2018年
04月

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2018/04/30 (月)

「ウマ娘プリティーダービー」第6話
秋のトゥインクル・シリーズファン大感謝祭と毎日王冠編。

大食いをしたウマ娘たちの腹が漏れなく太鼓腹になる演出がいつにも増して卑怯で笑う。

今回はグラスワンダーの復帰と、サイレンススズカの海外挑戦の二つのドラマが並走する後半の毎日王冠編もよかったし、前半の文化祭的なファン大感謝祭と合わせて硬軟非常によく粒が揃ったサブキャラ掘り下げ回といった感じで面白かった。


2018/04/29 (日)

「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」第4話
スクワッド・ジャム、続き。
残り3チーム、VS.ホバークラフト編。

まさかのエシディシリスペクト(?)オチ(笑)。

エムさん活躍回で「現実の射撃」と「ゲームとしての調整がされたGGOでの射撃」の違いについてのレクチャーと、それを活かしたエムさんの戦術が面白かった。

また、予想範囲内のエムさんの裏切りで一度「引く」と見せかけて、Cパートのまさに予想外のエムさんの泣き落としで本当に「引く」、ラストの「引き」の二段構えのサプライズ構成も上手くてなかなかよかったな。

「鬼灯の冷徹 第弐期その弐」第16話
滝夜叉姫登場編。

今回はストーカー紛いの行為をするくらい恋愛脳・乙女脳を拗らせている滝夜叉姫を悠木碧がノリノリで好演していて何か矢鱈にかわいかった。

「HUGっと!プリキュア」第13話
ルールーの野乃家ホームステイ開始編。

青山充の一人原画回。

マジレスロボ娘レズスパイというルールーのキャラ設定の山盛り具合が凄くて人気を後ろから思いっきりまくっていく気満々なのが面白かった。


2018/04/28 (土)

「グランクレスト戦記」第16話
アルトゥーク条約・システィナ軍VS.ダルタニア軍の前哨/ハマーン軍VS.ノルド軍編。

システィナ軍VS.ダルタニア軍、アルトゥーク条約の契約魔法師たちVS.テリウスの駆け引きも充分に面白かったが、今回はやはりエドキアとラウラの全裸士気高揚作戦が凄すぎてそれに全部持っていかれる。
全裸で演説して終わりかと思ったら、兵士たちも脱ぎだし、エドキアとラウラは全裸のまま戦車に乗って進軍を開始する絵面のインパクト、畳みかけも凄くて面白かった。

にしても、元からエロキャラで策を受け入れてからは腹が据わった感のあるエドキアさまとは対照的に、チョイチョイ恥じらいの表情を見せるラウラ先輩が最高にエロくて観ていてかなり興奮したよ。

「フルメタル・パニック! Invisible Victory」第3話
メリダ島攻防戦・ミスリルAS部隊VS.ベヘモス部隊編。

出渕裕コンテ回。

CGの挙動の軽さが気になる部分がいくつかあったが、ベヘモス一機を墜とすのに相当の手数と相応の犠牲を払わなければならないベヘモス攻略シーンの丹念な組み立て、アマルガム襲撃部隊とミスリルとのせめぎ合いっぷりはなかなかに見応えのある作りで面白かった。

あと、ラストの神社のくだりの、主人公二人が葛藤を自分一人で抱え込んだりしないで素直に心の裡を打ち明け合い、窮地に対して速やかに協力体制を作る流れも無駄なストレスをかけないスマートな運びで好かったな。


「僕のヒーローアカデミア(第三期シリーズ)」第42話
敵〈ヴィラン〉連合の雄英林間合宿襲撃、デクVS.マスキュラー編。

第三期シリーズ開始4本目の話だが、シリーズの大きな山場のひとつに相応しい力の入った仕上がりだったな。

ガチの凶悪殺人犯との、ガチの死闘というシチュエーションに見合った緊張感漲る展開に、純粋な力と力の真っ向勝負を、気力を振り絞った捨て身の一撃でうっちゃるラストのボルテージの高まりっぷりが凄まじくって思わず画面に見入ってしまうくらい見応えのある内容だった。


2018/04/27 (金)

「こみっくがーるず」第4話
琉姫さん/爆乳♡姫子先生の締め切り間際の修羅場とサイン会編。

サイン会前の、普通に夏を満喫している点描が謎だったな。

ま、それはさておき、今回は序盤の睡眠不足でお色気アップする琉姫さんがとても素晴らしかった。

あと、サイン会当日朝の琉姫さんのヘアメイクシーンの髪作画もかなりの凝りよう、気合いの入りようで大変眼福だったなあ。

「メガロボクス」第4話
"ギアレス"ジョーのデビュー戦編。

前回の話では「マトモなギアがなければいくら戦術を練ろうが、フットワークを鍛えようがメガロボクスでは勝てない」という話だったハズなのに、今回になったらいきなり「ギアを装備しないで勝ち上がって注目を集める」とかいう作戦を何のエクスキューズもなくはじめて大困惑。
試合シーンの、初陣の緊張から何もかもが空回って間々ならない感じはこの作品らしい生々しさと泥臭さで悪くなかったが、件の唐突な前提条件の覆しがどうにも納得できなくて今回は最後まで観ていてイマイチノレなかったな。


2018/04/26 (木)

「ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-」第3話
幽霊屋敷騒動編。

「ひぐらしのなく頃に」コラボ回。

ソシャゲ特有の無理なコラボ企画をヒネリもクソもなくそのまま消化する明け透けなメタネタっぷりも、キャストはちょことの兼役で追加予算の発生しない田村ゆかりしか出演しないしょっぱさも、いかにもこの作品らしい軽さというか、テキトーさ加減で好かったな。


2018/04/25 (水)

「ハイスクールD×D HERO」第2話
修学旅行、京都到着編。

伏見稲荷大社での襲撃者たちとの戦闘シーンの殺陣が凝っていてなかなかに見応えのある仕上がりだった。

「ルパン三世 PART5」第4話
砂漠の逃避行編。

今回は砂漠で水場にありつくくだりの、普段のクールな無表情キャラの仮面を脱いで歓喜の感情を赴くままに爆発させるアミがかわいすぎて堪らんかった。

「カードキャプターさくら クリアカード編」第4話
詩之本秋穂の友枝中学校転入編。

旧シリーズを観ているときはあまり気にならなかったが、驚くとデカい声で奇声を発するさくらちゃんの悪癖、今話みたいにそのせいで授業が妨害されまくっているのを見ると完全にクレイジーキャラにしか見えないな(苦笑)。


2018/04/24 (火)


2018/04/23 (月)

「ウマ娘プリティーダービー」第5話
日本ダービー編。

ゲスト声優にゲーム版のCMでもお馴染みの武豊が本人役で登場。

クライマックスのスペシャルウィークとエルコンドルパサーのデッドヒートはまさに最後までどちらが勝つかわからないせめぎ合いっぷりで手に汗握るような演出の熱量が素晴らしかった。

また、今回は全体を通しても「特訓」、「ライバル」、「仲間たちとの絆」とスポ根ものの基本・王道をキッチリと押さえたソツの無い構成が手堅く、なかなかによく出来ていた。

「食戟のソーマ 餐ノ皿 遠月列車篇」第15話
進級試験、二次試験編。

後半の札幌観光のくだり、えりなの人間力が上がる展開にマッチしたキャラの美麗な表情作画が正しい力の入れどころといった感じでよろしかった。


2018/04/22 (日)

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」第15話
グランクレバス制圧作戦編。

1話丸々大規模戦闘回で劇場用アニメのようなスケールとクオリティをたっぷりと堪能できる映像の見応えがなかなか大したものだった。

ラストのカタルシス溢れる復活&パワーアップ(?)したストレリチアの大立ち回りも痛快だったが、珍しい市街戦シーンのレイアウトもカッコよくキマっていてよかったな。

あと、ドラマに関しては前回あれだけごねまくっていたイチゴがあっさり身を引く展開はキャラの心情よりも段取りを優先している感じがして少し引っかかったけど、ヒロとゼロツーの和解のくだりは上村祐翔の熱演ぶりも相まって観ていてかなりグッときた。

「鬼灯の冷徹 第弐期その弐」第15話
お迎え課の荼吉尼編と、地獄の植物編の二本立て。

エロい女教師風メガネで声が田中敦子な荼吉尼さまがドストライクすぎて堪らんかった。


2018/04/21 (土)

「フルメタル・パニック! Invisible Victory」第2話
アマルガムの対ミスリル一大反攻作戦編、続き。

カーチェスシーンの3DCGがゲームのプレイ動画みたいなチープさなのは気になったが、そこを除けば東京パートもメリダ島パートも全編通して緊張感漲るハードな戦闘描写・戦争ドラマが続く怒濤の展開で目が離せない面白さだった。

あと、今回からOP/EDがお披露目。
OPのコンテは大張正己で珍しくコンテのみの参加だからか、いつものテンプレ演出は控えめだったな。
それでも曲も含めてロボット戦記もののOPアニメの王道を行くような、ストレートにシリアスでカッコいい作りが矢鱈にアツくて素晴らしかった。

「刀使ノ巫女」第15話
薫の群馬遠征編。

これは良いコメディメイン回にして薫のキャラ掘り下げ回。

薫と真庭本部長の師弟漫才、薫と隊員たちのコント、姫和の貧乳弄りとコメディシーンがいずれも矢鱈に活き活きとした仕上がりで観ていてとても楽しかった。

また、終盤のバトル展開では薫の刀使としての高いプロ意識を示し、「ヤル時はヤル女」ぶりもちゃんと押さえてしっかりと引き締める構成になっているのもソツが無くってよく出来ていた。

「七つの大罪 戒めの復活」第14話
「七つの大罪」最後のメンバー、エスカノール登場編。

第一期シリーズ監督の岡村天斎コンテ回。

これまで散々格上の強敵ぶりを示してきた十戒の二人をまとめてあっさりと屠るエスカノールの逆襲劇はエスカノールの圧倒的な強さがまさに痛快な内容だったな。
少年漫画原作のバトルものらしいパワーゲームが淀みのない構成・的確な演出でキレイに決まった好編だった。


2018/04/20 (金)

「多田くんは恋をしない」第3話
テレサとアレクの多田珈琲店バイト編と、春のコンクールに向けての撮影会編の二部構成。

ニャンコビッグのモノローグ(心の声)に大塚明夫という飛び道具。

出オチ的なネタそのものも面白いが、物語をリードするニャンコビッグのモノローグ=大塚明夫の声がともすれば少女漫画的な甘いムードになりがちな作品の内容に変化を与えるアクセントにもなっていてその点なんかもよろしかった。

あと、今回は洒落ていてかわいいホットチョコレートスプーンというアイテムの使い方や、繊細で絶妙な光良とテレサのラブコメ描写なんかも良い塩梅でなかなかにポイントが高かったな。

「こみっくがーるず」第3話
かおす先生の没ネーム反省会→かおす先生のファッションショー→女子まんが家寮スケッチ大会→かおす先生の体調不良ダウン編。

かおす先生の超先生ぶりが凄まじすぎて笑う。

今回はなかなか盛りだくさんな内容だった上、見せ場のエロ描写もコメディ展開も冴え渡っていて観ていて飽きない、非常に充実度の高い仕上がりだった。

「ひそねとまそたん」第2話
貝崎名緒の脱走編。

OP/EDが初披露。
EDは謎のフランス語ソングで曲もそれに合わせて主人公たちが踊るダンスアニメも矢鱈にオシャレな仕上がりだった。

「ヲタクに恋は難しい」第2話
主人公カルテットのグループ交際開始編。

Cパートの調子に乗った花ちゃんがカウンターを食らう流れがかわいすぎて堪らんかった。

あと、Aパートの話はRPG風のテロップ&ナレーション芸が可笑しくってよかったな。


2018/04/19 (木)


2018/04/18 (水)

「ハイスクールD×D HERO」第1話
一誠VS.サイラオーグ、修学旅行前夜編。

松尾慎コンテ回。

今回から本格的に第四期シリーズが開幕。

エロシーンのボリュームのある女体の肉感も、バトルシーンの重厚な筋肉描写と打撃戦も上々で見応えのある仕上がりだった。

あと、今回からOP/EDが解禁。
EDはヒロインたちの水着祭りで乳・尻描写だらけの画面(中でもゼノヴィアの尻)が大変眼福だったなあ。

「ルパン三世 PART5」第3話
ルパン一味VS.殺し屋オールスターズ編。

ルパンと殺し屋&黒幕との駆け引きと、ルパンとアミの男女の駆け引き、並走する二つの駆け引きがどちらもよく練られていて面白く、今回も最後まで飽きさせない、内容の詰まった作りがなかなかよかった。


2018/04/17 (火)

「魔法少女 俺」第3話
魔法少女サキガスキ誕生編、続き。

前半の「桜世のドキドキ初恋編」と後半の肉弾倒錯コントとの落差がヒドくて面白い。

また、今回は前半の「桜世のドキドキ初恋編」がけっこうハートフルな、ワリとマジメにいい話だったおかげでハイテンション一辺倒ではない緩急のついた構成になっていたのもよかったな。

「ガンダムビルドダイバーズ」第3話
クジョウ・キョウヤとの出会い編。

有澤寛メカ作監回で全体的にメカ作画の修正がいい感じに濃いめ。

特にクライマックスのガンダムAGEIIマグナムのFファンネルによる大剣攻撃のくだりはキメキメなヒーローロボット的な見栄切りも素晴らしくって、まさにガンプラチャンピオンの活躍に見合ったシビれるほどにカッコいい仕上がりだった。

「ブラッククローバー」第28話
合コン編。

今話から種村綾隆が助監督としてクレジット。
それに合わせてか今回はコンテ・演出が種村綾隆で普段よりも力の入った仕上がりだったな。
この話がここ2ヶ月くらいで最も作画が安定して良いというのはこの作品の内容&メイン視聴者層的にどうなの?という気がしないでもないが(苦笑)、オタク的にはとても嬉しい展開だった。

あと、今回からOP/EDがリニューアル。
OPは作画アニメ的見どころの多いヴィジュアルが充実。
EDはノエルメインでキャラ表とはちょっと違うタッチだけどかわいいキャラ画、そして魔法騎士団のローブを外して肩甲骨の見えるエロ衣装姿にしているところがなかなかよかった。


2018/04/16 (月)

「ウマ娘プリティーダービー」第4話
スペシャルウィークのダイエットと、タイキシャトルとの練習試合編。

スズカさんはすっかり心配性のお姉ちゃんポジだな(苦笑)。

今回はキャラ作画が矢鱈に整っていて、ウマ娘たちのムチムチ感、個々のプロポーションの違いをしっかりとフォローした人体作画がなかなかにエロくて素晴らしかった。

「食戟のソーマ 餐ノ皿 遠月列車篇」第14話
進級試験開始編。

えりな様のメガネ女教師風コスが素晴らしすぎてまさに眼福。

また、今回はえりなの態度の軟化ぶり、えりなと創真たちとの距離の接近ぶりも丹念に描かれていてなかなかに良いえりな様の魅力増強・好感度UP回だったなあ。


2018/04/15 (日)

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」第14話
ゼロツーの13部隊への出向解除編。

長井龍雪コンテ回。

ヒロの首に残る首締め跡の手形が生々しくも痛々しいな。

ゼロツーと13部隊との仲間意識みたいなものがあまり育まれているようには見えなかったのでヒロとゼロツーと13部隊の不協和音的展開には生硬さを感じたけど、映像面に関しては前回に引き続き繊細な描写を丁寧に紡ぎ上げる力の入った仕上がりでなかなかに見応えのある内容だった。

「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」第2話
小比類巻香蓮/レンのVRMMO入門→ピトフーイとの出会い編。

小比類巻香蓮の孤独な上京生活事情→VRMMO入門→GGOとの出会い→ピンクの悪魔誕生→ピトフーイとの出会いと約束、という盛りだくさんな内容のレンの背景事情を、テキパキとした話運びで淀みなくこなしていくストーリー構成がよく出来ていて面白かった。

「鬼灯の冷徹 第弐期その弐」第14話
マジカル・マリン編と双子座敷童の洋服選び編の二本立て。

前半の話は上坂すみれのツッコミ芸のテンションとゲストの野沢雅子の圧倒的な存在感がなかなかに良い塩梅だった。


2018/04/14 (土)

「グランクレスト戦記」第14話
システィナ解放戦争編。

まさかの上陸から2週で解放戦争終結(苦笑)。

大規模戦闘回ということで今回もアクション作画がなかなかの充実ぶりだった。
特にラストのシルーカVS.ヤーナの魔法戦は高かった作画レベルがさらに一段階上がったようなブーストのかけっぷりでバトルの決着に相応しい盛り上がりようが上々だったな。

「Lostorage conflated WIXOSS」第2話
外伝漫画「selector infected WIXOSS -peeping analyze-」を元にした清衣の過去編。

清衣の過去話は原作付きだからか、「WIXOSS」らしい皮肉な残酷展開に、シンプルでわかり易い最後の逆転劇と見どころが上手くまとまっていて面白かった。

「フルメタル・パニック! Invisible Victory」第1話
「フルメタル・パニック!」13年ぶりの続編第四期TVシリーズ。

アマルガムの対ミスリル一大反攻作戦「ゼロアワー」発動編。

13年ぶりだけどこれまでの説明はほとんどなく、そのままの続きで最初からクライマックスという感じ。
直前にやっていた「フルメタル・パニック! The Second Raid」の再放送をチェックしておいてよかったよ。

内容的にはキャラ作画もメカ描写もいい感じに濃くなっていて正統進化している感じがよかったな。

「七つの大罪 戒めの復活」第13話
バンとエレインの再会→バンVS.ガラン&メラスキュラ編。

ジェリコ役の井上麻里奈の熱演ぶりも相まってか、ジェリコVS.エレインの女同士のバトルがなかなかにアツい仕上がりだった。

また、今回はその後のバンVS.ガラン&メラスキュラのバトルもバンの静かなブチキレっぷり、大物喰いっぷりがバトル漫画的ケレン味に溢れるアガる展開で面白かったな。

「僕のヒーローアカデミア(第三期)」第40話
林間合宿初日・「プッシーキャッツ」登場編。

前回はキャラクターおさらい編的な半総集編で、今回が実質的な第三期開幕回だからか、作画カロリーの高そうなアクション・エフェクトシーンが盛りだくさんな内容でなかなかに見応えのある仕上がりだった。


2018/04/13 (金)

「ひそねとまそたん」第1話
航空自衛隊が管理するドラゴンとその新人搭乗員たちを軸にしたSFファンタジーお仕事もの。

総監督の樋口真嗣、シリーズ構成の岡田麿里、キャラクター原案の青木俊直をはじめとする人気・有名クリエーターが結集したオリジナル作品。

主人公甘粕ひそねのF-15JのDパイ就任編。

樋口真嗣は最早アニメの監督業には興味が無いんだろうな、と勝手に思っていたので「ヴァンドレッド 激闘篇」以来16年ぶりのアニメ(総)監督業復帰に驚く。

内容的にはユニークな絵面(キャラデザ)、ユニークな設定、ユニークなキャラクター、それら個性的な要素を上手にまとめてジャンル分けできないタイプの、ちょっと変わった手触り作品にキチンと仕上げているのがなかなか大したものだったな。

「ヲタクに恋は難しい」第1話
オタクカップルのオフィスラブコメもの。

主人公桃瀬成海と二藤宏嵩の再会編。

一昔前の「ノイタミナ」らしい正統派なF1層向けアニメという感じ。

ヒロインが軽くカラッと明るい憎めないタイプのクズオタクというのがアニメのヒロインとしては新鮮で観ていてなかなか面白かった。


2018/04/12 (木)

「重神機パンドーラ」第2話
レオンのネオ翔龍追放解除編。

今回からEDが初披露。
クロエの3DCGモデリングが大変よく出来ていてかわいく観ていてちょっと感心した。

「ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-」第1話
スマートフォン向けRPG原作の冒険ファンタジーコメディ。

アーク・エンド第8支部閉鎖編。

若干内輪ノリな軽コメディもので30分尺よりもショートアニメでやった方がよさそうな内容だったけど、キャラ作画が矢鱈にかわいく、安定感もあるので眺めているだけでもけっこうそれなりに楽しめた。

「STEINS;GATE Ø」第1話
「STEINS;GATE」7年ぶりの続編TVシリーズ。
岡部が牧瀬紅莉栖の救済を諦めたルートの物語。

ヴィクトル・コンドリア大学脳科学研究所セミナー編。

キャラデザが稲吉智重に変わったせいか、女性キャラのスタイルがみんなよくなっている、というかみんなおっぱいパンパンになっているのが素晴らしかった。
しかも稲吉智重は前作では作画監督を務めていてアニメ版の絵の雰囲気をよくつかんでいるからか、トータルのキャラ画の雰囲気は変えずに、見事におっぱいだけ増量しているというのも絶妙なバランスでそこもまた素晴らしかったな。


2018/04/11 (水)

「ハイスクールD×D HERO」第0話
音楽・音響関係以外はスタッフを一新した「ハイスクールD×D」3年ぶりの第四期シリーズ。

ディオドラ・アスタロトとのレーティングゲームの決着編。

作品の熱心なファンではないので唐突に「ハイスクールD×D BorN」第9話のリメイクからはじまる展開についていけず。

事前に見たキーヴィジュアルではキャラデザの変更に強い違和感を感じたが、実際に動いている絵で観るとそれほど違和感なく受け入れることができたところはよかったな。

「ルパン三世 PART5」第2話
盗撮ゲームから暗殺ゲームにルパンゲームの主旨変更編。

初回に続き今回も「引き」の立て方が上手くて感心する。
…というか、ラストのルパンの台詞がカッコよすぎてシビれたわ。

「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」第53話
ヒマワリの誕生日編。

今回から本格的に劇場版のリメイク編に突入。

大筒木トネリは1年近く暗躍していたのに結局何もしないまま封印されてしまうのな…。

ヒマワリの誕生日はボルトとナルトの約束を強調することでナルトへのボルトの怒りがヒマワリのためというよりもむしろ自分への裏切りに対するものといった感じになり、ボルトの失望がより深刻になった印象。

劇場版のリメイク編はまだ始まったばかりだが、初回は肉付けの仕方が的確で無理がなく、なかなかよく出来ていた。


2018/04/10 (火)

「ゴールデンカムイ」第1話
日露戦争後・明治時代後期の北海道を舞台にした埋蔵金を巡るサスペンスアクションもの。

主人公の元軍人の杉元とアイヌの少女・アシリパの出会い編。

CGヒグマの画面からの浮きっぷりが凄くてちょっとギャグに見えてしまうとか、埋蔵金の地図の設定が矢鱈に複雑すぎて説得力がないとか、気になるところはあったけど、明治時代後期の北海道という舞台設定や、屈強の元軍人の青年とアイヌの狩人の少女の異文化交流バディという設定はなかなかにオリジナリティが高くてよかったな。

また、主人公二人の判断力・決断力が高く、歯切れよく進む話の運びも好感触でその点なんかもよろしかった。

「魔法少女 俺」第2話
二人目の魔法少女の覚醒編。

女装マッチョへの触手責めの絵面がなかなかに強烈で面白い(笑)。

終始演出のテンションが高いままなので観ていてちょっと疲れるけど、初回に比べるとかなりテンポがよくなったので今回は全編通してワリと素直に楽しめたな。

「ガンダムビルドダイバーズ」第2話
オーガ登場編。

オーガさんの大胸筋の谷間が見えるコスチュームの穴にイチイチ視線誘導されるのが腹が立って仕方がなかった(苦笑)。


2018/04/09 (月)

「あまんちゅ!~あどばんす~」第1話
「あまんちゅ!」1年半ぶりの続編・第二期シリーズ。

夏休みの続き、ダイビング部のバーベキュー大会編。

端整で丁寧な画作りは今回も健在。
イベントごとがテンポよく立て続き、エロい展開もあるストーリー構成も飽きさせない作りでなかなかよかった。

「ウマ娘プリティーダービー」第3話
弥生賞→皐月賞編。

キャラが多いからこのくらいのペースでやらないと処理できないのかもしれないが、サクサクと進んでいく話のテンポがよすぎて最早総集編みたいな感じになっている(苦笑)。

あと、初回放送(1話、2話)のときも思ったが、この作品は背景のキャラのリアクションで小さな笑いを取りに行くセンスが無闇に良いのが楽しいな。
(今回だと祝勝会のときに食い過ぎてデブるスペシャルウィークとか、練習シーンの点描でことごとく走りと関係ない練習や遊びをしているゴールドシップのくだりとか)

「食戟のソーマ 餐ノ皿 遠月列車篇」第13話
3ヶ月間の休止期間を挟んで再開した「食戟のソーマ 餐ノ皿」の分割2クール後半戦。

前半戦終了回からのそのまま続き、えりなの父親への叛乱決起編。

シリーズ再開一発目が創真とえりなの話というストーリー構成が上手くてなかなかよかったな。

また、今回はシリーズ再開一発目だからなんだろうけどキャラ作画が全体的に好調で、なかでも喜怒哀楽様々な表情を見せるえりなの表情作画にどれも力が入っているのが見応えがあってよろしかった。

「美男高校地球防衛部HAPPY KISS!」第1話
物語の舞台設定はそのままに(?)キャラクター、変身絡みの設定を一新した「美男高校地球防衛部」シリーズの1年半ぶりの続編・第三期シリーズ。

「地球防衛部」の「カルルス騎士団ハッピーキッス」就任編。

キャラと固有名詞は変えつつも内容は旧シリーズとほとんど同じ。

話が全て予想通りに進むのは旧シリーズをリフレインするような内容なので仕方がないのだが、それに加えて演出が全体的にのっぺりとしていてメリハリがないため、引っかかりどころがなく観ていて凄く眠くなった。

「Cutie Honey Universe」第1話
「キューティーハニー」のTVシリーズとしては3回目となるリメイクシリーズ。

パンサークローの幹部・シスタージルの対パンサークロー組織・PCISへの潜入編。

TOKYO MXでの放送時間がゴールデンタイムなので間口の広い作りになっているのかと思ったら、狙いが読めないシスタージルの暗躍を軸にした語り口は複雑、エロスとバイオレンスの描写もたっぷり&トンガっていて並の深夜アニメよりもマニアックな作りになっているのに驚かされる。

緊張感のある全体の雰囲気に、盛りだくさんな凝ったアクションシーンの連続、放送時間帯もわきまえずに攻めているエロシーンの数々となかなかに刺激的且つ見どころの多い作りで面白かった。


2018/04/08 (日)

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」第13話
ヒロとゼロツーの封印された過去の記憶の開示編。

ヒロとゼロツーの運命的な巡り合わせの起源を辿る重要エピソードだけあって全編通して力の入った仕上がりだったな。

直後に入るパッケージ版のCMのおかげでヒロがゼロツーを監禁場所から連れ出すシーンが初回のゼロツーがヒロをストレリチアのコックピットに引き入れるシーンと鏡合わせになっているのがすぐにわかるのがとても親切(笑)。

あと、今回は異形の人外らしい不気味さは充分に備えつつも、ヒロインとして愛せる(感情移入)できるラインは上手く守っている幼女時代ゼロツーのデザインが秀逸でなかなか好印象だった。

「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」第1話
「ソードアート・オンライン」に登場するMMOFPS「ガンゲイル・オンライン」を舞台にした「ソードアート・オンライン」のスピンオフ。

スクワッド・ジャム編。

エムさんの慎重にして丁寧なナビゲーションがミリタリー描写に上手く説得力を与えていてよかったな。
また、ラストのレンのリアル開示のギミックも良いサプライズ&良いオチでそこもなかなか面白かった。

「PERSONA5 the Animation」第1話
ジュブナイルRPG「ペルソナシリーズ」の第5弾。
ペルソナ使いの少年少女たちによる義賊「心の怪盗団」の活躍を描くピカレスク・ロマン。

主人公・雨宮蓮の秀尽学園転入編。

導入編の途中(前編?)みたいな感じなのでお話についてはまだ何とも言えないが、あまり言葉で説明しすぎないようにしているのは好印象。

あと、初回だけかもしれないがキャラ作画が矢鱈に端整なのもなかなかに目を惹くものがあったなあ。

「鬼灯の冷徹 第弐期その弐」第14話
3ヶ月間の休止期間を挟んで再開した「鬼灯の冷徹 第弐期」の分割2クール後半戦。

獄卒採用面談編と大食いチャレンジ編の二本立て。

新人育成話みたいな前半の話は新シリーズ開幕一発目らしいエピソードだったけど、基本的には普段と特に変わらぬ感じの平常運転だったなあ。
(単発エピソード主体のコメディ作品なので別にそれでも構わないとは思うけど)


2018/04/07 (土)

「Lostorage conflated WIXOSS」第1話
1年半の休止期間を挟んで再開した「Lostorage ~ WIXOSS」の第二期シリーズ。

水嶋清衣・穂村すず子・御影はんなトリオによるカーニバル捜索編。

実質的には分割2クールなのに随分と間を空けての再登板になったものだな。

清衣の語る脅威が漠然としすぎで具体性がないため、それが物語のモチベーション、推進力として上手く機能していないのが厳しかった。

第一期「Lostorage incited WIXOSS」の出来もイマイチだったし、これではキレイに終わっている「selector」シリーズの主人公たちが再登場してくる展開にも「旧作に泥を塗るような余計なことをするんじゃないのか…」という不安ばかりが湧いてしまうな。

「刀使ノ巫女」第13話
第二部「波瀾編」開幕。
「鎌倉特別危険廃棄物漏出問題」=折神家襲撃、タギツヒメと舞草の決戦から四ヶ月後の現状紹介と、謎の刀使によるノロ強奪事件編。

決戦を終えて取り巻く状況がガラリと変わった登場人物たちの近況を観るだけで楽しい、ストレートによく出来た新章突入一発目。

にしても、第一部では最初から最後までヒロインたちはお尋ね者で落ち着くヒマがなかったため、ヒロインたちの身柄の保証がされているというだけで少し新鮮な感じがしてしまうのは何だかちょっと面白かったな。

「ヒナまつり」第1話
若手のインテリヤクザと超能力者の少女の同居生活を軸にしたSFコメディ。

主人公のヒナと新田の出会い編。

今期二本目の及川啓監督作。

保護者が若いヤクザになった「アリスと蔵六」という感じ。

話の展開も、個々のコントの掛け合いも終始テンポが矢鱈によくって、それがこの作品特有の持ち味として最初から上手く機能しているのが面白かった。

「魔法少女サイト」第1話
ダーク・ファンタジー系魔法少女バトルもの。

主人公・朝霧彩の魔法少女覚醒編。

本編で主人公が味わう非道な行いの数々よりも山崎はるかのデビュー曲に精子まみれの映像をつけるEDが一番鬼畜というのがなかなか強烈なオチだった(苦笑)。

「僕のヒーローアカデミア(第三期)」第39話
半年間の休止期間を挟んで再開した「僕のヒーローアカデミア」の第三期シリーズ。

A組男子のプールで体力強化訓練編。

主要キャラクターのおさらい的な半総集編に水着サービスをつけてお茶を濁すみたいな構成なのだが、画面に映るのはほとんど男の肌色ばかりで男性視聴者に対するサービスが全くといっていいほどないのがツラかった…。


2018/04/06 (金)

「多田くんは恋をしない」第1話
ヨーロッパの小国から留学してきた金髪美少女がヒロインの学園青春ラブコメもの。

ヒロイン・テレサの留学と主人公多田くんとの出会い編。

有り体に言ってしまえば「スクエア・エニックス系の女性向けショートコメディ作品をアニメオリジナルで作ってみよう」という試み。

作画はキャラ・芝居ともに高め安定で、背景美術も凝っており画面の仕上がりは非常に良好。

そして甘え上手なヒロインの魅力・かわいらしさをとにかく徹底的に際立たせた作りも初回としては見せたいものがわかり易く捉えられていてなかなか好感触だった。

「銀河英雄伝説 Die Neue These」第1話
名作スペースオペラ「銀河英雄伝説」の18年ぶりのリメイク。

アスターテ会戦編。

「銀英伝」の華麗なSF世界観を現代の洗練されたヴィジュアルで堂々と描き直していて、ファンにとっては素直に嬉しい仕上がりだったな。

透明感のある撮影処理と、緻密な艦艇・モニターグラフィックのCG処理が非常に美しくって特によかった。

「こみっくがーるず」第1話
今期のきらら枠。
高校生女性漫画家共同寮生活もの、ガールズコメディ。

主人公萌田薫子の文芳社女子まんが家寮入寮編。

背景美術・レイアウト、寮に入る前までに関しては撮影処理も凝っている、思いのほかハイクオリティな仕上がりに驚いた。

そしてかおす先生の担当編集、管理人さん、爆乳♡姫子先生とメガネ女子率が高いのも自分的には高ポイントで好かったな。

「メガロボクス」第1話
「あしたのジョー」をモチーフにしたSFボクシングもの。

主人公ジャンクドッグと彼のライバルとなる「メガロボクス」チャンピオンの勇利との邂逅編。

「あしたのジョー」をモチーフにしたSFボクシングものという企画のセンスはあまりいいとは思えないけど、それを覆す濃厚なヴィジュアルが圧巻だった。
キャラも背景も荒々しい手描きのタッチを強調した描線の迫力、雰囲気が素晴らしく、男臭い話の内容にもガッチリとマッチしていてよく出来ている。

また、話の運びや演出も手堅く、最初から気持ちよく出来上がった作品世界に浸れる仕上がりになっているのもなかなかよかった。


2018/04/05 (木)

「重神機パンドーラ」第1話
荒廃した近未来を舞台に、生物と機械の融合体「B.R.A.I」と人類の戦いを描くSFロボットもの。

量子リアクター搭載MOEVの起動編。

完全オリジナルのロボットものの監督としては「創聖のアクエリオン」以来13年ぶりの新作となる河森正治(総)監督作。

中国発の企画だから世界観が中華圏風味なのね。

う~ん…、設定もキャラクターも話の展開もありきたりで新鮮味がなく、映像も平凡な出来栄えなので引っかかりどころがない、というのが正直な感想だなあ。

キャラや設定の掘り下げがはじまれば河森監督らしい奇想が飛び出してくるかもしれないのでそうなることを期待しつつ、とりあえずいまのところは様子見というところかな。

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」第13話(最終回)
列車襲撃テロ編、続きと航空祭編。

ヴァイオレットがギルベルト少佐の遺族たちの許しをもらい、少佐の遺言の「愛してる」の言葉の意味を少し理解したところでキレイに終劇。

話の流れは順当だが、運びが全体的に段取り臭くてイマイチノレない。

少佐の分身として機能する少佐の瞳の色をしたブローチの使い方とか、空から手紙をまく、後半の「航空祭」というイベントとか、巧い仕掛けもあるだけにそれらを十全に活かしきる形にならなかったのが残念だった。


2018/04/04 (水)

「東京喰種 トーキョーグール:re」第1話
喰種からそれを取り締まるCCGに主人公の立場が逆転した「東京喰種 トーキョーグール」約3年ぶりの新作TVシリーズ。

CCGの実験集団クインクスによる喰種トルソー捜査編。

ひとつの捕り物を通して主人公チームのキャラと設定の紹介を描く手堅い内容。

悪くはないが旧作の魅力だった食人鬼であることの背徳感、「喰うか、喰われるか。殺るか、殺られるか」の緊張感みたいなものがスッカリ減退して普通の超人バトルファンタジーになってしまったのは正直ちょっとパンチに欠けるというか、物足りなさを感じてしまって残念だった。

「オーバーロードII」第13話(最終回)
王都動乱編の決着編。

実質的には分割2クール前半戦終了回。

王都動乱の決着、ナザリックによる「八本指」の制圧と、区切りとしては程よいところのようにも見えるが、ナザリックが覇道に打って出る前の下準備、現状把握のための情報収集みたいなところからは第二期を終えても結局抜け出さないままだったので、ここで終わりにならなかったのにはホッとした。

「ルパン三世 PART5」第1話
2015年にリブートされた深夜枠「ルパン三世」の2年ぶりの第二弾。

非合法アイテムを扱う裏通販サイト「マルコポーロ」の巨大サーバー施設「ツインタワー」侵入編。

アミとの駆け引きのくだりのやり取りがなかなかに洒落た感じで好感触。

また、後半の人類総パパラッチ化スマホ社会にルパンが追い詰められる流れの見せ方も上手いし、アクション的な見せ場のカーチェイスの見応えも上々で初回から見せる/魅せるべきところがキチンと立っているソツのない作りが素晴らしかった。

「3D彼女 リアルガール」第1話
オタク少年とビッチと評判の美少女の異文化交流学園ラブコメ。

主人公筒井光と五十嵐色葉の出会い編。

これはキレイな「はじめてのギャル」(笑)。

原作の絵柄は目力の強いもっと典型的な少女漫画風絵柄のようだが、アニメ版のキャラデザは線の整理がされ、かなりアッサリとした男に優しいデザインになっていて、キャラデザも含めて主人公を振り回すヒロインがちゃんとかわいく見える/かわいく描かれているのがよかったな。

「カードキャプターさくら クリアカード編」第1話
「カードキャプターさくら」の18年ぶりの続編、第三期シリーズ。

さくらカード透明化問題発生編。

旧作のイメージを上手く引き継ぎつつ、近年の浅香守生監督作らしい力の入った撮影処理など現代風のアップデートがその上にこれまた上手く乗っかっている、これは良いリブートだな。

あと、自分的に「カードキャプターさくら」で一番好きだったのは鈴木典光のEDアニメだったので今回のEDも鈴木典光の作品だったのには観ていてちょっと興奮したよ。


2018/04/03 (火)

「キャプテン翼(2018年版)」第1話
名作サッカー漫画「キャプテン翼」16年ぶり、4回目のリメイクアニメシリーズ。

大空翼の南葛市転居編。

優れた原作第1話を上手に現代翻訳した、これは良いリメイクだな。

特に(ここはアニメオリジナルシーンだが)若林VS.槍投げのくだりや、ラストのバスの股抜きシュートといったアクションの見せ場の演出がキレ味充分でカッコよく、観ていてメチャクチャシビれたわ。

「魔法少女 俺」第1話
性転換ネタ魔法少女コメディもの。

主人公卯野さきの魔法少女変身編。

児童向けアニメ、女性向けアニメはあまりチェックしないので自分的には「シャイニング・ハーツ~幸せのパン~」以来6年ぶりに観る川崎逸朗監督作品。

ハイテンションなノリやキャラクターは悪くはないが、ひとつひとつのシークエンスを引っ張りすぎなテンポが悪くて途中でダレる。

出オチみたいなネタ、制作がぴえろプラスというのもネガティブ要素で気になるところ。とりあえずは様子見かな。

「ガンダムビルドダイバーズ」第1話
設定・世界観を一新した「ガンダムビルド」シリーズ3年ぶりの新作TVシリーズ。

主人公ミカミ・リクのガンプラバトル・ネクサスオンライン(GBN)初体験編。

対戦格闘ゲームからオンラインRPGに「ガンプラバトル」のモチーフが変更。

3年ぶりな上、設定・世界観を一新した完全新規シリーズなのに「ガンダム」という作品(最早「文化」といってもいいかもしれない)や「ガンプラ」という商品についての説明がないまま話が展開していくのが意外。

脚本がオリジナル作品だとダイアローグのクセが強い黒田洋介から木村暢に変わったせいか、だいぶアッサリとした口当たりになり、先の「ガンダム」についての説明がないこととも絡むが往年のガンダムファンに対するアピールも減ってメイン視聴対象年齢が下がった感じ。

あと、いきなりホモ臭い主人公のリクとユッキー、おっぱい枠は守られたナナミお姉さん、ラップになっても観ればわかるOPの大張正己演出、そしてOPにクレジットされる「アクション監督 大張正己」の頼もしさなんかが初回は印象的だった。


2018/04/02 (月)

「アイドリッシュセブン」第15話
八乙女社長の情報戦編。

レギュラー放送終了回。

これは当然狙ってやっているんだろうけど、いつにも増して「引き」の強い形で話を区切ったな。

相変わらず主人公たちへの追い込み方がエグいが、グループ解散の危機に対する対応でグループの絆が崩れかかっているIDOLiSH7とグループの絆を確かめる形になったTRIGGERの、両グループの成熟度の対比が観ていてなかなか面白かった。

「ウマ娘 プリティーダービー」第1話、第2話
競走馬美少女擬人化ネタ、アプリゲームを中心にしたメディアミックス企画もの。

主人公スペシャルウィークのトレセン学園入学編。

競走馬美少女擬人化、レースもの、学園百合もの、アイドルものと設定盛り盛りなイロモノ作品をP.A.WORKS制作らしい丁寧な作画でハイクオリティな映像に仕上げる、というネタの下らなさと仕上がりの質の高さのギャップを楽しむアニメだったな。
アプリゲームアニメらしい一度にたくさん出てくる美少女キャラの多さには目が眩むが、ネタのトンデモ加減と堅実な演出・作画のバランスがよくとれていて面白かった。


2018/04/01 (日)

劇場用アニメ「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」を観る。
「文豪ストレイドッグス」の続編劇場版。
異能力者連続殺人事件編。

話はいささか大味な感じだが、最後まで失速しないテンポのよさとテンションの高さの勢いで駆け抜けるように押し切った印象。

カッコいいキャラクターがたくさん出てきて、カッコよく戦う、この手のヒーローチームバトルアクションものの王道を行くようなストレートな作りに満足。
特にTVシリーズの後期OPをBGMにしたクライマックスのラスボス戦なんかはまさにその王道中の王道、自分が観たいもののど真ん中といった感じで最高だったな。

また、TVシリーズと同様に艶があって端整美麗なキャラ作画、ボンズ制作のアニメらしいケレンミの利いた漫画的アクションの連続といったヴィジュアル面も上々な仕上がりだった。

個々の見せ場的にはくだんのラスボス戦に、ハードボイルド着物ロリというのが新鮮で楽しい前半の泉鏡花のアクションシーン全般、劇中では「前座」などと自嘲するが見せ場・役回り的には一番美味しく、谷山紀章のエッジの利いた熱演ぶりも素晴らしい中原中也の活躍シーンなんかがなかなかに印象的でよろしかったな。

「3月のライオン(第2シーズン)」第22話(最終回)
桐山くんの幸田家帰省編+高橋くん送別会/桜まつり編。

第二期ではダブル主人公といっていいくらいの存在感があったひなちゃんの中学卒業/初恋終了→高校進学でキレイに〆。

ほとんどピクチャードラマみたいなアバンの桐山くんの幸田家帰省編をはじめ、静的な画面構成でいつにも増して映像詩的な雰囲気が極まっている作りがなかなかの見応えだった。

そして最後はビックリするほど肩の力の抜けた軽コメディ展開で軽やかにまとめる構成演出の妙も大したもので観ていてとても感心したよ。

最後は感動的に終わるんだろうな、というこちらの予想を大きく裏切るコメディ展開に「えっ、こんな笑い話で終わっちゃうの?」と驚いていたら、ラストのCパートの桐山くんのリアクションによって笑い話みたいなありがちな失敗談が多幸感溢れる雰囲気にキレイにスライドしていく流れがなかなかに上手かった。
アバンの幸田家の話もそうだし、シリーズの大きなテーマだったいじめ問題もそうだけど、シリーズ全体としては決してハッピーなムードに溢れた話ではないのだが、最後にはちゃんとささやかだけど大切な幸福を手にして終わっている、後味、余韻の響かせ方が凄くよくって素晴らしかった。

「Fate/EXTRA Last Encore」第10話
第六層編。

3ヶ月間の休止期間を挟む前の分割2クール前半戦終了回。

前回のハクノとネロの事情の開示に続き、今回はリンの事情を開示し、主要キャラ三名のキャラの掘り下げを終えたところで前半戦終了というのが相応に程よい区切りのつけどころといった感じでよろしかった。