2018年
01月
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2018/01/31 (水)
OVA「中二病でも恋がしたい!戀 Extra Episode」を新作劇場版を観る前の復習として観る。
勇太が昔好きだったアイドルの画像データをめぐる六花と勇太の痴話喧嘩話。
派手なイベント展開に頼らずに話の面白さだけでちゃんとOVAに相応しいお得感を感じさせる内容になっているのが大したもの。
単純に軽めのラブコメ話として楽しい仕上がりになっているし、「ささやかな痴話喧嘩も恋人同士の大事なコミュニケーションの一つだから二人の仲は順調に進展している」というまとめ方も(この時点での)シリーズの幕引きとしては地味ながらもキレイな幕引きでなかなかに良い塩梅だった。
「宇宙よりも遠い場所」第5話
南極出発編。
南極組への陰口にめぐみが一枚噛んでいるのは想像できたが、第1話のカツアゲのときから既に(報瀬とのファーストコンタクトから速攻で)暗躍が始まっていたとか、めぐみさんのキマリへの依存心の闇が深すぎて戦く。
互いが一方的に今の感情をぶつけ合っただけで、問題の解決からはほど遠い状況のままブン投げ気味に終わっているのでスッキリしないが、共依存関係を一方的に打ち切られためぐみの鬱屈、イチイチ無自覚にめぐみの意に沿わない態度を繰り返すキマリの残酷さなど、ネガティブな感情を助長する描写の積み重ねによる泥沼の作り方はとても丹念な仕事ぶりでなかなかに目を惹くものがあったな。
「オーバーロードII」第4話
アインズの、リザードマンの集落への降臨編。
久々の主人公登場&メイン回でテンションが上がる。
後半のアインズさま降臨シーンは統制の取れた物量戦に強いCGの強みを活かした行軍シーンが威圧行為に相応しい迫力があってなかなかに見応えのある仕上がりだった。
2018/01/30 (火)
「からかい上手の高木さん」第4話
理科室掃除編、逆上がり編、西片くんの風邪編、尾行編の四本立て。
「理科室掃除編」の掃除用具入れに高木さんが待ち伏せしているくだりがストーカーの異常行動そのものすぎて怖い。
おかげで「風邪編」で西片くんの風邪の原因を言い当てたくだりもストーカー行為の成果にしか見えないし(西片くんが「100%片想い」の登場人物の真似をしていたところからの推理なんだろうけど)、「尾行編」も「身ほど知らずの素人が何も知らずにその道のプロに専門分野で挑んで返り討ちに遭う話」にしか見えなくって参ったな(苦笑)。
「りゅうおうのおしごと!」第4話
夜叉神天衣登場編。
ロリコンの上、二股とか、九頭竜先生マジクズ竜。
ラストの浮気現場直撃ENDは予想通りすぎる修羅場展開だったが、これほど次回が気になる「引き」もないな(笑)。
二人の「あい」の互いの我の強い性格も含めて、この先、まさに波乱必至なスキャンダラスな状況が面白すぎて堪らんかった。
「ブラッククローバー」第17話
VS.マルス戦、決着編。
吉原達矢監督絵コンテ・演出・作画監督(共同)、原画、第二原画、動画担当のエフェクト作画アニメ回。
煙と風のエフェクト作画が全編に渡って非常に凝った仕上がりで見応えあり。
また、アクションシーンはどのキャラも攻撃パターンがストレートな上に少ないのでいささか単調な印象なのだが、マルスの大剣の振り下ろしはどれも動きに大剣の質量に相応しい迫力と、必殺の一撃に相応しいキレ味があってなかなかカッコよかったな。
2018/01/29 (月)
「銀魂.」第345話
真選組の帰還編。
真選組の帰還→真選組カット追加のOPへとなだれ込む演出は予想通りだったが、わかっていても燃える演出でナイスであった。
また、今回はキャラもアクションも最終章始まって以来最も良い作画状況も上々だったし、山崎役の太田哲治の声芸が冴えるラストのコントもなかなかに楽しい仕上がりでよろしかった。
2018/01/28 (日)
「ダーリン・イン・ザ・フランキス」第3話
13部隊の初陣編。
今回はメガネっ娘とパートナーになれるという至上の幸運を自ら手放すような罰当たりな愚か者には天罰が下る、というなかなかに教訓めいた話だったな。
「スロウスタート」第4話
万年大会登場編。
ぶっちゃけ実質的には最早浪人生ではなくただの引きこもりなのか?、家族はこの状況をキチンと把握しているのか?など、万年さんについては観ていて気になることが多々あったが、何はともあれスウェットを脱いだらなかなか凄くて、けっこうおっぱいがあるのが良いサプライズで素晴らしかった。
「Fate/EXTRA Last Encore」第1話
「Fate/stay night」のスピンオフRPG原作のSFバトルファンタジー。
今期二本目のシャフトアニメ。
話の筋的にはベタな説明は避けつつもワリとわかり易くまとまっていて悪くはないのだが、視聴者の感情の誘導が上手くないので話に入っていけなかった。
また、画面の仕上がりも緩くて、残念ながら話も映像もいま一つ冴えない印象だったなあ。
「魔法使いの嫁」第16話
智世とアリスのクリスマスプレゼントショッピング編。
見た目も性格も正反対な二人だが、常識の埒外の世界で居場所を得た世間のはみ出し者同士、妙に馬が合って自然と仲良くなっていく感じが好感触。
また、今回は智世もアリスも過酷な幼少期もしくは思春期を過ごしたせいで「友達と一緒にショッピングをする」というありふれた幸せがかけがえのないものとして一際輝く、という定番展開を手堅い演出でキッチリと仕上げてくるところなんかも勘所を外さぬ作りでなかなかに良い塩梅だった。
「キラキラ☆プリキュアアラモード」第49話(最終回)
エリシオとの最終決戦から1年後のエピローグ編。
芸能界入り(?)したおかげか、最後の最後での不人気救済措置なのか、最終的にあおちゃんがぶっちぎりで一番キレイになってんな。
ま、それはさておき。
キュアエールさんに盛大なフォローをしてもらっているのであまり「後のことはペコリンに任せて大丈夫」な感じになっていないのは引っかかるが、キャラデザ・井野真理恵作監による全編に渡る端麗な作画に、貝澤幸男SDによる地味に凝っていてセンスのよい演出と、隅々にまで満遍なく力の行き届いた作りは最終回に相応しい満足度の高い仕上がりでなかなかに見応えのある内容だった。
2018/01/27 (土)
「ハクメイとミコチ」第3話
ミコチの自宅全焼編とハクメイの風車修理編の二本立て。
ミコチの自宅全焼編。
住居が事故で一瞬で破壊展開のまさかの天丼に笑う。
あと、今回は作るも食すも「食」に関するこだわりが強く、料理の腕を振るえる環境にテンションが上がるミコチさんがかわいらしくて堪らんかった。
「グランクレスト戦記」第4話
ヴァルドリンド軍のテオ・コルネーロ討伐戦編。
徳田大貴絵コンテ・演出・作画監督・アクション作画監督・原画・動画担当の作画アニメ回。
中盤の以降の合戦バトルシーンは濃厚してキレ味充分なアクション作画をたっぷりと堪能できて眼福だった。
また、今回はシルーカさんがことごとく勇み足を踏みまくる政略・戦略・戦術のシルーカ、ヴァルドリンド軍、アルトゥーク軍、三陣営の駆け引きもなかなかによく練られていて面白かったな。
「刀使ノ巫女」第4話
益子薫・古波蔵エレン長船女学園コンビの追撃編。
今回は主人公たちの逃走劇の裏で特別刀剣類管理局内の内紛暗闘劇が静かに進行しているのを匂わす、二局面同時進行の構造が徐々に表面化してくる作りがなかなかに良い緊張感を生んでいて面白かった。
「BEATLESS」第3話
レイシア誘拐事件編。
前回作画が2話目にしてかなりあやしい感じだったので不安だったのだが3話目の今回は再び大きく持ち直したな。
特に終盤のレイシアVS.紅霞のバトルはアクション作画とエフェクト作画のキレ味が初回以上に冴えた仕上がりでなかなかに見応えのある内容だった。
「七つの大罪 戒めの復活」第3話
王都キャメロット、VS.アルビオン編。
今回は前半のディアンヌVS.ゴウセル、後半のメリオダスVS.アルビオンのバトルシーンがどちらも少年バトル漫画の見せ場らしいケレン味たっぷりな仕上がりでなかなかに良い塩梅だった。
2018/01/26 (金)
2018/01/25 (木)
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」第3話
自動手記人形育成学校編。
教官殿は厳しい雰囲気バリバリだが雰囲気だけでメチャクチャ甘い人だったな(苦笑)。
自動手記人形育成学校の生徒たちのキャラデザがどれもなかなか凝っていたので、しばらくはここを舞台にした話が続くのかな?と思ったら、1話であっさりと終了してしまうという、贅沢なキャラデザリソースのかけ方に驚いた。
あと、お話的には前半のヴァイオレットまさかの優等生展開がよかったな。
「ただでさえ『自動手記人形』業の職業適性が低いヴァイオレットが厳しそうな学校の授業についていけるのか?」という不穏な予感を裏切り、学校のスパルタ式の育成法と完成された兵卒気質のヴァイオレットの性分との相性がこれ以上なく噛み合って並外れた好成績をたたき出すという展開のフェイントのかけ方が上手くてなかなか面白かった。
2018/01/24 (水)
2018/01/23 (火)
「りゅうおうのおしごと!」第3話
研修会試験編。
どう転んでもあいちゃん大勝利ENDになるように最終的な意見調整をした雛鶴ママンの母の愛が深くて重い話だったな(苦笑)。
ま、それはともかく今回は、八一、あい、銀子、雛鶴父母と最後の対局に関わる主な登場人物全ての顔を立てる形に物語を落着させたまとめ方がとても上手くて大いに感心してしまったよ。
また、クライマックス以降の展開はその各キャラへの目配せの利かせ方の巧さに加え、勝負と人情のアツいドラマをやりつつも、最後はちゃんとラブコメになって終わっている話の流れも本当によく出来ていて、その点なんかも素晴らしかったな。
「おそ松さん(第二期)」第16話
宇宙海賊編と究極のおでん編ととなりのキンちゃん編の三本立て。
究極のおでん編。
井上和彦を使った「美味しんぼ」のパロネタ。
完全に出オチだがご本人さまご登場のインパクトが強すぎるのでうっちゃられる。
あと、井上和彦はベテランになった現在に至っても変わらずずーっと第一線で活躍しているからか、あまり意識したことはないけれど、かつての代表作を四半世紀(!)ぶりぐらいに耳にすると声の衰え無さ加減に今更ながらに驚くな。
となりのキンちゃん編。
何度も言うがこの作品のゲスト美少女キャラのキャラデザは素晴らしい。
内容的にはゲスト美少女キャラの話に見せかけて実はトト子ちゃん萌え回という、フェイントがよく利いている。
また、今エピソードは感情の波が激しく、面倒くさいけどかわいいトト子ちゃんを絶妙な手綱捌きで演じきる遠藤綾の好演ぶりもなかなかのものでよろしかった。
2018/01/22 (月)
「アイドリッシュセブン」第5話
陸の持病発覚編。
天陸兄弟は兄弟揃って体調管理ができない兄弟(苦笑)。
「IDOLiSH7」の熱心なファンの娘たちにはちゃんと役名があって、それぞれに影山灯、木村珠莉、高橋美佳子といった有名声優が配役されているのが妙に力が入っていて何だかちょっと面白かった。
2018/01/21 (日)
「ダーリン・イン・ザ・フランキス」第2話
ヒロの起動テスト・模擬戦編。
完全にスタイリッシュな「健全ロボ ダイミダラー」。
中折れして、いろいろ頑張ってくれたお相手にキレられ気まずい雰囲気の中、ポエムを綴るというラストの「シリアスな笑い」がハンパない(笑)。
各種エロ設定はいささかあざとく見えるけど、この作品独自のカラーが明快になり、キャラ描写や展開の幅も拡がって内容的には俄然面白くなってきた。
「スロウスタート」第3話
ゴールデンウィーク編。
Aパート冒頭の教室のシーンの無闇に動かしすぎ感が相変わらず凄い。
また、志温ちゃんのジョギングシーンのいつにも増して主張の激しいおっぱい描写も素晴らしかった。
あと、今回は栄依子さんのひと月で他クラスにまで手が伸びている八方美人メスぱっくんぶりに「特(別)に好きな人がいないから誰にでも優しい人」・「友達を人間ではなくコレクションアイテムだと思っている人」的な心理がちょっと垣間見えて何だか少し怖かったな(苦笑)。
「魔法使いの嫁」第15話
智世の妖精の国での療養編とシルキーのお留守番編の二部構成。
前半の話も後半の話もゲスト/メインの女子キャラが魅力的に描かれているキャラ萌え話でよろしかった。
特に後半のシルキーの話のキャラ萌え指数がサブキャラ番外エピソード的な内容だからか、普段よりもちょっとフリキレ気味で少し新鮮な味わいがあり、観ていてなかなか面白かったな。
「キラキラ☆プリキュアアラモード」第48話
エリシオとの最終決戦編。
前半のバトルシーンは射撃戦も肉弾戦も縦横無尽に動きまくる最終決戦らしい力の入った仕上がりでなかなかの見応えだったな。
また、何度も決着が付きそうで付かない粘り腰の利いた構成も緊張感の途切れぬ作りでよろしかった。
ただ、エリシオの虚無に世界が飲み込まれるくだり以降の「イデオン 発動篇」みたいなオカルト演出には観ていていささか面食らったな。
あと、世界の存亡を決めるような一大事を乗り越えたあとの余韻に浸る間もなく、いちかの誕生日会になだれ込み、世界規模のイベント話が一瞬で身内のイベント話に切り替わるラストの急激なトーンの変化にも拍子抜けしてしまって付いていけず、そこにもちょっと戸惑った(苦笑)。
「ONE PIECE」第821話
サンジの弁当と葛藤編。
ラストのサンジがボビンをぶっ飛ばすシーン。
唐突さといい、立場や後先のことの無視加減といい、まさに「ついカッとなってやった」のお手本みたいなシーンだったな(苦笑)。
2018/01/20 (土)
「グランクレスト戦記」第3話
セーヴィス王の軍勢との決戦編。
今回は作画がこれまでで一番よかったな。
芝居もそれなりに丁寧だったが、とりわけ前半のサラマンダーのくだりと後半の合戦シーンのアクション&エフェクト作画のキレ味がよくってなかなかに見応えのある仕上がりだった。
「キリングバイツ」第2話
四大財閥各陣営のラーテル/宇崎瞳の争奪戦編。
Aパートラストのモーニングぱんつのぱんつ作画がなかなかに本気の描き込み具合でよろしかった。
「七つの大罪 戒めの復活」第2話
十戒の復活と、バン一行の新たなる妖精王の森への帰還と、ゴウセルの実験編。
早朝枠に移動してもぱんつシーンが健在で安心した。
初回にはぱんつシーンがなかったので規制がかかるようになったのでは?と気が気でなかったんだよな。
2018/01/19 (金)
「ゆるキャン△」第3話
富士山麓キャンプ編、続き。
各務原姉、矢鱈に付き合いいいけれど、頭の弱いの妹には優しく接する、要望には極力応えてあげるっていうのが当たり前な感じになっているのかな?
ま、それはさておき。
今回は作品タイトル通りゆったりとしているんだけど、間延びして焦れる感じが全くしない時間の使い方がとても上手くて感心した。
また、富士山麓キャンプ場の雄大な自然の見せ方も見事でその点なんかもなかなかに見応えのある内容だったな。
「恋は雨上がりのように」第2話
あきらちゃんの古傷ぶり返しバイト病欠編。
いくら唐突なタイミングとはいえ、このドストレートな告白が全く通用しないとは店長のゴールマウスがあまりにも堅すぎる(笑)。
あと、今回はあきらちゃんがベットの上で店長に腰を抱かれた感触を反芻するシーンの芝居が矢鱈に丁寧で何か猛烈にエロかったな。
「だがしかし2」第2話
野球盤ガムとポンポン船編。
野球盤ガム編。
ほたるさんの透けブラがエロすぎて話が全く頭に入ってこなかった(苦笑)。
ポンポン船編。
女子の入浴シーンは湯気のガードが厚すぎてあんまり有り難みがなかったが、ほたるさんのストローのカットは今話最大のハイライトに相応しい色気があってなかなかよかった。
2018/01/18 (木)
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」第2話
ヴァイオレットの「自動手記人形」業入門編。
相変わらずまるで劇場用アニメのような格調の高い画面の仕上がりで観ていて思わず惚れ惚れとしてしまう。
そして何と言っても今回はメインで描かれるエリカさんが自分好みのネガティブ地味メガネっ娘すぎるネガティブ地味メガネっ娘で悶死しそうになってしまった。
基本的には感情の起伏が乏しい低温キャラなんだろうけど、職業柄愛想良くしなきゃいけなかったり、人並外れて感情表現・共感能力が欠落しているヴァイオレットの相手をする流れのせいで、端々でポーカーフェイスに綻びが出まくっているのが大変素晴らしいギャップ萌えで堪らんかった。
2018/01/17 (水)
「宇宙よりも遠い場所」第3話
主人公4人組最後のメンバー・白石結月加入編。
前半のコント(会話劇)のキレ味と役者陣の活き活きとした快演ぶりが素晴らしい。
また、クライマックスの「夢だけど夢じゃなかった」展開も押し引きが上手くて観ていてけっこうグッときた。
2018/01/16 (火)
「おそ松さん(第二期)」第15話
開かずの瓶編と、カラ松タクシー編と、新春恒例トッティクイズ編の三本立て+α。
全てはラストのオチのための仕込みとはいえ、カラ松タクシー編のトト子ちゃんのツッコミが総じてかつてないほど優しいツッコミで観ていてちょっとトキメイた。
2018/01/15 (月)
「三ツ星カラーズ」第2話
かくれんぼ編と、ペンキ塗り立て編と、納豆編の三本立て。
かくれんぼ編の「新しいゲーム、面白い?」と聞かれたあとの、琴葉の笑顔が本当に「良い笑顔」で素晴らしい。
あと、今回はペンキ塗り立て編のポール跨ぎの繰り返しがなかなかにフェチ指数が高くて気になった。
2018/01/14 (日)
「ダーリン・イン・ザ・フランキス」第1話
人類を襲う謎の巨大生命体“叫竜”に対抗する為に作られたロボット兵器「フランクス」に搭乗する男女一対の少年少女パイロットたちが主人公のSFロボット群像劇。
錦織敦史監督初TのVアニメオリジナル作&TRIGGER初のロボットアニメ(A-1 Picturesと共同制作)。
最近ちょっと久しぶりな感じがする繊細なタッチの思春期青春群像劇系ロボットもの。
作品の内容に合わせて狙ってやっているのかもしれないが全体的に語り口が生硬い印象だったなあ。
丁寧に作られてはいるのでメインターゲット層のティーンの子たちには刺さる作品になりそうな気もするが、生真面目に徹底して繊細な思春期ものをやっているのでおじさんにはそのノリについていくのが正直けっこうシンドかった。
「ポプテピピック」第2話
芸達者でサービス精神も高い悠木碧の参加は作品のテイストに非常にマッチしていて好感触。
あと、赤羽根健治・武内駿輔のアイマスPコンビのハーモニーが無闇にキレイでおっさんなのに聴いててうっかりウットリしそうになってしまった(苦笑)。
今回は「異次元遊戯ヴァンヴー」などの飛び道具も相変わらず面白かったが、木琴の話とか、輪唱の話とか、普通のネタもしっかりと面白いのが(この作品なりに)地に足のついた感じがしてよかったな。
「魔法使いの嫁」第14話
ジョエルの最期編。
ジョエルさんの最期にまつわるお話はせつない話なんだけど、リャナン・シーさんの格好がとにかくエロすぎるのでどうしても乳尻に目がいってしまい話に全く入っていくことができなかった(苦笑)。
「キラキラ☆プリキュアアラモード」第47話
いちご坂ディストピア化編。
子供の時分に観ていたらけっこう怖かったんじゃないか、と思うほど、ペコリンの孤立のさせ方・追い込み方が徹底していて戦く。
エリシオさんの無血ディストピア革命はかなり唐突な展開だったけど、ノワールさまの出自と同様にそこに至るまでの流れに関する設定はちゃんとあるけど尺の都合と優先順位の問題でザックリカットって感じなのかな。
ルミエルさんとの因縁も含む敵側の事情が端折られまくっている印象なのはやはりヒロインが6人もいて彼女らの本筋だけで精一杯って感じになってしまったからだったりするんだろうか?
2018/01/13 (土)
「覇穹 封神演義」第1話
「封神演義」19年ぶりのリメイクアニメ。
封神計画の発動編。
「仙界大戦」編を中心にまとめると聞いていたので「仙界大戦」編だけをアニメ化するんだと思っていたけど「仙界大戦」編までの話を2クールにまとめるという形になるのね。
初回の内容については話はちょっと総集編くさい駆け足展開だったが、キャラ画や演出のノリは原作のテイストをキチンと汲み取っているのが好印象でなかなかよかった。
「ハクメイとミコチ」第1話
二頭身のこびとたちの住む世界を舞台にした、ファンタジー日常もの。
「夕焼けトンビ」捜索編とハクメイの財布紛失事件編の二本立て。
これはいい日常生活アニメ。
ハクメイとミコチの百合夫婦感も良好で嫁力の高いミコチがこびとのクセにメッチャいい女に見えて仕方がない。
凝った背景美術やキャラとモノのサイズ感なんかもよく作り込まれていて映像的にも見応えのある仕上がりだった。
キャラデザが二頭身な時点で自分的には視聴意欲が振るわず、合わなかったら1話目で「さようなら」するつもり満々だったのだが良い意味で予想を裏切られ、何だか凄く得した気分になってしまった。
「グランクレスト戦記」第2話
ラシック・ダビッドのテオの領地侵攻編。
登場する美女がみんなヘソ出しという、初回以上のヘソフォルテアニメだったなあ(笑)。
相変わらずバトルは緩いが、各キャラが意外とよく立っているのと、オチが程よく予定調和を崩す流れだったこともあって存外にけっこう楽しんで観られる内容だった。
「博多豚骨ラーメンズ」第1話
人口の3%が殺し屋という犯罪都市と化した博多を舞台にしたクライムサスペンス群像劇。
馬場探偵事務所の原田正太郎福岡市長・刑事謀殺疑惑調査開始編。
話はまだ見えてこないし、画的に目を惹くようなところもないが、人殺しばかりの刺激的な設定に、初回から錯綜しまくる人間関係をテンポのよい語り口で捌く作りは少なくとも観ていて飽きさせない内容にはなっていてなかなか悪くなかったな。
「BEATLESS」第1話
hIEと呼ばれる人型ロボットの少女と主人公の少年のボーイ・ミーツ・ガールSF群像劇。
レイシア級hIE5体の脱走と、主人公・遠藤アラトとレイシアの出会い編。
もっとシリアスでハードな内容を想像していたので終盤落ちものヒロインアニメみたいな展開になったのには驚いた。
でも、まぁ、そのおかげで観易くなったので結果的にはよかったかな。
あと、作画的には爆発のエフェクトが全体的に凝っていてなかなかに見応えのある仕上がりだった。
「キリングバイツ」第1話
裏社会で行われる獣人同士の賭け試合「牙闘(キリングバイツ)」を舞台にしたバトルアクションファンタジー。
「蜜獾(ラーテル)」の獣闘士・宇崎瞳の初陣編。
ハードな獣人挌闘バトルものという路線が同じ上、制作も同じライデンフィルム制作だからか、思いっきり「テラフォーマーズ」っぽい(苦笑)。
内容全般的には美少女挌闘ものも、動物蘊蓄話も好きなのでシンプルに楽しめそうな感じだった。
また、テンポよくサクサクと進んでいく話運びも単純明快な設定やキャラクターにマッチしていてよかったな。
「七つの大罪 戒めの復活」第1話
「七つの大罪」2016年のTVSP以来1年3ヶ月、レギュラーシリーズとしては2015年以来2年9ヶ月ぶりの第二期シリーズ。
ヘンドリクセンの陰謀から王国を救った功績に対する「七つの大罪」への勲章授与式編。
ホークの身体が小さくなったのは「致命傷の代償として身体のサイズが縮むペナルティを負う」という流れだったのに、大した理由もなく 、しかもこんなに早く元に戻ってしまっていいのかな?という気がしないでもないが、ホークのサイズは掌サイズよりもデカい方がかわいいのでこれはこれでヨシとする。
あと、前シリーズの「新たなる旅立ちEND」をエリザベスに夢ということにしてしまう、辻妻合わせの強引さには苦笑するしかなかったな。
2018/01/12 (金)
「ラーメン大好き小泉さん」第2話
北極ラーメン編とパイナップルラーメン編の二本立て。
北極ラーメン編。
コートを脱いだ美沙さんの季節感のない格好が素晴らしい。
激辛ラーメンの刺激が失恋の傷心を呼び覚ます、という展開も高まる感情の押さえ方がなかなか上手くて観ていてけっこうグッときた。
パイナップルラーメン編。
これは素晴らしいメガネっ娘アニメ。
クライマックスの告白シーンがかわいすぎてTVの前で悶える。
また、潤さんがラーメンを食すときにポニテになるのも眼福だったし、食事シーンの原由実の艶技も絶品で耳もとても幸せだった。
「メルヘン・メドヘン」第1話
異世界転生魔法少女養成学園もの。
主人公・鍵村葉月の「原書」(魔導書)との出会いと、異世界転生編。
雑な話の運びに、それに合わせて都合よく動く主人公と、話にもキャラにも共感しずらい内容がツラい。
キャラ作画がよく、エロい展開にも期待ができるのでしばらくは付き合ってみようと思うが、とりあえずはあまりハードルはあげずに様子見って感じだな。
「ゆるキャン△」第2話
なでしこの「野外活動サークル」入部編と、リンの富士山麓キャンプ編の二部構成。
リンがキャンプ場を一回り探検するくだりのエンジョイぶりと、リンと斉藤さんのLINEのやり取りの仲良しっぷりがどちらもなかなか微笑ましくってよろしかった。
「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」第1話
プログラマーが自分が作っていたゲームの世界に入り込む、オンライン小説発のラノベ原作もの異世界転生ファンタジー。
主人公・鈴木一郎/サトゥーの異世界転生編。
王道的な異世界転生無双ものって感じ。
監督が大沼心なだけあって、ソツなく仕上がっていて悪くはないが、ポップで出てくるウィンドゥの文字が細かすぎて読めないことだけはちょっといただけなかったな。
「恋は雨上がりのように」第1話
ファミレスを舞台にした年の差カップル恋愛もの。
クセの強い絵柄を上手にアニメの表現の枠に収めているデザインや画面設計の巧さに感心する。
また、台詞に頼らずに感情表現を豊かにこなすキャラ演出もよく出来ていて素晴らしかった。
「だがしかし2」第1話
「だがしかし」2年ぶりの第二期シリーズ。
ビッグカツ編とペペロンチーノ編の二部構成。
音響関係以外ほとんどスタッフ全取っ替えみたいな感じになってしまったので少し不安だったのだが、ほとんど第一期と変わらぬノリで一安心。
ただ、ほたるさんのキャラデザ・キャラ作画は第一期の方が肉感的でよかったな。
絵柄は第二期の方がより原作の絵柄に寄せているみたいではあるけれど。
「たくのみ。」第1話
タイトル通り「宅飲み」をテーマにしたグルメコメディ。
主人公・天月みちるの女性専用シェアハウス「ステラハウス春野」入居編。
可もなく不可もない内容。
キャラ画はイマイチ垢抜けなくってあまり好きなタッチではないが、おっぱいのヒトのおっぱいとタイトスカートはなかなか好かった。
2018/01/11 (木)
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」第1話
近代欧風異世界の郵便代筆業をテーマにしたSF群像劇。
京都アニメーションとしては意外と珍しい異世界ファンタジーもの。
(というか、現実世界との繋がりがない完全に独立した異世界ものはこれが初めてだと思う)
「何でいままであまり本腰を入れてやらなかったんだろう?」と思えるくらい、京アニの幻想的にすら見える緻密な描写力・画面密度の高さと異世界ファンタジーというジャンルが見事に噛み合っていて良い塩梅。
また、主人公たちが「元」軍人で最近流行の近代欧風異世界ミリタリもの(ファンタジー架空戦記もの)のテイストはあるけれど、戦争そのものは終わっているのでその鋳型には嵌まっていないのも視点のズラし方が上手く、オリジナリティが感じられて観ていてなかなか好ましかった。
2018/01/10 (水)
「宇宙よりも遠い場所」第2話
三宅日向の主人公チーム加入と、南極観測隊員誘惑作戦編。
歌舞伎町での追いかけっこのくだりはいしづかあつこ監督繋がりで「プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ」のセルフパロディというか、ヴァージョンアップ版っぽく見えるなあ。
コンビがトリオになって更にキャラ同士の掛け合いコントに磨きかかった&報瀬のポンコツ化に拍車がかかった印象。
また、映像的にもくだんの歌舞伎町のくだりをはじめ、1話目以上に見応えのある内容になっていて今回も順調に面白かった。
「オーバーロードII」第1話
「オーバーロード」2年3ヶ月ぶりの第二期シリーズ。
アインズとアルベドの現状報告会編。
アルベドさんの「ぐふふ」笑いがかわいすぎる。
幕間の状況整理編といった感じの内容なので物語に関するトピックはあまりないがとりあえず前作と変わらぬ雰囲気に安心した。
2018/01/09 (火)
「からかい上手の高木さん」第1話
思わせぶり女子の高木さんにタイトル通り振り回される青春学園ラブコメもの。
全体的にテンポが間延びしすぎな上、リアクションも大きすぎてあまり上手くはない感じ。
おかげで主人公の「授業には参加しないし、日直の仕事もしないが、それらを蔑ろにしても女の子とは全力でイチャイチャする」タチの悪さばかりが目立ってしまっていま一つノッていけなかった。
「バジリスク~桜花忍法帖~」第1話
「バジリスク~甲賀忍法帖~」の13年ぶりの続編。
「甲賀忍法帖」の10年後、「甲賀忍法帖」の主人公の甲賀弦之介と朧の子供の兄妹が主人公の、超人忍者バトルもの。
全体的に登場人物の顔面インパクト力が下がったな。
話の筋は見えにくく、ヴィジュアルやキャラクターのインパクトも弱いのでいま一つツカミに欠ける滑り出し。
取り立てて腐すほど出来が悪いワケではないが、前作がかなり面白かったため、それとの比較で初回から数段のマイナスイメージになってしまうのが厳しいな。
「りゅうおうのおしごと!」第1話
「ロウきゅーぶ!SS」、「天使の3P!」に続く柳伸亮監督の女子小学生アニメ第三弾、ラノベ原作の将棋をテーマにしたロリコメもの。
ヒロイン・雛鶴あいの九頭竜八一竜王への弟子入り編。
「3月のライオン」もそうだけど競技に対する国民的関心がかつてないほど高まっている、本当にいいタイミングでアニメ化したな。
競技ものとしても、ラブコメ(ロリコメ)ものとしても手堅い仕上がり。
舞台が大阪(関西棋界)で女流棋界が話のメイン(?)と偶然か、意図してかわからんが、先行する「3月のライオン」と被らない設定になっているのも良い塩梅。
また、蒼山サグ原作ものに比べてロリ濃度が薄めなのもロリロリしすぎるのが苦手な自分的には観易い作りでよろしかった。
「ブラッククローバー」第14話
「魔宮」攻略編スタート。
今回はライジングフォースグロス回で普段よりも安定してキャラ作画がよく整っていた。
2018/01/08 (月)
「アイドリッシュセブン」第3話
「IDOLiSH7」の寮での共同生活スタートと、一ヶ月間の歌唱&ダンス禁止命令編。
金髪の前世はたぶん変態喫茶店の店長だな。
初回(1&2話)は微妙だったけど、今回はテキパキと話が進むテンポのよい構成に、組み合わせ自由自在といった感じのキャラ同士のやり取りも早くもなかなか熟れた手つきで面白かった。
「citrus」第1話
ギャルとお堅い生徒会長の義理の姉妹が主人公の、ガチ百合もの。
主人公・藍原柚子の藍原学院転入と、母親の再婚相手の連れ子・藍原芽衣との邂逅編。
作品の内容に合った端整美麗なキャラ作画が好感触。
見せ場・・・、というか要所要所のエロシーンの気合いの入った芝居作画も良い塩梅でなかなかに見応えのある仕上がりだった。
あと、島津由乃さんが百合の世界に再び転生していたのには観ていてちょっと驚いたな(笑)。
「刻刻」第1話
時間停止能力にも似た事象停止術「止界術」を巡るSFバイオレンスアクションもの。
佑河家長男&孫誘拐事件編。
まさに「一難去ってまた一難」といった感じの輩の凶行から逃れたと思ったら直ぐにまた別の輩に絡まれる、「隙を生じぬ二段構え」の展開が飽きさせない。
あと、ハードな世界観に梅津泰臣の硬質なキャラがガッチリとマッチしているところなんかもなかなかよかった。
「三ツ星カラーズ」第1話
上野を舞台にした自称・正義の組織「カラーズ」を名乗る小学生女子三人組が主人公のロリコメもの。
パンダ猫編とロケットランチャー編と金庫編の三本立て。
方々で同じことを言われていると思うけど、有り体に言ってしまえば男のいる「苺ましまろ」。
初回から作品のテイストをよく掴んでいて安定感のある仕上がりだったな。
ご当地アニメらしい凝った背景美術の見せ方なんかもよろしかった。
ところでヒロインたちとメインで絡む男キャラが警官なのは犯罪臭を少しでも薄めるためだったりするんだろうか(苦笑)?
「銀魂.」第342話
迂回ルートを終えて本筋再開。
最終章「銀ノ魂篇」スタート。
アルタナ解放軍の地球進軍と、万事屋の地球帰還編。
最終章に突入しても「ポロリ篇」と変わらず、作画は低調気味なのね。
長谷川さんをはじめとする留守番組の話をたっぷり引っ張ってからの満を持しての万事屋帰還→OPへとなだれ込む、一連の流れは完璧でよかったな。
あと、今回は石川真理子絵コンテ・演出・原画、竹内進二作監の新EDが美しいドローイングに、作品愛が深い名シーンの拾い方も上手くってとても素晴らしい出来栄えだった。
「Wake Up,Girls! 新章」第13話(最終回)
「Wake Up,Girls!」ツアーファイナル、「Wake Up,Idols!」全国同時多発ライブ編。
半分以上の話数で必要な画が全然足りていない未完成品を放送し続けてきた失態の数々がこれでチャラになるとは思わないが、最後は映像的な不備がないのはもちろんのこと、内容的にもキチンと盛り上げて充分以上に満足のいくものに仕上げてきたな。
話のまとめ方は強引だったけど、それを成立させるだけの勢いのあるライブシーンのつるべ打ちが素晴らしかった。
モーションキャプチャーで実際のライブのダンスや演出を引用しているからか振り付けやカメラワークは矢鱈にいいし、キャラの表情の作り方もいい。
また、汗や白い吐息(冬の野外ライブなので)の表現なんかも芸コマでとてもよく作り込まれているのにも観ていてなかなか感心してしまったよ。
2018/01/07 (日)
「3月のライオン(第2シリーズ)」第12話
ひなたの担任の先生のリタイヤ→ダブル三者面談編。
中学校の教室の中は修羅の国。
ひなたの担任の先生の壊れ方とその背景、高城母の絵に描いたようなモンスターペアレントぶりと、このような事態に対しても泰然自若としていて頼もしい国分先生との、陰陽の対比とバランスの取り方が上手くてなかなか引き込まれる。
にしても、地獄のような光景が毎年のように何度も何度も繰り返されるという、ひなたの担任の先生の嘆きが切実すぎ、いじめ問題にそういう側面があるとは考えたことがなかったので、ひなたの担任の先生の事情には観ていてけっこうハッとさせられてしまったな。
あと、今回からOP/EDがリニューアル。
EDは水彩画風のエフェクトが鮮やかで何か矢鱈にカッコよかった。
「Carnival Phantasm(セレクション放送)」第1話
TYPE-MOON原作ゲーム作品のアンソロジーコメディOVAのセレクション放送。
「第5次魔術師大激突チキチキ聖杯戦争」と「型月連続テレビ小説 さくら」の二本立て。
「月姫」はよく知らないので「Fate/stay night」ネタ話で固めてくれるのは助かる。
リリースは2011年らしいが00年代アニメの空気が濃厚に漂う、OPの手描きのダンスアニメが懐かしかった。
「スロウスタート」第1話
中学浪人であることを隠しているヒロインが主人公の、美少女学園日常コメディ。
今期の「きらら」枠・2本目。
主人公・一ノ瀬花名の高校入学編。
いまどき驚くほどプレーンなキャラ設定・展開で引っ張って最後にタイトル通りの話の仕掛けをさらりと明かして終わる、という構成。
構成上、最後まで突出した展開がない引っかかりどころの無さを補うためか、無闇に芝居作画に枚数がかかっているのが印象的だったなあ。
あと、ヒロインの従姉妹のヒトの爆乳ぶりが素晴らしかった。
「ポプテピピック」第1話
シュール系4コマギャグ漫画原作もの。
原作の破天荒なノリをそのまま再現したような破天荒なショートコント集。
とりあえず15分の本編終了後、連続して主演声優など一部を変更した再放送を流す、というアイデアがまさに前代未聞で面白かった。
「キラキラ☆プリキュアアラモード」第46話
VS.ノワール編。
ルミエルさんに一世一代の告白をするも見事に玉砕した結果、闇堕ちしてラスボス化した、というノワールさまの事情が想像以上に単純且つ底が浅くて逆に驚く。
よくもまぁその体たらくで40話以上もラスボス気取っていられたな、と思ったら、案の定エリシオさんの謀反を受けてラスボスの座から引きずり下ろされるという、今回はまさに怒濤のノワールさま株大暴落回だったなあ(苦笑)。
2018/01/06 (土)
「グランクレスト戦記」第1話
「ロードス島戦記」の水野良原作の洋風異世界ファンタジーもの。
主人公・テオとシルーカの「契約」編。
キャラクターの生死や身分がかかった展開も軽くあっさりと通過していく淡泊な進行に戸惑うが、たぶん原作のテイストをそのままなぞっているんだろうな・・・。
(大昔の記憶だけど水野良の小説(「ロードス島戦記」とか、「クリスタニア」とか)を読んだときの印象がそんな感じだったので)
画の作り込みも緩くてあまり目を惹くところはないが、ヒロインのヘソ出しっぷりはなかなかよかった。
「刀使ノ巫女」第1話
今どきこの手の作品でTVアニメオリジナルもの、しかも2クールもあるというのが珍しい、美少女超人剣劇バトルアクションもの。
御前試合編。
引きの画を多用したクールで品のある画面設計が特徴的で好印象。
また、細かい設定を言葉で極力語らずに画や状況の積み重ねで語る作りも意欲的でなかなかよかった。
「結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-/-勇者の章-」第13話(最終回)
友奈の「神婚」騒動編、続き。
ヒロインたちを嫌がらせみたいな仕打ちで散々追い詰めてきたクセに最後は情にほだされて掌を返す、神様ツンデレEND。
えらく甘々な幕引きだけど、たどり着いた結果よりも過程(の悲劇・追い込みぶり)を愉しむタイプの作品なので、まぁ、最後はこんなものかという感じ。
ラストの「勇者パンチ」のくだりは画面が大荒れで何が起こっているのかよくわからない箇所もあったが、状況も感情も極限レベルに高まって枠に収まらないテンションになっている、荒れ狂う想いの迸りはヒシヒシと伝わってきてなかなかよかった。
「七つの大罪 戒めの復活 序章」
第二期シリーズ開始前の第一期おさらい総集編。
シリーズの最初と最後のエピソードの間に「七つの大罪」のキャラ紹介をする、という構成のオーソドックスな総集編。
第一期のラストがぶつ切りENDだったことを思い出し、あれから3年弱も待たされたのか、と感慨深い気分になる。
2018/01/05 (金)
「ラーメン大好き小泉さん」第1話
タイトル通り「ラーメン」がメインテーマの美少女学園日常グルメコメディ。
小泉さんと大澤悠の初ラーメン屋会食編と、馬油編と、「天下一品」のこってり系ラーメン編の三本立て。
ラーメン大好き声優として有名なLynnさんはキャスティングされていないのな。
ま、それはさておき。
全体的にメインのラーメン云々よりも絶妙にウザいテンションに定評がある佐倉綾音のハマリ具合も見事な、大澤悠の鋼メンタルレズストーカーぶりの方が際立っていて気になるな(苦笑)。
あと、「ここぞ」という見せ場での撮影処理に矢鱈に気合いが入っているのも大変美麗でなかなか印象的だった。
「ゆるキャン△」第1話
タイトル通り「キャンプ」がメインテーマの美少女学園マイナー系サークル日常コメディ。
絵柄も、地に足のつかないキャラクターのノリも正直ちょっと苦手だけど、キモの「キャンプ」(というか「たき火」)の基礎知識紹介展開はオタクの知識欲・雑学収集欲を適度に満たす仕上がりになっていて観ていてなかなか面白かった。
2018/01/04 (木)
2018/01/03 (水)
劇場用アニメ「君の名は。」を地上波放送に合わせてBDを引っ張りだし今更ながらに観る。
もう日本中の人が語り尽くしたあとだろうから何を言っても今更な話になるのだが、(新海誠監督のフィルモグラフィ的に)聞きしに勝る垢抜けぶり、想像以上の普通の今風アニメぶり(深夜アニメのライナップにあっても違和感がない内容)に驚く。
過去の監督作を思い出させるような設定やシチュエーションも多く見受けられ新海誠監督の集大成といった感じの内容ではあるが、足し算よりも引き算の方がよく利いていて監督の持ち味を上手に希釈させた匙加減
、というかバランスが絶妙だった。
内容的に一番面白かったのは前半の入れ替わり騒動のコメディ展開だが、「隕石災害回避」という出口に向かう道を様々なアイデアを盛り込んで単調な一本道にならないように工夫を凝らし、緊張感を途切れさせない後半の展開のボリューム感もなかなか大したものだったな。
「宇宙よりも遠い場所」第1話
南極を目指す女子高生たちの美少女青春ものにして、いしづかあつこ監督、満を持しての初TVアニメオリジナル作品。
高橋めぐみさんが「けいおん!」の和ちゃんを彷彿とさせるような主人公の同い年保護者的メガネっ娘で興奮する。
いしづかあつこ監督らしい濃厚な背景美術と撮影処理に、吉松孝博のシンプルで明快なキャラクターがよく栄える画面の仕上がりが上々だった。
また、「南極探訪」という題材はオリジナリティが高いし、コミカルなれど真剣なヒロインの葛藤の押し引きの見せ方なんかも上手くてなかなか面白かったな。
2018/01/02 (火)
2018/01/01 (月)
「探偵オペラ ミルキィホームズ アルセーヌ華麗なる欲望」
アルセーヌメインの単発特番。
これはいいアルセーヌさま/アンリエット先輩萌え回。
完全無欠のアルセーヌさまが崩れる話ってほとんどないので特番らしいスペシャル感があってよかったな。
特にラストの赤面オチはかわいすぎて最高だった。
「Fate/Grand Order -MOONLIGHT/LOSTROOM-」
「Fate/Grand Order」の第一部と第二部の橋渡し的な短編単発TVスペシャル。
極めて一見様お断り感の強い内容でゲーム未プレイの自分には全くついていけない話だったな。
専門用語が多いのと、最後まで持って回したような語り続く構成なのも話の難解さを更に増していてツラかった。
「Fate/Grand Order × 氷室の天地~7人の最強偉人篇~」
「Fate/Grand Order」と「Fate/stay night」のスピンオフ学園コメディ「氷室の天地」のコラボスペシャルアニメ三本立て。
こちらも一見様お断り感の強い内輪ネタパロディでいま一つついていけず。
「MOONLIGHT/LOSTROOM」もそうだけどヒロインがメガネなところはよろしかった。
「衛宮さんちの今日のごはん」第1話
「Fate/stay night」の世界観・キャラクターを元にしたスピンオフ日常グルメハートフルコメディ。
もはや「Fate」は何でもありだな、という印象(苦笑)。
淡い色使い、緻密な背景、センスのよいレイアウトに、丁寧な芝居作画とヴィジュアルが充実。
多幸感に溢れる穏やかなムードも上々でこの手の作品にとって必要なものがキレイに揃った手堅い作りが良好だった。
「アイドリッシュセブン」第1話、第2話
ソシャゲ原作の女性向け男性アイドルグループもの。
初回は2話連続放送。
マネージャー業務の描き方がアバウトすぎて、想像していたよりも大らかというか、対象年齢低めな作りに戸惑う。
友岡新平ライブパート作画監督によるクライマックスのライブシーンは本当によく動いていて見応えがあった。
あと、ヒロインのマネージャーがかわいいのも好かったな。