2017年
12月

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2017/12/31 (日)

「ラブライブ!サンシャイン!!(第二期)」第13話(最終回)
卒業式&閉校式編。

ほとんどの視聴者がこの後に劇場版が控えていることを予想しているだろうし、閉校式の話も2話前に既にやったばかりなのに繰り返してウェットなムードを少し押しすぎな感じがしたが、中の人たち(アイドル声優グループとしてAqours)も含めての熱心なファンにとってはプロジェクトが終了に向かうというだけで充分に切実な問題だったりするから(?)、このくらいウェットでも決してクドくはないのかな?

ただ、それにしても千歌の求めていた「輝き」の答えが「青い鳥」理論だったのは散々引っ張ったワリにあまりにもありきたりすぎてズッコけてしまったな(苦笑)。

一部新作を追加した第一期OPと、これまでの名シーン集的な最後のライブシーンはラストを飾るに相応しい内容&凝った作りでライブパートに関しては文句なく素晴らしい出来だった。

「アイドルマスター SideM」第13話(最終回)
315プロダクション合同ライブ当日編。

合同ライブ→打ち上げ→エピローグというオーソドックな展開を滞りのない流れでやり切って平和に終了。

あまりにも流れに淀みがなさすぎて引っかかりどころが良くも悪くもないけれど、画面は端整、ステージシーンもたっぷりあってなかなかに堅調な仕上がりだった。

「Fate/Apocrypha」第25話(最終回)
聖杯大戦の決着とエピローグ。

最後のジークとジャンヌの再会はよくわからなかったが、戦いにも個々の登場人物たちそれぞれにもキチンと決着をつけて無難に終わった印象。

特別なことはやっていないけど、全体のテンポと演出の緩急のバランスがよくて相応に観易い仕上がりになっているのは悪くなかった。

「鬼灯の冷徹 第弐期」第13話
地獄太夫登場編と、忘年会編の二本立て。

1クールの休止期間を挟む前の分割2クール前半戦終了回。

ラストに季節に合わせた忘年会エピソードをやって、第一期のOP主題歌で〆るキレイな幕引きだったので「3ヶ月の充電期間を挟んで分割2クール後半戦に続くよ」ENDにはちょっとビックリしてしまう。

あと、今回はお香姉さんの「板尾の嫁ダンス」が無闇に丁寧な作画で何か矢鱈にかわいかったな。


2017/12/30 (土)

「いつだって僕らの恋は10センチだった。」第6話(最終回)
卒業式と7年後の再会編。

「クズの本懐」のせいで豊崎愛生声の新人教師ってだけでヒロインがヤリマンビッチになったように見えて仕方がない(苦笑)。

「近づきたいけど近寄れない10センチの距離」の意味が「意識に行動がついていかない」から「衝動を意識的に抑える」形へと180度覆る、卒業式の別れのくだりは上手くてちょっとよろしかった。


2017/12/29 (金)

「Just Because!」第12話(最終回)
卒業式当日編。

卒業式当日のすれ違いはただの連絡不備、もしくは美緒と同じ大学になったことを独り知らない瑛太の独り相撲のようにしか見えなくてあまりドラマチックな気分になれなかったな。
あと、クライマックスの飛行機雲の演出は作品のテイストを考えると飛躍しすぎでこれもちょっと滑っていたかも。

入賞した写真が「小宮さん(が被写体)の写真だけど、小宮さんの(手で撮影した)写真ではない」という外し方は上手かったな。

昨今のストレスのかかる展開を嫌う視聴者のニーズに応えたせいか、全体的に人間関係や状況に緊張感や切実さがなく、ドラマの軸も弱くてどこか締まりの無い雰囲気になってしまっているのが残念だった。
また、写実的な背景に合わせるにはキャラ作画のクオリティが総じて足りていないのも厳しい。
個々のキャラクターや設定は良いし、ヒロインは三人ともかわいいだけに、それらを上手く扱いきれずに終わってしまった印象が強いのが正直ちょっと勿体なかった。


2017/12/28 (木)


2017/12/27 (水)

「Infini-T Force」第12話(最終回)
Zによって破壊された世界の再生とエピローグ。

笑さんは機械的に作られた(笑)スタイル完璧超人なのでデニムパンツも凄く似合うなあ。

ま、それはさておき本筋の内容について。

こんなにキレイに話を畳んでしまって、この先の続編(劇場版)はどうするつもりなんだろうと思ったら、最後に盛大なちゃぶ台返しが巻き起こったな(笑)。

ただ、映画会社などから「TVシリーズの最後は劇場版に繋がるような形にして欲しい」というオーダーがあったのかもしれないが、劇場版に続くよENDというより大胆な飛躍で〆る「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のラストのような雰囲気でこれはこれでキチンと決着がついているようにも見える仕上がりになっているのが好印象。

あと、以前にも書いたが笑の性格のネジレが父親的な存在感のある健との関わり合いを通して次第に解けていくシリーズ全体の構成が上手かったな。
最終的に凄くいい娘になりすぎているけど、そこに無理を感じさせないのが本当によく出来ていた。

「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」第39話
ミツキの過去編。

阿部記之コンテ(荻原健と共同)、甲田正行作監回。

岸本斉史原作回だからか、全体的に力の入った仕上がり。

作画的には大蛇丸とログの殺陣が凝った作りでよく出来ていた。


2017/12/26 (火)

「つうかあ」第12話(最終回)
三宅島TT決勝レース当日編、続き。

最終回もいつも通り、というか、いつも以上に壮絶な(笑)痴話喧嘩展開になるのがブレ無さすぎで素晴らしい。

前回ラストの事故を受けての、三宅女子チームのポジションチェンジ、それに伴うブレーキの仕様変更、雨によるセーフティーカーの導入による実質1周勝負の仕切り直しと、どん底からの巻き返し展開を作るためのレースシーンのアイディアもよく練られていて面白かった。

主人公二人の恋と競技にかける青春ドラマも、レースのバトル展開もどちらも浮き沈みの激しい、強いウネリのある構成になっていて全編に迸る緊張感と熱量がなかなか大したものだったな。

「おそ松さん(第二期)」第13話
年末ネタ短編オムニバス+末っ子戦力外通告編。

末っ子戦力外通告編。
「プロ野球戦力外通告ドキュメンタリー」のパロディというネタだけで既に楽しく、高い再現率、OP・Aパートからの前フリと凝った演出の数々もよく出来ていて面白かった。


2017/12/25 (月)

「アニメガタリズ」第12話(最終回)
アニメの現実世界侵食編、続き。

話をまとめるのが大変そうだな、と思ったら案の定、話が進むにつれてグダグダに。

あと、これまでの物語のほとんどがチャラになってしまうリセットENDも観ていてちょっと寂しかったな。
リセット後、主人公がアニメオタクになっていたり、アニ研の扱いがよくなっていたりするところにこれまでの物語で得たものが息づいているのだとしても、主人公たちが体験したことの事実や記憶がなくなってしまうのはこの作品のラストにしては少し苦すぎてあまり素直にハッピーエンドになったように思えないのが気になった。

「妹さえいればいい。」第12話(最終回)
伊月のローティーン時代回顧編と、ラノベ作家人生ゲーム編の二部構成。

原作或いは第二期に物語を委ねる形のぶつ切りEND。

「僕は友達が少ない」の主人公の「友達がいない」という感覚もズレていたが、この作品の主人公の「モブ以下の人生」という感覚もズレていて主人公のモチベーションの劣等意識に共感しずらい。

今回は前回ラストの「引き」を受けてラノベのアニメ化に関する四方山話になるのかと思ったら、エピソード・ゼロ的な過去編と自虐的な「ラノベ作家人生ゲーム」で遊ぶ話になってしまって拍子抜け。
つまらなくはなかったが、ラストのぶつ切りENDも含め、面白くなりそうな展開の前フリだけして終わるラストは観ていて少しフラストレーションが溜まったな。

「クジラの子らは砂上に歌う」第12話(最終回)
「ファレナの檻」からの脱出編。

驚くような展開や目を惹くような場面はないが、新たなステージへと向かう旅立ちに際してチャクロ、リコス、オウニ、スオウといったメインキャラそれぞれの葛藤に一つの決着をキチンとつけて終わる、とりあえずのラストとしてはとてもキレイにまとまっているソツの無い作りでなかなかよかった。

「干物妹!うまるちゃんR」第12話(最終回)
お好み焼きパーティ編と、クリスマス編と、正月編の三部構成。

まさかのシリーズ二度目のクリスマス&正月編(笑)。

最後に第二期に入ってから全く感じられなくなった「干物妹」要素を思い出したかのように取って付けて終わるラストが最終回らしいと言えば最終回らしい、かな(苦笑)。

くだんのラストと全体的にお祭りイベント要素の高いエピソードが続くところ以外は最終回らしいスペシャル感はなく、ほとんど普段と変わらない平常運転だったがそれはそれで安定感のある手堅い作りで悪くなかった。

「血界戦線 & BEYOND」第12話(最終回)
レオVS.Dr.ガミモヅ編・後編。

普段みたいに圧倒的に不利な状況から鮮やかに全てをひっくり返すような展開にはならず、泥仕合の様相を呈していくのはレオくんが主人公のエピソードだからなんだろうなあ。

終盤のレオくんの突貫からラストのクラウスとのやり取りまでの、レオくんのドラマがアツくてなかなか好印象。

第一期も含めての全てをレオくんとヘルサレムズ・ロットの物語としてまとめるラストもわかり易くてよろしかった。

「銀魂.」第341話
守護霊編、続き。

最後に最終章用の予告はつくものの、本編自体は通常営業のまま終了。

カローラ(守護霊)が出てきたあたりからの自由な崩しがなかなかのやりたい放題し放題ぶりで楽しかった。


2017/12/24 (日)

「宝石の国」第12話(最終回)
金剛先生の疑惑調査開始編。

シンシャのツンデレ展開が最終回らしいスペシャル・サービスといった感じでなかなかの破壊力。

物語を発端のフォスとシンシャの関係性を大きく進展させ、父親的存在の金剛先生に対する不信感の芽生えを軸にフォスの幼年期の終焉を示すような形に物語をまとめる、原作継続作のとりあえずの幕引きとしてはなかなか手堅い締め方だったな。

前回、ラス前の段階で新メンバーが登場したので最終回は原作か、第二期かに続きはそのまま委ねるような「最終回というより第12話」といった感じの内容になるんだろうな、と勝手に思っていたせいもあってか、全12話の物語を通して得たもの、たどり着いた景色をちゃんと示して終わる、思いのほか最終回らしい形に話を整えて終わったラストにちょっと感心してしまったよ。

「ラブライブ!サンシャイン!!(第二期)」第12話
「Love Live!」本選編。

AパートとBパートのキャラ作画の落差が凄いな(苦笑)。

Bパート、個別インタビュー形式で千歌がメンバーそれぞれのモチベーションを再確認して回るくだりから、ED前後のメンバーが徐々に合流しながら会場へ向かうくだり、そしてラストのライブシーンと、全てのクライマックスに向けて着実に盛り上がる構成が手堅くもよく出来ていて素晴らしい。

また、ライブシーンのパフォーマンスも躍動感溢れるダンスやカメラワークが秀逸で「Love Live!」本選に相応しい非常に見応えのある仕上がりだった。

「3月のライオン(第2シリーズ)」第11話
棋匠戦挑戦者決定戦と将科部自然消滅問題編。

ラストの将科部が将棋部にまさかの転生を果たす超展開が面白すぎて、第1シリーズも含めてこれまでで一番笑ったわ。

「Fate/Apocrypha」第24話
天草VS.ジャンヌ→ジーク編。

相変わらずアクション作画がキレッキレ。
天草VS.ジークの超人剣戟アクションはラストバトル(?)に相応しいボリュームと熱量で視聴者の動体視力を試すかのようにどんどんアクセルを踏み込んでいく加速感が最高だった。

また、今回は前半のジャンヌ、ジル・ド・レェ、天草の「救済問答」も個々の主張と対立軸が明快、飲み込み易いテキストと構成になっていてなかなかに良い塩梅だったな。

「ブレンド・S」第12話(最終回)
スキー温泉旅行+夏帆・秋月・麻冬のスティーレ加入時回顧編。

ED前後&普段は予告があるブロックと最後に3つもENDパートがある構成がユニークだった。

ヒロインズのスキーウェアコスに、温泉入浴シーンに、告白ラブコメ展開に、夏帆・秋月・麻冬の過去編と、いつにも増してキャラ押しサービスが盛り盛りな内容で楽しい仕上がりだったなあ。

旅行イベント展開で最終回らしく盛り上げつつも、キャラに軸足を置いてファンが観たいモノを最後にたっぷりと見せるわかり易くストレートにサービスに徹した作りがなかなかに好印象でよろしかった。

「魔法使いの嫁」第12話
ドラゴンの巣での杖制作編、続き。

長沼範裕監督、井川麗奈、手塚響平の三人原画回。

これは素晴らしい「第一部・完」。

ネヴィンへの人生相談の結果、智世の葛藤に一つの決着がつき、エリアスへの歩み寄りと、母親に対する負い目の解消がなされる、というソツの無いまとめも良いが、何と言っても今回はクライマックスの「ダイナミック火の鳥帰宅」の演出が圧巻だったな。
OP曲に載せ、更に最後はOPの映像にも合わせる演出が非常に高まる仕掛けでよろしかった。

また、今回は智世の帰宅後のいつにも増して丹念な生活描写や、智世の帰還を喜んでいるようにも見えるシルキーさんの心持ち張り切った感じなんかもなかなかに好感触でよかったな。

「ONE PIECE」第818話
ルフィとナミの脱獄と、サンジの出生の真実編。

脱獄シーンでの、一瞬映る服が炎でボロボロになったナミさんのあふれ出そうなおっぱいカットが素晴らしかった。


2017/12/23 (土)

「少女終末旅行」第12話(最終回)
廃棄潜水艦編、続き。

「終末」を向かえた世界の真相を明らかにして終わる、想像以上に最終回らしい最終回だったなあ。

あと、意外と言えばカナザワのカメラが世界の「終末」以前から使われているかなりの年代物だったことと、主人公二人の旅が幼少期から始まっているらしく、少なくとも4、5年以上は旅をしているっぽいのもちょっと意外だった(劇中で初体験話的なエピソードが多かったので)。

また、映像的にはカメラのデータが全開放されるシーンが画像・映像データ一つ一つをしっかりと作り込んだ無闇に手間のかかった作りで「失われた在りし日の世界」のボリュームを上手く表現した画面の物量と密度感がなかなか大したものだったな。

「キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series」第12話(最終回)
キノVS.闘羊軍団編。

まるでゾンビ映画のような、執拗に人を狙う人外の群体とのサバイバルバトル展開なのだが、その敵があまり攻撃的なイメージのない羊なのがシュールでユニーク。

ほぼ全編バトルアクション展開で哲学的な含蓄も薄い異色回だったが、キノとエルメスの話だったりもするので最終回らしい話と言えば最終回らしいと言えなくもないのかな(苦笑)。

まぁ、なにはともあれ、楽しいエピソードだったし、ラストの掌編も含めてライトなタッチでまとめているのも旧作に比べて映像全般的に軽やかなイメージがある今シリーズのテイストにマッチしていて悪くなかった。

「王様ゲーム The Animation」第12話(最終回)
人体パズルゲームと王様ゲームの決着編。

「魔界塔士Sa・Ga」リスペクト、チェーンソー最強展開。

そもそも伝染病みたいなものがどうして言語を操るのか謎だが、自らの性質についての情報をキーワードクイズ形式で教えてくれるのは更に謎(笑)。
「バグ」って単語を使えばどんな無茶にも説明がつく、といくら何でも思いすぎだろ。

「結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-」第12話
友奈の「神婚」問題編。

中盤の勇者部内の口論のくだり、互いに主張を譲ることができずにヒートアップする状況からも目が離せなかったが、友奈の後ろ向きな「勇者部五箇条」の使い方とか、前回の勇み足を引きずってか強く前に出れない夏凜とか、ディテールも上手くて面白かった。

あと、大赦の神官が安芸先生で三ノ輪銀の死後のエピソードを絡めてくるのもよかったな。

新しい設定を次々に上書きするように盛っていく展開はあまり上手くはないけれど、今回は友奈も勇者部の他の面々も、解決の糸口も時間も無い瀬戸際の状況にどんどん追い詰められていく怒濤のような追い込み方がこの作品らしい、というかシリーズの大詰めらしくてよろしかった。

「将国のアルタイル」第24話(最終回)
シエロ戦争の戦後処理と、トルキエ将国のバルトライン帝国侵攻作戦発動編。

最後にシエロの平和を約束してマフムートの理想が一つの成果を得たことをハッキリと示して終わり。

マフムート、ザガノス、ルイ大臣の三者にそれぞれの国家観・戦争観を語らせてシリーズの中間決算とする、原作継続作品のとりあえずのラストとしては無難なまとめだったと思う。

「七つの大罪 外伝 バンデット・バン」
第一期シリーズの直後にリリースされたOADの地上波放送。
バンとエレインの悲恋話の顛末編。

妖精女はぱんつをはかない。
超重要な情報なのでメモっとく。

あと、酒宴のくだりのエレインの酔っ払いっぷりが矢鱈にかわいらしくてよろしかった。


2017/12/22 (金)

「URAHARA」第12話(最終回)
エビフリャーとの決戦編、続きと、みさとの別れ編。

みさちゃんを無罪放免で明るく送り出すためにはこのくらいの大らかさが必要だからか、ラストバトル以降は児童向けアニメみたいなノリになって終わったな。

一応キレイにまとまってはいるけれど、シリーズ中盤のどんでん返しの連続を観たあとだとトーンダウンして終わったように見えて、正直ちょっと物足りないな。

「十二大戦」第12話(最終回)
十二大戦勝者の報酬「どうしても叶えたいたったひとつの願い」の使用法問題編。

今回は元々単発の読み切り漫画として描かれた話だけあって1本の独立したお話としての完成度が矢鱈に高いな。

「強い欲求や願望はないがリセット能力のせいで何事にも慎重に検討を重ねるクセのある少年に、『どんな願い事でもたった一つだけ叶えられる権利』を与えたら・・・」というお題をネタに上手に話を転がしていて面白かった。

特に「ねずみさん(ハンドレッド・クリック)」の設定を使って敗れた戦士たちも全員、総決算的に再登場させ、各キャラの更なる掘り下げを試みる、という仕掛けが上手くて感心する。
また、映像面も最終回らしく丁寧な仕上がりでなかなかよく出来ていた。

「いぬやしき」第11話(最終回)
隕石襲来騒動編。

最終回らしく画面は非常に端整美麗で力がよく行き届いている。

ただ、お話に関しては何話か前に隕石飛来のニュースが出てきた時点で予想がつく「隕石を犬屋敷さんの自己犠牲で止めるラスト」そのまんますぎる展開で、観ていて何とも引っかかりどころがなかったな。


2017/12/21 (木)

「このはな綺譚」第12話(最終回)
二年参り編。

マーライオンEND。

宇迦之御魂神役に桑島法子、大空直美もゲストにキャスティングされている、謎の「いなり、こんこん、恋いろは。」リスペクト声優ネタ回。

サブタイトル通りの大晦日の話で、女将メイン回で、エピソード・ゼロ的な此花亭誕生秘話で、キレイな円環構造話で、柚にとっての此花亭の意味を再確認するお話という、シリーズの締めくくりに相応しいシチュエーションが揃ったなかなかに良い最終回。

また、その物語の出来の良さに加え、映像面も相変わらず手堅い仕上がりで最終回もこの作品らしい安定感のある内容だった。


2017/12/20 (水)

「食戟のソーマ 餐ノ皿」第12話
創真VS.司瑛士編、続き。

1クールの休止期間を挟む前の、分割2クール前半戦終了回。

創真が自分の父親について薙切父娘に曝露して終わるラストがなかなかに絶妙な「引き」だった。

「Infini-T Force」第11話
Z/界堂一道との決戦編。

Zとの決戦はヒーローたちとのバトルよりも笑が界堂父を説得できるかどうかが勝負の分かれ目になっていたので、ラスボスとの決戦展開のワリにはバトル的にイマイチ気分が盛り上がらなかったが、ラストのヒーローたちの必殺技の掛け合わせで「科学忍法火の鳥」を再現する仕掛けはアツくてなかなかよろしかった。


2017/12/19 (火)

「UQ HOLDER!」第12話(最終回)
ネギ先生との最終決戦編。

最終回に合わせて低迷していた作画が大きく復調するのは好印象。

最終回のみならずシリーズ後半全般についての印象だが、アニメシリーズだけを観ても作品の全体像が把握できるようにしたかったのか、それとも最後に麻帆良学園3-A同窓会攻撃をやりたかったからなのかはわからんが、1クールに収めるには無理がある複雑で大量の設定を強引に詰め込んでいる構成のせいで、個々のドラマや各キャラの描き込みが浅くなってしまっているのが厳しい。

最終回も怒濤の「設定消化」展開で設定の説明と紹介が延々と続き、結局主人公が何もしないまま(自らの手では何も為さないまま)終わってしまうのが気になった。

「おそ松さん(第二期)」第12話
栄太郎親子編と、デカパンのパンツ略奪追いかけっこ編の二部構成+「トト子とにゃー」シリーズ×2編。

栄太郎親子編。
栄太郎ママンとの面談のくだりの、追い詰められて別人のように理性的になるレアな十四松が小野大輔の伸び伸びツッコミ演技も含めて面白かった。
あと、相変わらずこのアニメはかわいい女性キャラのキャラデザが上手くて、知的で品のあるベリーショートがかわいらしい栄太郎ママンのキャラデザが最高だった。

トト子とにゃー決着編。
最後の殴り合いになるところの二人の演技が迫真演技すぎて笑ってしまった。


2017/12/18 (月)

「アニメガタリズ」第11話
アニメの現実世界への浸食編。

アニメのメタネタの山盛りっぷりも、作品世界の壊れっぷりもラス前だからか、やりたい放題し放題でかなり濃厚な仕上がり。

また、不条理サスペンスホラー的展開による主人公の追い込みっぷりも徹底していて遊びも緊張感もたっぷりな作りが面白かった。

「妹さえいればいい。」第11話
伊月と那由多の新刊脱稿と打ち上げパーティ編。

京さんが完全に那由多の裸族スタイルに巻き込まれていて戦慄する。

あと、今回はあんなヒドい遊び方をされても作中での使用を許可する「ワンス・アポン・ア・タイム」のメーカーの寛容さにちょっと感心してしまったよ(苦笑)。

「ボールルームへようこそ」第24話(最終回)
東京都民ダンススポーツ大会、決着編。

決勝戦の後半3種目→順位発表までを堂々と描ききって手堅く幕引き。

悪くはないけどシリーズ終盤手前までの熱量・充実ぶりを思うと「最後にもう一押し欲しかったな」と物足りなさを感じてしまうのが正直な感想。

最後のまとめだからか、話が大きく、抽象論になりがちなのと、富士田組が釘宮組に勝った理由付けが弱く、二組の対比に関する議論も前回までの繰り返しでそれほど拡がりも深まりもしなかったのが残念。

前回の仙石さんから電話を導線にして物語を原点回帰させ、これまでの道のりを振り返り総括する、というまとめの構成自体は淀みのない流れで上手かった。


2017/12/17 (日)

「ラブライブ!サンシャイン!!(第二期)」第11話
浦の星女学院閉校式編。

閉校式はまぁ、しょうがないにしても「Love Live!」の本選が受験シーズン真っ只中にある鬼畜運営が大会規模が旧シリーズの10倍規模になった現在においても相変わらず改善されていないのはちょっとヒドくて気になった(苦笑)。

「Fate/Apocrypha」第23話
モードレッドVS.セミラミス、ジャンヌVS.シェイクスピア編。

モードレッドVS.セミラミスのバトルシーンは劇場用アニメのように空間をワイドかつ立体的に使った画面構成がカッコよくって見応えのある仕上がりだった。

ただ、赤も黒も出し抜くつもりだったワリには獅子劫もモードレッドも特に策のない正面突破を試みて失敗し、聖杯に迫ることすらできずにリタイヤしているのには拍子抜けしてしまったな。

「ブレンド・S」第11話
オーナーを出汁にした苺香と店長の公園デート編と、夏帆のゲームデータ消失騒動編と、壁ドン編の三部構成。

バニラちゃん役に山崎バニラって声優ネタということでいいのかな?

スカートたくし上げのくだりも、張り手のくだりも、苺香さんの無防備&無邪気な天然っぷりが強烈すぎて堪らんかった。

あと、今回はひでりの役回りがイチイチ美味しくてキャラ好感度が高かったな。


2017/12/16 (土)

「王様ゲーム The Animation」第11話
マラソン編、続き。

おっぱいがより強調される形になったのは嬉しいが、OPが明けたら唐突に里緒菜さんが上着を脱いでスポブラ丸出しになっているのには描写を省略するにしても大胆すぎて目を疑うほどビックラこいた(笑)。

「キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series」第11話
キノとエルメスの出会いと「キノの旅」の始まり編。

これが最終回でも良さそうな、エピソード・ゼロ的な展開。

原作、旧シリーズとは逆に「優しい国」の後に(それも直後に連続して)「大人の国」をやる構成になっているのが面白いな。
(原作、旧シリーズは「大人の国」の方が先に描かれる。因みに「優しい国」は旧シリーズの最終回でもある)

あと、今回はいつにも増して凝っていて鮮烈な色彩演出が印象的でなかなかよかった。

「結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-」第11話
友奈に起こった異変の真実開示編。

東郷さんのコソ泥シーンは東郷さんの巨乳サイコレズストーカーぶりが遺憾なく発揮された展開が素晴らしくって楽しかった。

友奈の日記を通して描かれる真実の開示は、設定の説明は辻妻合わせ臭くて苦しかったが、末期患者の闘病記みたいな後半の日記はAパートの日常描写との対比が上手く利いていてこの作品らしいエグい悲劇がよく出来ていた。

「将国のアルタイル」第23話
天上の都(シエロ)攻防戦の決着編。

状況把握・状況判断を誤って民兵が国の指導者を弑逆してしまい、その結果せっかく帝国の侵略を退けたのに自治権を失うハメに遭うとか、皮肉の利きまくった展開が戦争という状況の極限状態ぶりと不条理さを上手に浮かび上がらせていて面白かった。


2017/12/15 (金)

「URAHARA」第11話
エビフリャーとの決戦編。

黒幕とのラストバトル(?)ようだけど、黒幕のエビフリャーがパワーアップして(?)シャチホコ化しても落書きみたいなデザインは変わらないので絵面に全く緊張感がないのがシュールで可笑しい。

あと、ヒロインズが追いかけっこがはじまったあたりからエビフリャーのことを「エビ」と雑に略して呼ぶようになっているのも面白かった。

「Just Because!」第10話
バレンタインデー編。

森川さんのフェイントに自分もまんまとつられてしまう。

つーか、陽斗はこの先も森川さんに主導権を握られ続けて、カップルの同意が必要な選択は全て森川さんのペースに合わせる未来しか見えねえな(苦笑)。

「いぬやしき」第10話
犬屋敷と獅子神の直接対決編。

犬屋敷娘の蘇生シーン。
「犬屋敷さんの助けが間に合わなくて死なせてしまった・・・と思いきや、諦めかけたその瞬間に息を吹き返して蘇生できた」という展開はヤクザの話で既にやっているので、今回は助けられないパターンになるんだろうな、と思っていたら、今回もまんま同じパターンの繰り返しで逆に意表をつかれてしまった。


2017/12/14 (木)

「僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件」第10話(最終回)
テスト勉強編、さきっちょのバイト編、居眠り編、写生大会編の四部構成。

最後に下ネタ指数低めなラブコメ話が連続するところが最終回っぽい(?)というか、この作品のラストにしてはだいぶ爽やかな口当たりで後味が良い。

〆はOADに続くよENDだったが、次回予告でハッキリと告知するのが潔いというか、珍しくって逆にちょっと新鮮だったな。


2017/12/13 (水)

「食戟のソーマ 餐ノ皿」第11話
創真VS.司瑛士編。

Bパート冒頭のえりな様と秘書子の更衣室サービスシーンが久々に長尺のお色気サービスシーンで興奮した。
司先輩の料理の臭いをかいだだけで田所ちゃんと秘書子がはだけるところもよかったし、今回は最近忘れられがちなエロ要素を一気に補充した感じで眼福だった。


2017/12/12 (火)

「つうかあ」第10話
前夜祭編、続き。
エキシビジョンレース編。

時系列が1話の時点に戻ってきたということでエキシビジョンレースを再び新たな視点を加えた形で語り直し。

どんどんエスカレートしていくゆりとめぐみの争いのヒートアップぶりが楽しい。
また、ここまで話数を重ねて各キャラの掘り下げをしてきたぶん、初回と同じレースシーンでも印象がだいぶ変わって見えるところも上手い構成で面白かった。

レースシーンの映像のほとんどが使い回しなので、どうやら前回の半総集編と合わせて1本ぶんくらいの映像が再編集版という編成のようだが、他所のアニメがスケジュールの逼迫を普通の総集編や声優特番で工夫なく処理しているなか、知恵を絞ってちゃんと作品の形に仕上げているのが大したもので思わず感心してしまったよ。

「ネト充のススメ」第10話(最終回)
森子の桜井家初訪問編、続き。

ネト充からリア充に成り上がってめでたく終劇。

サブタイトルは監督自身の処女作からのセルフ引用か。

森子と桜井のやり取り全般の初々しくももどかしい距離感の見せ方が絶妙すぎて巧かった。

あと、今回はほとんど森子と桜井の二人芝居だったので最後にたっぷりと能登麻美子の等身大オモシロ三十路女演技を堪能できたのもよかったな。

「Wake Up,Girls! 新章」第10話
新曲の歌詞制作とWUGの不協和音編。

画面は相変わらず未完成なところが散見されて厳しいが、グループ内のささやかなすれ違いが重なって不協和音が拡がるも最後はキレイに収束して状況が少し前進するという展開を、WUGのメンバー全員に役割をバランスよく割り振って上手にまとめているストーリー構成はなかなかよかった。


2017/12/11 (月)

「アニメガタリズ」第10話
VS.学園長編。

唯ちゃんのセクシーショットからOPのノルマがないのにガッカリしていたら、OPが唯ちゃん尽しのSP仕様になるというサプライズが炸裂してまんまと度肝を抜かれてしまった。

「妹さえいればいい。」第10話
千尋の大野税理士事務所バイト開始編と、動物園&水族館デート編の三部構成。

前回頭にパンツで作ったリボンを付けている変態女が出てきたから、千尋も女モノの下着を着るのが趣味な変態なのかも・・・と思っていたのだが、ただの男装妹で拍子抜けしてしまったよ。

「クジラの子らは砂上に歌う」第10話
スィデラシア連合王国からの使者来訪編。

「美形の裸族」という圧倒的なパワーワード(笑)。

水浴びのシーンは大事なところは隠れているけど、無粋な湯気も光もない裸体のパノラマがなかなかに開放感溢れるエロスで眼福だった。

「干物妹!うまるちゃんR」第10話
シルフィンの自室初訪問編、ヒカリの「パンの日」再来訪編、相模湖編、中間テスト勉強会編の四部構成。

ポッキーゲームの内容を知ったときのレアなシルフィンの赤面顔がかわいすぎて堪らんかった。

「血界戦線 & BEYOND」第10話
K・Kの授業参観編。

久しぶりに折笠愛のノリノリなコメディ演技をたっぷりと聴けて満足。

「守らなければならない日常」と「為さねばならない非日常」を両天秤にかけて往復する、というシチュエーション・コメディがよく出来ていて楽しい仕上がりだったなあ。

あと、K・Kが息子たちになじられるシーン一連のリアクション作画が上手くてちょっと目を惹いた。

あとあと、大人たちの都合で引き裂かれた子供たちが大人の想像の及ばないツールを使って自力で救いの道を切り開いていた、という最後のオチも頼もしくも強かでなかなかよろしかったなあ。


2017/12/10 (日)

劇場用アニメ「GODZILLA 怪獣惑星」を観る。
静野孔文・瀬下寛之ダブル監督、ポリゴン・ピクチュアズ制作、虚淵玄脚本という座組による3DCGアニメ版「ゴジラ」三部作の一本目。

ゴジラによって一度地球を追い出された人類の地球帰還&ゴジラ討伐作戦編。

久々に睡魔と闘いながらの映画鑑賞を強いられた。

ともすれば難解に捉えられがちなハードSFものなので極力平易に見せたかったのかもしれないが、語り口にも、アクションシーンの見せ方にもヒネリがない、平板な登場人物達による平板な展開に終始した内容がツラかった。

あと、三部作の一本目だからか、(ラストの大暴れ以外は)表現をセーブして余力を残して捌いているように見えるのも気になったな。

「シドニアの騎士」、「亜人」と同様にハードSF的な世界観とポリゴン・ピクチュアズの硬質なヴィジュアルとの相性は良いし、メカ周りのデザインもスタイリッシュでカッコいい、人物の表情付けに関しては「シドニアの騎士」、「亜人」からの着実なステップアップが感じられて感心もしたが、それら画的に上手くいっている箇所が多いだけに、余計にお話の内容がひたすら退屈なのが観ていて勿体なかったな。


「宝石の国」第10話
フォスフォフィライトとボルツのコンビ結成編。

相変わらず戦闘シーンの殺陣が凝った作りで見応えあり。

特にダイヤモンドと新種の月人の遭遇戦は主観視点の長回しが緊張感漲るサスペンスホラーテイストを高めていて観ていて目が離せなかった。
また、「学校」内での月人の登場シーンは下から見上げるようなレイアウトの徹底が月人の巨大感・圧力を効果的に演出していて上手かったな。

あと、今回はダイヤモンド・ボルツ兄弟とフォスの三角関係の機微の描き方も繊細にすれ違うそれぞれの感情を上手に捉えていて面白かった。

「3月のライオン(第2シリーズ)」第9話
新人王戦決勝戦とひなたの修学旅行編。

岡田堅二朗シリーズディレクターコンテ回で新人王戦決勝戦という重要イベント回に相応しい全体的に力の入った仕上がりだった。

特にモノクロや水彩画風なタッチを多用した「イラストとしての絵の魅力」を押し出した画作りが印象的でよろしかったな。

「Fate/Apocrypha」第22話
アタランテVS.ジャンヌ→アキレウス戦、ジークVS.カルナ戦の二局面の戦い編。

上妻晋作とか、佐藤利幸とか、田中宏紀とか中堅・ベテランの名前もあるが基本的には若手主体のメンバーによる、伍柏諭絵コンテ・演出・作画監督の作画アニメ回。

バトルシーンは全編がエネルギッシュな仕上がりで全てが見どころみたいな感じ。
自分的にはカルナが「日輪よ、死に随え(ヴァサヴィ・シャクティ)」を放つ前の、高熱で空中庭園の構造物が融解→蒸発するところの超濃密なエフェクトがタイミングも含めてカッコよすぎて堪らんかった。

また、役者の演技も(特に早見沙織と諏訪部順一)作画のパワーに負けていない熱演ぶりで聴き応えがあったし、全編バトル展開でカルナ、アタランテ、アキレウスが退場する(彼らの戦いに決着がつく)重要話数に、この超スペシャルな作画をぶつけてくる粋な編成も好印象。

作画、芝居、ストーリーと諸々の熱が合わさって更なる相乗効果を生むような作りになっているのが素晴らしかった。

「キラキラ☆プリキュアアラモード」第43話
ひまりのスイーツ番組アシスタントオーディション編。

最後のひまりんメイン回。

一進一退の末に一歩前進といった感じの、地に足のついた展開がよかった。

ただ、OP・ED歌手のゲスト出演に関してはせっかく二人とも声優なのにほとんど出番がない(喋らない)のがちょっと勿体ない気がして少し残念だったなあ。


2017/12/09 (土)

「将国のアルタイル」第22話
大潮の夜に囁き(ムルムリョ)盆地の決戦編。

一話丸々合戦編。

作画は海外の外注スタッフが中心のようだが、これまでで最大規模の合戦シーンを質・量ともに充実の内容で描ききっていて健闘ぶりに感心する。

また、マフムートの用意した戦場に帝国軍が誘導された時点で勝負はほぼ決まっていて、そのことに帝国の指揮官たちも薄々気付いているのだが圧倒的劣勢の事実を素直に受け入れることができず、マフムートの想定内の抵抗を続け、徒に軍の損耗を増していく、という話の流れも帝国軍の葛藤・半分は自壊的な追い込まれ方がリアルでなかなか面白かった。


2017/12/08 (金)

「URAHARA」第10話
みさとエビフリャーの正体開示編。

みさが主人公たちの言動に影響を受け翻意し、あとはエビフリャーを何とかすれば一件落着しそうな雰囲気になったところで再び状況を大きくひっくり返す、二段底みたいな構成のサプライズがこの作品らしくてよろしかった。

あと、みさちゃんは最初から正体丸出しだったのね(苦笑)。

「Just Because!」第9話
美緒と森川さんの打ち明け話編。

地味子指数の高いビフォアー森川さんの方が自分好みだけど、アフター森川さんも大人っぽさ、というか人妻感が増したのでこれはこれでアリな気がする。


2017/12/07 (木)


2017/12/06 (水)


2017/12/05 (火)

「つうかあ」第9話
大会前夜祭・前日→当日、チーム紹介ビデオ制作&みやためぐろドキュメンタリー映画「愛と追憶のラプソディー」制作→発表編。

ラストに顔出しNGだったハズのコーチの素顔解禁されるというサプライズ。
これまで首から上があるのかどうかも謎だったコーチの顔がわかったのはよかったが、驚く程の地味顔で今度は何でこれまでこの顔を隠す必要があったのか?という新たな疑問が生まれる、謎が謎を呼ぶラストの「引き」にEDの間中ただただ唖然としてしまう。

あと、今回は半総集編だったが手堅いこれまでのお話と各キャラクターのおさらいに、アフレコ芸遊びとちゃんと楽しめる内容になっていたのが好印象。
また、新作パートは半分もなさそうなのに話が大きく進んでいるのもよく出来ていて上手かった。


2017/12/04 (月)

「アニメガタリズ」第9話
アニ研の他の部活動相談&指導編。

OPがBパート冒頭にくる謎の変則編成は本当に謎だったが、「唯ちゃんのセクシーショットからのOP」のノルマが守られたのはよろしかった。

「妹さえいればいい。」第9話
「妹法学園」コミカライズ問題編。

コミカライズ担当の美少女漫画家・三国山蚕先生、このアニメの登場人物なのでマトモじゃないのはわかっていたが下着フェチ変態仮面とは予想の斜め上をいく狂人ぶりで戦く。

行きすぎたフェチズムの押し付け合いが横溢するヒドい内容だったが、最後はそれぞれの想いが一つの形になって終わる「いい話」になっているのも凄かった(笑)。

そして今回はそのキレイなまとめからの、EDの制作スタッフ総アンケート・性癖調査結果大発表のサプライズという流れも上手くてなかなか面白かったな。

「干物妹!うまるちゃんR」第9話
カメラ編、デパート閉店編、炊き込みご飯編、ホットケーキ編、ハムスター編の五部構成。

炊き込みご飯編。
海老名ちゃんがひたすらタイヘイにメロメロになるだけの話なのだが、メロメロになり倒す海老名ちゃんが何ともかわいすぎて堪らんかった。


2017/12/03 (日)

「宝石の国」第9話
越冬完了編。

アンタークチサイトの敗北拉致をきっかけにフォスフォフィライトが心身共に戦士のとしての強さと厳しさを備えるように変容して、第二部突入という感じ。

フォスがこのまま完全にハードモードになってしまうのはカッコいいけど寂しいな、と思っていたら、話が進むにつれて次第にフォス本来の気さくさ・調子のよさも垣間見えるようになってきてホッとする。

また、内容全般的には大きく変容したフォスと、それに対する周囲のリアクションがとにかく新鮮で楽しく、観ていて飽きない話だったな。

あと、フォス絡み以外では寝起きの兄弟達がそろいもそろって矢鱈にセクシーで何だか非常に眼福だった。

「ラブライブ!!サンシャイン!!(第二期)」第9話
函館編・後編。

お姉ちゃんズもライブに参加するのかよ(笑)!

半ば呆れるほど強引な超展開だったが、最後は物量も尺も大変ボリューム満点な、クライマックスのライブパートにものの見事にうっちゃられてしまった感じ。

あと、今回はクラスのはみ出し者軍団こと一年生カルテット同士の絡みなんかも一年生カルテットそれぞれの良いキャラの掘り下げになっていて、そこもなかなか面白かった。

「Fate/Apocrypha」第21話
アストルフォの宝具の真名解放と、ケイローンVS.アキレウス編。

ケイローンVS.アキレウスの挌闘シーンのアクション作画が質・量ともに力の入った仕上がりで見応えあり。

あと、最後はカウンターでケイローンが敗れてしまったが「インファイトのボクシングになったら体重のある方が圧倒的に有利」というのを律儀に表現しているのには何だかちょっと感心してしまったよ。

「魔法使いの嫁」第9話
エリアスの失踪編。

自分があんな荒唐無稽でエロい幻覚を見たら、自身の脳に機能についてちょっと不安になるかもしれない(苦笑)。

ま、それはさておき。

相変わらず妖精さんのおっぱい描写が良い。
妖精に重力は関係ない気もするが、カットごとにちゃんと重力の影響を受けた形になっているのが素晴らしかった。

「ONE PIECE」第815話
ペドロの過去と、ペドロVS.タマゴ男爵編。

小泉昇作監回。

ルフィが自分の腕をグルグル巻きに捻って引き千切ろうとするシーンの、粗い描線の作画がシチュエーションに相応しい鬼気迫るような迫力があってちょっとよかった。


2017/12/02 (土)

劇場用アニメ「Fate/stay night [Heaven's Feel] I. presage flower」を観る。
「Fate/stay night 」の桜ルートこと「Heaven's Feel」劇場版三部作の一本目。
士郎と桜の出会いを描くプロローグからセイバーの敗北までを描くという構成。

今回の劇場版オリジナルパートらしい冒頭20分のプロローグが構成・演出に無駄のない作りでよく出来ていた。
派手な見せ場はないが士郎と桜の話というテーマも明快で作品世界にグイグイと引き込まれる、導入編としては最高の仕上がりだったな。

ただ、それ故に本編が始まってからは話の焦点は散漫、展開はバタバタとして腰が座らないいつものアニメ「Fate/stay night」になってしまって時間経過ともに没入感が削がれていくのが残念。

個々の見せ場の演出は悪くなく、「面白くしよう」というサービス精神は伝わってくるので退屈こそしなかったのだがプロローグの完成度の高さがプロローグだけで完結してしまったのは惜しかった。

「少女終末旅行」第9話
自律機械との邂逅編。

この絵柄だと全裸よりも下着姿の方がエロいな。

ま、それはさておき。

今回は短編SF小説のような趣のある仕上がりがなかなかに良い塩梅だった。

話のまとまり具合も良いし、お色気サービス、SFメカ描写、サスペンスフルなアクション展開とサービス・見せ場が盛りだくさんなところも好印象。

もし続編単発OVAが出るとするならば、こういう内容だったら嬉しくなるようなお得感のある、力の入りようとサービスの充実ぶりで面白かった。

「キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series」第9話
短編オムニバス編。

ラストに原作作家による「あとがきのアニメ化」作品が用意されているという、かなりユニークなサプライズあり。

旧作のキャラデザの印象をまだ引きずっているからか、この作品世界におけるキノの容姿が「男の子と間違えてしまうくらいボーイッシュな女の子」ではなく「絶世の美少女」らしいというのに驚く。

あと、今回はキノが記憶をなくしたあとの動揺っぷりが普段のポーカーフェイスからはちょっと意外なくらいの激しさでけっこう印象的だった。


2017/12/01 (金)

「URAHARA」第9話
ヒロイントリオのスクーパーズ化編・決着編。

もの凄い勢いでスクーパーズの残骸お菓子を食ってスクーパーズ化するりとをまり、ことこ、みさが心配するくだりの「お前(ら)が言うな」感が凄い(笑)。

セルフツッコミも入った通り、最後の逆転劇はかなりご都合主義な展開だったが、ヒロインたちの逆襲の機運の高まりに合わせるようにED曲が被るラストの「引き」はなかなかにアガる演出で悪くなかった。

あと、今回は回想シーンのヒロイン達の衣装のバリエーションもこの作品らしく華やかでちょっとよかったな。

「十二大戦」第9話
妬良の過去語りと、憂城チームVS.丑寅コンビ編。

今回はCGらしい大胆なカメラワークが冴える丑寅コンビVS.ゾンビ断罪兄弟のバトルシーンがなかなかにカッコよくって見応えのある仕上がりだった。