2018年
06月

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2018/06/30 (土)

「覇穹 封神演義」第23話(最終回)
VS.聞仲、仙界大戦決着→封神計画完了編。

仙界大戦の決着がついたあとは「俺たたEND」になるんだろうな、と思っていたらまさかの超圧縮・超スキップ展開で物語のラストまで描いて終わることになるとはな!

アバン等々で仙界大戦後の展開に繋がるエピソードを度々挟んでいたので、「封神演義」という作品の全体像が把握できる形にしたい作り手の欲求みたいなものは何となく伝わってきてはいたが、こんな力技で強引に話をまとめてしまうとはなあ。

にしても、こんな無理矢理なまとめ方では当然作品の全体像なんてこのアニメ単体だけでは理解できるワケがないし、「わかっている」原作ファンが観てもこんな雑なまとめ方じゃ不満しか残らないしで、誰のためにこういう強引にでも全部盛る形でまとめたのかわからないモノになってしまっているのが観ていて何とも厳しかった。

「フルメタル・パニック! Invisible Victory」第10話
アーバレストのコア・ユニット及びアル、争奪戦編。

レギュラー放送終了回。

万策尽きてレギュラー放送が打ち切りになったことを裏付けるような、作画の息切れぶりが厳しい。
完全に繋ぎ話なので「重要話数ではない」という意味においてはダメージは少ないのだが、延期してしまった続きが早く観たくなるような意欲が全然湧かないのはそれはそれで困りものという感じだな。

「冴えない彼女の育てかた♭」第0話
水着イベントの原画制作、高級ホテルプールロケハン編。
TV未放映話数。

巧みなデッサン力を駆使して様々な扇情的なアングルから乳尻腰脚、女体のエロスを描きまくる素晴らしき水着作画回で眼福。

話の終盤は美智留が作成したBGMの出来に触発された英梨々と詩羽、「blessing software」全体の創作意欲にドライブがかかるといった感じで盛り上がって終わるんだけど、ゲーム完成後の破局の顛末を知った上で観ると全く素直に盛り上がれず、ただただ観ていて切なくなるな(苦笑)。

「BEATLESS」第20話
海内遼とヒギンズの接触編。

レギュラー放送終了回。
レイシアとヒギンズの対決がいよいよ始まろうとするところでレギュラー放送枠での放送は打ち切り。

続きは2ヶ月以上あとのようだが、もともと難解な内容な上、状況も錯綜した状態なので「Final Stage」放送時に状況把握ができる自信が全くない(苦笑)。
きっと本編開始前には4回もやった総集編を通して培った要点説明能力を活かした詳細にしてわかり易い「あらすじ」が付くはずだと俺は信じているけれど。

「七つの大罪 戒めの復活」第24話(最終回)
VS.フラウドリン戦、続き、王都リオネス攻防戦の決着編。

第一期からの宿敵だったフラウドリンを倒し、王都リオネス攻防戦に決着がつく、予想以上に区切りのよいところで終わったな。

「メリオダスが弱音を吐けるところまでエリザベスとの関係性が進んだ」というシリーズを通しての進展の跡も一応提示できているし、とりあえずのラストとしてはそれなりに形になっている。

ただ、フラウドリンとの後味悪い決着も、メリオダスが弱音を吐くラストも「王都リオネス攻防戦に勝利した」という状況とは裏腹にテンションの下がる展開で全くもって気持ちのよい幕引きになっていないのは微妙な感じ。
ストーリー構成的には「メリオダスが死んだところで終わるよりかはマシだろう」といったところなのかもしれないが…。

「僕のヒーローアカデミア(第三期シリーズ)」第51話
雄英高校1年全寮制開始編。

葉隠さん、マジ隠れ巨乳という話。

久しぶりの息抜きコメディ回と見せかけて最後はシリアスな友情ドラマに繋がっていく、という構成。
前回の緑谷母に続き、今回は梅雨ちゃんを通して「蛮勇の影で蔑ろにされた感情や理性」に丹念なフォローを入れる展開が「勝てばよかろう」、「結果オーライ」というワケにはいかないヒーローになるための物語らしくて好印象。

あと、「ザ・部屋王決定戦」一連の展開は1-Aの面々もスッカリ打ち解け合い仲良しクラスになったって感じがヒシヒシと伝わってくる楽しげな雰囲気が微笑ましくってなかなかよかった。


2018/06/29 (金)

「多田くんは恋をしない」第13話(最終回)
ラルセンブルク編、続き。
多田くんの告白編。

最終回も演出・作画は堅調な仕上がりを最後までキープ。

ただ、ラストの「お人好しなシャルルが貧乏くじを引いてくれたおかげで二人は結ばれました」という安易な逆転劇にはもう少し練った理由付けが欲しかったな。

なまじ悲恋でも成立してしまうくらいクライマックスの告白のくだりがしっかりしていたので最後の逆転ハッピーエンドがご都合主義すぎていささか安くなってしまっているのが惜しかった。

「銀河英雄伝説 Die Neue These」第12話(最終回)
同盟の帝国領侵攻作戦編、続き。

シリーズ最高の盛り上がりになってきたところで「続きは来年、映画館でね」で終わる、何ともエグい幕引きだったな(苦笑)。

1話丸々大規模戦闘回でシリーズ最大規模の艦隊戦に相応しくCGメカ描写が全編に渡って充実。
大小様々な艦艇の入り乱れ、ぶつかり合いを圧巻の密度とボリュームで描いていてなかなかの見応えだった。

「ひそねとまそたん」第12話(最終回)
「マツリゴト」編・後編。

ひそねと棗のバトルシーンはひそね役の久野美咲はいつものように大変な熱演ぶりでよかったし、棗役の福本莉子も乱暴な言葉使いと異業種声優らしい生々しい演技が絶妙なバランスで掛け合わさっていて素晴らしく、今話最高の聴きどころに相応しいなかなかに聴き応えのある仕上がりだったな。

最終回の内容全般的には貞さんの過去にまつわる話と、ひそねと小此木と棗の三角関係と、ひそねとまそたんの絆の話、その三つのテーマが楔女の秘密を軸に相乗効果を生むような展開になりそうでなっていないのがもどかしい。
それぞれのエピソードが上手く響き合うような形になっていないので最後に欲張って過剰にいろんなことを盛り込んだだけのように見えてしまうのが残念だった。

「メガロボクス」第13話(最終回)
メガロニア決勝戦編。

ドラマの本題はチーム番外地がメガロニアの決勝に進み、勇利がジョーを共に高みを目指すライバルと認めた前回で終わっていて、今回はオマケというか、これまで頑張ってきた主人公たちへのご褒美といった印象。

自分的には最後まで「生きるか死ぬかの極限の戦い」を想定&期待していたのでこの結末には意表をつかれたが、主人公たちのこれまでの綱渡りを存分に見届けてきたあとなので、最後はこんな「ただただこれまでの苦労が報われるだけの、優しく満ち足りた話」でもコレはコレはいいじゃないか、と素直に思えた。
自分が観たかった話でも、積極的に面白がれるような話でもなかったが、充分に納得のいく終わり方ではあった、という感じかな。


2018/06/28 (木)

「ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-」第12話(最終回)
カッテ村・イバリ村・ハザマ村抗争編、続き。

自分で言ってしまうのがこの作品らしい「続きはゲームをやってね」END。

設定の回収を一通り済ませて、巨大怪獣とのオールスターバトルで〆というオーソドックスな構成自体は悪くはないが、話の展開にもアクションにも工夫がなく平板すぎる内容が厳しい。

巧みなアイデアとサービスでショートアニメ向きな内容を上手く膨らませて予想外の健闘を見せたシリーズだったが、最終回のここにいたってとうとう息切れしてしまったのが残念なラストであった。


2018/06/27 (水)

OVA「ヤマノススメ おもいでプレゼント」を地上波放送で観る。
「ヤマノススメ」の第三期シリーズの前哨戦的な単発OVA。
ここなの夏休み最後の日編と、あおいとひなたの幼女時代の離別にまつわる因縁話編の掌編二本立て。

山登りをしない話の二本立てなのはこのOVAが番外編的立ち位置の作品だからなのかしら?

TVシリーズ第二期から約3年ぶりの新作だったがOVAらしくTVシリーズ第二期のときよりもさらに丁寧に作られており、少数精鋭原画陣(最初の話は一人原画、二本目も二人原画)による美少女芝居作画アニメという、作品の持ち味・ストロングポイントもブランクを経ても変わらず健在で安心する。

自分の推しのかえでさんのエピソードが一人だけないのは残念だったが(キャラ人気的に仕方がないんだろうけど)それ以外は大変満足度の高い内容だった。


「ハイスクールD×D HERO」第11話
グレモリー眷属VS.バアル眷属レーティングゲーム編、続き。
サイラオーグVS.木場・ゼノヴィア・ロスヴァイセ→一誠編。

作画監督20人+総作画監督3人という人海戦術で修正しているおかげか久しぶりに安定してキャラもアクションも作画が良い。

サイラオーグとの満を持しての対決、シリーズ終盤のクライマックスという重要話数に合わせてちゃんと注力した構成になっているのも好印象。

また、状況が錯綜気味だった京都修学旅行編のラストバトルとは異なり、今回は話の状況が至ってシンプルでわかり易く、話に入っていき易い内容になっているのもケレン味たっぷりなバトル展開に素直に没入できて、その点なんかもよかったな。

「カードキャプターさくら クリアカード編」第13話
苺鈴の来日編。

今回からOP/EDがリニューアル。
新OPの映像はパステルカラーな作品イメージを大胆に覆す、ビビットな紅を全面押し出した色彩演出が印象的でなかなかに目を惹く仕上がりだった。


2018/06/26 (火)

「ゴールデンカムイ」第12話
インカラマッ登場編。

分割2クール前半戦終了回。

う~ん……「とりあえず」にしても今回が最終回という意識は全くないんだろうけど、これまでで一番退屈でどうでもよさげな話が前半戦終了回(とりあえずの最終回)になるのは何だかちょっと締まらない感じだったなあ…(苦笑)。

「ガンダムビルドダイバーズ」第13話
ミカミ・リク/ガンダムダブルオーダイバーエースVS.シバ・ツカサ/アストレイノーネイム編。

前作までのゲームシステム(と同様のもの)が思いっきり「殺伐としていて野蛮な前時代の廃れた文化」として描かれていてビビる(苦笑)。

千葉道徳、西田亜沙子作監コンビ&宇田早輝子メカ作監(平岡雅樹と共同)という陣容による、後半のバトル展開のキャラ・メカともに濃密な修正がドラマのハードなテイストにもマッチしていて好印象。
特にメカ作画はダブルオーダイバーエースも、アストレイノーネイムも共に線と面と尖ったパーツが多く、アストレイの方は更に左右非対称と描きにくそうなことこの上ないMSを勢いよくガシガシ動かしているのが大したもので感心する。

あと、アストレイノーネイムの「GPDバトルの連戦を通じて破損と補修を繰り返しているうちにベース機の面影がほとんどない形状になった」ように見えるデザインの、見た目から機体の背景事情・ドラマが窺える感じ、さらにその上でちゃんとカッコいいデザインになっているところなんかもよく練られていて素晴らしかったな。


2018/06/25 (月)

「あまんちゅ!~あどばんす~」第12話(最終回)
アドバンスライセンス取得、ナイトダイビング編。

モラトリアムの憂鬱問題とか、青春ものらしいテーマも絡めつつも、ヒロイン同士の相思相愛ぶりを見せつけ、てこがアドバンスライセンス取得という成長の証を示して手堅く、無難に終了。

第一期のときは「ステキの押し売り」みたいなノリに辟易してしまってあまり素直に楽しめなかったが、今回は慣れたのか、端からそういうものとして観る心構えができていたからなのかはわからんが、終始一貫してあまり苦手意識を感じることなく観られたのがよかったな。

「食戟のソーマ 餐ノ皿 遠月列車篇」第24話(最終回)
創真VS.紀ノ國寧々、決着編。

そば打ちとして劣る実力差を実家の定食屋で培った現場経験力で覆して創真が紀ノ國寧々に完封勝利。
持ち味を充分に発揮した主人公の活躍と勝利で終わる「俺たたEND」としては手堅く、ソツの無いラストだったな。

紀ノ國先輩は強面クールに見えて絡むとけっこう隙が多いのが魅力なんだけど、アニメ版の紀ノ國先輩はそこを花澤香菜が的確にかわいく演じていてなかなかポイントが高かった。

「Cutie Honey Universe」第12話(最終回)
幻城決戦編、続き。

ハニー(&その他大勢)がどうやってパワーアップしたのか、どうやってジルに勝ったのか、空中元素固定装置とは何なのか、とにかく肝心なところの説明がないので話に全くついていけない。

状況から汲み取るに絆パワーで勝ったという感じなのだろうが、ハニーは夏子以外のキャラとそれほど仲良くしていた印象がないので取って付けた感が強く、説得力がまるでないのも苦しかった。

また、シリーズを通して描かれた「ジルのハニーに対する異常な執着」も思わせぶりだったワリにはそれほど上手く深化しないまま終わってしまって拍子抜け。

EDは原作漫画を使ったシリーズの振り返りで、それを観ると意外にけっこう今回のシリーズが原作通りな内容だったことがわかるのだが、この最終回の内容だと原作通りなことを最後のエクスキューズにしているようにしか見えなくて(当然そんなつもりはないのだろうが)何だか気分がさらに萎えてしまったよ。


2018/06/24 (日)

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」第22話
スターエンティティ起動作戦から1ヶ月後、生き残り、地上に取り残されたコドモたちの新生活編。

ゼロツーの廃人化問題に、ココロの妊娠問題に、コドモたちの自活問題に、ナインズの延命不能問題に、ナナ姉への養育責任丸投げ問題と、多用にして困難な問題の同時多発による正真正銘の八方塞がりぶり、ストレスの飽和状態化が凄まじい。

そしてそれらをクライマックスのヒロとゴローの衝突展開で一気に収束させて、宇宙での決戦展開の推進力に変換する力業っぷりも大したものでなかなかに強引な構成だったけど面白かった。

あと、クライマックスのヒロとゴローの衝突展開に関してはゴロー役の梅原裕一郎の芝居も素晴らしい熱演ぶりでその点なんかもよかったな。

「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」第11話
LF VS. PM4直接対決開始編。

追い込まれてキレたときのレンの爆発力に賭けるためにフカ次郎とSHINCが玉砕戦を敢行する、という作戦はアバウトすぎてイマイチピンとこなかったが、後半のレンのバトル展開のテンション、特に挿入歌がかかってカーチェイスが始まってからのテンションはまさに「イカれたレン」というサブタイトル、クレイジーなレンとピトフーイの決戦に相応しい高まり具合でよろしかった。

また、後半はそのハイになったテンションがラストまで途切れずに延々と持続しているのもなかなかの集中力で素晴らしかったな。

「PERSONA5 the Animation」第12話
VS.金城編の決着編。

コンテにTVSP版(「PERSONA5 the Animation -THE DAY BREAKERS-」)の監督を務めた尾崎隆晴。

今回は認知の世界の金城がハエ男化するシーンのユニークな動きと、バトルのクライマックスのリレー攻撃のくだりの殺陣がどちらも共に目に楽しい仕上がりでなかなかよかった。

「HUGっと!プリキュア」第21話
えみるのやる気空回り編。

もう感性が枯れたおっさんなんでネタバレとか観てもそれほど悔いることはなくなってきているんだけど、今回のラストのサプライズはさすがにネタバレなしで観たかったな…(苦笑)。
(ネットニュースのヘッドラインにもなっていたのでネットに繋いだ時点で避けようのない状態だった)

結局ラストのキュアブラック&キュアホワイト召喚のスーパーサプライズのインパクトに全部持っていかれてしまう話だったが、本編の内容の方も今回はキャラ作画は安定して良いし、えみるの幼女らしいやる気の空回りっぷりはかわいいしで何気によく出来ている好編だった。


2018/06/23 (土)

劇場用アニメ「GODZILLA 決戦機動増殖都市」を観る。
3DCGアニメ版「ゴジラ」三部作の二本目。

超巨大ゴジラVS.「メカゴジラ」という名のナノマシン増殖要塞都市編。

寝落ちしそうになった一作目に比べると今回は最後まで集中力が切れることなく、だいぶ楽しんで観ることができた。

中盤のハルオとユウコのくだりでタンクトップ姿のユウコのおっぱいが何気に凄いのが観ていて非常に気になったのだが、ラストの葛藤でこれ(ヒロインの魅力度UP)が効いてくる構造になっているとはな(笑)。

順調にテクノロジーへの過信による負けフラグが立っていたので、作戦の最後でゴジラに計算外の力を発揮されて負ける流れなのかな、と思っていたら、クライマックスでは「人間をやめ、ヒロインも生け贄にしてゴジラに勝つか、人間で在り続けることを優先して(この場での)ゴジラへの勝利を諦めるか」の究極の選択を突きつけられる、というもう一捻り利いた展開になっていて面白かった。

ナノメタル万能展開は便利すぎて好みではないが、人類種族間の差異がより明確になり、そのコントラストがドラマに彩りを与える作りにちゃんとなっているのも好印象。

あと、一作目以上にロボットアニメ指数が高いのも自分好みでよかったな。


「グランクレスト戦記」第24話(最終回)
エーラム攻略、皇帝聖印誕生編。

魔法師協会の「文明の発展の果ての破局を回避するための文明の封印」という理念は「∀ガンダム」とか、「Gのレコンギスタ」みたいな感じだな。

ディミトリエとの最終決戦→魔法師協会の秘密の開示とその拒絶→大陸の平定完了→テオの帰郷、とやるべきミッションを順当にこなしていって無難にまとめ。

総じて波瀾がないので盛り上がりにはイマイチ欠けるがディミトリエとの戦闘シーンは相変わらず作画が凝っている&表現方法も多彩で相応に見応えのある仕上がりだった。

「Lostorage conflated WIXOSS」第12話(最終回)
VS.夢限編。

「オールスターバトル展開をやった上でシリーズのグランドフィナーレを迎える」というオーダーには応えているが、その形だけを整えるのに精一杯だったという印象。

「WIXOSS」シリーズの醍醐味は先の予測がつかないスリリングな展開とエキセントリックで濃密な踏み込んだ人物描写だと思うんだけど、そのどちらにも欠けるシリーズだったな。

白窓の部屋でのオールスターバトルは賑やかで退屈こそしなかったが、内容は空虚なので最後のハッピーエンドも安易なご都合展開にしか見えず、いま一つ胸に響かぬラストだった。

「刀使ノ巫女」第24話(最終回)
可奈美と姫和の隠世からの帰還編。

全ては母親の悔恨の念を引き継いだ姫和が始めた物語なので最後もその問題に決着をつける形でキレイに係り結びをした感じ。

バトル展開は前回でクライマックスを終えたのでアクション的な見せ場はほとんどないけれど、その代わりにキャラ作画は非常に力が入っており、キャラクターの端麗な作画がなかなかに良い塩梅だった。

「ヒナまつり」第12話(最終回)
ヒナたちの雪山遭難編と3年後、マオの中国からの脱出編の二本立て。

マオさんのカンフーアクションはあらためて観てもアクション作画の完成度が高くて思わず唸る。

ラストに「マオの中国からの脱出編」を持ってくることで第一話冒頭の展開に戻るという構成なんだけど、マオ編は本筋からほとんど乖離したままなので全くもってキレイな円環構造とは言い難い、トリッキーというか、雑すぎる構成のサプライズがこの作品らしい悪ふざけっぷりで楽しかった。

あと、個々のネタ的には超人拳法の師父が鉄人の威力を誇示しようとして砕いた石の破片の流れ弾を、師父とアツシが食らうシーンが妙にリアルで面白かったな(笑)。

「魔法少女サイト」第12話(最終回)
VS.管理人編、続き。
奴村さんの管理人転生編。

刑事の兄貴への「教育的指導」が強烈すぎてそれに全部持っていかれるラストだった・・・(苦笑)。

「精神の移動」に、「命の移動」と最終回だからか、彩のステッキの瞬間移動能力の拡大解釈がかなり強引で、何でもありな感じになっていたな。

初回の彩の過酷なイジメ描写がラストの「不幸」の解釈議論に活かされる展開になっているのと、魔法少女たちそれぞれが協力プレイで窮地を脱する(チームを組んだ意味がある)展開になっているのがよろしかった。

「僕のヒーローアカデミア(第三期シリーズ)」第50話
オールマイトと相澤先生の家庭訪問行脚編。

雄英高校の方針変更で出久が寮生活になる話がまさに「巣立ち」の話になっているのがよく出来ていて感心する。

「自らを省みない無茶ばかりする出久とそれを管理できない雄英」に対する母親の不満をガッツリと語らせているのもよかったし、それを受けて出久が「無邪気にヒーローに憧れる子供ではなく、確かな意志と考えを持ってヒーローを目指すヒーロー候補生」になった成長の跡を示すことで、母親目線の問題提起が子供の「巣立ち」の話に昇華されていく流れがとても上手かった。

また、さらにCパートで緑谷母子とオールマイトの「巣立ち」の形の上をいくような、ワン・フォー・オールが死柄木に施した自立教育プログラムを語らせることで最後に問題をより深化させて終わる構成になっているところなんかも本当によく練られていて面白かったな。


2018/06/22 (金)

「こみっくがーるず」第12話(最終回)
かおす先生の初連続読み切り編と、漫画家寮建て替えによる一時退寮編。

うーん、原稿の締め切りも、寮の建て替えも迫る逼迫した状況なのに、一向にペン入れ作業に取りかからぬまま、いつまでもグズグズしているかおす先生には正直ちょっとイライラした。

プレッシャーで原稿が進まないかおす先生の七転八倒ぶりはツッコミが不在なせいか、あまり上手く笑いになっていないし、グダグダやっている時間が長すぎるせいで独りで頑張るかおす先生を応援したくなるような雰囲気にもなっていないのがツラかったな。

あと、「タブレットやスマホのモニターにかおす先生の涙や汗が落ちる」というカットを4回も繰り返す工夫のない作りもちょっと気になった。

かおすママの親バカぶりは能登麻美子のはんなり演技も良好でかわいく、寮母さんのくだりと合わせて母性が迸るシーンは好かったが、見どころらしい見どころはそのくらいで普段の面白さに比べると最終回なのに格段に落ちる内容になってしまっているのが残念だった。

「ひそねとまそたん」第11話
「マツリゴト」開始編。

ひそねVS.柿保飛行班長の感情のぶつけ合いが釘宮理恵の熱演/好演ぶりも相まって非常にアツく、大変見応えのある仕上がりだった。

「ヲタクに恋は難しい」第11話(最終回)
休日編。

まさに休日編らしいゆったりとした時間の流れと弛緩した雰囲気を上手に演出していてよく出来ている。

何かに決着がついたり、何かを達成したワケではないけれど、オフモードな状況がどこかエピローグっぽい雰囲気を醸し出していて、大団円という感じでは全くないがこれはこれでなかなかに最終回らしい雰囲気のある内容になっているのもよろしかった。

「メガロボクス」第12話
メガロニア決勝戦前夜、勇利のギア取り外し手術編。

「力石の減量苦話」を「ギア取り外し手術の後遺症」という形で昇華。

ラストの白都ゆき子がジョーに勇利がギアを外して試合に臨む旨を伝えるくだり、ジョーの「勇利と互いに本気の試合がしたい」という想いが勇利に届いた、ついにジョーの本懐が叶った瞬間で観ていてかなりグッときた。


2018/06/21 (木)


2018/06/20 (水)

「東京喰種:re」第12話(最終回)
月山家駆逐作戦決着編。

実質的には最終回というより分割2クール前半戦終了回。

最終回というか、休止期間前の分割2クール前半戦ラストの「引き」がこれまでで一番面白いのは好印象。

全体的に力の入った仕上がりでよく出来ていたが、なかでも不知の最期は丹念につけられた演出がなかなかのもので感心した。
散々不知のことを見下していた瓜江にもいつの間にか不知のことを想う深い仲間意識が生まれていたことを台詞に頼らず状況描写の丁寧な積み重ねで見せる作りが素晴らしい。
瓜江は今際の際の不知のことを想って感情の揺らぎを抑えつつ、終始冷静な対応に努めるも、現実は非情で不知が刻々と死に向かっていくのを止められない、という流れの抑制の利いた見せ方も上手くてかなりグッときた。


2018/06/19 (火)

「ゴールデンカムイ」第11話
札幌世界ホテル編。

チンポ先生というパワーワードをアシリパさんに連呼させるというサービス(?)下ネタ展開の偏差値の低さが素晴らしい(笑)。

話のメインのからくり屋敷での猟奇殺人鬼とのサスペンスホラー/アクション展開は主人公たちが窮地らしい窮地にあまり立たされないまま、あっさり決着がついてしまうのでいささか物足りなかったが、強くて、ヤバくて、頼もしくて、楽しい牛山のキャラの掘り下げはなかなか上手くいっていて牛山フィーチャー回としては観ていてかなり面白かった。

「バジリスク~桜花忍法帖~」第24話(最終回)
パラレルワールドでの成尋衆との対決編。

ラス前でいきなり世界線移動の超展開が発動したが行き当たりばったりなサプライズ以上のものになっていなくてイマイチ冴えない。

成尋が不死人なら元の世界の成尋もまだ生きているんじゃないの?とか、八郎が死んでしまうのなら響が目を潰した意味が無くなってしまうのでは?とか、「桜花」の効果が結局よくわからないとか、観ていて気になる点も多々あった。

よかったのは「矛眼術が通用せず、天膳を取り込んだことによって不死人でもある成尋を倒すために天膳の方に矛眼術をかけて倒す(結局倒していないけど)」というラストバトルのアイデアだけで、あとは話の展開も、まとめ方も全く詰めきれていない、終始振るわぬ内容だったな。

「魔法少女 俺」第12話(最終回)
マネージャーとの最終決戦編、続き。

結局、桃拾は何者なのかわからずじまいだったなあ。

騒動は無事収束させて終わったが、さして笑いも、盛り上がりもない展開でお話的にはいま一つパッとしない内容の幕引きになってしまっているのが正直ちょっと残念だった。

「キャプテン翼」第12話
静岡県大会決勝戦、南葛SCVS.志水FC編。

監督の指示による反則タックルとか、時事ネタかと思ってしまうようなタイムリーすぎる展開にビックリ。

また、今回は概ね原作通りなんだろうけど、オフェンス全員6人がかりのキーパーチャージに、それを見てもカードを出さない審判に、歩くのが困難な程のダメージを受けているのに若林を交代させない南葛ベンチに、あんなタチの悪いマネをしておいて試合が終わったら急に爽やかにフレンドリーな態度をとる志水FCのメンバーにと、くだんの監督の指示による反則行為以外にもツッコミどころだらけで観ていて更にビックリしたよ(苦笑)。

「ガンダムビルドダイバーズ」第12話
マスダイバー掃討作戦決着、VS.ビグザム編。

まるで最終回みたいな巨大メカとの総力戦展開を、濃くて凝ったメカ描写・戦闘描写に定評がある寺岡巌コンテと、質・量・バリエーションどれも豊富なメカ作画で盛り上げる、画面の大変な充実ぶり・見応えに大満足。
メカシーンはどれも見どころといってもいい内容だったが特にグリモアレッドベレーの突貫シーンは作画の気合いの入った筆致がなかなかのもので素晴らしかった。


2018/06/18 (月)

「あまんちゅ!~あどばんす~」第11話
ぴかりの誕生日編と、大室山の山焼き編の二部構成。

こころちゃんにチンコが生える衝撃的展開に驚愕(笑)。

今回はショタ・ロリとの絡みが多いからか、てこさんの「素敵な姉さんオーラ」が全編に渡って迸っていて年上キャラ好きの自分的には非常にポイントの高い内容だった。

「ウマ娘プリティーダービー」第13話(最終回)
ウィンタードリームトロフィー編。

最後は視聴者/プレイヤー代表のトレーナーさんの話で〆。
話数表記は何故か番外編扱いだけど大変立派な最終回。
トレーナーさん目線で主人公たち(チームスピカ)の道程を振り返り、噛み締めるという構成で最後までこの作品らしいキャラクター愛、競馬愛に溢れる内容だった。

特に出走馬全員横一線でゴールに向かうレースラストの画はまさに「夢の舞台」そのもの、画力(えぢから)というか迫力も充分で観ていてちょっと鳥肌が立ったなあ。
また、ラストのエンドロールも含む、終盤の展開の画作りが映画的だったのもグランドフィナーレに相応しい雰囲気があってなかなかよかった。


2018/06/17 (日)

「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」第10話
セカンド・スクワッド・ジャム、PM4VS.LF&SHINC共同チーム編。

PM4がLF以外のチームの善戦に不覚を取りまくる予定調和崩しがいい感じで、終盤まで生き残った上位チーム同士の戦力が上手く拮抗しているのが面白い。

また、前回の雪辱を果たすためにSHINCが練った対エムさん用戦術や、ログハウス内での室内戦闘の見せ方などの個々の局面の展開・演出もよく出来ていてその点なんかもよろしかった。

「HUGっと!プリキュア」第20話
キュアマシェリとキュアアムールの爆誕編。

追加戦士も定番化・パターン化してきたのでマンネリ化を防ぐための(?)二人同時加入というサプライズ。
そして二人同時だと個々のキャラが弱くなる可能性があるのでその対応策としてこれで一本、新作のメインヒロインを張れるくらいの主人公的なキャラ立ちをさせた、みたいな感じだったな。

まぁ、何はともあれ、キュアマシェリとキュアアムールの変身バンクの気合いの入りぶりは相当なもので板岡錦原画入魂の華麗な仕上がりが眼福だった。
また、「戦姫絶唱シンフォギア」みたいに歌いながら戦う演出や、変身するとマシェリは見た目が変身前より大人っぽく、アムールは見た目が変身前より幼くなるギミックもなかなかに面白くってよかったな。


2018/06/16 (土)

劇場用アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道」を観る。
新シリーズの露払いというか、復習編というか、そんな感じの立ち位置のTVアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」の総集編映画三部作の最終3本目。

「R2」17話、ルルーシュの土下座(第二次東京決戦)からラストの「ゼロレクイエム」までをまとめた総集編。

TVシリーズ終盤をまとめた本作はTVシリーズでのいわゆる「クリフハンガー方式」を駆使した構成が極まっている箇所でもあるため、まさに衝撃的展開の連続でかなりバタバタした内容ではあったが、クライマックスに次ぐクライマックスみたいな展開のアッパーなテンションを終始落とさずにまとめているは大したもので140分という長尺ではあったが最後まで退屈せずに楽しめた。

あと、ルルーシュが最後に全てのツケを清算して全てを丸く収めるラストは、ルルーシュのハチャメチャぶりというか、やらかし放題ぶりをまとめて一気に振り返った今劇場版シリーズの方が「よくアレだけ無茶苦茶やったのにキレイにまとめたな」感が強く、TVシリーズを観たときよりもカタルシスがあったかも。


「グランクレスト戦記」第23話
エーラム攻略戦、VS.サイクロプス→城壁攻略編。

徳田大貴絵コンテ・演出・総作画監督・アクション監督・作画監督(共同)担当の作画アニメ回。

今回も凝ったアクション作画を存分に堪能できてよろしかったが、見せ場のサイクロプス戦は主人公サイドに人的被害がないのと、ピンチらしいピンチがないままとんとん拍子で勝ってしまう(グラック隊長が捕まるところもアストロンで防御しているのでそれほどの窮地に見えない)のであまり緊張感も、大物食いをした達成感もないのは少し物足りなかったな。

「刀使ノ巫女」第23話
隠世の現世浸食編、続き。
ヒロインズ+紫様VS.タギツヒメ決戦編。

ラス前。
バトルも、バトル前の息抜きのお茶会もヒロインたちのキャラ描写が充実していて好印象。

また、バトル全般の高速連続剣戟アクションの見応えもよかったし、迅移を加速させて時間の流れが異なる層へと深く潜行していくラストバトルのSF的シチュエーションもユニークで面白かった。

そして最終的にタギツヒメとヒロインたちが剣を交し合ううちにバトルが怪異討伐というより異種族間対話めいてきて、ヒロインたちがまさしく「神と対話する巫女となる」タイトル回収的展開になっていく流れもよく出来ていて上手かったな。

「ヒナまつり」第11話
新田のドキュメンタリーTV番組取材編とアンズの新田家ホームステイ編の二部構成。

新田のドキュメンタリーTV番組取材編。
家族のため・・・・・・というか、たぶん引っ込みがつかなくなっちゃっただけなんだと思うけど(苦笑)、ディレクターの人が大見得切ったことの示しをつけるために全てを捨てていく様をドライヴ感たっぷりに描いていて実に愉快な仕上がりだった。
また、新田が捏造番組を放送されただけでなく、それをネタに周囲にからかわれるハメに遭う二段オチも上手くてなかなか面白かったな。

アンズの新田家ホームステイ編。
ポニテ属性もなければ、ロリコンでもないけど新田とアンズのデートシーン(?)のポニテアンズがかわいすぎて堪らんかった。

「魔法少女サイト」第11話
「サイト管理人」襲撃捕縛ミッション編。

ラストの奴村さんが死んだあと、彩がバリアの壁に何度も手をつくシーンの芝居作画が矢鱈に巧くてよろしかった。

「七つの大罪 戒めの復活」第22話
エスカノールVS.エスタロッサ→デンゼル/ネロバスタVS.デリエリ→メリオダスの復活編。

命がけで召喚した女神族がこちらの要請を無視して敵前逃亡した挙げ句、瞬殺されるとか、デンゼルの犬死にっぷりがヒドすぎて唖然とする(笑)。

あと、メリオダスの復活とエリザベスとの再会シーンでの、エリザベスちゃんの堂々たるパンモロで感動ムードぶち壊しっぷりもなかなかのもので可笑しかったな。

「僕のヒーローアカデミア(第三期シリーズ)」第49話
オールマイトVS.オール・フォー・ワン再戦編。

オールマイト・ラストバトルシーンの作画のボルテージ高まり具合がシチュエーションに見合った熱量で非常に見応えのある仕上がりだった。
また、くだんのシーンは「残り火」の演出も巧かったな。


2018/06/15 (金)

「多田くんは恋をしない」第11話
テレサとアレクの消失編。

ピン先輩役の梅原裕一郎の代役に杉田智和。
ピン先輩は「大仰な喋り方をする人物」という型に合わせて作った演技を求められるキャラで、役者の個性があまり前に出てくるタイプではないので違和感は少なめ。
なかなかベターな代役なのでは。

本編の内容的には多田くんヴォーカルVer.ED曲の使い方が好かったな。
思いっきり今回の多田くんの心情を歌った曲なので挿入歌としてのハマり具合は完璧だったし、中村悠一のヴォーカルも役者が唄う歌らしく感情表現が素晴らしくってなかなか大したものだった。


「銀河英雄伝説 Die Neue These」第10話
同盟の帝国領遠征作戦会議編。

同盟屈指のオモシロキャラ、フォーク准将役に神谷浩史。
派手な弁舌を得意とするフォークに語り倒しが巧い神谷浩史というキャスティングはナイスだが、おそらく声優人気も意識しているであろうこの作品で女性人気の高い神谷を完全な憎まれ役のフォークに使うというのは贅沢なキャスティングだなあ、とも思ったり。

「ヲタクに恋は難しい」第10話
桜城光登場編。

男子大学生役、しかも二藤弟のカップリングポジションキャラに悠木碧とは随分と大胆なキャスティングだな!と戦慄していたら、男っぽく見えるだけの女の子で「そりゃそうか」と思いつつも盛大に脱力してしまったよ(苦笑)。


「メガロボクス」第11話
メガロニア第一回戦、ジョーVS.グレン・バロウズ編。

サチオ、勇利がリングサイドに来て檄を飛ばし、最後に南部のおやっさんの満を持しての「立つんだジョー!」が放たれて、「ギアレス」ジョーが復活する、クライマックスの逆転劇の畳みかけが大変アツくて素晴らしい。

そして今回は試合後の南部のおやっさんの壮絶すぎる「落とし前」にも圧倒された。
もう忘れかけていたけど「目玉一つでチャラにする」って脅しがここで活きる展開になるとはな。
「命よりも重いものを差し出した」とわかる藤巻さんの解説が「目のくり抜き」という残酷シチュエーションとの合わせ技で重く響くラストの余韻がなかなかのものだった。


2018/06/14 (木)

「重神機パンドーラ」第11話
レオンとDr.ロン・ウーの過去の顛末編。

今回はレオンを真人間へと導く善性と、レオンに過酷な選択を迫って弄ぶ悪性の二面性を持ち、善悪両面からレオンを翻弄し続ける魔性のホモ、Dr.ロン・ウー役に石田彰というキャスティングの鉄板ぶり、全編に渡る石田彰充ぶりがなかなかのもので聴き応えのある内容だった。

「STEINS;GATE Ø」第10話
比屋定さんの汚部屋の大掃除→パジャマパーティ→岡部との秋葉原デート編。

パジャマパーティのくだりの桐生さんの赤ネグリジェ姿が完全に娼婦でヤバい。
フェイリスによるおっぱい弄りカットの破壊力も半端なくって凄まじかった。

あと、今回は岡部と比屋定さんの距離がいい感じに縮まってきたと思ったら、タイムマシンの情報漏洩元が比屋定さんだった(過失)というラストの「引き」も上手くてなかなか面白かったな。


2018/06/13 (水)

「ルパン三世 PART5」第11話
パブロ・コレクション編。

第6話に続く単発「赤ジャケ」ルパン回。

おっぱい、クルマ、友情パワー、戦争ごっごと「男の子の好きなものの詰め合わせ」みたいな構成が素晴らしい。

また、軽妙なアクションコメディーとしてのまとまり具合もよくて、「ルパン三世」にそれほど詳しくなく、「旧シリーズの再現性を愉しむ」みたいな見方ができない自分でも今回は素直に楽しんで観られる内容だった。


2018/06/12 (火)

「魔法少女 俺」第11話
マネージャー=黒幕の正体開示編。

作画崩壊ビームのくだり。
登場人物たちが「作画崩壊」してしまう攻撃を受けて「作画崩壊」しているんだから、あえて「作画崩壊」風に描いているんだろうけど、「作画崩壊」風作画のあるある感というか、崩し方のチョイスが絶妙すぎてその凝りよう(?)というか、センスの冴え渡りっぷりに何だかちょっと感心してしまったよ(笑)。

「ガンダムビルドダイバーズ」第11話
マスダイバー掃討作戦編、続きと、アヤメの過去語り編。

RX-零丸がユニコーンガンダムベースの機体だからか、コンテに古橋一浩というサプライズ。

武装装甲八鳥と合体してリアルモードになったRX-零丸が勇者シリーズのロボにしか見えなくて困惑。

あと、フォースの雲行きが怪しくなってからのアヤメさんの過去が予想通り薄い本のネタになりそうなことだらけで思わずちょっと苦笑いしてしまったよ。

真面目なところではGBN初心者で「ガンダム」もよく知らない「傭兵」マスダイバーをRX-零丸が「ガンダムUC」を観ていなきゃチートにしか見えないサイコミュ・ジャックを使って倒すくだりがよく出来ていて面白かった。


2018/06/11 (月)

「ウマ娘プリティーダービー」第12話
ジャパンカップ編。

ブロワイエを完璧に押さえきってスペシャルウィークが完全勝利。

ドラマ的には10話の天皇賞と11話のスズカの復帰戦で語るべきものは語りきっているからか、あとはもうスペシャルウィークがジャパンカップを制して日本一になる夢を叶えるだけって感じの内容だったな。

エルちゃんのお茶目のせいでレース前から白熱する展開、相変わらずユーモアのセンスが素晴らしく、スペシャルウィークの言葉が意図することと違っていてもコレはコレで会話がちゃんと成立するところと、レース後のブロワイエのやり返しが上手くてとても面白かった。


2018/06/10 (日)

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」第20話
スターエンティティ起動作戦編。

終盤になって世界の構造がひっくり返って、スケールが一気に無闇に大きくなるという、「天元突破グレンラガン」から「キルラキル」、「宇宙パトロールルル子」と続くこの制作チームの作品お馴染みのお家芸が発動。

ただ、今回は叫竜、APE(VIRM)、フランクス博士の力関係、相関関係に不明瞭な点が多く、ベースがあまり整っていないので、劇的な構造の大転換もそれほど上手くキマッているように見えないのは観ていてちょっと惜しかったな。

「HUGっと!プリキュア」第19話
えみるとルールーのファッションショーデビュー編。

ジェンダーフリーという「プリキュア」としてはかなり挑戦的なテーマにもビックリしたが、女装も似合う金髪美少年だが声はおっさんのアンリ、準レギュラー化してきているキンタロー。声のファッションデザイナー、「魔法少女サイト」の兄貴すぎるえみる兄、またしてもテンションが高くてパンチの利いた新敵幹部と出てくるゲストキャラもことごとくアクが強くて矢鱈に濃ゆい内容だった。


2018/06/09 (土)

「フルメタル・パニック! Invisible Victory」第8話
宗介VS.クラマのリベンジマッチ、ナムサク市編の決着編。

摩砂雪&中山勝一共同コンテ回。

ガウルンやゲイツの「遊び」を批難していたクラマが何で宗介を徒に煽るようなマネをするのか謎だったが、見せ場のAS同士の市街戦は凝ったメカアクションの畳みかけが気持ちよくってなかなかの見応えだったな。

あと、「悪徳警察署長が支配する街のロボット闘技場で名をあげる」って展開が「装甲騎兵ボトムズ」のオマージュだってことに今エピソードラストの今頃になって気がついた。

「ヒナまつり」第10話
瞳さんの家出編とアンズの初めてのお小遣い編の二部構成。

瞳さんを大学生だと勘違いしているにしても相手は中学生並に小柄な女の子なのに、バーの客のおっさんたちが瞳さんに斡旋する仕事がラストの派遣のOL以外、みんな肉体労働(しかもキツいのばかり)なのが何だか地味に面白かった(笑)。

「魔法少女サイト」第10話
にじみんの葬式編。

中尾隆聖ヴァージョンのOPのツカミの握力が相当なものだったな(笑)。

本編の内容的にはにじみんと潮井の因縁に続き、彩とさりなの因縁も話の都合でキッチリと決着がつかないまま流れていってしまうのがフリ逃げばかりしているみたいで気になった。

「七つの大罪 戒めの復活」第21話
エリザベスと反魂したザラトラスとの再会と、メリオダスの過去探索編。

メリオダスの死亡によりOPの映像がメリオダス死亡欠席ヴァージョンにリニューアル、というサプライズあり。

ザラトラスの反魂が解けていないのは、またしても死んだようにみえただけだったメラスキュラちゃんの生存フラグとみていいのかな?

今回はメリオダスの過去を紐解いて新たな真実と新たな謎が続々と語られる重要エピソードだったが、エリザベスちゃんの露出度の高い新コスチュームと肉感ムチムチな身体作画がイチイチ矢鱈にエロすぎて話の方に意識を持っていくのが難しかった(苦笑)。

「僕のヒーローアカデミア(第三期シリーズ)」第48話
オールマイトVS.ワン・フォー・オール/爆豪救出作戦編。

爆豪救出シーンの原画に中村豊降臨。
相変わらず巧くてカッコいいけれど、飛行カットの爆豪の姿勢が良すぎるのが面白すぎるせいでちょっと浮いた感じになっているのには苦笑いしてしまったよ。

あと、このくだりは原作を読んだときも思ったけど、爆豪唯一の学友の切島が救出劇のキーマンになる展開が上手いなあ、とあらためて感心する。


2018/06/08 (金)

「こみっくがーるず」第10話
クリスマス編と年末年始帰省編とボツ焼き芋編の三部構成。

5話に続き再び中西和也の絵コンテ・演出・作画監督・一人原画回。

年末年始の大きなイベントが立て続く内容をテンションの高い演出・作画で盛り上げる、イベント話に相応しい派手な仕上がりが好感触。
また、今回は全体的にレイアウトのセンスが良いのもナイスであった。

あと、個々のネタ的にはかおす先生のプレゼントが早口言葉みたいになっているのが何だかクセになる面白さで聴いていてかなり楽しかったな。

「ヲタクに恋は難しい」第9話
遊園地デート編。

これが最終回でも良さそうな話だったなあ。

真面目にデートをさせるために「オタク関連ワードを口にしたら罰金制度」を敷いたら、そのせいでデートが「NGワードを言わないゲーム」と化してしまう展開の間々なら無さが可笑しかった。

また、今回は成海がテンパりすぎたせいで怖いもの苦手同士でホラーハウスアトラクションの乗り物に流されるカップルシャッフルイベントも楽しかったし、宏嵩の成海に対する劣等感と葛藤の掘り下げでほどよくシリアスに振ったあと、ラブコメ展開でキレイに〆る流れも1話丸々使った重要エピソードのラストに相応しい完璧な着地で好かったな。


2018/06/07 (木)

「ラストピリオド~終わりなき螺旋の物語~」第9話
クロパネルラ陣営・新幹部ソニアさん登場編。

ワイズマンVS.ソニアさんのバトルシーンのアクション&メカ(ミサイル)作画が見せ場らしく非常に力が入っていてなかなかに見応えのある仕上がりだった。


2018/06/06 (水)

「東京喰種:re」第9話
月山家駆逐作戦開始編。

月山習が話の中心に座り、琲世に「金木研の存在と向き合う」というCCG捜査官としての仕事以外の(以上の)目的が生まれたことで話の軸が明快になり、これまでの散漫さがだいぶ解消されたため、もう残り話数は少ないがここへきて一気に観易く&面白くなってきた印象。

「ルパン三世 PART5」第10話
ルパン一味&アルベールVS.ジョゼ一派編。

あんな獣人に襲われた経験をとっさに思い出せないとか、アルベールさんはこれまでいったいどんな人外魔境をくぐり抜けてきたんだよ(笑)。

ま、それはさておき。

今回は1話丸々、バディ・アクションもの、チームバトルものとしてよく出来ていて面白かった。

ルパンとアルベールの互いに譲らぬ掛け合いに、テンポよくアクション、バトルが連続する駆け抜けるようなドライヴ感のある構成が好感触。
また、かなりエグい殺し方が多かったり、キャラを殺す瞬間に躊躇が全くないのも展開は軽快ながらもハードな雰囲気も上手く押さえられていてその点なんかもよろしかった。

「カードキャプターさくら クリアカード編」第10話
秋穂ちゃんの木之本邸来訪編。

今回は料理、食事、お茶を入れるシーンなど、食に関する生活描写が地味に丁寧なのがちょっと印象的な回だったな。


2018/06/05 (火)

「バジリスク~桜花忍法帖~」第22話
信長の復活編。

「『信長の復活』には徳川忠長の肉体も、八郎と響の和合水or血液も必要なくて成尋の血さえあればよく、しかも急遽生け贄になった成尋は『信長の復活』という目的達成のためならば自らの命にも頓着しない」ってこれまで半年近くやってきたことの意味が全部なくなりそうな展開に脱力。
あんまりこういう野暮なことは言いたくないんだけど「これで信長を蘇らせることができるのなら成尋ひとりでこっそり信長を復活させることができたんじゃないの?」と思わずにはいられなかった(苦笑)。

あと、孔雀(森蘭丸)の顔に大きな刀傷がついたせいで孔雀が蘇った信長の寵愛を受けられず、切り捨てられ、信長の復活のために尽くした労を仇で返される展開もかなり劇的な因果なのにそれを盛り上げる演出が上手くついていなくてちょっと勿体なかったな。

「魔法少女 俺」第10話
妖魔の黒幕開示編。

マネージャーが「クリィミーマミ」のプレミア本を買うときの啖呵があまりにもカッコよすぎて思わず濡れた。

「ブラッククローバー」第35話
ヤミVS.リヒト、続き。

studioぴえろの自社制作&岩澤亨・吉原達矢・中鶴勝祥トリプルアクション作監回の作画アニメ回。

前半のバトルシーンは全編に渡って凝ったアクション・エフェクト作画が目白押しで非常に見応えのある仕上がりだった。
強キャラ同士のガチバトルというシチュエーションに見合った力の入った作りが素晴らしい。

また、凝ったアクションを惜しみなく畳みかける贅沢な構成が息をもつかせぬスピード感を演出し、光魔法による高速連続攻撃を得意とするリヒトとの戦闘に相応の説得力を持たせているのも上手かった。


2018/06/04 (月)

「あまんちゅ!~あどばんす~」第9話
ピーター編の決着編。

挿入歌に坂本真綾の「DIVE」とか懐かしすぎてビビったわ。
「ピーター編」のダイビング要素の無さをまさかこんな形でフォローするとは思わなんだよ(笑)。

「食戟のソーマ 餐ノ皿 遠月列車篇」第21話
才波城一郎の学生時代の過去語り編。

城一郎と堂島は学生時代から顔が厳つく、言動もあまり幼くないんでキャストに変更がなくてもギリギリ許容範囲といった感じだったが、かつては中性的な美少年だった中村くんの声がそのまま速水奨なのは無理がありすぎて違和感大爆発だったなあ(笑)。

ま、それはさておき。

親世代の過去編って原作をジャンプで読んでいたときはけっこう長かった印象だったので1話単発でコンパクトにまとめられていたのにはちょっと驚いた。

でも、まぁ、そのぶん特別&重要なエピソードに相応しくキッチリと力の入った作りになっていて、全体的に端整なキャラ作画をキープしていたのはよかったな。

「ウマ娘プリティーダービー」第11話
サイレンススズカの復帰戦編。

話の内容にあった全編サイレンススズカ、スペシャルウィーク、トレーナーさんといったキャラへの愛情がこもった作りが好印象。

レース終盤のスズカが勝負に出るくだりの演出がカッコよくってシビれたわ。

解説の細江さんの「走って、スズカ」って台詞にもグッときた。

また、レース終了後、泣いたトレーナーさんをスズカがからかうくだりもキュートで大変よろしかったな。

「Cutie Honey Universe」第9話
秋夏子の拉致人質事件編。

ジルさまのサディストぶり、タランチュラパンサーの追い込まれっぷりが極まっていてなかなかのものだった。

ヒドい目に遭うのは同じなのにハニーよりもタランチュラパンサーのドラマの方が濃ゆいのはやはりハニーよりもタランチュラパンサーの方が自由に脚色ができるからだったりするんだろうか、などと思いながら観る。


2018/06/03 (日)

劇場用アニメ「リズと青い鳥」を観る。

山田尚子監督の作品は傑作・力作が多いがこれはその中でも頭ひとつ抜けている感じ。

終盤のみぞれと新山先生との面談&希美の告白を夏紀と優子が聞くくだりと、クライマックスの二人の告白シーンを除く全編に渡って台詞で多くを語らず、視線の芝居、表情芝居、仕草、人物同士の位置関係を駆使して思春期の少女たちの繊細な感情をつぶさに描き出す緻密な内面描写の横溢ぶりが凄まじかった。

「登場人物の繊細な心理をラストの告白関連以外は台詞に頼らずに描ききる」というテーマがハッキリしていてそれを徹底的にやり切っている作りが素晴らしくも気持ちよくって痛快ですらあったなあ。

予告編を観た段階では謎だった「響け!ユーフォニアム」TVシリーズから大きく変わり、「いつもの京アニ絵柄」を封印したキャラデザも内面描写を重視する作品の内容に合わせて身体性を希釈したかったからなのね。

絵柄がアッサリとした感じになったおかげで声によるキャラ付け(キャラ分け)がTVシリーズのときよりも鮮明になり、主演の種﨑敦美と東山奈央の芝居のコントラストがより際立つ感じになったのも聴いていてなかなか面白かった。

あと、ラストの演奏シーンで大きな山場を作った直後に、二人の告白のくだりになだれ込みさらに大きな山場を作る、クライマックスが二段構えになっている終盤の構成のボリューム感も圧倒的で観終わったあとの満足感というか、満腹感が半端なかった。


「HUGっと!プリキュア」第18話
えみるへのプリキュア&ルールー正体バレ騒動編。

「プリキュア」で特殊EDとは珍しい。

今回はルールー役の田村ゆかりのボカロ風歌唱が上手くてなかなか面白かった。

「ONE PIECE」第837話
ビッグ・マム暗殺失敗&ジェルマ66参戦編。

「ONE PIECE」で特殊アイキャッチとは珍しい。

レイドスーツ装着シーンの原画に志田直俊降臨。
「プリキュア」の変身バンクを多数手掛けているだけあって見せ方がかなり「プリキュア」っぽかったな(笑)。


2018/06/02 (土)

「グランクレスト戦記」第21話
アイシェラによるシルーカ暗殺未遂事件編。

二週間ぶりに作画が復調。
意図してそうなったワケではなさそうだが、前回、前々回の合戦話よりも今回の方が作画が良いのが意外。

また、意外といえば、大勢に影響を与えないサブキャラメインのドラマを1話ぶんかけて丁寧にやっているのもストーリーの圧縮率が高いこのシリーズにしてはちょっと意外で気になった。

「Lostorage conflated WIXOSS」第9話
るう子VS.すず子、マッチメーク編。

今回は「selector」のメガネと「Lostorage」のメガネの邂逅により「selector」組と「Lostorage」組の協力体制が成立しかける流れと並走させつつも、「カーニバルの誘導でるう子とすず子が誤解を抱えたまま衝突するかもしれない」という1テーマだけで1話ぶん緊張感を維持しながらキッチリと話を保たせる作りが地味によく出来ていて上手かった。

「刀使ノ巫女」第21話
イチキシマヒメフュージョン姫和VS.タギツヒメ→可奈美VS.禍神姫和編。

作画はキャラは端整、アクションも質・量ともに良しと全編に渡って大変見応えのある仕上がりだった。
アクション的にも、ドラマ的にも見せ場・見どころの多い重要話数にしっかりと正しく画的な力を入れてくるところも好印象。

また、今回はそれぞれが矛盾に対する葛藤を乗り越えた姫和と可奈美、そしてその二人が最後に刃を交し合うドラマの熱量も素晴らしかったし、最終的にちゃんと「可奈美と姫和の話」に物語が収斂していくストーリー構成もよく出来ていて感心する。

イチキシマヒメフュージョン姫和VS.タギツヒメ→可奈美VS.禍神姫和→タギツヒメの復活と姫和の吸収という後半は怒濤の展開でいささか忙しない(詰め込みすぎな)ところもあるが、ヴィジュアルもドラマも充実度の高いなかなかの力作で観ていて非常に面白かった。

「ヒナまつり」第9話
マオの無人島サバイバル編と、芦川組跡目問題編と、新田の出世祝い編の三部構成。

ヒナプロデュースの「新田の出世祝い」が最終的に葬式になるシーンがツボにハマって珍しくアニメを観ながら声を立てて笑ってしまった。

あと、今回はマオの無人島サバイバル編は全裸少女の一人芝居というツカミが強烈、芦川組跡目問題編もやくざ設定を活かした悲喜劇の落差の利かせ方が上手くて面白かった。

「魔法少女サイト」第9話
魔法少女チームVS.朝霧兄編。

朝霧兄の跳梁が極まる怒濤の展開。

にじみんの切り捨てから、敵味方互いに最初から全力な強襲合戦に、にじみんの最期と大きな展開が立て続く、テンションの高い贅沢な構成がこの作品らしい退屈する間を与えない刺激に満ちた内容でなかなかに良い塩梅だった。

「七つの大罪 戒めの復活」第20話
メリオダスVS.十戒、続き。
メリオダスの敗死編。

「前回の感想で書いた俺の願いが届いたのか、メラスキュラちゃんが「生命の雫」で復活、しかも全裸とか最高だぜ」と思っていたら、速攻でまたしても惨殺されてしまってションボリする。


2018/06/01 (金)

「こみっくがーるず」第9話
こゆメソッド伝授編と、小夢の激太りとダイエット編、翼の原稿紛失編の三部構成。

小夢×翼回・再び。

身体のラインが出る服に着替えた途端に翼さんの女らしさがグッと増すくだりが実に良い。

あと、今回は「女子力」というテーマに合わせて小夢と翼の力関係が逆転する構図も新鮮&上手い関係性の掘り下げでなかなかに面白い展開だった。

「ひそねとまそたん」第8話
変態飛翔生体を使った神事「マツリゴト」の概要開示編。

小此木さん、ひそねさんに対する態度も、「実は大きな秘密を持っていた」という設定も完全にヒロインだな(笑)。

今回は新章、・・・というか物語の核心部に突入するのに合わせてOPの曲と映像が一部差し替わるサプライズが期待感を上手く盛り上げる演出で観ていてなかなか気持ちよかった。