2018年
09月

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2018/09/30 (日)

「ゆらぎ荘の幽奈さん」第12話(最終回)
夏休み、呑子さんの貸し別荘バカンス編。

最後に幽奈のアイデンティティにまつわる話をやって無難に一区切り。

ラストが半分呑子さん当番回なのが俺得だったな。
あと、呑子さんがビーチでビールを飲むシーンの身体の動きに合わせた乳揺れが細かくてちょっと目を惹いた。

「PERSONA5 the Animation」第26話
レギュラー放送終了回。
雨宮蓮の逮捕→取り調べ編。

レギュラー放送終了の滑り込みで第二期OPの映像が完成。
石浜真史監督らしいスタイリッシュなヴィジュアルで眼福だった。

また、今回は本編の方も初回以来の石浜真史監督コンテ・演出回で全編普段よりも格段に端正・美麗な画面がとても素晴らしかったなあ。

「はたらく細胞」第13話(最終回)
出血性ショック編・後編。

宿主の生命の危険=世界の終わりが迫る一大事のなか、赤血球さんが意外とタフな一面を見せ頑張る話で、大変な危急に際して遂に赤血球さんの主人公としての資質が際立つといういかにも最終回らしい展開を、この作品らしい手堅い作りで処理している、ラストもまた安定感のある仕上がりだった。


2018/09/29 (土)

劇場用アニメ「未来のミライ」を観る。

細田守監督の最新作。
妹が生まれたばかりの4歳男子が主人公のちょっと不思議な成長と家族の記録の物語。

子育てアニメに見せかけた、子供は(親の知らぬ体験を通して)勝手に育つ、という話だったなあ(苦笑)。

随所にちりばめられた4歳男子の心理・行動に対する洞察と観察に長けた描写の数々が実によく出来ていて感心する。

事前に自分の視界に入ってきた諸々の反応があまり芳しくないものが多かったため、もっと微妙なものを覚悟していたのだが、決してつまらなくはなかったし、眠たくなるような内容でもなかったな。

ただ、笑いも感動もそこそこのレベルでまとまっているし、唸るような映像やストーリー展開があるワケでもないし、4歳男子も子育て家族もオタク(自分)にはイマイチ興味の無い話なので刺さるモノがあまりないのも確か。
つまらなくも、出来が悪いワケでもないが感想を書くのが難しい(取り立てて書くことがあまり見出せない)作品ではあったかな。


「BEATLESS」第23話、第24話(最終回)
アラトとレイシアのヒギンズ格納地下施設殴り込み編、決着編。

ラストの(出自不明な)レイシア帰還の考えオチがいくらでも思索のネタにできそうな、なかなかに深い意味合いが込められていて面白かった。

レイシア級hIEたちの熾烈なサバイバルバトルに、超高度A.Iという「道具」と人類のこれからの共存の形を描く、充分な盛り上がりとキレイなまとめがソツの無い構成もよかったな。

ただ、それ故に23話後半からの作画の失調ぶりは痛かった。
3ヶ月近くも休みがあったのに最大のウィークポイントの作画の弱さが全く改善されていないのにはホントにガッカリしてしまったよ。

シリーズ全体についての話になってしまうが、ただでさえかなりハードなSFテーマ&世界観とキャラクターの派手なヴィジュアルのバランスが難しい作品なのに、作画がそこのすり合わせが上手くいく、いかない以前の破綻ぶりで話にならない感じなのはツラかった。
内容と絵面のミスマッチを上手く処理する形でアニメ化されていたら大変な傑作になっていたかもしれない予感は感じるだけに観ていて何とも残念だったな。

「ハイスコアガール」第12話(最終回)
大野さんの家出、続き、ハルオと大野さんの外泊編と、日高さんの告白編。

「あのね商法」の好例として後世に語り継がれるレベルの一点の曇りもない見事な「あのね商法」にただただ驚愕してしまう。

シチュエーションに反して色気のない展開になる、…と見せかけて大野さんが要所要所で微かに色気を醸し出してくる、そのバランスが絶妙なホテルで外泊展開の素晴らしさとか、全部吹っ飛ぶラストだったな(苦笑)。

「ハッピーシュガーライフ」第12話(最終回)
さとうとしおの駆け落ち決行編。

心中の土壇場でさとうに梯子を外されて独り生き残ったしおが家族との再出発を拒否して心の裡のさとうの幻影を追い求めるだけの人生を選択するラストは、いかにも自己陶酔的な上、依存心の強い人間ばかりが出てくるこの作品らしい決着点だったなあ、という印象。
それが良いとも、面白いとも思わないが作品の美意識にブレがない筋の通ったラストではあったと思う。

「ぐらんぶる」第12話(最終回)
沖縄編・完結編。

伊織ハブられダイビング編とオートリ編の二部構成で「ダイビング」と「酒盛り」という作品の二大テーマを手堅くフォローした内容だった。

最終回だからか、女子キャラの作監修正とダイビングシーンの海の背景美術に力が入っていてなかなかに良い仕上がりだったな。

「僕のヒーローアカデミア(第三期シリーズ)」第63話
第三期シリーズ最終回。
1年A組VS.通形ミリオ編。

第四期に続くよEND。

出久と爆豪の衝突話の次に、新キャラ登場展開をやって続編シリーズに「続く」で終わる、第二期終盤と全く同じパターンのとりあえずの幕引きだったな。

ひょっとして毎回強い「引き」を残して終わる作りは海外のTVドラマシリーズを意識しているのかな?とちょっと思った。
だとすると、(少し気の早い話だが、)第四期は学園祭編までやって最後はホークスが出てくる話で終わるって形になるのかな?


2018/09/28 (金)

「BEATLESS」第21話、第22話
「BEATLESS Final Stage」と銘打った特番枠でレギュラー放送でこぼした最終4話を約三ヶ月のブランクを経て二夜連続一挙放送。

アラトとレイシアのヒギンズ格納地下施設殴り込み編、続き。

レギュラー放送終了から三ヶ月も経っているので話の展開や細かい設定はほぼ忘れかけているんだけど、こういう時にこそ必要な総集編が今回はないんだな(苦笑)。

ただ、それでも複数のキャラクターや陣営の思惑が入り乱れて展開されるそれぞれの駆け引きはなかなかによく練られていて面白く、それなりに楽しんで観ることができたけど。

「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第12話(最終回)
ひかりの「運命の舞台」、愛城華恋VS.神楽ひかり編。

華恋×ひかりEND。

舞台版の第二弾に続く、という話だったのでもっと中途半端な、「引き」の強いラストになると思っていたんだけど、アニメ版はアニメ版でキッチリと決着をつけて終わったのがちょっと意外。

1話丸々華恋とひかりの関係性に集中した内容でストレートに語るべきもの、描くべきことを過不足無くやり切った堂々たる仕上がりに大満足。

また、華恋が奈落に飛び込むところから変身BANKに繋がる流れ、「アタシ再生産」の電飾装置からの「舞台装置 約束タワーブリッジ」の大仕掛け、津田健次郎の迫真の怪演といったこの作品らしいケレンミのある演出の畳みかけもよくキマっていて素晴らしかった。


2018/09/27 (木)

「重神機パンドーラ」第26話(最終回)
ジークとの最終決戦編。

レオンの意識をこちら側に繋ぎ止める役はジェイさんじゃなくてそこは普通にクロエでいいだろ(笑)。

ようやくスタッフが本気になったって感じのジーク及び巨大B.R.A.Iとのメカバトルアクションはキレ味も、迫力も満点で最終回に相応しく見応えのある仕上がりだった。

また、クライマックスの絆パワー発動シーンに「家族契約」を持ってくるところもベタだけど好かったな。

シリーズ全体としては古臭くて、正直パッとしない印象だったが、最終回のまとめ方はポイントが上手く押さえられていてなかなかに悪くはない内容だった。

「Free! -Dive to the Future-」第12話(最終回)
全日本選抜編。

今回やっとまともな出番があった(といっても台詞はない)日本一位の人とか、この間出てきた世界一位の人とか、とても残りの尺で扱いきれる感じではなったので「続く」で終わるんだろうな、と思ってはいたが、まさか「2020年の東京オリンピック」に合わせる形(?)で「続く」とは思わなかったので驚いた

「アンゴルモア元寇合戦記」第12話(最終回)
金田城陥落後の潰走編。

輝日姫は最後まで色ボケ足手まといだし、朽井迅三郎がモンゴル軍の副元帥を倒したあと、包囲していたモンゴル軍の軍勢が道を開ける展開には説得力がない(朽井が迂闊に手出しが出来ないほどの脅威には見えないので話のご都合に見えてしまう)し、ラストも「俺たちの元寇はまだはじまったばかりだぜ」ENDでスッキリしないしで、観ていていま一つノレなかったな。

シリーズ全体的にも「元寇合戦記」なんてタイトルだからもっとストレートな戦争・軍略ものを想像していたんだけど、実際は「人の形をした理不尽な災厄からの逃避行」を描いたゾンビ映画みたいなノリでコレジャナイ感が強かった。

「STEINS;GATE Ø」第23話(最終回)
「オペレーション・アークライト」完遂編。

全23話なんて中途半端な話数だな、と思っていたが、旧作の最終24話に繋がる形になっているからか、よく考えられているな。

BAD ENDルートからのリカバーを描いたifストーリーかと思っていたら、「まゆりが心が折れた岡部に平手をかますくだり」の裏側・そこに至るまでの話を描いたタイトル通りのエピソード・ゼロだったことがわかる、クライマックスのどんでん返し、この作品自体がこの物語の逆転のキーワードになっている「世界を騙せ」に引っかけた構造になっていることにシビれたよ。

そしてその仕掛けが明らかになるタイミング、物語が旧作に再接続されるタイミングで旧作のOP主題歌がかかる演出もメチャクチャアツくて最高だった。

また、ラストに「オペレーション・スクルド」のビデオメッセージの撮影現場と、BC18000年に飛ばされたまゆりと鈴羽を岡部が迎えに行く展開をケレンミたっぷりに描くことでクライマックス(「オペレーション・アークライト」の現場)に岡部がいないこととのバランスをとっているのも上手くてなかなかよかったな。


2018/09/26 (水)

「深夜!天才バカボン」第12話(最終回)
目ン玉つながりのお巡りさんの活躍回編。

目ン玉つながりのおまわりさんが欲望剥き出しの無茶な要求を突き付けてきて、それにバカボンのパパが斜め上の応え方をする、という黄金パターン

隙あらば映像の使い回しで尺と予算を稼ぐ作りもいつも通り

お馴染みのご本人登場タレントゲストが三人(?)もいてキティちゃん、YOSHIKI、片平なぎさと無闇に豪華なのは最終回らしかった。

あと、ニュースの再現VTR のような人型CGによるフルCGが斬新すぎる手抜きネタで観ていてメチャクチャ可笑しかったな


2018/09/25 (火)

「ヤマノススメ サードシーズン」第13話(最終回)
ひなたの誕生日編。

ラストも濃厚なあおい×ひなた回。

クライマックスのあおいとひなたの秘密の打ち明け話っこは、登山よりも圧倒的に百合アニメ要素の方が濃かったサードシーズンのラストに相応しいクライマックスだったなあ。

また、サードシーズンの前哨戦にあたるOVA「おもいでプレゼント」から続くあおいとひなたの百合推し展開を最後まで全うした幕引きでもあり一貫性のある構成だった。

ただ、一貫性のある構成ではあったと思うが、個人的にはこの作品では百合よりもタイトル通り登山の方を頑張って欲しかったなあ、というのが正直なところかな(苦笑)。
百合アニメはほかにもあるので、この作品にはこの作品にしかできないことにもっと集中して取り組んで貰いたかったよ。

「ガンダムビルドダイバーズ」第25話(最終回)
変異体レイドボスとの総力決戦→エピローグ・オフ会編。

前半のメカバトルシーンは最終回らしいお祭り的総力戦展開で質・量・サービス、いずれも充実度の高い内容が非常に見応えのある仕上がりだった。

また、エピローグがオフ会という展開も百鬼兄弟、ロンメルを除く主要ダイバーのリアルお披露目というサプライズがいいフックになっていて楽しく、なかなかに良いアイデアだった。


2018/09/24 (月)

「プラネット・ウィズ」第12話(最終回)
龍との最終決戦編・後編。

押し相撲と精神攻撃と対話といった感じなのであまり「巨大な力を持つラスボスとの血湧き肉躍るような最終決戦」という感じにならなかったのは物足りなかったが、これまでの話の流れ的には納得するしかない、主人公たちの様々な因果がいずれもキレイに収束していく素晴らしい幕引きだった。

シリーズ全体の話になるがシリーズ前半は「面白そうな企画書」を観ているみたいな感じであまりピンとこなかったものが、グランドパラディン壊滅後あたりから設定と個々のキャラクター性や関係性、そこから生じるドラマが徐々に上手く噛み合うようになってきて後半からラストにかけては立ち上がりの悪さからは想像もつかないくらい面白さが跳ね上がっていったのには驚いた。

また、設定量・話のスケール的に1クールに収めるには難しい内容なため、台詞による説明が矢鱈に多いのはやはり気になるのだが、「対立・恩讐を超えた許し」=「愛の進化」という複雑なテーマを1クールでキッチリと語りきっているのも見事という他になかったな。

「あそびあそばせ」第12話(最終回)
樋口先生の友達の赤ちゃん編と、華子のブラジャー会議編と、メルヘンヘル編と、紙のみぞ戦争編の四本立て。

最終回らしい(?)仕掛けはEDの映像に「最強の魔物」が追加されているくらいしかなく、本編は概ね普段通りな内容。

シリーズに対するメタ的な意味も読み取れる「これどうやったら終わるの…?」っていうモノローグの呟きから、さらっとEDに入ってそのまま普通に終わっていく、振り逃げみたいな終わり方が何気に上手くてよろしかった。

「銀魂.」第365話
銀時、高杉、虚の2年前の決戦後の顛末編。

キャラ作画の修正が珍しく行き届いていて「銀ノ魂篇」に入ってから一番なんじゃないかと思うくらい作画の出来がよろしかった。


2018/09/23 (日)

「HUGっと!プリキュア」第33話
ツインラブへのアンリ密着取材依頼編。

愛崎兄が完全にアンリの彼氏になっていてビビる(苦笑)。

アイドルとジェンダーレス男子に対する「世間の目」問題に、アンリへのクライアス社からの勧誘という複雑で重い展開が重なる中身の濃い内容を、内容に見合った凝った演出と端正な作画でしっかりと力を入れて作っているのが好印象。

また、「この内容を1話でよくまとめたな」と思っていたら、ラストにまさかの「引き」がある、話の引っ張り方というか、ウネリの作り方なんかも上手くてなかなかよろしかった。


2018/09/22 (土)

劇場用アニメ「劇場版 のんのんびより ばけーしょん」を観る。
「ばけーしょん」の副題通り主人公たちの沖縄(竹富島)旅行をテーマにした「のんのんびより」の劇場版。

TVシリーズもゆったりとした時間の見せ方が上手かったが、劇場版も時間の演出が上手かったな。
ラストのバカンスの終了に際して、劇中の夏海と同様にしっかりと寂しい気持ちになる、旅先に対する強い愛着が湧いてくるようになっている、体験・時間の共有が自然と意識できるような作りがよく出来ていて感心する。

また、このシリーズのもう一つの持ち味、緻密な背景美術の魅力も沖縄の原風景が多く残る竹富島を舞台に遺憾なく発揮されていて素晴らしかったな。

それに話の運びや、各キャラの見せ方、キャラ作画の安定感、全体のバランスのとり方なども手堅く、トータルクオリティの高さが冴えるなかなかの良作だった。


「ちおちゃんの通学路」第12話(最終回)
ちはるの宿題編と、ノーパン登校編の二本立て。

OPがSE付き、余った尺でアニメ化できなかった話の予告集、EDにNGシーン集と、最終回らしいスペシャルサービスをふんだんに盛り込みつつも、本編の内容は特別なことはやらずに普段通りという構成。

下手にいつもと違うことをやっても大抵滑ることになるので、この判断は正しかったと思う。
また、後半ヒロインズがノーパンになってから躁病的なノリになるBパートの「ノーパン登校編」→ラストの予告集→NGシーン集の畳みかけで高いテンションをキープしたまま駆け抜けるように終わっていく作りも上手くてなかなかよろしかった。

「ハイスコアガール」第11話
大野さんと日高さんの接触と、大野さんの家出編。

ラストのハルオが大野さんを見つけるくだりの、大野さんの表情の動き・見せ方が実に細やかで素晴らしい。
また、ハルオの大野さんに優しく自然に寄り添う感じも矢鱈にカッチョよくってシビレたわ。

「はるかなレシーブ」第12話(最終回)
全国大会沖縄予選決勝戦、はるかなペアVS.エクレアペア編、決着編。

紅愛の部屋着が胸元全開すぎ、おっぱい丸出しすぎなエロ衣装で興奮する。

あと、エピローグ・試合後の打ち上げが予定通りビーチでBBQという形になったことに従って、そのままビーチで遊ぶことになり、超自然な流れで試合後もヒロインたちが水着になる仕組みになっているのがよく出来ていて(笑)ちょっと感心してしまったよ。

内容全般的には前々回、前回に引き続き、はるかなペアVS.エクレアペアの試合シーンはしっかりと映像で語る大変力の入った作りで最終回も期待を裏切らない見応えのある仕上がりだったな。
ラストの応酬に至っては緊張感も素晴らしくってまさに固唾を飲んで事の顛末を見守ってしまったよ。

また、あかりちゃんも含むビーチバレー部全員+成美がみんな関与する形になっている同門対決問題をテーマにしたドラマも最終回に相応しい集大成的な形にキチンとなっているキレイなまとめでなかなかに良い塩梅だった。

「ぐらんぶる」第11話
沖縄編、続き。
買い出しと伊織の秘密の特訓編。

誘惑シーンの梓さんの力の入った表情作画とボリューミーなおっぱい作画がエロくて大変よろしかった。

あと、今回はEDに水樹奈々をモデルにしたキャラを演じる水樹奈々が、水樹奈々をモデルにしたキャラの持ち歌の水樹奈々の歌っぽい歌をレコード会社の枠を超えて歌う、というサプライズあり。
つーか、ここまで水樹奈々に寄せてくるのなら最早モドキキャラではなく、水樹奈々本人役でいいのでは?と思わずにはいられなかった(苦笑)。


2018/09/21 (金)

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」第12話(最終回)
魔王クレブスクルム復活編、続き。

前半のバトルアクション展開はディアブロとクレブスクルムの魔王対決で盛り上げ、後半のアリシアの話の決着では、引きこもりゲーマーだったかつての自分と同じように、狭い世界に閉じこもった世間知らずのくせに、世界に勝手に絶望しているアリシアに説教することでディアブロのこれまでのシリーズを通しての成長の跡を示し、ラストはハーレムエロサービス&三角関係ラブコメENDで〆る、最終回も相変わらずソツの無い作りだったなあ。

最終回の最後の最後でついにアリシアさんもエロ展開に参戦してきたのが、まさに満を持してといった感じで自分的にはポイントが高く、観ていてちょっと興奮した。

「すのはら荘の管理人さん」第12話(最終回)
こたつ編と、クリスマス編と、年越し編の三部構成。

この手の美少女日常もの系アニメの最終回としては最早定番といった感じの、クリスマスなどの年末イベントで盛り上げ、初詣による(気持ちの)仕切り直しをとりあえずの区切りにする、という構成。

最終回もこの作品らしい危なげのない手堅い作りで面白かった。

あと、こたつ編で最後に彩花さんの珍しいパンツルックが拝めたのもちょっと新鮮でよかったな。

「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第11話
神楽ひかりの消失編。

華恋を舞台に立つ喜び・幸せ・昂ぶりを無くした「死せる舞台少女」にしないために、落選した舞台少女たちからの「燃料」の収奪をせずに自らが犠牲になり、華恋の元から去る選択をしたひかりだったが、華恋にとっての舞台少女としての「燃料」は「ひかりとともに舞台に立つこと」だったため、結局華恋は「死せる舞台少女」と同じ状態になってしまうという皮肉な構図がなかなかのもの。

また、今回はラストのヒロインたちがひかりの元に向かう華恋を送り出すくだりも、それぞれが自らの「舞台少女」としての信条を語るシリーズの集大成的な展開がベタだけど静かに盛り上がる流れで好かったな。


2018/09/20 (木)

「Free! -Dive to the Future-」第11話
全国高校水泳競技大会編。

「映画 ハイ☆スピード!」での怜と旭の絡みなんて完全に忘れていたけど、旭が6年越し借りをここで(全国大会の大舞台の前で)返す流れはアツくてなかなかに良い因縁回収展開だったな。


2018/09/19 (水)

「オーバーロードIII」第11話
カルネ村と王国軍の武力衝突編。

「ゴブリン将軍の角笛」のくだりは逆転のカタルシスも然ることながら、ゴブリンの軍勢の異様な戦力の充実ぶりも可笑しくも痛快で楽しかった。

にしても、カルネ村のゴブリン兵たちはみんな気のいい奴らばかりなので彼らがここで退場しなくてよかったよ。

「ルパン三世 PART5」第24話(最終回)
ルパンの「SHAKEHANZ」社へのリベンジマッチ編。

これは素晴らしい大団円。

ルパンと不二子の関係性、アミについてのドラマとシリーズを通して軸となっていたテーマにキッチリと決着をつけつつも、アクションエンターテイメント、キャラクターものとしてのサービスもたっぷり盛り込む大盤振る舞いな内容に大満足。

また、「SHAKEHANZ」社への武力介入の争乱のなか、テンポよく一気呵成に話が進んでいく構成演出もよかったし、最後は重い話も、湿っぽい話もなしにしてこのタイトルらしく軽妙洒脱な雰囲気のまま幕を引く終わり方も完璧だった。


2018/09/18 (火)

「邪神ちゃんドロップキック」第11話(最終回)
ゆりねの風邪引き編と、お花見編と、邪神ちゃんの悪事発散編の三部構成。

「神保町哀歌」の結末通り、邪神ちゃんが風船で空に旅だって終わるユルユルEND(笑)。

ゆりねの風邪引き編はゆりねのキャラ作画全般に力が入っていてかわいかった。

あと、「神保町哀歌」の鈴木愛奈の歌い上げっぷりも見事で、鈴木愛奈怪演アニメの面目躍如という感じだったのもこのアニメの最終回に相応しくってよかったな。

「ヤマノススメ サードシーズン」第12話
瑞牆山・金峰山縦走編・後編。

仲直りはこれまでのストレス展開の引っ張り具合から考えると拍子抜けするほどあっさりとした感じだったが、ひなたが自身のヤキモチについて驚くほど素直に全部白状したのは潔くって好印象。

また、「山の上に二人きり」という解放感のあるシチュエーションが素直な言葉を紡がせた形に持っていって作品のメインモチーフの登山とドラマを結びつける、話のまとめ方もキレイでなかなかよかったな。

「ガンダムビルドダイバーズ」第24話
ビルドダイバーズ同盟軍VS.有志連合軍、決着編。

決着シーンの叫び顔はやりすぎな感じではあったが(苦笑)、後半1/3の西田亜沙子作監担当箇所の美麗修正が非常に眼福で素晴らしかった。

また、戦闘シーンのメカアクションもチャンピオンとのガチバトルに見合った力の入りようで大変見応えのある仕上がりだったな。

あと、今回はリクとオーガの二人がかりでも全く力の差が埋まらず、ラストの一撃以外は終始二人を圧倒し続けるチャンピオンがちゃんと「ガンプラチャンピオン」の称号に相応しい、説得力のある強さだったのもよかったな。


2018/09/17 (月)

「ISLAND」第12話(最終回)
久遠の秘密と全てのカラクリの開示編。

最終回も相変わらずの超圧縮展開で、話の筋を追うだけで精一杯という感じ。

まるで近所のコンビニにでも寄るような感覚で島に来て、勝手に人の家の中にあがりこみ、「この世界は同じ歴史を何万年にも渡って何回も繰り返している」とかいう電波をぶち上げる研究員のお姉さんの唐突な登場シーンが尺の都合とは言え、とんでもない力技っぷりで驚いた(笑)。

「プラネット・ウィズ」第11話
第三部最終章突入。
グランドパラディン、封印派との戦いから5年、龍との月面決戦編。

大人になった熊代さんが劇中第三のメガネっ娘になって俺歓喜。

あと、大学生時代、宗矢くんの部活の先輩だったことを笠に着て宗矢くんにマウントを強いるユリ熊コンビがエロすぎる。

内容全般的には今回はいい新章突入・大幅な時間経過によって変化した状況報告回で、各キャラの近況を観るだけでも楽しい作りだったなあ。

また、「許し」という大いなる愛をテーマにした龍に纏わる因縁、宗矢と銀子の家族のドラマの落としどころもこの作品らしいスケール感が上々でなかなかに良い塩梅だった。

「進撃の巨人 Season3」第46話
VS.レイス巨人編。

樋口真嗣コンテ(共同)回だからか、レイス巨人の侵攻、駐屯兵団の砲撃戦はまるで怪獣映画みたいな、大画面栄えしそうな迫力があって非常に見応えのある仕上がりだった。


2018/09/16 (日)

劇場用アニメ「ペンギン・ハイウェイ」を観る。
森見登美彦原作のペンギンとお姉さんの謎を巡るSFジュブナイルを、石田裕康監督・スタジオコロリド制作でアニメ化したもの。

これはいいオネショタアニメ。

アオヤマ君の小学生らしからぬ学究肌でクールなキャラクターも、気さくなお姉さん力の高い「お姉さん」のお姉さんぶりも、そしてその二人の掛け合いも素晴らしくってオネショタアニメとして極上レベルの内容だったな。

また、脇を固めるキャラクターも手堅くよく立っていたし、キャスティングの絶妙さ加減も含め、全体的にキャラ模様の充実ぶりが良好だった。

映像面に関してもスタジオコロリド制作らしい凝った仕上がりで飽きさせない作りだったなあ。

お姉さんに対するドキドキや、少年少女たちの秘密の研究と冒険のワクワクの雰囲気作りも上手くて王道ジュブナイルものとしても非常によく出来ていた。

後半、話の不穏さが増していき、スケールが大きくなっていくにつれてキャラや雰囲気のよさといった自分が愉しんでいた部分が後退していってしまったのは少し残念だったが、そこを差し引いても充分にお釣りが出るくらい諸々見どころの多い内容で観ていてとても面白かった。


「ゆらぎ荘の幽奈さん」第10話
狭霧の水着選び編と臨海学校編の二本立て。

今回初登場の浦方うらら役のM・A・Oのハイテンションな関西弁演技がなかなかのハジケっぷりでちょっとよかった。

「はたらく細胞」第11話
熱中症編。

上着を脱いだTシャツ姿で汗だくになる赤血球さんたちがエロくて大変よろしかった。

また、今回は観ているだけで暑くなりそうな画面の雰囲気作りもなかなかのものでよく出来ていた。


2018/09/15 (土)

劇場用アニメ「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~」を観る。
巨大人工移動都市「I・アイランド」を舞台にしたオールマイトのアメリカ留学時代の旧友/元バディとの再会と、レセプション会場ビル占拠テロ騒動編。

後半レセプションがはじまって以降、エンディングまでメガネを外したままのが本当に残念なのだが、そこまでは乳・尻・太もも全身むちむちパツパツなエロボディの金髪メガネっ娘ゲストヒロイン・メリッサさんがとにかく麗しくって素晴らしいメガネっ娘ヒロインアニメで眼福だったな。

個人的にはこれだけで充分元がとれた感はあるんだけど、内容全般的にもこのタイトルらしい群像アクションエンターテイメントとしてなかなかに手堅い作りで面白かった。

テロリストたちが主人公たちに対しては何故か人質を使った恫喝をしないのは謎だったが、各キャラクターの見せ場の割り振りも、魅せ方もソツなく上手てよく出来ている。

また、アクションシーンのヴィジュアルもこの作品らしく充実していてよろしかった。
「アクションシーンは全部見どころ」と言ってもいいくらいいずれも力が入っていたが、特にクライマックスの強化されたヴィランとの最終決戦はとりわけ圧巻だったなあ。
キレッキレッのアクション作画に、大画面栄えするスケール感たっぷりなレイアウトも迫力満点で最後の山場に相応しく非常に見応えのある仕上がりだった。


「ちおちゃんの通学路」第11話
ちおちゃんの夜更かし編と、まななっちおのワキガ疑惑問題編の二本立て。

きむら剛の絵コンテ・演出・作画監督・一人原画回。

全体的に濃いめキャラ作画が良好だった。
特にちおちゃんが制服のスカートを穿かずにおぱんつ丸出しでスッタモンダするくだりは尻作画への力の入れようが相当なもので眼福だったな。

「ハイスコアガール」第10話
ハルオたちの高校生活近況報告編。

日高さんが本格的に挌闘ゲーマーとしての才能を開花させ、小学生編以来の登場の土井くんがメダルゲームの才能を開花させる話だった(笑)。

髪型がロングになって見た目は大人っぽくなったが、ゲームでハルオを圧倒してハルオの気を引こうとする行動はちょっと子供っぽくなった日高さんがかわいかったな。

また、前々回終盤、前回と湿度の高い展開が続いたあとで、ここで一息つくかのように再びゲーオタ日常コメディ寄りの展開に戻る構成も緩急の付け方が上手くてなかなかよろしかった。

「はるかなレシーブ」第11話
全国大会沖縄予選決勝戦、はるかなペアVS.エクレアペア編、続き。

言葉による説明は極力せずに映像を中心にした構成で試合を語ろうとする意識が高い作りが好印象。

ちょっと単調だったり、淡々としすぎているように見えるところもあったが、最終的には試合進行の独特のリズム感に引き込まれ、紅愛の台詞通り「ずっとこのまま試合が続けばいい」と思わせるような没入感のある作りになっているのがよかったな。

「僕のヒーローアカデミア(第三期シリーズ)」第61話
デクVS爆豪、リベンジマッチ編。

おそらく今回が今シリーズ最後の山場だからか、まるで最終回のような気合いの入りようだったな。

キレ味のよいバトルアクションの連続に、身を切るような切実さが迸る岡本信彦の熱演ぶりも相まった、バトル展開全般はデクVS爆豪の因縁のリベンジマッチに相応しいボルテージの高まりようが大したものでなかなかに見応えのある仕上がりだった。


2018/09/14 (金)

「すのはら荘の管理人さん」第11話
椎名茉莉のすのはら荘襲来編。

かなりの強キャラのクレイジーサイコブラコン椎名姉も劇中最強にして人外レベルの彩花さんの、蠱惑的で底なしな包容力(とおっぱい)の前では完全に形無し。
何か二人の攻防戦は「悪魔の誘惑に籠落寸前な気位の高い女騎士」みたいな趣があって可笑しかったな。

あと、「〈物語〉シリーズ」の二番煎じように見えてしまうところはあるものの、歯磨きプレイもやはり陵辱性満点で絵面の破壊力がなかなかに高かった。

「BANANA FISH」第10話
ゴルツィネ邸での争乱後の、アッシュの潜伏と逆襲編。

親友のショーターを手にかけたことで受けた心の傷を癒すために同じ痛みが共有できて、立場も生い立ちも気にすることなく寄り添いあえる英二の優しさにすがるアッシュ。
そしてアッシュが求めた通りの優しさでその全てをしっかりと受け入れる英二。
今回は二人の距離が一気に縮まり、本格的に英二がアッシュの「特別」になっていく流れを繊細な筆致で丹念に描き出していて素晴らしかった。

また、今回は後半のアッシュの逆襲劇も緊張感たっぷりで見応えがあり、全体の緊張と緩和のメリハリが利いた作りなんかもなかなかのもので面白かったな。

「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第10話
レヴュー最終日・レヴューデュエット、華恋&ひかりペアVS.真矢&クロディーヌペア編。

これはいい真矢クロ百合回。

負けを認めずダダをこね、悟られないようにフランス語で本心を吐き出したのに速攻で真矢様にバレバレになるクロディーヌがかわいすぎる。
それに真矢様の諭しているんだが、口説いているんだかわからない語り、負けを前向きに受け入れる態度もなかなかよろしかった。

また、今回はレヴューシーンのバトルミュージカルもタッグマッチだからか、いつもよりもボリュームたっぷりな内容で充実度が高かったな。
イチイチ構図やポージングがカッコいい決め画の魅せ方も上手いし、後半、障害物がせり出してきたあとの殺陣は高低差・奥行きを上手に使った立体的なアクション構成がよく出来ていて大変見応えのある仕上がりだった。


2018/09/13 (木)

「STEINS;GATE Ø」第21話
2036年からの岡部倫太郎の帰還→鳳凰院凶真の復活編。

状況に的確に対応していく有能さはらしくないが(苦笑)、宮野真守の張り切った演技も見事にキマッている「鳳凰院凶真の復活」のカタルシスは大したもの。

また、話がテキパキとテンポよく進んでいく作りも迷いを振り払った主人公の一気呵成な逆転劇に相応しいドライブ感があってなかなかに良い塩梅だった。


2018/09/12 (水)

「ルパン三世 PART5」第23話
ルパン逮捕→救出編。

形勢逆転の契機になる次元無双シーンは満を持しての反撃に相応しい痛快なフリキレぶりとたっぷりなボリュームでなかなかの見応えだった。

また、お話し的にもアミの物語が巡り巡ってアミとルパンの出会いくだりに立ち戻っていく構成は上手いし、ルパン逮捕にかける銭形の告白、ルパン救出後のルパンたちのやり取りなんも言葉がよく吟味されていて素晴らしかった。

そして何と言っても今回はラストの「カリオストロの城」登場のサプライズにビックリしたな。
「カリオストロの城」を逃げずに、どころかシリーズの佳境に持ってくるのも凄いが、このシリーズがそれをやっても許されるだけのモノになっているのも大したもので、あらためて本作の内容の充実ぶりに感心してしまったよ。

「オーバーロードIII」第10話
リ・エスティーゼ王国の、バハルス帝国との開戦準備編。

各人の私利私欲に私情も絡んで醸成される王国内の政治情勢を会議・会談を中心にした構成で1話丸々かけて丹念に描き出す作りが地味ながらもよく出来ていて面白かった。


2018/09/11 (火)

「ヤマノススメ サードシーズン」第11話
瑞牆山・金峰山縦走編。

山登りをする話になってもなお、拗らせレズ展開の方が圧倒的に主張が強い、今回も安定のレズアニメ。

いい感じに終始ひなたがピリピリしていて面白かったが、せっかく受験勉強の息抜きに久々の登山にしゃれ込んだというのに、とんだレズの拗らせのとばっちりを食らうハメに遭うかえでさんがかわいそすぎて気の毒だった(苦笑)。

「キャプテン翼(2018年版)」第24話
全日本少年サッカー大会決勝、南葛VS.明和後半戦、明和の同点ゴール編。

顔面ブロックをしたときの石崎くんのふっとばされっぷり、ふっとばされたときの白目のむきっぷりが完全に死亡事故の瞬間で笑う。

また、今回は明和特攻スライディング部隊のくだりも、空中サッカーのくだりも演出のやりすぎ感が楽しい仕上がりで面白かった。

あー、あと、翼くんが調子に乗って空中サッカーの物真似をしたせいで故障、その結果、大ピンチという流れも冷静にアニメで観直すとなかなかに様にならない展開で観ていてちょっと参ったな(苦笑)。

「ブラッククローバー」第49話
VS.ヴェット、決着編。

数ヶ月に一度、吉原達矢監督降臨回のみ全編良作画になる吉原達矢コンテ(共同)回。

ほぼ全編バトル展開でアクションのキレ味が素晴らしい。

また、今回は突然のナレーションに第一期OPもかかって盛り上がるクライマックスの演出も上々だったし、最後にヤミ団長も成長して、美味しいところをカッコよくさらっていくヒネリの利いた構成も上手くてその点なんかもよろしかった。


2018/09/10 (月)

「プラネット・ウィズ」第10話
先生VS.閣下・タイマン編。

命や未来をかけた決戦というよりケジメ案件っぽい私闘という感じだったなあ。

同等・同質の能力者同士がパワーアップを重ねながらせめぎ合う、ロボット格闘バトル展開を1話丸々かけてやりきる作りがアツくも見応えのある仕上がりで面白かった。

ただ、アクション的にはあのシーンが一番カッコいいんだけど、何でじいさんが一対一の戦いに横やりを入れるようなマネをしたのかよくわからないままなのは観ていてちょっと気になったな。

「あそびあそばせ」第10話
藤原さんの憂鬱編と、NGワードゲーム→華子のハレンチ裁判編と、青空さんのスカートの中身確認ミッション編と、映画制作編の四本立て。

唐突に香純さんの純潔が散らされたショックがデカすぎて、その後の展開は香純さんが「チ○ポ」とか、「チ○カス」とか言っていたこと以外、あまりよく覚えていない。

「銀魂.」第363話
ドナルド・ヅランプの所信表明演説、神流の登場、銀時と高杉の再会編。

モブコップのくだりは原作を読んだときも笑ったけど、アニメになるとモブコップの存在感がさらに増して笑えるな。

あと、久々に土方さんツッコミのコントをたっぷりと楽しめたのも懐かしくってよろしかった。


2018/09/09 (日)

劇場用アニメ「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」を観る。

空に浮かぶ島「天空宮」での封印されていた魔神族復活騒動編。

TVシリーズの印象ではメインターゲット層はローティーン(小学生高学年~中学生くらい)のように見えたけど、劇場版の内容はそれよりも若干対象年齢低めな感じ。

アニメ「七つの大罪」は第一期TVシリーズ、「聖戦の予兆」、「戒めの復活」、そして今回の劇場版と、監督・シリーズ構成(劇場版は脚本)が新作を作るたびに変わるのな。

内容全般についてはストーリーと見せ場のバトルアクションの出来の落差が激しかった。

空に浮かぶ島「天空宮」に隠れ住む「天翼人」の伝承と封印された魔神族の復活を巡る騒動にメリオダスとメリオダスにそっくりな天翼人・ソラーダの入れ替わり事件が絡む、というのが大筋なのだが、とにかく話が緩くアバウト、進行もダラダラしていて眠くなる。


それに対してバトル展開は総じてよく出来ていて殺陣や必殺技の見栄切りはカッコいいし、バトルがサクサク進行していくテンポもなかなかに良好だったしで面白かった。
(コンテ・演出・作画監督(いずれも共同)・原画にクレジットされている甲斐泰之の手柄かな)

たぶん昔の「東映まんがまつり」みたいにこの半分の尺、50~70分くらいの尺でバトルに比重を置いた形にすればもっと素直に楽しめる内容になっていたのではないか、と少し思ってしまったな。
後半1/3くらいにバトル展開が集中しているので観終わったあとの満足感はそれなりにあるのだが、それまでの2/3は「苦痛を感じるレベルの退屈に耐えなければいけない」というのは正直ちょっと厳しかった。


「ゆらぎ荘の幽奈さん」第9話
千紗希さんのゆらぎ荘お泊まり編。

コガラシの隣りの布団から千紗希さんが離脱しようとした瞬間からはじまるHなハプニングの連続コンボがテンポのよい畳みかけっぷりも、止めどなく続くしつこさも大変凄まじくって面白かった。

「HUGっと!プリキュア」第31話
はなのいじめ問題の清算と、合体技プリキュア・チアフルアタック発動編。

「いじめ問題」という大きく、重く、現在解決不能な社会問題をそのまま丸ごと扱わず、いじめとの対決・全面的な決着という流れにも持っていかず、いじめ騒動によって引き裂かれたはなとエリの二人の関係性に絞って話を詰めることで上手に話をまとめた感じ。

ただ、そのドラマパートと、後半の合体技のお披露目イベントとの関連性が薄く、二つの大きなイベントが上手く相乗効果を生むような形になっていないのは、いささか全体としてのまとまりに欠く印象でそこはちょっと惜しかったな。


2018/09/08 (土)

「ちおちゃんの通学路」第10話
桃先輩の買い食い初体験編と、安藤ちはるとの再会編と、安藤さんとジョージの邂逅編の三本立て。

急におっぱい掴まれたときの反応が「揉んだ感想を聞く」とか、処女だろうが充分ビッチと誹られるだけの資格はあるな(笑)。

今回は前半の桃先輩の話も、後半の安藤妹に絡まれる話もいつにも増してキャラが情緒不安定気味なのが可笑しくってよろしかった。

「ハイスコアガール」第9話
高校受験編。

これまで学業をサボり続けてきた劣等生が半年ガリ勉した程度で学年トップレベルの子が通うような進学校に合格できるはずもなく……、という厳しい現実は現実として、ハルオが大野さんとの青春を中学卒業後も継続するために、素直に中学卒業後の別れを受け入れれば過ごせたかもしれない半年間の大野さんとの青春を犠牲にしてまで受験勉強に打ち込んだ日々の努力と、大野さんに対する誠意は確かに大野さんと視聴者に響く作りになっているのが、なかなかによく出来ていて観ていてけっこうグッときた。

「はるかなレシーブ」第10話
全国大会沖縄予選決勝戦、はるかなペアVS.エクレアペア編。

全国大会出場を掛けた運命の同門対決に見合った、充分な作画リソースがかけられた作りが好印象。

また、僅差でせめぎ合う状況が続く、試合の駆け引き・白熱ぶりも上々だったし、終盤の一番美味しいところで自分の推しの恵美理さんの見せ場が回ってくる構成も素晴らしくって最高だった。


2018/09/07 (金)

「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」第10話
魔王クレブスクルムの復活編。

「マンコに指を入れて魔力注入」→魔王出産のくだりの、TOKYO MXだとワリと浅い時間帯(22時)に放送していることを全くもってわきまえない攻めっぷりに仰天した。

「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第9話
愛城華恋VS.大場なな編。

前回の敗北を受けての「大場なな」編の後編・決着編。
ばななさんはメイン回を2話も用意して貰えるとか、なかなかの高待遇だな。

前回ばななを倒したひかりはばななの「再演」のループを崩すきっかけでしかなく、本当に「再演」のループを狂わせていた元凶は華恋だった――前回ばななを踏み台にしたひかり、その出来事をさらに踏み台にする華恋という、多重階層構造みたいになっている主人公の立て方が巧かった。

あと、今回はラストの純那×なな反省会が庇護者と被庇護者の逆転の妙味が非常に美味しい、とても美しい百合展開で最高だったな。


2018/09/06 (木)


2018/09/05 (水)

「ルパン三世 PART5」第22話
「SHAKEHANZ」本社殴り込み編。

五ェ門の葛藤については上手に軽くいなして安心させたあとに更に深い葛藤にたたき込み、最終的にルパン斬殺未遂という破局に追い込んでいく、揺さぶり方・落とし方が巧く、丁寧で感心する。

また、「ルパンにとっての五ェ門はコレクション」というヒトログの回答も上手いし、ルパンが五ェ門の挑戦に最優先で対応するところなんかもなかなかに燃えるシチュエーションで面白かった。

「深夜!天才バカボン」第9話
目ン玉つながりのおまわりさんの警察官職業適性テスト編と、「リアル天才バカボン」編の二本立て。

二本目の「リアル天才バカボン」は絵面のインパクト、「ギャグ漫画にマジレス」愚痴り陰険漫才は可笑しかったが、そこが上手くいっていただけにいい話風なオチがアバウトで弱いのが観ていてちょっと惜しかったな。

あと、結局なんでバカボンのパパがバカボンに「天才バカボンの世界観」を強要していたのか、わからないままなのも気になった。


2018/09/04 (火)

ヤマノススメ サードシーズン」第9話
あおいとクラスメイトの池袋遊行と、ひなたのかえでさん宅勉強会見学の二元同時進行編。

今回もすっかりお馴染みのなったヤンレズ二元同時進行アニメ(苦笑)。

今回はちなコンテ・演出の作画アニメ回で若手中心のスタッフ編成らしいやる気が漲る、張り切った仕上がりだったなあ。
全編通して作画・撮影処理が非常に凝った作りで大変濃厚な見応えだった。

あー、あと、今回はかえでさんとかすみさんのメガネっ娘フィーチャー回だったのもまさに俺得展開でその点なんかもよかったな。

「ガンダムビルドダイバーズ」第22話
ビルドダイバーズ同盟軍VS.有志連合軍、サラの処遇をかけたフォースバトル開戦編。

サラの正体判明以後の悲壮感を振り払って、少年漫画的な「バトルで全てを決める」流れへと切り替わり、かつての「有志連合」の仲間たちが二手に別れて戦う、燃えるオールスター最終決戦展開へとなだれ込む、話の運びがよく練られていて感心する。

また、運営との繋がりもあるプレイヤーの代表とリクの友人、立場と情の狭間で難しい対応を迫れていたチャンプが「全てを立てて男を下げない」形に上手く収まっているのもよく出来ていてなかなか好印象だった。


2018/09/03 (月)

「ISLAND」第10話
超未来編、続き。

切実さの欠片もなく、凄く適当な感じでキャラがポコポコ死んでいく大味すぎる語り口に唖然。

ラストに挟まれる唐突な濡れ場も切那が最後まで一線を越えなかった「1999年の凛音」との対比なんだろうけど、ここまでの雑な流れを受けたあとだとふざけているようにしか見えなくって参ったな(苦笑)。

「プラネット・ウィズ」第9話
VS.羊谷葉介編。

クライマックスの宗矢くんの啖呵は上条さんでブレイクした阿部敦らしい歯切れのよい語りと熱演ぶりで素晴らしかったな。

全体的にも主人公の戦闘拒否→封印装置による「世界の終わり」→「いま」戦う理由を見出した主人公の復活と逆襲、という主人公の復活劇、というか主人公が本当の意味での「ヒーロー」になる覚醒編として勘所をしっかりと押さえた作りで面白かった。

また、今回は戦いが地球規模・全人類規模に拡大していく内容に見合ったスケール感のあるヴィジュアルや演出も上手く決まっていて画的にもなかなかに見応えのある仕上がりだったな。

「はねバド!」第10話
北小町高校バドミントン部男子・インターハイ予選編。

理子ちゃん先輩の話もそうだったけど、主人公が関わらない話は普通にいい青春スポーツものになるんだな(苦笑)。

ラストの「悠ちゃんの想いは恋愛感情ではなかった」というオチのつけ方は凄い脱力展開だったけど、脇役のドラマを下手に盛り上げすぎないバランスのとり方としては上手くてなかなかよろしかった。

「進撃の巨人 Season3」第44話
礼拝堂地下の決戦編。

ヒストリアがブチ切れてグレるくだりは逆襲のカタルシスも凄いけど、「超悪い子」になって悪態をつきまくるヒストリアのギャップ萌えも相当なもので素晴らしかったな。
心が折れたエレンがいつもの気性の荒さがひっくり返ってメソメソしているのも良い対比になっていてその点なんかも面白かった。

「銀魂.」第362話
2年後の主要キャラたちの近況報告編。

2年後の主要キャラたちの近況報告ネタコントのつるべ打ち、といった感じの構成で退屈する間もない楽しい仕上がりだったなあ。

シリアス展開が長く続いた反動か、いずれもキャラ弄りがキレッキレでいい意味でヒドく、観ていてとても面白かった。


2018/09/02 (日)

「はたらく細胞」第9話
キラーT細胞とヘルパーT細胞の過去、「胸腺学校」編。

OPの曲が2コーラス目という話の内容に合わせてのSP仕様(?)
サプライズ・サービスとしては充分に面白かったけど、曲と映像が完全にチグハグな感じになってしまっているのでヤッツケ感も強かったな(苦笑)。

「HUGっと!プリキュア」第30話
世界一周旅行編。

世界一周旅行に、温泉に、天狗伝説という無駄に濃ゆいネタのちゃんぽん構成を無闇に明るく元気なノリだけでゴリ押しする怪作回(苦笑)。

ライブシーンまであってサービス・エンタメ性だけは矢鱈に高いけど、驚くほど中身がない、割り切った作りがむしろすがすがしいくらいで好かったな。

「仮面ライダージオウ」第1話
節目の記念作品らしくタイムトラベルをメインモチーフに時空を越えて主人公・仮面ライダージオウと歴代平成仮面ライダーたちとの共演を描く、平成仮面ライダーシリーズ・第20弾。

「仮面ライダーディケイド」みたいなオールスターお祭り企画ものを期待していたんだけど、初回はクロスオーバーもの要素よりもタイムトラベルもの要素の方が強くて拍子抜け。
主人公のエキセントリックなキャラクターも感情移入しづらくてちょっとツラかった。


2018/09/01 (土)

「ちおちゃんの通学路」第9話
ちおちゃんのイメチェン編と安藤さんの求愛行動編の二本立て。

「メガネっ娘はメガネを掛けているときが完全体なんだよ」派なんでちおちゃんに対する好感度がまた一つアップした。

「ハイスコアガール」第8話
修学旅行編・後編、「スパIIX」大阪大会編。

クライマックスのハルオと大野さんのリアルファイトはそこに至るまでの流れが丁寧でハルオの怒りと蛮行がちゃんと納得のいく形になっているのがよく出来ている。
また、そこでハルオが感情の激発に任せてわだかまる想いの全てを吐き出した結果、誤解がキレイに解消されて一気に関係性が修復される、という展開のメリハリの利かせ方も上手かった。

「ぐらんぶる」第8話
バーテンアルバイト体験編と、彼女ができた御手洗への制裁編の二部構成。

キレた御手洗の彼女が器用に肘から先だけ力をこめてワンハンド・ネックハンギングで御手洗の身体を持ち上げる絵面がオモシロすぎて笑う。

あと、今回はミックスボイスのくだりで、段階を踏んで蒼井翔太→水瀬いのり→釘宮理恵を代わる代わる起用する、無駄に凝っていて無駄に贅沢な声優ネタも楽しかったな。

「僕のヒーローアカデミア(第三期シリーズ)」第59話
仮免試験・第二次選考編・後編。

クライマックスの、轟とイナサの共闘シーンのエフェクト、表情作画がなかなかに濃くって見応えのある仕上がりだった。