2017年
9月

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2017/09/30 (土)

「バチカン奇跡調査官」第12話(最終回)
良太の事情編。

最後にジュリア司祭の助けを借りて良太の命が救われているので全く「メデタシ、メデタシ」という気分になれない消化不良感が凄かった。

「RWBY Volume1-3:The Beginning」第13話(最終回)
ビーコン・アカデミーの陥落編・後編。

「女神」の力は完全に奪われ、オズピンは消え、ヤンは片腕を失い、ピュラは死に、ビーコン・アカデミーは陥落する。
・・・「ビーコン・アカデミーの陥落」は「Volume4」のCMで散々語られているのでわかっていたけど、ここまで徹底的にやられ倒すとは思わず、目くるめく破局的事態の連続に最後まで目が離せなくって面白かった。

「メイドインアビス」第13話(最終回)
1時間SP。
ナナチの過去とナナチとミーティの別れと旅立ち編。

前半のナナチとミーティの過去は壮絶、後半のナナチとミーティの別れも情動の押さえ方が上手くてどちらもこの作品らしいハードな展開が非常によく出来ている。

エンディングのリコたちが上層に送った小包が孤児院の仲間たちに届く流れと、ラストのナナチの旅立ちのくだりの、映画的な格調高い雰囲気なんかもなかなかに良い塩梅だったなあ。

リコとレグもちゃんと話に絡んではくるものの、今話が「ナナチが主役の物語」であることには変わりがないのであまりシリーズのまとめ・最終回って感じはしないけど、1時間特別枠のボリュームに物語の重量感もたっぷりでいつも以上に見応えのある内容を最後の〆にしっかりと堪能できたのはよかったな。

「神撃のバハムート VIRGIN SOUL」第24話(最終回)
バハムートの討伐編、続き。

バハムートを倒すためという大義があるにせよ、神との戦いと古代兵器の発掘のための国力増強のために一方的に魔族を奴隷にして搾取したシャリオスがその圧政の責任を取らぬまま君臨し続け、魔族も何故かその禍根を水に流して穏やかな共存が成立している状況には納得ができず違和感が残る。

また、バハムートを無理にたたき起こしたことをはじめ、いろんな横車を押してまでバハムートの打倒に執着したのにそれが結局無駄だったことになる、続編への含みを持たせたラストにもシラケたな。

あと、シリーズ後半全体を通しての不満点なんだけど、第一期では「気のいいクズ」だったファバロがキレイに脱臭されて「ただの気さくで面倒見のいいお兄さん」になってしまったのもキャラのイメージが繋がらないわ、キャラの面白味がなくなっているわで気になった。

「将国のアルタイル」第12話
奇岩会戦編。

ラストのバラバンとバヤジットの絡みの、美麗なキャラ作画・丹念な芝居作画がまさに圧巻の仕上がりだった。

バヤジットは世界の誰よりも兄・バラバンのことを愛していたがゆえに、兄自身以上に兄の心の裡を知っていた、というラストのバラバンとバヤジットのやり取りも切なくってよかったし、件のシーンは映像的にも、ドラマ的にも内乱編のクライマックスに相応しい力の入りようで素晴らしかった。

「僕のヒーローアカデミア」第38話
第二期シリーズ・最終回。
出久と死柄木の接触編。

自分への言い訳モードで方言が出まくりな麗日さんがかわゆすぎる。

保須事件のもう一つのエピローグと一学期の終業式、と思ったよりもちゃんと区切りのつくところで終わったな。

今回は死柄木との遭遇前後の温度差の切り替わり、死柄木の恫喝の緊迫感といったところの見せ方がなかなかのもので上手かった。


2017/09/29 (金)

「ゲーマーズ!」第12話(最終回)
温泉合宿編。

1話丸々、TVゲームそのもの&課金ゲームに対する亜玖璃とそれ以外のゲーム同好会の面々とのディベート話で「ドラマCDでやれ」みたいな話だったが、作画が珍しく全編安定して良いのと、演出がそれなりに頑張って工夫を凝らしているのと、入浴シーンの女体描写が大変素晴らしいおかげでアニメ(映像作品)としてもしっかりと楽しめる内容になっているのがよかったな。

「コンビニカレシ」第12話(最終回)
みはるの入院編の決着編。

作画は最後まで低迷したまま、話も最後まで平凡なまま終了。

メインの2カップル以外のキャラは最後までフェードアウトしたまま、最終回でも全くフォローされずに終わるとは、あの複数のカップルの群像恋愛劇のように見せかけたOP・ED&シリーズ序盤の導入部はいったい何のつもりだったのか、謎すぎるシリーズだったなあ・・・(苦笑)。

「アクションヒロイン チアフルーツ」第12話(最終回)
陽菜野市文化会館公演当日編。

ヒーローショー終了後の挨拶のくだりの、上目遣いではにかむヒナネクターコスの元気さんがかわいすぎて最高だった。

御前を立ち直らせるために公演を即興劇に切り替えて舞台越しに御前に対して現場復帰を訴えるという展開はかなりの無理筋だったが、芝居の台詞を通してヒナネクターの面々が御前に対する想いを投げかける展開にはけっこうグッときたし、復活した御前が相変わらずの不運にもめげずに舞台に駆けつける流れもアツくてなかなかよろしかった。

また、最後にちゃんとキャスト表の順番通りの「御前が主役の物語」になっているのもよかったし、まさに「崩れた動画よりもきれいな止め画」って感じではあるが全編通して美麗なキャラ修正が徹底されているところなんかも正しく力がかけられていて好印象だったなあ。


2017/09/28 (木)

「ようこそ実力至上主義の教室へ」第12話(最終回)
無人島サバイバル編・その5。
最終日・決着編。

一人で風呂にも入らず蛇とか食ったりして5日間も森林潜伏サバイバルをしていた努力が全く報われなかった龍園くんの道化っぷりがなかなかのもの(苦笑)。

葛城を出し抜いた龍園をさらに出し抜いて綾小路が最後に一人勝ちをする、下克上とどんでん返しの連続の末の主人公の大勝利という流れがなかなかキレイに決まっていて最後にしっかりと盛り上がる作りになっているのがよろしかった。

物語は途中で未消化な部分も多いし、「終わりよければ全てよし」と思えるほど面白いワケでもないが、最後にこれまでの失点を取り戻すような形で終わっているのはけっこうな好ポイントで悪くはないラストだったな。


2017/09/27 (水)

「NEW GAME!!」第12話(最終回)
「PECO」の打ち上げと、八神さんの渡仏編。

八神×遠山のガチレズラブシーンに対する周囲の反応が薄くて、入ったばかりのインターン組も含む完全な社内周知公認レズカップルぶりに驚く(笑)。

1話丸々しっとりとしたシリアスなドラマメイン展開でこの作品らしい美少女コメディとしての愉しさが最後にあまり堪能できないのは残念だったが、その分第一期シリーズと合わせて2クールぶんのシリーズのラストに相応しい重みのある内容になっているのはよかったな。
青葉と八神さんの師弟の話に、青葉の後輩にして八神さん的には孫弟子的な存在のモモも加えて重層的な「継承」の物語にしているのが上手かった。

あと、前半のクライマックスの八神さんと遠山さんのラブシーン、後半のクライマックスの青葉と八神さんの別れのシーンの二つの山場で両方ともキメ細やかな非常に力が入った芝居作画が炸裂しているところも見せるべきところにしっかりと注力できているのが好印象で素晴らしかったな。


2017/09/26 (火)

劇場用アニメ「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」をBDで観る。
「キセキの世代」+火神のオールスターチームVS.米国最強ストリートバスケチームのドリームマッチ編にして「黒子のバスケ」の完結編。

珍しく原作(「黒子のバスケ EXTRA GAME」)既読。
「EXTRA GAME」では「キセキの世代」のメンバーに比べてイマイチ薄かった火神の存在感を最後にアニメオリジナルの渡米展開を足すことで補強。
それに伴い「黒子と火神の高校バスケ」も終了するということで「黒子のバスケ」の完結編にもなっているというのが原作からの大きな変更点という感じ。

「キセキの世代」の夢の再集結と、それぞれの活躍をたっぷりと描くストレートなドリームマッチ展開が好感触。
「キセキの世代」+火神による個人技、連係プレーの見せ場の目白押しでお祭り映画に見合った華やかな作りが素晴らしい。
全体のテンポよさ、黒子たちとの戦いを経て変わった「キセキの世代」の面々のドラマ、キャラ同士の掛け合いの愉しさも秀逸、作画も総じて端正でソツのない仕上がりだった。

TVシリーズからのこの作品らしい安定感をしっかりとキープして、劇場版らしい諸々のサービスがきっちりと盛り込まれた、「観たかったモノがちゃんと観られる」映画になっていて非常に満足度の高い内容だった。

「天使の3P!」第12話(最終回)
対バン編・後編。

前回に引き続き楽曲作りのプロセスを丁寧に追う展開は為になって面白かったが、対バンの対決ムードは言い出しっぺの霧夢すら対抗意識が低くて盛り上がらず、ライブ当日&それまでの流れにも波乱がないので気分があまり高まらないまま終わってしまって物足りない。

また、ライブシーンが省力設計気味なのも見せ場としてはちょっと弱くてイマイチだった。


2017/09/25 (月)

OVA「黒子のバスケ 『バカじゃ勝てないのよ!』」を劇場版を観る前の復習として観る。
「ジャンプスーパーアニメツアー2013」で上映された特別編。
IH予選・秀徳戦後の誠凜高校実力テスト勉強会編。

可も無く、不可も無いコメディ掌編。
ほとんど教室のシーンを観た記憶が無いので黒子たちが教室の机に座っている姿がちょっと新鮮だった(苦笑)。

あと、カントクの私服メガネっ娘姿が眼福だったな。


「セントールの悩み」第12話(最終回)
RPGパロディ編と、女子腕相撲大会編の二本立て。

OPのサビの部分のビキニアーマーサービスカットを本編で回収。

どちらもサービス度の高い美少女コメディ掌編でTV未放映話数系のOVAみたいな感じだったなあ。

他愛もない内容だけど珍しくキャラ作画が安定して良いのでそれ相応には楽しめた。

「ナイツ&マジック」第13話(最終回)
旧王都デルヴァンクール奪還作戦編、続き。

大西域戦争の終結まで描いて切りよく終了。

ハイパー化と、アクシズの押し返し(「νガンダムは伊達じゃない」)のまんますぎるパロディにひっくり返る(笑)。

空中戦も、地上戦も敵味方がしっかりと拮抗した戦いになっていて最終決戦らしいなかなかにアツい仕上がりだった。

また、主人公サイドの男性騎操士全員に見せ場がある総花的な構成も、クライマックスをOP主題歌で盛り上げる演出も最終回の王道を行くような作りでよかったな。

「プリンセス・プリンシパル」第12話(最終回)
女王暗殺クーデター計画編。

もっとちゃんと決着をつけて終わるのかと思っていたが、だいぶ余力を残した形で終わってしまって拍子抜け。

前回徹底的にしてやられた主人公たちの反撃も駆け引きもへったくれもないアバウトな強行突破で冴えないし、アクションシーンも一様に平凡で盛り上がりに欠ける仕上がり。

アンジェとシャーロットと王国を巡るドラマも、スパイものとしてのサスペンスとアクションも中途半端で煮え切らず、イマイチパッとしない最終回だったなあ。

「ボールルームへようこそ」第12話
多々良の高校進学と仙石さんの試合観戦編。

新ヒロインがおでこ全開なのは試合のときにドレスに合わせて髪の毛をセットしたときとのギャップをなくすためなのかな?

あと、仙石さんと本郷さんのド突き合いが男女の小競り合いとは思えぬ本格的な打撃戦になっていて笑ってしまった。

また、話の内容全般的にも今回は新しいキャラに、新しい環境に、初めて披露される仙石さんの試合と新展開らしい新しいことずくめな内容が観ていて飽きない作りだったな。


2017/09/24 (日)

「賭ケグルイ」第12話(最終回)
夢子VS.生徒会長、「運命のタロットカード」編。

原作者・河村ほむらストーリー原案のTVアニメオリジナル回。

夢子VS.生徒会長の対決を視聴者代表キャラにしてもう一人の主人公の鈴井くんの話にずらして、鈴井くんが夢子との出会い・これまでの物語で得たものを描く方向にもっていき、なかなか上手くまとめている。

また、凝ったルールも作戦もない、まさにギャンブルの本質を突く「のるか、そるか」のシンプルな勝負という展開もいいし、終盤まで抑えたトーンで淡々と進み、クライマックスの勝負で緊張と高揚が一気に高まる構成演出もよく出来ていて素晴らしかった。

「ひなろじ ~from Luck & Logic~」第12話(最終回)
三年生の卒業とニーナの進路問題編。

話も作画もこの作品らしく最終回も緩い仕上がり。

全体としては可もなく、不可もない内容だったが、ラストの土左衛門ENDっぽくなるところはちょっと面白かったな。

「活撃 刀剣乱舞」第13話(最終回)
箱館戦争編、続き。

シリーズ全体の印象としてはあんまり「活劇(活撃)」って感じではなかったが、最終回の12対1000超の大立ち回りは爽快感&疾走感のある剣戟アクションがたっぷりと観られてそれらしかったな。

また、兼定、国広、土方の三者のドラマもなかなか上手くまとまっていて悪くなかった。

「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」第12話
「神」の力に取り込まれた響の救出作戦編。

巨大化して化け物になってもプリ尻の魅力は健在なビッキーのヒップに特大アンチリンカー注射器を刺す絵面の面白さが最高だった(笑)。

クライマックスの錬金術師たちの自己犠牲は作画も演出も力が入っていて良い出来なのだが、今シリーズはシリーズ通してキャラの掘り下げが弱いので情動面の盛り上がりがいま一つ。
特にサンジェルマンはキャラデザも、装備も、中の人の声も好きなのでキャラのポテンシャルを出し切って退場したように見えないのが惜しい気がしてしまったよ。


2017/09/23 (土)

劇場用アニメ「劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い」を観る。
今年はTVシリーズではなく劇場用アニメで発表された毎夏恒例の「プリズマ☆イリヤ」シリーズの新作。

物語的には第四期シリーズのそのまま続き、第四期ラストの「引き」を受けての美遊と(美遊の世界の)士郎の過去語り、「第五次聖杯戦争」の顛末編。

「プリズマ☆イリヤ」というより「Fate/stay night」の変奏圧縮版という印象。
最初から士郎の行動原理が「美遊のために尽くす」という形で定まっている上にバトルロイヤル要素がなくなり単一の敵との対立軸が明快なことも相まって「Fate/stay night」原典よりもわかり易くて入り易い。
また、「プリヤ」シリーズらしいケレン味のあるアクションも充実していて後半の怒濤のバトル展開は画的にも見応えのある仕上がりだった。

個々の場面的にはラストバトルの決着シーン、「天地乖離す開闢の星」に「無限の剣製」が敗れるくだりで「千の武器も究極の一には及ばない」という原典からの引用を用いて士郎の信念と選択が完全に間違っていたワケではないことの証明にしているのが上手くてなかなか好かったな。

「RBWY Volume1-3: The Beginning」第12話
ビーコン・アカデミー陥落編・前編。

怪鳥型グリムの上にビーコン・アカデミーの生徒たちのウェポンコンテナが次々に落下して生徒たちがその上で武装する絵面がカッチョよすぎてシビれる。

また、今回はヴェルヴェットの無双シーンもスローになるキメカットが効果的な、メリハリの利いた殺陣がよく出来ていて素晴らしかった。

「神撃のバハムート VIRGIN SOUL」第23話
反シャリオス勢力による・王都決戦編、続き。

最期まで短絡的な行動に終始したアレサンドの凡庸さが痛ましい。

今回はラス前の最終決戦編に相応しくというか、この作品らしくというか、全編に渡る総力戦展開をひたすらゴージャスなヴィジュアルで彩る画面の充実ぶりが素晴らしくって眼福だった。

「将国のアルタイル」第11話
ムズラク、バルタ、ブチャク3将王暗殺計画編。

予定していた計画とは全く別の形で将王への弑逆が成立してしまう、という皮肉な展開が上手いヒネリの利かせ方でなかなかに面白かった。

「僕のヒーローアカデミア」第37話
期末試験編、続き。
デク&爆豪VS.オールマイト編。

サブタイトル通り全体としては爆豪の成長話なんだけど、最後の最後の美味しいところでデクも一皮むける活躍をするところが第二期シリーズの実質的な最後の山場に相応しい展開でなかなかに良い構成だった。

「境界のRINNE 第3シーズン」第25話(最終回)
死神一高文化祭編。

今シリーズの最終回は最後に続編告知がなく、本当にこれで終わりという感じ。

シリーズのラスト恒例のりんねと桜ちゃんのラブコメ回。
大団円という感じでは全くないが、最後に主人公カップルの話を1話丸々かけてたっぷりとやる展開は手堅いし、話(コント)もいつもの安定感、作画も良好でそれなりに満足度の高い仕上がりだった。


2017/09/22 (金)

「DIVE!!」第12話(最終回)
オリンピック代表選考会編、続き。

誤解がバレバレな麻木コーチの渡米騒動に、少し横になってコーチに八つ当たりをしたら治る要一くんのダウンという展開が茶番臭い。

最終回も要一くんのドラマが中心の展開なので知季の勝利が「主人公だから勝った」 ように見えてしまうのも上手くないな。

完璧超人だった要一くんが「オリンピックを取り巻く有形無形のしがらみに飲み込まれて堕ちていく」シリーズ後半は面白かったが、最後の最後の最終回がバタバタとして振るわない内容になってしまっているのは残念だった。


2017/09/21 (木)

「サクラクエスト」第25話(最終回)
みずち祭り当日→二代目国王退位式典/チュパカブラ王国解散編。

間野山が地域のアイデンティティを取り戻し、進むべき再生への道が定まったことで「チュパカブラ王国」はその役割を終え、主人公たちの町おこしの物語も終了するという納得のラスト。

最後に残った問題は由乃の国王任期終了後の進路だったが、間野山に残るでも、東京や地元に戻るでもなく、町おこし請負人として新天地へと旅立つ、というのが面白かったな。
環境は変えているが「若者、ばか者、よそ者」という属性は変えていない、先に進んだんだか、現状維持なんだかよくわからないが予定調和は崩しつつ、愛されたキャラの性質は変えない落着点が上手くてなかなかよろしかった。

「ようこそ実力至上主義の教室へ」第11話
無人島サバイバル編・その4。
キーカード盗難事件とボヤ騒動編。

堀北さんの水浴びシーンの下着の透け描写が矢鱈に力が入っていて素晴らしかった。


2017/09/20 (水)

「アホガール」第12話(最終回)
よしことあっくんの幼少期の出会いと馴れ初め編。

ぱんつ祭り回。

よしことあっくんの関係性というか戦いの歴史の原点を尋ねる内容で、1話丸々よしことあっくんの二人の話。

ここまでくるとアホというか、サイコパス的な怖さもあるよしこを熱演する悠木碧の怪演ぶりを最後にたっぷりと堪能できてよろしかった。

・・・・・・にしても、この圧倒的に劣勢な状況から紛いなりにも互角に渡り合っている現在までの間によしことあっくんの間で何があったのか、気になって仕方がないな(笑)。

「徒然チルドレン」第12話(最終回)
球技大会編と二つのすれ違いの解消編の二本立て。

「球技大会」というシチュエーションを使って層の厚い2年生だけでも最終回らしいオールキャスト展開を演出してみる、という試みが上手かった。

また、ラストの二つの告白も状況に相応しい緊張感のある作りでなかなかによく出来ていた。

「ナナマルサンバツ」第12話(最終回)
麻ヶ丘女子高校・例会編の決着編。

自分の一推しメガネっ娘の古河さんがアイキャッチ等でいつも以上に活躍(笑)していて嬉しい。

「例会編」は苑原弟の跳梁を長く引っ張りすぎた印象。
越山くんと御来屋が結局最後までいいように引っかき回されたままなのも上手くなくってスッキリしない。
苑原弟の悪目立ちが最後まで強すぎるせいで本筋の越山くんと御来屋の対決に集中できず、イマイチノっていけなかった。


2017/09/19 (火)

「恋と嘘」第12話(最終回)
莉々奈からの政府通知破棄の方策の提案と、ウエディングドレスモデル撮影編。

原作がまだ続いているからなんだろうけど、莉々奈の提案を受け入れるあたりまではまとめに向かっている感じだったのに最終的にはえらく中途半端に全てを放り投げて終わったな。
不完全燃焼感がハンパなくってスッキリしないにも程がある。

終わり方には凄く萎えたが、前半の舌をレロレロしまくりなキスシーンは理性が情欲に負けて互いに暴走が止まらなくなっている感じがかなりエロくてよろしかった。

「異世界食堂」第12話(最終回)
29の日(肉の日)編。

店主と異世界を結ぶ因果を最後に押さえてキレイに落着。

店主の秘密に関するサプライズは最終回らしい仕掛けだったが、基本的には普段通りのトーンで進行していく、下手な入れ込みのないいつものペースを崩さぬ作りが好印象。

また、今回は「異世界食堂」に関わる者たちの様々な人間模様の綾が自然と垣間見える物語の展開にシリーズの積み重ねが何気なく感じられるところも上手くてなかなかよかったな。


2017/09/18 (月)

「セントールの悩み」第11話
Aパート:すえちゃんの誘拐編と、紫乃ちゃんの幼稚園教育編の二部構成。
Bパート:すえちゃんの尻尾特訓編と、ちーちゃんずの委員長以上の美人探索記編の二部構成。

1話丸々ロリメイン回の詰め合わせ。

ロリじゃないけど、この作品の子供描写の上手さにはやっぱり毎回感心してしまうなあ。
特に御魂さんちの五人姉妹の美少女ホームコメディは長女・三つ子・末っ子のキャラのバランスが絶妙で大変素晴らしく、今回はそれをたっぷり観られてよろしかった。

「ナイツ&マジック」第12話
VS.ヴィーヴル・初戦編。

「ロボット兵器中心の現行の戦術思想を変えさせないため」とかいうエルくんのヴィーヴル攻略に対する真のモチベーションがブレなさすぎで面白い。

あと、今回は自己評価が低く、常に後ろ向きだったエレオノーラが危険を顧みず自らが前線に打って出る大胆な作戦を提案するくだりの、エレオノーラの成長っぷりもわかり易くも清々しくってよかったな。

「バトルガール ハイスクール」第12話(最終回)
闇神樹討伐ミッション編。

星守クラスが数の力で大勝利・ミサキはゲームのプレイアブルキャラなので自分の世界には戻らないよEND。

ミサキがこちらの世界に残る理由が弱いのは気になったが、総力戦の末、主人公たちの元気玉的パワーアップで決着という王道展開を丁寧な作画で描いている手堅い作りで悪くなかった。
また、みきとミサキは別格として他のヒロインたちは一様に均等に扱うこの作品のバランスが最後まで崩れずに貫徹されていたのも好かったな。


2017/09/17 (日)

「賭ケグルイ」第11話
VS.豆生田楓・「選択ポーカー」対決編・後編。

茶番劇による誘導は「2枚インディアンポーカー」編の二番煎じという感じだったが、皇さんのアツい「るろ剣」リスペクトに、会長の入れ替わりマジックショーと派手な見せ場が多く、今回も最後まで飽きさせない構成になっていたのは面白かった。

「ひなろじ~from Luck & Logic~」第11話
年越し編とバレンタインデー編の二本立て。

これはいいレズコメ回の二本立て。

どちらの話も他愛なくも緩いお話なんだけど、キャラ萌え描写・百合萌え描写がいつになく充実していてこれまでで一番面白かった。

「Re:CREATORS」第22話(最終回)
一連の騒動の後日談編。

作り手が仕事柄はもちろんのこと年齢的にも感情移入し易いからか、クリエイターの大人たちの話になるとバトル展開とかよりもやっぱりちょっと面白くなるな。

「二次元キャラが現界してオールスターバトルを繰り広げる」という荒唐無稽な設定に整合性の取れた理屈と解釈をこじつけるのにやっきになる、妙な生真面目さがシリーズ通して裏目に出ていた印象。

ダメだししたいところは多々あるが、観終わった直後の感想としては国外逃亡した真鍳(殺人も辞さない快楽犯罪者)を放置したまま終わっているのと、いわゆるパッケージヒロイン的なポジションだったセレジアがそれらしい振る舞いをしないまま(ラスト2話前で死んだまま)終わっているのが何のつもりかよくわからなくって困惑した。

「Fate/Apocrypha」 第12話
吸血鬼ドラキュラ討伐共同戦線編。

神父の正体は「シロウ」繋がりのミスリードか。

即興で充分な対応をとられた上、大した戦果も上げられず、最終的には真の黒幕(?)の噛ませ犬になった「吸血鬼ドラキュラ」化が「黒の陣営」の頭目の切り札にしてはショボすぎるのは気になったが、吸血鬼ドラキュラ討伐の共同戦線展開はこの作品らしい高速戦闘の疾走感に、回廊の舞台設定を使った立体的な殺陣も良好でなかなかに見応えのある仕上がりだった。

「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」第11話
VS.アダム&ディバインウェポン編。

「地面が好きすぎるだろ」とかいうクリスちゃんのシリーズ佳境とは思えぬオモシロツッコミが凄すぎる(笑)。

今回はラスボスっぽい強敵を倒したあとに更なるトンデモ展開が待っている、クライマックスの連続みたいな予測を超越してくる構成が往事(第二期あたりまで)の「シンフォギア」みたいで懐かしくも面白かった。

「キラキラ☆プリキュアアラモード」第32話
「キラキラルクリーマー」ゲット/新集合必殺技「プリキュア・アニマルゴーランド」発動編。

過去の「いちご坂」の異世界感がなかなかのもの(苦笑)。

また、今回は変化した結晶の秘密を知っているかもしれない「昔のプリキュア」の存在が唐突すぎて1話ぶん話を飛ばしてしまったのかと思ったよ。

上野ケン作監による新商品お披露目回に相応しい安定感のある端正な作画はよかったが、お話の方はタイムスリップして「昔のプリキュア」に出会うという展開が大きな仕掛けのワリに盛り上がらず、イベントを右から左へと流しているようにしか見えないのが冴えなくって残念だったな。


2017/09/16 (土)

「メイドインアビス」第11話
ナナチ先生のお宅訪問&解毒手術編。

井澤詩織の人外声声優としての特性・魅力を存分に活かしたナナチのハマリ具合が素晴らしい。
声質のドハマリぶりはもちろんのこと、脱力気味な口調も良い味を出していて聴いていてとても楽しかった。


2017/09/15 (金)

「アクションヒロイン チアフルーツ」第10話
神栖真心の陽菜野来訪編。

御前さまのトラウマ回想の数々がどれも言うほど深刻な内容ではない、絶妙に微妙なチョイスで面白かった(笑)。

あと、今回はメイン回らしくまななんのかわいい表情がたくさん観られたところと、チアフルーツの新コスチュームをハニカミながら着る元さんが堪らんところもよろしかったな。


2017/09/14 (木)

劇場用アニメ「きみの声をとどけたい」を観る。
新人声優発掘企画「キミコエプロジェクト」と連動した企画モノ。
ミニFMステーションを舞台にした一夏の女子高生青春群像劇。

まず、何よりも7人のヒロインのうち二人もメガネっ娘がいるのが素晴らしい。

90分程度の尺に7人もヒロインがいるのにバランスの取れた形で7人のヒロインたちそれぞれがしっかりと存在感をもって描かれているのがよく出来ていて感心する。

色も含めてシンプルにセンスよくまとめられたキャラのデザインも秀逸で、キャラの魅力が際立つ作品の内容と画の魅力が噛み合っているところもよかったな。

終盤、かえでと夕の衝突と、「アクアマリン」の取り壊しの二つのドラマが並走する展開がちょっとバタバタしていたのは残念だったが、緻密な背景美術とセンスのよいレイアウト、丁寧なキャラ作画で湘南の情景を美しく捉えた序盤の画作りや、ミニFMサークルの輪が拡がり、形になっていく中盤の雰囲気なんかも良好で概ね楽しんで観られたな。


「サクラダリセット」第24話(最終回)
相麻菫への説得交渉編。

「“仕事上一番使える女”の称号をあげるから2番目でも我慢しろ」とか、確かにケイはミチルの言う通り「酷い人」としか言い様がないな(苦笑)。

ま、それはともかく。

最後は主人公コンビのケイと美空、裏ヒロインの菫の三人の話というこれ以上なく手堅いまとめ方だったなあ。

最終回も最後までこの作品らしい駆け引きの緊張感、落ち着いた雰囲気はキープしたまま終わる内容の方も手堅い作りで面白かった。

また、珍しく感情をあらわにする美空、取り乱す菫と、あくまでもいつもの冷静さを崩さないケイとの対比、平熱感のあるやり取りで淡々と日常に帰って行く幕引きなんかも良い塩梅でなかなかにポイントが高かった。

「サクラクエスト」第24話
みずち祭り開催直前→開催編。

みんな同じことを思ったかもしれないが、あのパワードスーツ神輿があれば地方局のバラエティ番組なんかに頼らずとも全国ニュースになるのでは?と思わずにはいられなかった(笑)。

「はじめてのギャル」第10話(最終回)
御手洗との対決と、八女さんとの和解編。

作画は最後までヘロヘロ、ヒロインの「ギャル」という属性も見た目だけの上澄み以上のものになっていなくて物足りないが、クライマックスの告白シーンはよかったな。
これまでの物語を通して主人公にとっての八女さんが性の対象から恋の対象へと変わっていったことをそのままストレートに言葉にしているところも、スタート地点のリフレインというシチュエーションもこのシリーズのまとめとしてはわかり易く響く展開で悪くなかった。


2017/09/13 (水)

「アホガール」第11話
阿久津妹の自転車特訓編と、バナナフラペチーノDXの怨みカチコミ編と、犬の冒険編の3本立て。

悪夢にもほどがあるOPのウザさが凄まじい(笑)。

ポメちゃんにあげるつもりの花を咥えているから、というのもあるのだろうが、犬が銀行強盗を退治するときに犬らしく噛みついたりしないで手刀と回し蹴りで倒しているのにメチャクチャウケた。

あと、今回はよしこが四天王を一蹴するシーンのアクション作画のキレ味もなかなかもので目を惹いたな。

「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」第24話
五影会談編。

「NARUTO-ナルト- 疾風伝」では遂にやらずに終わった原作の最終回をアレンジしてここで回収。

前回までの話のうちはシンの問題提起を五影会談の議題(安定的に平和な世界を維持することと、いずれ訪れるかもしれない大きな災厄に備えて軍事力の質を維持することの二律背反問題)とリンクさせたところも含めて、なかなかに上手い構成でよかったな。


2017/09/12 (火)

「天使の3P!」第10話
霧夢と柚葉の本土上陸編。

ひびきPは膝の上にのせた潤の胸元を上からのぞき見て欲情し掛けていたくせに、よくもまあ白々しくも「信頼」がどうとか言えたもんだな(笑)。

あと、小学生にカラオケで往年のエロゲアニメのOPを歌わせるひびきPの謎のチョイスも謎すぎて気になった。


2017/09/11 (月)

「プリンセス・プリンシパル」第10話
アンジェとドロシーの元同僚の二重スパイ疑惑調査任務編。

今回はキャラ作画が全体的に良好な上、個人的にスパイチームの中ではイチ推しキャラのドロシーとゲストの委員長系メガネっ娘キャラとのほの百合展開という、結末の悲劇を除けば俺得すぎる内容で素晴らしかった。

「ボールルームへようこそ」第11話
天平杯決勝全員競技開始編。

黄瀬和哉絵コンテ・演出・作画監督・原画回。

ロリは守備範囲外なんだけど、幼女時代の真子が画も声の演技も破壊力満点でやられてしまう。

あと、今回はサブタイトル通り、ライバル同士が互いが互いに火を付け合ってボルテージを高めていく中盤以降の展開もなかなかにアツくてよかったな。


2017/09/10 (日)

「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」第10話
VS.サンジェルマン戦→響とサンジェルマンの共闘成立編。

響と未来の同衾シーンが完全に夫婦すぎてエロすぎる。

全身の至る所に仕込み銃を装備したサンジェルマンのファウストローブと、その装備の特性を活かしたトリッキーなガンアクションがカッコよかった。

あと、今回はもうタイトルだけの設定になりかけていた「絶唱」を美味しいところでちゃんと使ってくる律儀な(?)作りにも感心したし、ラストの共闘展開の響とサンジェルマンの歌い上げるような台詞回しもこの作品らしい盛り上げ方で観ていて非常にテンションの上がる「引き」だったな。


「キラキラ☆プリキュアアラモード」第31話
いちかママンの束の間の帰国編。

久々の主人公のいちかメイン回だけあって力の入った仕上がりだったな。

特に中盤のドラマパートは母親の仕事の邪魔をしたくなくて無理に気を張るいちかの葛藤とそれによる失調を、畑野森生らしい繊細な演出で描いていてなかなかによく出来ていた。


2017/09/09 (土)

劇場用アニメ「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を観る。
岩井俊二監督の実写ドラマ/映画原作の名作青春ファンタジーを新房昭之総監督・武内宣之監督・大根仁脚本・渡辺明夫キャラクターデザイン・シャフト制作で劇場アニメ化した作品。

原作が「世にも奇妙な物語」の後継番組のカルトドラマだからか、全体的にどこかカルトなムードが漂う仕上がりだったな。
ラストがかなりドライな幕引きなのに観ていてちょっと驚いた。

感動するようないい話ではなく、恋や冒険にドキドキ・ワクワクするような話でもなく(ヒロインはエロいけど)、メインの時間リセット設定もアバウトなのでそれを軸にしたサスペンスというワケでもない。
夏の日の白昼夢というか、変な夢でも見ているような気分になるちょっとシュールな雰囲気アニメというところか。
それが悪いワケではないのだが、その不思議な世界観に浸るには映像が弱いのがチト残念。
「不思議」というより「安く」見えてしまうのが何とも厳しいところだったな。
特に劇場用アニメにしてはキャラ作画が少し緩いのが気になってしまってノレなかった。


「メイドインアビス」第10話
ナナチとの邂逅編。

このアニメは主人公たちの見通しの甘さに対する落とし前をちゃんと支払わせるところが凄いよな。

今回はタマウガチとの対決シーンの緊張感も然ることながら、何と言ってもその後のリコへの応急処置のくだりが凄まじかった。
凄惨な死へと向かう過酷な描写の積み重ねはまさに壮絶、役者陣の熱演ぶりも大したもので臨場感迸る残酷描写・残酷展開の極まりように思わず見入ってしまったよ。

「神撃のバハムート VIRGIN SOUL」第21話
ムガロ/エルの死の後先編。

ドラマ的にはこれまでで一番、というかこれまでで初めて面白いと思ったかも。

アレサンドの功名心の足しにすらならなかったムガロ/エルの最期は本当に救いようがなく矢鱈にシビア、ムガロの死を実感を伴って受け止めることができず、「掃除」という逃避に走るニーナの失調ぶりもリアルでなかなかよろしかった。
また、ムガロ/エルの死を発火点としてそれぞれがシャリオスとの対決のために立ち上がる流れもスムーズにわかり易く最終局面に向けて盛り上がる構成になっていて、その点なんかも今回はよく出来ていて上手かったな。


2017/09/08 (金)

「DIVE!!」第10話
要一くんのオリンピック代表内定辞退編。

何か要一くんが完璧超人じゃなくなってから俄然面白くなってきたな。

オリンピック代表選考に関するそれぞれの葛藤を今回も丹念に掘り下げていて良い感じ。
また、たどり着いた結論の先に主人公たちの全てを掛けた決戦が待っている、という構成もストレートにアツい流れでよろしかった。

「アクションヒロイン チアフルーツ」第9話
夏休み特別公演・当日編。

全体の流れを一通りさらい、普段よりも長尺でたっぷりと描かれるステージシーンが丁寧で好印象。
特に花火大会の遅延によって急遽場面の引き延ばしを迫られ、舞台が壊れかけるくだりのハラハラ感は臨場感たっぷりで思わず画面に引き込まれるくらい面白かった。


2017/09/07 (木)

「サクラクエスト」第23話
洋菓子店「ベレン」間野山商店街出店問題編。

後半の会議のくだりは会議の紛糾ぶりも、「龍の唄」にまつわる伝承になぞらえた由乃のまとめもよく練られていてよかったな。

また、ラストエピソード前のこの地点で間野山の衰退の深刻さを直視し、それを言葉にして問題と主人公たちのスタンス・向かうべき方向の再確認をする形になっているのも手堅い構成で上手かった。

「ようこそ実力至上主義の教室へ」第9話
無人島サバイバルテスト開始編。

何で「実力」をはかるテストに一発逆転のゲーム性を加えているのか謎だけど(苦笑)、トイレに関して男女で揉めるところとか、この作品にしては珍しくリアリティのある展開でちょっと面白かった。


2017/09/06 (水)

「アホガール」第10話
ピアス編と、峠バトル編と、ミカちゃん人形遊び編と、パンツバトル編の四本立て。

隣りに並ぶ「峠バトル原画」というクレジットが完全にフリにされているのがちょっと気の毒な、「パンツバトル原画」という言葉の破壊力(笑)。

ラストのパンツバトル編の内容とテンションのクレイジーさ、風紀委員長たちの女としていろいろと終わっている感がなかなかのもので面白かった。
また、巻き込まれた阿久津妹も含めてアホしかいなくて、主人公のよしこは出てこなくても作品のタイトル通りの内容になっているところなんかもよかったな。

「徒然チルドレン」第10話
本山くんの恋愛アシスト編と、上根さんの嫉妬編と、千秋と香奈の出歯亀編と、千秋と香奈のファーストキス編の四本立て。

千秋と香奈の出歯亀編、これは良いクロスオーバー展開だな。
上根さんがいい感じに仕上がってきたところで剛田くんと上根さんのイチャイチャを他人に出歯亀される話を持ってくる構成が素晴らしい。
また、実況のツッコミっぷりも、二組の対比もよく出来ていて面白かった。

「NEW GAME!!」第9話
はじめとゆんの高卒デビュー事情編と、ねねっちとなるっちの決裂編と、ももとなるの同棲生活編の三部構成。

はじめとゆんはこれからもずっとメガネをすればいいと思う。

今回はAパートラスト素晴らしさに浸っていたら、CM明けのアイキャッチでもメガネっ娘サービスが続いていて「隙を生じぬ二段構え」のサービス精神に心の底から感動したわ。

「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」第23話
うちはサラダ編の決着編。

サクラちゃんがサスケの前では雌の顔をしまくっているのがエロかった。

あと、今回はサクラVS.うちはシンのバトルシーンの疾走感、アクション作画の凝りようが相当なもので非常に見応えのある仕上がりだったな。


2017/09/05 (火)


2017/09/04 (月)

「セントールの悩み」第9話
両生類人の財界人ジャン・ルソー氏の事情編と、彼と会談した要人の過去編の二本立て。

2本続けて1話丸々社会派多種族問題アニメで美少女日常もの要素がほとんどないという大胆な異色回。

ただ、異色回ではあるものの、多種族世界の暗部をこれまでのシリーズを通して少しずつほのめかしていたのが上手く利いているため、この展開にも過度な違和感はなく、作品世界の拡がりや奥行きを感じさせる内容としてちゃんと機能しているのがなかなかによく出来ていて感心した。

「プリンセス・プリンシパル」第9話
ちせの決闘編。

ちせ視点で語られるスパイチームの紹介と学園生活事情をテンポのよい構成で描く作りが良い塩梅。

また、丁寧に決闘の手続きを描くくだりも良いトリビア展開でなかなかにポイントが高かった。


2017/09/03 (日)

「賭ケグルイ」第9話
VS.夢見弖ユメミ編・後編。

ラストの最初で最後の「どり~みng くり~みng しすた~z」のライブシーン、隅々まで力の行き届いたダンス作画・振り付けの完成度の高さも圧巻だったが、ユメミとファンの和解のステージに当然のように夢子も参加して完璧なパフォーマンスを披露しているところもまた可笑しすぎて面白かった。

「THE REFLECTION -ザ・リフレクション-」第7話
ロサンゼルス編、続き。
チーム・アイガイ壊滅編。

前半の長尺のバトルシーン、複数同時展開の巴戦を俯瞰的かつ濃密に描く作りがなかなかの見応えだった。

あと、別路線を走っているように見えたアイガイサイドの話が本線に合流して話の方向性が収束してきたのも観易くなってよかったな。

「仮面ライダービルド」第1話
「実験による生成」がメインモチーフの平成仮面ライダーシリーズ第19弾。

主人公・桐生戦兎の東都先端物質学研究所就職編。

火星で拾った謎の箱から生まれた謎の壁によって地理的にも政治的にも3分割された日本、とかなかなかに大胆な設定だな。

世界観、主人公のキャラと現状の説明をひとさらいつつ、ヒーローのアクションを山場に当面の敵の脅威と謎の一端を提示して終わる手堅い内容だったなあ。

全体としては相応にコミカルなシーンは盛り込まれているが、ヒーローの活躍に関してはあまりふざけず、ストレートにカッコよく描く作りになっているのが好印象。

あと、久々に「仮面ライダー」らしく初回からバイクアクションに力を入れているところなんかもよかったな。


2017/09/02 (土)

「RWBY Volume1-3:The Beginning」第9話
ヴァイタル・フェスティバル・トーナメント開幕編。

まさかの腹ペコキャラだったブレイクの、どんぶりを下げられそうになるくだり前後のリアクションがかわいすぎ、ギャップ萌え全開すぎて最高だった。

「メイドインアビス」第9話
大断層編。

1話丸々ピンチの連続の冒険活劇話。
終始緊張感が途切れぬ構成、秘境や深層生物、数々のピンチにまつわるアイデアも豊富で観ていて飽きないというか、めくるめく冒険譚にグイグイと引き込まれていく作りがいつにも増してよく出来ていて素晴らしかった。

「僕のヒーローアカデミア」第34話
期末試験準備&当日編。

雄英体育祭以来のスランプで卑屈になっていたヤオモモが久しぶりに存在意義を実感できる場面に出くわしてプリプリし出すくだりがなかなかのギャップ萌えっぷり、自宅での超箱入りっぷりも含めてえらくかわいらしくてナイスであった。


2017/09/01 (金)

「ゲーマーズ!」第9話
星ノ守妹の憂鬱編と、半生ゲーム編の二本立て。

あー、主人公がメインヒロイン以外の娘にはモテないのが新鮮だったんだけど、結局、モテるパターンに落ち着くのね。

あと、今回は王國年作監回で久々にキャラ作画が全編安定して整っていたのがよかったな。

「DIVE!!」第9話
東京オリンピック代表決定告知編。

前回に引き続き今回も要一くん萌え回だったな。

オリンピック代表選考にまつわるしがみだらけの状況に押しつぶされて心身共にバランスを崩していく要一くんの葛藤を丹念に描いていて面白い。
全編通して丁寧にキャラの内面を掘り下げているのもよろしかったし、ただ落ちていくだけじゃなくて仲間や麻木コーチのフォローが入って感情が適度に揺れ動く感じになっているところなんかもよかったな。

「コンビニカレシ」第8話
本田と委員長のすれ違い編。

委員長の実家は極道っぽい雰囲気ビンビンだったんだけど、華道のおうちだったのか。
まぁ、作品の内容を考えれば当然なのだが拍子抜けしてしまったよ(苦笑)。

「アクションヒロイン チアフルーツ」第8話
夏休み特別公演・稽古編。

これは良いメガネっ娘メイン回。

中盤の大物演出家コントはことごとくしょーもないこと甚だしいんだけど(笑)、それぞれのキャラがよく立っているので観ていて愉しい。

また、その後のけっこう長めの下着サービス祭りもなかなかに大盤振る舞いなサービスっぷりで素晴らしかった。