2016年
7月

戻る


2016/07/31 (日)

「クオリディア・コード」第4話
VSリヴァイアサン級超大型アンノウン、リベンジマッチ編。

カナリアはマミさん枠だったのか。

初回から作画はかなりあやしかったが、今話のクライマックスでついに「万策尽きて」しまったな。
うーん・・・、キャラ同士の掛け合いがとても楽しく、何気に今期の新アニメの中では毎回が楽しみな作品だっただけに、この「全てが台無しになるレベル」の作画の破綻ぶりは残念でならんなあ。

「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」第16話
ネェル・アーガマと「袖付き」の共同戦線、「サイド共栄圏」構想の提示編。

「サイド共栄圏」構想は戦争や大破壊以外の方法で地球連邦政府を倒そうとするアイデアがこれまでの「ガンダム」にはあまりないアイデアというか思考回路で面白かった。

あと、今回はまさに「呉越同舟」状態の船の中での内輪揉め展開がいかにも福井晴敏作品らしい展開でちょっと印象的だったなあ。


2016/07/30 (土)

「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」第4話
刑亥の勧誘編、続きと、殺無生登場編の二部構成。

殺無生さんは「数の問題ではない」みたいなことを言っていたけど、強者揃いの主人公パーティなら囲んで袋だたきにすれば普通に殺無生さんに勝てそうな気もするが・・・・・・、というのはともかく(苦笑)、今回は殺無生VS狩雲霄、殺無生VS捲殘雲の二連戦の殺陣がなかなかに凝っていて矢鱈にカッコよかったな。

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」第18話
重ちー登場編・前編。

序盤のハーヴェストとのおっかけっこのシーンの疾走感とハーヴェストの凝った動きがなかなかよかった。

あと、あらためてこの話を観て思ったけど、純粋で愚鈍で良くも悪くも目先の欲求に歯止めが利かない重ちーの小児的人物造形は「金」をきっかけにその人格の問題点が浮き彫りになっていく分かり易さも含めてよく出来ているな、と感心する。

「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」第4話
イクタ部隊VSサリハ部隊演習編、続き。

古川知宏コンテ・演出回。

演習から実戦、イクタの活躍からヤトリの活躍へと状況が切り替わる二段構えの構成も面白かったが、なんと言っても今回はクライマックスのヤトリ無双シーンとその後の顛末の、演出・作画の冴え渡りぶりが素晴らしかったな。
迫力のある殺陣もカッコよかったし、戦闘後、ヤトリの精神が自失しかけるシーンの凝った撮影処理も雰囲気たっぷりで見せ場に相応しい力の入りようがなかなか目を惹く仕上がりだった。

「91Days」第4話
アヴィリオとネロの逃避行編。

出合小都美コンテ・演出回。

登場人物たちにとっての犯罪行為や暴力行為の日常感覚が伝わってくるような、相変わらず気軽に繰り返される様々な犯罪・暴力シーンの数々がある種の爽快感すら生んでいて気持ちよく、愉しい。

また、今回はテンポよく状況が転がっていく物語の構成演出も上手くてなかなか面白かった。


2016/07/29 (金)


2016/07/28 (木)

「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!」第4話
イリヤとクロの再会と対決編。

イリヤのランサーコス姿が変態すぎて軽く引く(笑)。

今回はクロの魔力補給シーンの濃厚ディープキス、クロのだいしゅきホールド、イリヤのトロ顔の三連続コンボの破壊力が凄かったな。
また、事後のクロが「ちょっと燃えちゃった」っていうところの芝居付けも仕草が矢鱈にかわいらしくてよろしかった。

「魔装学園H×H」第4話
愛音の「絶頂改装」発動編。

いまざきいつき演出回。

前半の戦闘シーンのエフェクトが凝っている&ユニークで面白い。

あと、語りが無闇に長すぎるのは気になったが、千鳥ヶ淵さんの告白を通して彼女の健気さが明らかになるくだりなんかもなかなかマトモにかわいらしくてよかったな。

「NARUTO―ナルト― 疾風伝」第469話
カカシ先生の素顔曝露作戦編。

唐突に少年編のコメディ回。

今回は甲田正行作監回で作画は抜群にいいけれど、話は平凡、アクション的な見どころもあまりなくって甲田正行の無駄使いだな・・・・・・と思っていたら、ラストにとんでもないサプライズ・予定調和崩しがあってひっくり返る。
今回のエピソードが「NARUTO展」の来場者特典冊子が原作ということを知らずに観たので、オリジナルでこんな踏み込んだことをやってしまうのか、と本編視聴直後はかなり本気で驚いた。


2016/07/27 (水)

「NEW GAME!」第4話
青葉の初給料編。

これは良いレズコメ回。

美女が下半身ぱんつ姿になる職場とか、エロすぎ、変態すぎるにも程がある(笑)。

また、今回はBパート、Cパートのコウ×りんの痴話喧嘩展開もりんさんの女子女子した反応が矢鱈にかわいらしくてナイスであった。


2016/07/26 (火)

「ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 未来編」第3話
苗木くんの校内放送釈明演説編。

スーツもいいけど、おっぱいタンクトップも素晴らしい。

ヒロインのサプライズ死亡の天丼と見せかけて死んだふりだったというサプライズ。
まんまと釣られてしまったが、朝日奈さんが生きていて、なおかつエロ要員になってくれたのは素直に嬉しい展開だった(笑)。

「モブサイコ100」第3話
VS宗教団体「(笑)」編。

師匠によるモブの救済でまとめるラストはよかったけど、散々思わせぶりにパーセンテージをカウントアップしていった結果が何のヒネリもない「モブの怒りによる能力のリミッター解除」だったのには正直言って拍子抜けしてしまったな。

「アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd」第3話
第九の東京救援出張編。

ボスになった途端に絶対王政をひくとか、あさみちゃんは人の上に立っちゃいけないタイプの人間だな(苦笑)。

あと、今回の話がタレントの洋画吹き替え問題ネタに合わせて兼ね役声優祭り展開だったのはやっぱり狙ってやったことだったりするのだろうか。

「D.Gray-man HALLOW」第4話
ノアのエクソシスト狩り開始編。

劇中でもハワードに突っ込まれていたが、リナリーのスカートが相変わらず短すぎてエロすぎる。


2016/07/25 (月)

「マクロスΔ」第17話
ワルキューレの突発ライブ配信テロ編。

エロで釣ってウイルスをばらまくとか、主人公サイドの所行とは思えぬリアルに悪質な手口に噴く(笑)。

今回はビキニアーマーコスに、マキナのおっぱいに、フレイアの雌顔連発とサービスシーンの充実ぶりが素晴らしくって矢鱈に(目に)楽しい内容だった。
・・・にしても、マキナは言うまでもないけれど、カナメさんも脱いだらけっこうデカいのね。

「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」第4話
聖剣祭編。

全体的に映画的なレイアウトが良い。

特に市街地のシーンは王都の繁栄ぶりが伝わってくるようなスケール感が素晴らしくってなかなかに見応えのある仕上がりだった。

「orange」第4話
翔と上田先輩の交際と、それによる主人公グループとの軋轢編。

冒頭のアイスクリームマシーンのCGワークに、色鉛筆画のカエルのTVCMに、菜穂が悩み続けるシーンのBGMと、今回は要所要所の演出が妙にトンがっていて面白かった。


2016/07/24 (日)

「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」第15話
宇宙(そら)への帰還編。

中盤のローゼン・ズール&シナンジュ無双シーンの長尺の戦闘シーンがなかなかの見応えだった。

また、要所要所でコンスタントにシナンジュ/フロンタル無双シーンを入れて、フロンタルが名ばかり強キャラにならないようにシリーズを通して強さを印象づけるような構成演出がなされているところなんかもよく出来ていて感心する。

「魔法つかいプリキュア!」第25話
海水浴編。
「プリキュア」解禁2年目の海で水着回。

海水浴のシーンは全体的に作画がよくって見せ場らしい力の入りようだったが、なかでもリコの浮き輪が魚になるシーンは演出のアイデアも面白くってナイスであった。


2016/07/23 (土)

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」第17話
杉本鈴美登場編。

三週連続のぴえろグロス。
スタッフのメンツ的に「東京喰種」のチームっぽいけど、ぴえろのグロスのときの方が画面のクオリティが安定感して高いなあ。

あと、今回は杉本鈴美役に原紗友里というキャスティングが、メインキャストは女子キャラも含めて平均年齢高めな「ジョジョ」らしくなくて意外だった。

「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」第3話
高等士官学校入学編。

童貞が基本のラノベ界の主人公にもかかわらず、腰が軽く不倫歴があるとか、なかなかに斬新な設定だな。

「境界のRINNE 第2シーズン」第16話
れんげと鳳の再会、破局セット編。

戸部敦夫作監回で相変わらず全編通して端正な画面の仕上がりが上々だった。


2016/07/22 (金)

「ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園- 絶望編」第2話
七海千秋の学級委員就任編。

媚薬でクラスのほぼ全員が発情状態になるくだりの、横溢するエロスが素晴らしい。
特に罪木さんが竹刀をシコるシーンは台詞も手つきもエロすぎて最高だった。

「この美術部には問題がある!」第3話
コレットの落とし物編とショートボブ編と宇佐美さんの友人トリオの美術部体験入部編の三本立て。

ラストの間接キスのくだりがなかなかに素晴らしいラブコメ掌編だったなあ。

あと、今回はショートボブ編冒頭のコレットさんの脚作画が芝居付けも、アングルもとてもエロくて眼福だった。


2016/07/21 (木)


2016/07/20 (水)

「NEW GAME!」第3話
青葉の初仕事編。

緩甘なだけじゃない、ちゃんと厳しいお仕事模様も描きますよ的なお話。

ラストの公園のベンチに座って電話をするくだりの、脚作画がアングルはエロいわ、動きは丁寧だわで素晴らしかった。


2016/07/19 (火)

「ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 未来編」第2話
コロシアイゲーム開始編、続き。

正統派ヒロイン属性キャラが真っ先に犠牲になる流れの天丼。
主人公でもない旧作キャラがわざわざ出張って事件現場に居合わせれば、そりゃあ、まぁ、遅かれ早かれこういうサプライズ展開の生け贄にされるわなあ。

「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」第2話
記憶の移植実験を利用した/に利用された元警官の復讐劇編。

ファルコンユニットもケンタウロスユニットもメカデザイン、CGのモデリング、ギミックの見せ方がかなりカッコよくってオスカーⅡとケンタウロスユニットの戦闘シーンはなかなかにメカアクション的満足度の高い仕上がりだった。

「甘々と稲妻」第3話
煮込みハンバーグ編。

アバンの小鳥ママンのくだりのヒネリ具合とインパクトが相当なものでリアルに噴いた(笑)。

また、本題のつむぎの話も幼児だって当然持ち合わせている、プライドや倫理観や罪悪感を優れた観察眼で丁寧に描いているのがよく出来ていて面白かった。


2016/07/16 (月)

「マクロスΔ」第16話
フレイアの誕生日編。

シリーズ中盤のこの時点で完敗状態ってことは終盤巻き返してミラージュが最後に勝つって流れになるのかな?

とりあえず今回はフレイアのチャイナ服や、ミラージュたちの私服、パーティ用の衣装とコスチュームパターンが多彩だったのが目に楽しくってよろしかった。

「あまんちゅ!」第2話
双葉のドライスーツ初体験編。

てこさんのちょろさ・押しの弱さはこの先の人生が不安になるレベルだな(苦笑)。

あと、今回はクライマックスのプールのシーンのキメ画がどれもまさに「絵になっている」って感じの力の入りようでなかなかに目を惹く仕上がりだった。


2016/07/17 (日)

「ラブライブ!サンシャイン!!」第3話
Aqoursのファースト・ライブ編。

今シリーズは旧シリーズよりもご当地アニメ色が強いので地域の皆さんの支援によって成功する、という流れになるワケね。

ただ、これだと主人公たちはビラ配りをしただけで試練をクリアしてしまったってことになってしまうので素直に喜んでいいのか、何とも微妙な感じだな。
(さすがに劇中でもその点に関してはちゃんと突っ込まれていたけれど)

「クオリディア・コード」第2話
アクアライン修復作業警護ミッション編。

2話目で早くも水着回。

OPの絵コンテ・演出・原画に中村亮介。

やはりキャラ同士の掛け合いが楽しく、また、今回はそれを前面に押し出すような構成になっているのも作品のポイントをよく心得た作りでなかなか好印象だった。

「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」第14話
ミネバ救出作戦編。

バナージとミネバが再会を果たす話・・・・・・というよりリディが壮絶な振られ方をする話(苦笑)。

作画的には飛び抜けて上手いワケではないんだけど、コックピットでバナージと二人きりになったときだけ、ミネバの表情から緊張が解けて年相応の女の子の顔になるのが二人の特別な関係性をよく表していてなかなか印象的だった。

「仮面ライダーゴースト」第40話
刑事と女子高生の父娘入れ替わり騒動編・後編。

普段はローブの下に隠れていてわからなかったが、タンクトップ姿になった姉上のおっぱいがかなりデカくて戦く。
調べてみて初めて知ったが姉上の人は元グラビアの人なのね。

「アルスラーン戦記 風塵乱舞」第3話
ヒルメスとイリーナの再会とアルスラーンのパルス軍(事実上の)追放編。

かわいいから、これはこれでアリだけど、イリーナは原作を読んだときの印象ではもっと儚げな感じだったような気がしていたので、意外と快活だったのに観ていてちょっと驚いた。


2016/07/16 (土)

「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」第2話
狩雲霄と捲殘雲の登場編。

台詞回し、掛け合いがいちいちカッコよくって面白い。

あと、今回は獵魅がこけるシーンのこけ方が土煙を巻き上げるほど激しかったのがコントみたいで笑ってしまった。

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」第16話
ドブネズミハンティング編。

関川成人の作画監督・一人原画・動画検査・デザイン協力担当回。

全体的に濃厚な修正が目を惹く仕上がり。

また、今回は野生動物が故の冷酷さで凶悪な攻撃をしてくるドブネズミのサスペンス演出も巧くて、話の内容・展開は知っていてもハラハラするような緊迫感に満ちた作りがなかなかよかった。

「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」第2話
キオカ領からの脱出編。

浅香守生コンテ回。

やる気の無い切れ者キャラをベースにしつつも、内に秘めた「情」を要所で押さえる主人公のキャラ造形がよく出来ていて上手い。

また、主人公のキャラに合わせて抑制を利かせつつも、テンポよく進む構成演出も良好で面白かった。

「ONE PIECE ~ハート・オブ・ゴールド~」
毎年恒例の夏の土曜プレミアム枠SP。
劇場用アニメ「ONE PIECE FILM GOLD」 の前日譚。

巨大チョウチンアンコウ・ぼんぼり様に食われるまでは作画もいいし(特に扇情的な女性陣のキャラ作画が)、海上冒険譚としてもテンポよく状況が転がっていく構成で面白かったが、ぼんぼり様に食われてからはいつもの「ONE PIECE 」の「麦わらの一味大所帯すぎる問題」と「麦わらの一味強すぎる問題」が上手く処理できずに失速してしまった感じ。
それでもTVアニメ「ONE PIECE」のオリジナル編にしては悪くはない内容なのだが、序盤のツカミがけっこうよかったぶん、見終わったあとの印象としては失望感が強く残ってしまうのが残念だった。

あと、ゲストヒロインのオルガについてもしたたかなキャラがなかなかキュートに描かれていただけにタレント声優の演技が相当な棒読みだったのが勿体なくって、こちらもまた残念だったな。


2016/07/15 (金)

「レガリア The Three Sacred Stars」第2話
イングリッドの接触編。

松尾慎コンテ回。

後半のロボ戦闘シーンのアクション作画がキレキレで初回以上に見応えあり。

あと、今回は添い寝シーンのレナがユイの腕を握りしめるところの芝居作画が矢鱈に巧くて目を惹いた。

「ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園- 絶望編」第1話
「未来編」とカップリングで同週同時放送という野心的な試みが特徴的な、ゲーム「ダンガンロンパ」希望ヶ峰学園シリーズの過去編にしてTVアニメ「ダンガンロンパ」の3年ぶりの第二期シリーズ第二弾。

雪染ちさ先生の私立希望ヶ峰学園赴任編。

先行する「未来編」初回で死んだ雪染ちさの回想から始まる導入を除けば、あとはオーソドックスな流れの群像劇初回らしいキャラ紹介編という感じ。

「未来編」ではスーツの上に白衣という重装備だったからか、あまり目に付かなかったけど、雪染先生のおっぱいデカくていい感じだな。

「バッテリー」第1話
今期のノイタミナ枠。
あさのあつこ原作の中学野球部青春群像劇ベストセラー小説のアニメ版。

原田家の新田市移住、原田巧と永倉豪の出会い編。

全体的に地に足の付いた落ち着いた語り口が好印象。

登場人物がみな堂々としている初回から迷いのないキャラ演出も良好で、安定感のある丁寧で手堅い作りがなかなかよかった。


2016/07/14 (水)


2016/07/13 (水)

「双星の陰陽師」第14話
半総集編/七夕編。

新作パートのキャラ作画が矢鱈に良い。
普段の作画がヘロヘロなのでいや増しに美麗さが際立って見えて目を惹いた。

あと、今回からOP/EDがリニューアル。
OPの絵コンテ・演出は山下清悟で相変わらずのOP詐欺(苦笑)。
クライマックスの巨大ケガレとの市街地バトルの立体的なアクションが素晴らしい。
また、キャラの表情作画も全体的に感情がよくこもっていてなかなかに良い塩梅だった。


2016/07/12 (火)

「ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 未来編」第1話
過去編にあたる「絶望編」とカップリングで同週同時放送という野心的な試みが特徴的な、ゲーム「ダンガンロンパ」希望ヶ峰学園シリーズの完結編にしてTVアニメ「ダンガンロンパ」の3年ぶりの第二期シリーズ第一弾。

「未来機関」の裏切り者・苗木誠への糾弾とコロシアイゲームの再開編。

TVアニメ第一期と本作の間にゲームのみで展開した第二作目があるからか、世界観の飛躍が凄くて面食らう。

また、コロシアイゲームへとなだれ込む展開もかなり強引で全体的に大味な作りが目に付いた。

「モブサイコ100」第1話
超能力もの青春アクションコメディ。

骨井戸トンネル除霊編。

「スペース☆ダンディ」、「ワンパンマン」と同系統の作画アニメという印象。

凄いけどこれも「一直線の道をアクセルベタ踏み」みたいな飛ばし方なので途中で飽きるという、いつものパターンだったなあ。

「スペース☆ダンディ」のときも思ったけど、この内容なら自分にはこの半分くらいの尺が丁度いい感じがする。
30分だと疲れて長く感じてしまうなあ。

「アクティヴレイド -機動強襲室第八係- 2nd」第1話
3ヶ月間の充電期間を挟んで再開した「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」の分割2クール後半戦。

自爆テロ用ウィルウェア暴走事件と瀬名颯一郞の帰還編。

相変わらず瀬名の方が主人公みたいな立ち位置で戸惑う(苦笑)。

前シリーズからどのくらいの劇中時間経過があるのかよくわからんが、登場人物たちの状況の変化がかなり劇的でその近況報告を観ているだけでも楽しい作りで面白かった。

「タブー・タトゥー」第2話
セリニスタン王国のクーデターとアリヤバータ王女私設呪紋部隊「ブラフマン」の急襲編。

トーコさんの乳揉みシーン、乳揉み作画のモチモチ感もよかったが、くすぐったさと性感の間を行き来するような安済知佳の喘ぎ声もなかなかに絶品で素晴らしかった。


2016/07/11(月)

「DAYS」第2話
外周罰走とGW合同合宿開始編。

2話目で早くも一年生全員と部長も落とすつくしきゅんの天然ジゴロ無双ぶり(笑)。

AパートのエピソードがBパートのエピソードのカタルシスに繋がる構成が上手くて、展開はバレバレでも気持ちよくアガれるラストがなかなかよかった。

「あまんちゅ!」第1話
スキューバダイビングをメインモチーフにした癒やし系青春群像劇。

大木双葉と小日向光の出会い編。

「ARIA」の原作&監督コンビが手掛ける作品だけあってか、第三期(「ARIA The ORIGINATION」)で最終的にハイクオリティアニメになって終わった「ARIA」シリーズの後をキッチリ受け継いだという印象の、端正・緻密な画面の仕上がりが素晴らしい。

ただ、「たまゆら」のときもそうだったけど、SFファンタジーの世界だから許容できた「ARIA」の「癒やし」、「素敵」、「前向き」の押し売りみたいなノリを実在する地域を舞台にした現実と繋がった世界観でやられると違和が強くて自分には観るのがちょっとツラいかも・・・・・。

「装甲騎兵ボトムズ」第2話
ウドの街の日常紹介編。

谷口守泰作監/アニメアールグロス回。

80年代のアニメアールの仕事は良いという話はよく聞くが確かに巧くて素晴らしい。
レイアウトが総じていいし、モブも丁寧に描き込んでいる人物作画も手が込んでいて非常に良好な仕上がりだった。

「Re:ゼロから始める異世界生活」第15話
魔女教徒によるロズワール領襲撃編。

細田直人コンテ回。

前回までの主人公の葛藤が全て吹き飛ぶような壮絶極まる怒濤の展開。

全編に渡ってキャラ良し、アクション良しな上質な作画で描かれる容赦の無いバイオレンスアクション展開の畳みかけが圧倒的で画面から目が離せないくらい面白かった。
また、新キャラ・ペテルギウスのエキセントリックなキャラクターもストーリーの急展開に負けず劣らずなかなかにハジケていて、今回はその点なんかもよかったな。


2016/07/10 (日)

「食戟のソーマ 弐ノ皿」第2話
秋の選抜本戦・一回戦第二試合、田所恵VS黒木場リョウ編。

クライマックスの実食・対決シーンの、シリアスに燃える真剣勝負のアツい展開と、イメージシーン・リアクションの悪ふざけの緩急のミックスアップがよく利いていて今回も手堅く面白かった。

「ラブライブ!サンシャイン!!」第2話
桜内梨子のスクールアイドル部入部編。

カットも、話の内容も詰め込みすぎでやはり観ていて疲れるな。

作画は丁寧だし、話の展開自体やキャラも悪くはないのでつまらなくはないんだけど、1話、2話以降もずーっとこれが続くようだと正直言ってツラいかも。

「Rewrite」第2話
瑚太朗とヒロインズのオカルト研究会入部編。

天衝監督の前作「グリザイアの楽園」に続き、今回もOP・EDにURA AC-Promenadeと江畑諒真が参加。
OPは阿蒜晃士の一人原画で、EDはいつものように江畑諒真の一人原画。

相変わらずどちらも演出・作画のセンスのよさが光る作りで素晴らしかった。

「クオリディア・コード」第1話
さがら総×橘公司×渡航というヒットラノベ作家トリオによるシェアワールドプロジェクトのTVアニメシリーズ。
異能学園バトル群像劇。

三都市共同防衛戦編。

全体的にスカスカな画面は観ていてかなり厳しかったが、終盤の主人公たちが「仲良く喧嘩する」感じは楽しげでなかなか悪くなかったな。

「魔法つかいプリキュア!」第23話
はーちゃんの帰還編、続き。

みらいママン、身元不明な子供をちょっとフランクに受け入れすぎだろう・・・・・・(苦笑)。

今回は爲我井克美作監回で端正なキャラ修正が良好。

また、心はまだ幼いままだが、身体は成長したので発声が微妙に大人になっているはーちゃん役の早見沙織の演じ分けも上手かった。


2016/07/09 (土)

「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」第1話
虚淵玄原案・脚本・総監修の布袋劇。
武侠ファンタジーもの。

蔑天骸の鍛劍祠襲撃と、主人公トリオの出会い編。

とにかく馴染みのないジャンルなので全てが新鮮。
精巧で華麗な人形は眺めているだけでも目に楽しく、王道時代劇といった感じのストーリーやダイアローグもカッコよくって面白かった。

また、少年漫画・バトルアクションもの風なテイストや実力派人気声優たちによる芝居といった、日本のお客さん向けのフックも上手く利いていて観易い作りになっているところなんかもよかったな。

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」第16話
VS岸辺露伴編・後編。

studioぴえろグロス回。

全編に渡る濃厚・美麗なキャラ修正が素晴らしいかっこよさ。
これまでの話数の中で最も作画的に力の入った仕上がりで今回は非常に見応えのある内容だった。

「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」第1話
ラノベ原作のファンタジー戦記もの。

主人公チームの遭難とシャミーユ皇女との出会い編。

落ち着いた話の運びや会話劇は悪くないし、主人公の切れ者キャラの立て方も上手くて面白いが、アニメならではの旨味があまり感じられないのが惜しい。

あと、垢抜けないにも程があるキャラデザもやはり気になるものがあったな。

「91Days」第1話
禁酒法時代のマフィアが牛耳る街・ローレスを舞台にした復讐劇・マフィアもの。

アヴィリオの帰郷編。

テキパキと話が進む語り口と、暴力に躊躇のないマフィアたちのバイオレンスアクションの、二つの歯切れのよさの組み合わせが良い相乗効果を生んでいて面白かった。

「ベルセルク(2016年版)」第1話
ダーク・ファンタジー復讐劇「ベルセルク」の18年ぶりの再TVアニメ化、第二期シリーズ。

黒い剣士・ガッツと妖精パックの出会い編。

この作品の重厚感や生々しさと軽くて薄いCGの質感がマッチしていなくて残念。

また、話も悲劇というよりただガッツが迷惑な話にしか見えなくってイマイチノっていけなかったな。


2016/07/08 (金)

「レガリア The Three Sacred Stars」第1話
百合系美少女もの×スーパーロボットもの。

レガリア・アレクトの復活編。

かつてのAICのロボットアニメみたいな感じ。

OPの映像・楽曲を使ったEDでおもいっきりネタバレしてから、Cパートで「妹の正体は女皇でした」と明かす、構成のチグハグさに呆れる。

主人公たちのキャラ立てが弱く、設定やストーリーもありきたりで退屈。
いまどき珍しい手描きのメカ作画はそれなりに迫力があってよかったが、全体としてはいま一つフックに欠ける内容だった。

「台風のノルダ」
スタジオコロリド制作の短編SFジュブナイル。

作画アニメとしては見どころだらけで見応えがあるけれど、話がイマイチ詰め切れていないのでノっていけない。

謎の少女と出会うSF展開と、思春期男子同士の青春もの展開が最後まで上手く噛み合わないままなのが観ていてちょっと厳しかった。

「はんだくん」第1話
半田清舟の高校生時代を描いた「ばらかもん」のスピンオフ。

「半田くんのアニメ」制作編とラブレター編の二部構成。

本編はそれなりに面白かったけど、前半のメタネタ・楽屋ネタが冗長すぎてツラかった。
この内容(構成)が通ってしまったのは「おそ松さん」第1話の影響なのかなあ、と勝手に邪推(タイミング的なことを考えると微妙だけど)。

あと、観る前は「ばらかもん」とスタッフもキャストも総取っ替えなのがちょっと気になっていたんだけど、ワリと地に足のついた感じの田舎暮らし・異文化交流コメディだった「ばらかもん」本編に対して、こちらは半田くんと周囲の人間たちのエキセントリックなオモシロキャラものコントで作品のテイストが全く違うため、まさに杞憂といった感じでほとんど問題なかったな。

「この美術部には問題がある!」第1話
タイトル通り美術部を舞台にした日常もの系コメディ。

宇佐美さんのモデル編と内巻くんの退部(未遂)編の二本立て。

とにかく主人公の宇佐美さんがかわいい。
全体的にちょっと低温な演出が過剰な媚を抑えて良いさじ加減になっている感じだな。

また、特別なことはやっていないけど、画面の総じて丁寧な作りも好感度が高くてよろしかった。

「美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!」第1話
「美男高校地球防衛部LOVE!」の第二期シリーズ。

バトルラヴァーズの復活と生徒会メンバーの海外留学出発編。

基本的にはいい意味で第一期と変わらぬ印象。

初回は大久保政雄コンテ回でバトルシーンのアクション、エフェクトがかなり張り切った仕上がりだったのも見応えがあってなかなかよかった。

ただ、生徒会メンバー、・・・というか、会長が第二期開始早々からリストラされてしまったのはチト残念。

最早、防衛部メンバーの中の人たちだけでも客を呼べるようになったんだから生徒会メンバーの中の人たちで保険をかけなくても問題ないし、生徒会メンバーも話に絡むと内容が散漫になるからなんだろうけど、自分的には第一期で一番面白かったのが会長と鬼怒川と由布院の三角関係だったのでそこの弄りが(当面)見られなくなってしまうのは哀しいなあ。


2016/07/07 (木)

「NEW GAME!」第1話
今期の「きらら」枠。
ゲーム会社を舞台にした女子部活日常ものの亜種。

涼風青葉の「イーグルジャンプ」入社編。

藤原佳幸監督、志茂文彦脚本/シリーズ構成、菊池愛キャラデザ/総作画監督、動画工房制作という「未確認で進行形」のチームによる作品だけあって手堅い仕上がり。

美女・美少女しかいないゲーム会社という舞台設定のファンタジー指数の高さにはいささか高いハードルを感じたが、全体的にテンポのよい構成が良好で初回からなかなか面白かった。

「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!」第1話
最早「オタクの夏の風物詩」といった感のある、「プリズマ☆イリヤ」シリーズ、1年ぶりの第四期シリーズ。

エインズワース家・ドールズコンビの強襲と、イリヤの平行世界転移編。

今シリーズからキャラクターデザインの牛島希が離脱したものの、シリーズを重ねるごとに映像のクオリティがグレードアップしていく作りは今期も変わらず。
相変わらず戦闘シーンはメチャクチャ力が入っていて見応えのある仕上がりだった。

また、今回は演出の雰囲気が全体的にどこか映画的だったところなんかも、初回から大きく話が動く、今シリーズの導入にマッチしていてよかったな。

「魔装学園H×H」第1話
ラノベ得意の異能戦士養成学校バトルもの×地上波放送規制入りまくり系エロコメもの。

主人公の戦略防衛学園アタラクシア転入編。

いい感じに頭の悪いエロコメバトルアクションもの。

キャラ作画は初回から既に怪しいが、要所要所のアクション作画は異様にいい。
作品の内容を考えると力の入れどころが逆なのでは?と思わなくもないが見応えがあってよろしかった。

あと、地上波放送規制版エフェクトに「チームおくさま劇場」の名前がクレジットされていてビックリした。
あー、監督が「おくさまが生徒会長!」と同じ人なのね。
なるほど規制版エフェクトが妙に凝っていたのも納得だわ。


2016/07/06 (水)


2016/07/05 (火)

「甘々と稲妻」第1話
高校教師の父親と幼稚園児の娘の父娘+料理研究家の娘の女子高生のトリオが主人公の、料理をテーマにしたハートフルコメディ。

主人公父娘とヒロインとの出会い編。

全体的にキャラの心情を言葉で直截的に説明しないようにしているのが好印象。

画も、話運びも安定感のある仕上がりで面白かったが、欲を言えばヒロインの女子高生は初登場時の三つ編みメガネスタイルがデフォルトでお願いしたかった。

「D.Gray-man HALLOW」第1話
「D.Gray-man」の8年ぶりの続編シリーズ。
制作会社は変わらないがスタッフ・キャストはほとんど刷新。

14番目のノアの真実とクロス元帥の暗殺編。

原作もアニメも読んでいた/観ていたけど、もう8年も前の話なのでその続きを今更やられても(熱心なファンではない自分には)ついていけるワケがなく、かなり劇的な展開なハズなのだが観ていて全くピンとこない(苦笑)。

あと、決して出来が悪いワケではなく、旧作より質が下がったワケでもないのだが、8年も経っているワリには映像的なクオリティのステップアップがあまり感じられないのも何だかちょっと拍子抜けだったなあ。

「タブー・タトゥー」第1話
「呪紋」というタトゥー・シールのような身体強化+異能力覚醒・超科学兵器の適合者たちによる、異能バトルファンタジー。

主人公の「呪紋」とヒロインとの邂逅編。

よく言えば王道、悪く言えばありきたりなバトルアクションファンタジー。

アクションシーンは全体的に良いが主人公とヒロインのバトルシーンはとりわけ出来がよくって非常に見応えのある仕上がりだった。
アクション作画のクオリティの高さはもちろんのこと、前半、主人公の投げ技が決まり損なうあたりまではリアル寄りな重量感のあるアクションで、本気になったヒロインに主人公がボコられるところは重力を無視したみたいな超人アクションに切り替わるところなんかも、一粒で二度美味しい的なお得感があって面白かった。


2016/07/04 (月)

「マクロスΔ」第14話
ラグナ避難民船の漂流編。

前回の1クール目クライマックスの攻防戦よりも、その後の幕間話的な今回の話の方が作画がいいのな(苦笑)。

今回は見どころのミラージュ中尉へのお色気羞恥プレイ展開が非常に美味しい反応の目白押しでとても愉しく、最高だった。

「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」第1話
「テイルズ オブ」シリーズの15本目のマザーシップタイトル。

壮大な王道ファンタジー。

ハイランド王国・王女アリーシャ一行の「黒い霧」調査編。

茅野愛衣が出ているということはこれって(もう内容はほとんど覚えていないけど)2年前の年末にやっていた「テイルズ」のテレビSPの続編に当たる作品なのか。

ufotable作品らしくヴィジュアルは充実。
特にクライマックスの竜巻による大破壊シーンのリアルさ、迫力なんかは非常に見応えのある仕上がりだったが、演出が総じて平板的で面白くしようとか、盛り上げようとかいう意欲があまり感じられないのが残念だった。

キャラクターや展開に引っかかりどころが(姫様のフトモモくらいしか)ないので、後半は睡魔と闘うのが大変だったな(苦笑)。

「装甲騎兵ボトムズ」第1話
80年代を代表するハードSFリアルロボットアニメの金字塔。

キリコとフィアナの出会いとキリコの脱走編。

再放送。
未見だったのでいい機会なので観る。

初回だけかもしれないがメカ作画が想像以上の描き込み具合で驚く。

お話の方は目標の軍事機密が全裸&禿げ頭の女というツカミのインパクトは凄いが、他には特にコレと言ったものがなくってあまりピンとくるものがなかったな。

「DAYS」第1話
原作は週刊少年マガジン連載の高校サッカーもの。

サッカー初心者の主人公の初フットサル体験と、聖蹟高校サッカー部入部編。

凄いボーイ・ミーツ・ボーイアニメだった(笑)。

風間くんがつくしきゅんの純粋さに惹かれる流れが恋の始まり以上の何ものでもなくて参る。

Aパート、Bパートともに〆のトキメキ具合が半端なくって、サッカーとか、作画とか、観る前に注目していたことなんて全てどうでもよくなった(苦笑)。

「orange」第1話
10年後の自分から過去改変依頼の手紙が届く、少女漫画原作のSF青春ファンタジー。

未来からの手紙と成瀬翔の転入編。

後で自己嫌悪の後悔をしないために未来からの手紙の指示に従って打席に立つは結構だけど、未来からの手紙によって配球も不正に盗んでしまうのはダメだろう。

全編に横溢するむせかえるようなリア充臭が凄くてオタクのおっさんにはハードルの高い内容だが(苦笑)、緻密な背景美術と浜崎博嗣監督らしい凝った撮影処理、結城信輝の濃厚美麗なキャラ作画とヴィジュアルは大変充実していて、画的にはなかなかに見応えのある仕上がりだった。


2016/07/03 (日)

「食戟のソーマ 弐ノ皿」第1話
「食戟のソーマ」の9ヶ月ぶりの続編シリーズ。

秋の選抜本戦・一回戦第一試合、幸平創真VS薙切アリス編。

1クールで秋の選抜本戦編からスタジエール編までやらなくちゃいけないせいか、原作をかなり圧縮した構成で展開のBPMもかなり早い。

奇しくも今話劇中の内容と同じく上手く話を詰め込んでいるが、やはりちょっと必要なところでタメが足りず、忙しない感じだな。

第一期同様にスタッフの原作に対する理解度の高さが伺え、よく出来ているだけに、充分な尺を与えられていないのが観ていて何とも勿体なかった。

「ラブライブ!サンシャイン!!」第1話
キャラクター・舞台を刷新した「ラブライブ!」2年ぶりの新作TVシリーズ。

主人公のスクールアイドル部設立活動開始編。

キャラクター刷新という「冒険」に出た反動か、お話の方は無印第一期初回の再現(リメイク)みたいな内容で安全策をとってきたという印象。

主人公のテンションが高く、似たような見た目の美少女キャラが目まぐるしく次々に登場してくる展開なので面白いけど観ていて疲れる。

Aqoursのキャラデザがμ’sに比べてメリハリがないのは気になるが、キャラ立ては上手く、それぞれ初回からちゃんとキャラが立っているのはなかなかよかった。

「Rewrite」第1話
Keyブランド・美少女ゲーム原作のSF学園ファンタジー。

主人公&ヒロインズの顔見せキャラ紹介編。

斎藤千和の少女役演技を聴くのが久々すぎて不覚にもエンドクレジットを見るまで出演しているのに気がつかなかった・・・orz

ま、それはさておき。

ヒロインたちがみな、誰が主人公のパートナーになってもおかしくないような存在感のあるキャラ立てがなされているのが面白い。

また、Key作品特有の白痴系ヒロインとヌルいコントが相変わらず肌に合わなくてイマイチノレないところも多いのだが、基本的には演出のセンスはいいし(特にBLネタコントのくだりの腐女子のコたちの反応は上手かった)、作画もアクション作画・芝居作画・表情作画的な見どころが随所に見受けられるしで、なかなかによく出来ていた。

「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」第13話
バナージとブライト・ノアの邂逅編。

ブライトさん活躍回でカイとベルトーチカも登場という、今回はMSではなくキャラクターによる旧作ファンサービス回だったなあ。

ブライトさんは作画も成田剣の芝居も再現性が高くて、非常に手厚いキャラの扱いが好印象。
特に成田剣の芝居は言葉にちゃんと歴代ニュータイプ・ガンダムパイロットたちを見守ってきたブライトさんに相応しい重みが感じられるのが素晴らしくって感心した。

「魔法つかいプリキュア!」第22話
キュアフェリーチェ爆誕/はーちゃんの帰還編。

「プリキュア」シリーズお馴染みの登場回付近だけ異様に強い追加戦士の戦闘シーンの、アクション作画が凝った作りでなかなかに見応えのある仕上がりだった。

「アルスラーン戦記 風塵乱舞」第1話
9ヶ月間の充電期間を挟んで再開した「アルスラーン戦記」の第二期シリーズ。

トゥラーンの侵攻とデマヴァント山・宝剣争奪戦とアンドラゴラス三世の脱獄編。

全8話で原作2巻分の内容をやらなくちゃいけないせいか、初回から盛りだくさんな内容だが、劇的な展開が出し惜しみなく次々に巻き起こるので観ていて飽きない。

また、画的には宝剣争奪戦シーンの殺陣が矢鱈に凝った作りで素晴らしかった。


2016/07/02 (土)

「ReLIFE」第1話
アラサー・ニート男が若返り薬を使ったニート更正プログラムの被験者になって、高校三年生をやり直すという青春学園ファンタジー。

安易でツッコミどころの多い設定だが、主人公のリアクション芸をテンポよく捌くことで上手く転がしている印象。

主人公のジェネレーションギャップ・世代間交流ネタが切れたあと、どうなるのかは気になるが、初回は存外悪くなかった。

「マギ シンドバッドの冒険」第12話、第13話(最終回)
二話連続放送。
アルテミュラ王国編の中編と後編。

基本的に平凡な展開続くこの作品らしい平凡な「俺たた」END。

ミストラスがツッコミに入ることでかなりハイテンションな感じになったコントはけっこう面白かった。


2016/07/01 (金)

「甲鉄城のカバネリ」第12話(最終回)
金剛郭クーデター編、続き。

全編に渡って劇場用アニメのようなゴージャスな画作りが堪能できるヴィジュアルが大変素晴らしい。
特に怪獣映画のような黒煙の巨大感、総じて気合いが入っていたように見える美馬の美麗なキャラ修正がとても目を惹く仕上がりだった。

ただ、お話の方は生駒と無名と美馬の三者の物語があまり上手く噛み合っていないのが厳しかったな。

また、生駒復活の理由付けがおざなりな上、幕引きに余韻がない、着地の仕方がいま一つ締まらないのも残念だった。

「暗殺教室(第二期)」第25話(最終回)
3年E組の卒業式と7年後のエピローグ。

手堅いまとめ。

エピローグの渚の教育実習のくだりは原作よりも映画的な雰囲気があって特によく出来ていた。

「坂本ですが?」第12話(最終回)
3年生の卒業式と坂本の転校編。

深瀬さんの最後がしょぼすぎて萎える(苦笑)。

明るく盛り上がりつつも泣ける、ラストのパイ投げ大会というアイデアは上手かった。

「魔法つかいプリキュア!」第13話
BBQ編。

上野ケン作監回。

今回は空中戦のアクションシーンが空間をワイドに使ったアクションの組み立ても、エフェクト作画もちょっと凝っていてなかなかよかった。