは変えずに魅せる、最初に書いた通りTVシリーズの劇場版としては真っ当にして上々な内容でとてもよく出来ていた。


「Dr.STONE」第15話
御前試合の決着とサルファ剤の完成編。

ルリにサルファ剤を飲ませるAパートのラストカットがエロすぎてビビる(笑)。

ルリの病状が肺炎だとわかる瞬間の、まさに万感の想いがこもった千空の勝利の握り拳がアツすぎて観ていて思わず鳥肌が立った。

あと、その前の千空が一度スカしておいてから、さり気なく約束のコーラをゲンにあげるくだりもなかなかに粋な流れでよかったな。

「食戟のソーマ 神ノ皿」第1話
「食戟のソーマ」1年4ヶ月ぶりの第四期TVシリーズ。

連隊食戟2nd BOUT開幕編。

これまでの粗筋とかは特になく、連隊食戟の途中で終わった第三期からのそのまま続き。

尺的に厳しいのか、初回からもの凄いテンポでとばしまくりだったなあ。
また、いきなり食戟からはじまる展開のせいか、テンションも終始高めで圧倒される。

話のテンポの早さには少々面食らうところもあったが、そのスピード感とハイテンションなノリの相乗効果で話の熱量が矢鱈に高まっていて、結果的に遠月十傑同士の戦いが並走する今話の状況に上手くマッチしているのも面白かった。

「歌舞伎町シャーロック」第1話
現代日本の新宿区歌舞伎町と似て非なる架空の町・新宿區歌舞伎町を舞台にした、ミステリー群像劇。

偽「切り裂きジャック」事件編。

緻密な映像で凝った世界観を丁寧に作り上げていてよく出来ている。

ただ、変わったことをやろうとしている意気込みはヒシヒシと伝わってくるのだが、その意気込みやかけられた労力に見合った効果がキチンと得られるか、というと微妙な感じだったなあ。
「滑っている」とまでは言わないが、用意された仕掛けや変化や拘りが素直に「面白い」と言えるほど際立ったものにもなっていないのでいま一つパッとしない印象だった。


2019/10/11 (金)

「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」第1話、第2話
「ガンダムビルド」シリーズ1年ぶりの新作。
「ガンダムビルド」シリーズ4作目の長編シリーズにして「ガンダムビルドダイバーズ」のラストから2年後の世界を描く「ガンダムビルドダイバーズ」の直系続編。

主人公たちの出会いと「謎の隠しミッション」参戦編。

主人公が高校生のクール系キャラだったり、序盤から「謎を巡る話」で引っ張る展開だったりするところが今回の新機軸といった感じのところかな。

正直、その辺の良し悪しは1話、2話を観た段階ではまだ何とも言えない感じなのだが、MS戦、メカアクションの充実ぶりは今回も健在で相変わらず見応えのある仕上がりだった。

「アズールレーン」第2話
レッドアクシズによるアズールレーン別働艦隊奇襲作戦編。

隙あらばヒロインたちをエロいアングルからせめる/ヒロインたちをエロい目に遭わすサービスショットが全編に横溢した作りが大変素晴らしくって眼福だった。

「アサシンズプライド」第1話
正体は暗殺者の家庭教師が教え子にして暗殺対象の令嬢を鍛え・守るために暗躍するファンタジーアクションサスペンス。

主人公・クーファ=ヴァンピールのメリダ=アンジェル専任家庭教師就任編。

主人公自身が殺されるかもしれないリスクを背負ってまでヒロインに肩入れする動機が弱かったり、敵も味方もヒロインも全てを騙す策謀劇のワリには緊迫感がまるでなかったりと、ストーリー・演出面には冴えないところが目立ったが、端整にして美麗なキャラ作画、キレのよいアクション作画はなかなかに上々で眺めるぶんにはそれなりに楽しんで観られる内容だった。

「ノー・ガンズ・ライフ」第1話
「拡張者」と呼ばれるサイボーグが社会に広く浸透した世界を舞台にしたSFハードボイルドアクション。

拡張体遠隔操作装置「ハルモニエ」を移植された少年・荒吐鉄朗からの依頼編。

ジャンルの世界観・雰囲気を愉しむアニメとしては100点満点をあげてもいいくらい、最初から最後まで完成度が高くてよく出来ていた。
主人公の活劇シーンがほとんどないのは少々食い足りないところではあったが、主人公のキャラの魅力を中心にした構成がなかなかに上手くいっていて、完璧な仕上がり具合の主人公のハードボイルドぶりが素晴らしかった。

「星合の空」第1話
廃部寸前の男子中学ソフトテニス部を舞台にした青春群像劇。

主人公・桂木眞己の志城南中学転入と、男子中学ソフトテニス部リストラ問題発生編。

赤根和樹監督約10年ぶりのTVアニメ。

登場人物のほとんどがエゴイスティックで、学内・学外大小様々なネガティブな事情が幾重にも重なり合う、いまのアニメの流行の逆をいくような、ストレスフルな構造がなかなかにアクの強い口当たりだったなあ。

キャラの描き分けは少し厳しい感じだが、話の内容と対になるような(話の濃さを緩和させるような)シンプルで爽やかなキャラクターデザインもセンスがよくって好印象。

また、映像全体の作り込みもなかなかのもので、アクション、芝居、レイアウトなど、作画的な見どころが目白押しなのも見応えのある仕上がりだった。


2019/10/10 (木)

「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」第1話
ビブリオマニアの女子大学生が主人公の異世界転生もの。

主人公・本須麗乃→マイン転生編。

絵面や話の展開はとにかく地味だが、丁寧な運びと地に足のついた描写で上手に設定や状況を掘り下げていく話の転がし方が巧かった。

また、何気に久しぶりに完全新規の作品で主演を務める井口裕香の主演アニメとしてもなかなかの聴き応えだったなあ。
「見た目は子供、頭脳は大人」なヒロインを大人演技と幼女演技で演じ分けながら1話丸々出ずっぱりで喋り倒す井口裕香劇場ぶりが大したものでその点なんかもよろしかった。

「俺を好きなのはお前だけかよ」第2話
サンちゃんの告白編。

人間関係の相関図が複雑な一方通行連鎖の地獄絵図みたいになったところで当事者を一カ所に集め、修羅場になるしかないような状況に作ったところで終わる「引き」の強いラストの、主人公の詰め方・緊張感の高まり具合がなかなかの極まりようで面白かった。

「旗揚!けものみち」第2話
ペットショップ設立のための、資金稼ぎクエスト乱発編。

クライマックスの源蔵とオークキングのプロレスシーンの、濃厚な肉弾戦作画がなかなかの力の入りようで見応えのある仕上がりだった。

「BEASTARS」第1話
獣人の肉食獣と草食獣が共存する世界を舞台にした、青春学園サスペンス群像劇。

アルパカの少年・テムの食殺事件発生編。

児童向け作品では定番中の定番だが、青年向け・オタク向け作品では珍しい動物擬人化もの。

獣人ものらしい異種族間の共生問題に、今日的な学内階級問題が重なる、重量感のあるドラマがなかなかの見応えだったなあ。
また、その内容を支える緻密なヴィジュアルと、不穏な雰囲気を煽りまくりな語り口も初回から静かに緊張感の漲る作りで面白かった。


2019/10/09 (水)

「神田川JET GIRLS」第1話
操縦者と狙撃手のツーマンセルの水上バイクによるシューティングモータースポーツ「ジェットレーサー」を題材にした美少女お色気バトルもの。

主人公・波黄凛の上京編。

スポーツものというよりお色気バトルものと思った方がよさそうな感じだな。

正直、作画の仕上がりは粗いんだけど、ヒロインたちのかわいらしさや無防備なエロスはキッチリと押さえられていてヒロインたちが大変魅力的に描かれているのが好印象。

あと、「尻を集中的に狙う狙撃シーン」で引くラストも、いい感じに狂っていて面白かった(笑)。

「七つの大罪 神々の逆鱗」第1話
「七つの大罪」の1年3ヶ月ぶりの長編TVシリーズ第3弾。

旅人誘拐魔神族討伐ミッション編。

新作を作るたびに監督とシリーズ構成が変わることでお馴染みの作品だったが、今回はついに音楽・声優以外は制作会社・放送局・映像ソフトメーカーも含めて丸ごと総取っ替え。

初回だからか、目立った画の崩れとかはなかったけど、アクションシーンをはじめ、画作りがA-1 Pictures制作時代に比べてあからさまに安くなっていて「格落ち」感がハンパない。
西澤晋監督、マーヴィージャック制作協力のクレジットから察するに制作元請けはスタジオディーンになっているけど、下請けのマーヴィージャックにほぼ丸投げみたいな感じなんだろうなあ。
A-1 Pictures制作時代はハイクオリティ志向の強い作風で大事に作られていた感じがしていただけに扱われ方や、仕上がり具合のギャップが大きく、観ていてちょっと厳しかった。


2019/10/08 (火)

「バビロン」第1話
東京地検特捜部の検事が主人公のサスペンスミステリー。

製薬会社・日本スピリの不正事件→与党幹事長・野丸龍一郎疑獄事件(?)編。

全編に満ちる静な緊張感と、有能検事が主人公の事件ものらしいテキパキと話が進むテンポのよい構成が好印象。

また、地に足がついた語り口のなかで映える、要所のホラー展開の立て方も上手くてなかなかよろしかった。

「私、能力は平均値でって言ったよね!」第1話

異世界転生無双もの×ユルカワ美少女学園コメディといった感じの異世界ファンタジーコメディ。

主人公・マイルのハンター養成学校入学前夜編。

「異世界転生無双もの」と「きららアニメ系のユルカワ美少女学園コメディ」の合わせ技っていうコンセプトがそれほど奇抜な発想ではないけれど、確かにあまり観たことのないネタでそれなりに新鮮だった。

あと、初回だけかもしれないがキャラ作画が矢鱈に端整で丁寧なのがよかったな。

「ありふれた職業で世界最強」第13話(最終回)
ハジメとクラスメイト(勇者パーティ)の再会と、カトレアとの対決編。

香織さんが主人公ハーレムに加入したところで切りよく終了→エンドカードで第二期に続くよ告知。

「クラスの底辺から『世界最強』に成り上がった主人公がかつてのクラスメイトたちの前で下剋上を果たす」という視聴者がこの物語にずっと期待していたことを最後に遂にやりとげた、まさに満を持しての展開がよかったな。

初回を見終えたときは「(初回の)話のペースから次回のラストあたりでクラスメイトたちと合流するんだろうな」と思っていたので、その予想を大きく裏切る、最終回・13話目でのこの展開というのもけっこう感慨深いものがあった。

ただ、最後にみんなが見たかった(であろう)話をやって終わるストーリー構成はよかったのだが、画的にはアクションが単調でイマイチ振るわぬ感じなのがちょっと残念だったなあ。
主人公が2丁拳銃で敵を一方的に掃討していく展開にほぼ終始した内容で変化もサービスも乏しい作りが少し冴えない仕上がりだった。

「ブラッククローバー」第104話
マグナ&バネッサ+アスタVS.エルフ化ラック編。

前半のマグナ&バネッサがコンビネーションでエルフ化ラックを追い詰めるくだりと、後半のアスタVS.エルフ化ラックの高速戦闘シーンのアクション&エフェクト作画がどちらもなかなかに凝った作りで良い出来だった。


2019/10/07 (月)

「Fairy gone フェアリーゴーン」第13話
レイ・ドーンの幼少期からレイ・ドーンの軍勢によって滅ぼされるまでの妖精郷スーナの過去の顛末編。

三ヶ月の充電期間を挟んでシリーズ再開。

分割2クール後半戦一発目だからかキャラ修正が全体的によく行き届いていて端整な仕上がりだったなあ。

ロリコンじゃないけど、ロリ時代のマーリヤちゃんがいい感じにほっぺが丸くて何か矢鱈にかわいかった。

「ヴィンランド・サガ」第13話
アシェラッドの出自と野望の開示編。

2クール目に突入してようやく話が面白くなってきた。

話の焦点が上手く絞りきれていなくて漠然とした感じのまま状況に流されるように話が進んでいくところが観ていてかなり気になっていたので、アシェラッドが自身の野望を具体的に語り、今後の方針が明確になったのはいま一つ不明瞭だった話の見通しが一気に拓けた感じがして非常に良い塩梅だったな。


2019/10/06 (日)

「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」第1話
「Fate/stay night」のスピンオフRPG原作のSFファンタジーバトルもの。
今回のTVシリーズでは膨大な原作シリーズのうち、第1部の第7章を抜粋してアニメ化。

古代メソポタミアへのレイシフト編。

ライオンっぽいヤツ大虐殺アニメだった。

いきなり第7章からはじまるところからして「お察し下さい」って感じなんだろうけど、これまでの経緯の説明も、主人公たちの目的が何なのか(何のために戦っているのか)の説明も禄にないまま話が進む、「一見様お断り」な割り切り方が凄かったな。

思いっきり物語の途中からはじまるので話には入っていきづらかったが、アクションシーンの、荒野の広い空間を意識させるような奥行きのある画作りは劇場用アニメみたいなスケール感があってとても見応えのある仕上がりだった。
あと、女キャラのアクションシーンでは要所要所に尻を強調した構図が多く見受けられるのもなかなかに眼福でよかったな。

「ぼくたちは勉強ができない!」第1話
三ヶ月間の充電期間を挟んで再開した「ぼくたちは勉強ができない」の第二期シリーズ(分割2クール後半戦)。

緒方理珠のE判定とGカップ編と、予備校合宿所お風呂トラブル編の二部構成。

おっぱいに、お風呂にとわかり易い最初のツカミが好印象。
実質分割2クールの後半戦なので当然なのかもしれないが、前期と同様に相変わらず手堅い作りで面白かった。


2019/10/05 (土)

劇場用アニメ「ONE PIECE STAMPEDE」を観る。
「ONE PIECE」の劇場版第14作。
今回は原作者・尾田栄一郎が製作総指揮/総合プロデューサーを務めていないのでタイトルに「ONE PIECE FILM」がついてないのね。

「“鬼”の跡目」ダグラス・バレットと「祭り屋」ブエナ・フェスタによる最強&「海賊王」ゴールド・ロジャー超えチャレンジに世界中の海賊と海軍が巻き込まれるというお話。

「プリキュアオールスターDX」三部作の大塚隆史監督らしいオールスターバトルもの。

キャラも、バトルも盛りだくさん、「STAMPEDE」の副題通りの過熱気味な狂騒に終始したフリキレ具合がなかなか大したものだった。
テンションが高くて、ケレンミたっぷりで、スケールの大きいバトルシーンが中盤あたりから延々と続くところなんかは「ドラゴンボール超 ブロリー」っぽかったな。
(あっちはタイマン三本勝負で、こっちは乱戦と1対多数の勝負だけど)

海軍が介入してきて二正面作戦的な状態になる中盤以降は状況が完全にトッチラかってしっちゃかめっちゃかだし、後半、敵をバカでかくしすぎたせいで人間大の主人公たちと上手く絡ませられなくなっている(戦わせられなくなっている)しで、探せば粗はいくらでも出てきそうな感じだが、そんな細かいことはどうでもよくなるくらいひたすらパワフルで賑やかな画面の激流が圧倒的で押し流される。

おっさんが観るには元気がよすぎてちょっとしんどいところもあるが、ジャンプ漫画らしいバトルと、TVアニメの劇場版らしいイベント性(お祭り感)をストレートに極め抜いたような作品で面白く、大変満足度が高かった。

あと、オールスターバトルものとしての面白さ以外のところではゲストキャラのブエナ・フェスタの狂気、特に自身の野望を独り悦に入って謳うくだりはユースケ・サンタマリアの熱演も相まって印象的だったなあ。
本線のバトルに負けないインパクト、キャラの魅力がちゃんとあって、バトルの外から狂騒を煽り、よりいっそう盛り上げてくる、戦いの矢面には立たない黒子に徹しつつも存在感の大きいキャラの立て方が上手くてとてもよろしかった。


「Dr.STONE」第14話
御前試合編、続き。

単純な腕力と卑劣な手段で勝ち上がってくるマグマに、専門は頭脳労働の主人公たちがより高度な悪知恵と、チームワークと、根性で勝利する、逆転のカタルシスがなかなかのもので素晴らしかったな。

主人公サイドの勝ち筋があと少しのところで潰える展開が何度も続いたり、間にコメディリリーフの銀狼の自滅を挟んだり、クライマックスには科学王国陣営から一時離脱をしていたゲンが合流・参戦してきたりと、波瀾に満ち、起伏に富んだストーリー構成もよく出来ていて面白かった。

「GRANBLUE FANTASY The Animation Season2」第1話
「GRANBLUE FANTASY」の約2年ぶりの第二期シリーズ。

エルステ帝国の秘密の星晶獣実験施設探索ミッション編。

物語は第一期シリーズからの続きみたいだが、声優陣と音楽以外の制作スタッフは制作会社ごと総取っ替え。

とても丁寧に作られているが、キャラデザをはじめとする画作り全般が第一期シリーズよりも整理され、あっさりとした感じになり、第一期シリーズからは濃厚に漂った「大作RPG」感はなくなったな。

初回のツカミに恵体が素晴らしいドラフのアリーザさんをゲストに出したのはナイスなアイデアというしかない。
どのカットも主張の強い爆乳が眼福すぎて堪らんかった。


2019/10/04 (金)

「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」第1話
タイトル通り、7人の超人高校生たちが主人公の異世界転生無双もの。

7人の超人高校生たちの異世界転移編。

異世界で無双する主人公が一人ではなくチームなのがこの作品ならではの特色という感じ。

超人高校生、異世界転生といったメインの設定はよくある感じ&タイトル通りヌルくてイマイチパッとしなかったが、素性不明な行き倒れにいきなり口移しでスープを馳走するドスケベ巨乳エルフはドスケベでかなりよかったな。

「アズールレーン」第1話
戦艦擬人化美少女がメインモチーフの海戦バトルファンタジー。

レッドアクシズのアズールレーン新基地襲撃編。

「艦これ」そのまんますぎる「艦これ」の後追い作品というのは知っていたが、本当にキャラのデザインコンセプトが呆れるくらい「艦これ」そのまんまなんだなあ(苦笑)。

ソーシャルゲーム原作ものらしいたくさんの似たようなキャラが一挙に登場する展開は「誰が誰やら」という感じでついていくのが大変だったが、基本的な設定、話の状況はキチンと台詞で説明してくれるので内容はけっこう理解しやすかった。

初回の見どころとしては随所に観られる天衝監督作品らしいキレのあるアクション作画の数々と、キャラの巨乳率が高いところなんかが個人的に目を惹くものがあってよろしかったな。

「放課後さいころ倶楽部」第1話
タイトル通り、ボードゲームをメインテーマにした美少女青春学園コメディ。

迷子ごっこと、マラケシュ編。

ボードゲームで美少女たちがダラダラと駄弁りながらキャッキャッウフフするようなものを想像していたんだけど、コミュ障で根暗な主人公のキャラクターに引っ張られてか、思いのほか生真面目な内容で意表を突かれる。

妙に美麗なキャラデザイン&キャラ作画が眼福だったな。
また、メガネっ娘委員長すぎるメガネっ娘委員長な大野さんが大変素敵でよろしかった。


2019/10/03 (木)

OVA「政宗くんのリベンジ」を地上波放送で観る。
原作コミック最終第10巻特装版に同梱されていたOADで、原作最終回の後日談。

原作最終回の後日談とのことで「一見様(原作未読の自分)にはついていけない内容になるのかも」と危惧していたのだが、アニメしか知らなくても概ね理解できる内容で安心したよ。

掌編の三本立てで突出したものはないけれど、そのぶんどれもTVシリーズと変わらない雰囲気の安定感のある仕上がりで楽しかった。
また、ファンサービス的なOVAらしく水着のサービスシーンが一応、ちゃんと押さえてあるところなんかも好印象だったなあ。


「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」第26話(最終回)
巫女の儀式編、続き。

地球に接近するデラ=グラントを太古に送ることで地球(の人類)は救われたかもしれないけれど、送り込まれたデラ=グラントの方は結局滅んでいるように見える結末に困惑。

ゲームに疎い自分でも知っているタイトルなので「いまはよくわからないけどいずれ面白くなるんだろうな」と思いながら観ていたのだが、ついに最後まで何が面白いのかよくわからないまま終わったな。

いろいろと気になることはたくさんあるが、用意されるイベント事をひたすら場当たり的に処理するだけでシリーズを通して語りたいこと、描きたいものが最後まで全くもって見えてこないのが観ていて一番ツラかった。

「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」第1話
タイトル通り、チート的なスキルのある強キャラのくせに慎重すぎる勇者が主人公の異世界転生ファンタジーネタコメディ。

新米女神リスタルテよる難度S世界・ゲアブランデ攻略用勇者・竜宮院聖哉召喚編。

打算丸出しでお調子ものな女神の七転八倒ぶりを奔放な作画で描く作りが何だかとても「この素晴らしい世界に祝福を!」っぽかったな。

元気がよくてコミカルなキャラ作画と、表情豊かすぎてテンションの波も激しいカロリーの高い役を久しぶりに演じる豊崎愛生の熱演ぶりが楽しかった。
あと、女神も悪魔も女キャラがみんなおっぱいデカいのも眼福でよかったな。

「俺を好きなのはお前だけかよ」第1話
「ラノベテンプレラブコメの主人公」の男友達ポジションのキャラが主人公の学園ラブコメ。

コスモス先輩とひまわりからの二日連続告白編。

どう見ても劇中で一番かわいい、三つ編みメガネのメガネっ娘すぎるメガネっ娘がハズレくじ扱いされているのには困惑するしかないのだが、まさかの裏切り展開の天丼に、本性解放してからの主人公の清々しいまでのゲスッぷりといった話の構成や設定・キャラのヒネリ具合、ふんだんに用意されたフックの仕掛け方はなかなかのもので面白かったな。

あと、初回だけかもしれないけれど、キャラ作画も矢鱈に美麗な仕上がりでその点なんかもよろしかった。

「旗揚!けものみち」第1話
ケモナーのプロレスラーが勇者として異世界召喚される、異世界転生ファンタジーネタコメディ。

「ケモナーマスク」柴田源蔵の異世界召喚編。

ジャーマンスープレックスをキメられて高貴な尻を丸出しにされる姫様のあられもない姿があられもない姿すぎて興奮した。

異世界もののフォーマットにプロレスとケモナーという謎の組み合わせをブレンドする奇抜な発想をちゃんとモノにしている(コメディのネタとして使いこなしている)のが素晴らしい。
獣人が存在し、未知の動物もたくさんいる異世界で、水を得た魚のように自身の属性を解放し、暴走する主人公の変態ぶりがひたすらに愉快で面白かった。

「キャロル&チューズデイ」第24話(最終回)
年越し・反分断ゲリラライブ当日=「奇跡の7分間」編。

話はけっこうユルユル甘々なんだけど、「奇跡の7分間」の圧巻のライブシーンの力で最後は見事に押し切ったな。

ヴァレリーがスペンサーの説得に応じたところで「分断へと向かう社会にブレーキをかける」という主人公たちの目的はほぼ達成されているのを視聴者である自分は既に知っているんだけど、それでもあのライブこそが火星の運命を変えた「奇跡の7分間」だった、と思えるくらいライブシーンの映像・楽曲の説得力が凄まじくって圧倒される。

もうこれ以上は何を語っても野暮になるので「奇跡の7分間」のライブ終了をもってスパッと終わる果断に富んだ構成、大きな昂揚感に包まれたまま幕を引くラストも素晴らしかったな。

AI作曲の楽曲が支配する音楽シーン、今日的なテーマの移民排斥による社会分断の危機といったSF設定や重いテーマは充分に扱いきれているとは言い難く、シリーズ全体としては不完全燃焼感もあるんだけど、この結末を観たらもう満足、「何も言うことはありません」ってところに気持ちが押し流されてしまう、クライマックスの展開のある種の剛腕ぶりが凄かった。


2019/10/02 (水)


2019/10/01 (火)

「コップクラフト」第12話(最終回)
市長選挙立候補者連続殺人事件編の決着編。

元海兵隊の暗殺者の素性が結局、よくわからないことを除けば概ね事態をキレイにおさめ、シリーズ全体の仇敵であるゼラーダとの因縁にも決着をつけて無難な感じに一区切り。

悪くはないんだけど、絶対絶命の窮地からの逆転劇にラストの武器交換くらいしかアイデア・工夫がなく、演出も全体的に淡白なのでいま一つ気分が盛り上がらない。

最終回らしく力の入った総じて端正なキャラ作画、(定型のイントロダクションがないのは少し寂しいが)OPのタイトルアニメで〆るラストはよかったな。

「ブラッククローバー」第103話
ハージ村の戦い編、続き。

今回からOP/EDがリニューアル。
OPは、ノエルの活躍シーンくらいしかアクションで魅せるところがなくてあまり動かないのだが、キメキメな画の釣瓶打ちみたいな構成がカッコよくってナイスだったな。

EDはアート系アニメーション作家の有吉達宏によるもの。
作品の内容にあまりあっていなくてちょっと良いとは思えないけど、意外すぎて謎すぎる人選には驚いた。