2016年
6月

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2016/06/30 (木)


2016/06/29 (水)


2016/06/28 (火)

「美少女戦士セーラームーンCrystal Season III」第39話(最終回)
デス・バスターズ侵攻騒動の決着編。

無闇に雑な続編への振り逃げENDで、消化不良感が凄まじい。

最終回も「セーラームーンCrystal」シリーズらしい出来事を並べているだけの構成で話には全く入っていくことはできなかったが、キャラ作画がいつにも増して端麗で眼福だったので、身を入れずに眺めてみるだけでもまぁ、それなりに満足できる内容だった。


2016/06/27 (月)

「マクロスΔ」第13話
ケイオス・ラグナ支部隊&ブリージンガル球状星団・新統合軍残存部隊VSウィンダミア軍、ラグナ攻防戦編。

河森正治コンテ回。

フレイアが「一度きりの恋なら」を歌い出すところからのクライマックス一連の流れが天才の業すぎて素晴らしい。

命の危険さえも忘れて「ハヤテに歌を届けること」しか頭にないフレイアのバカな恋心があったからこそ状況を打開することができた、一点突破の衝動が生む理屈を超越した感動を見事に描き出していて思わず脱帽してしまう。

ヒロインの奮起をきっかけにした大逆転劇に、歌と空戦とマクロスの活躍の三重奏が絡み合う「マクロス」シリーズの醍醐味が詰まった構成がカタルシス満点で興奮した。

これまでは正直言っていま一つピンとこないシリーズだったんだけど、1クール目の最後にきてようやっと観たかったものが観られたという感じで今回は掛け値なしで面白かったな。

「三者三葉」第12話(最終回)
薗部さんの夢編、プロ・アルバイト葉子様の受難編、双葉の女子力アップチャレンジ編、ホワイトデーのお返し編など。

プロ・アルバイト葉子様の旧友に対する対応が本当に立派すぎて感動した。
最終回のゴールの設定としてはなかなか好い落としどころだったんじゃないのかな。

また、「もしもの世界」的なサービス展開に、葉子様の成長ぶりを示す展開と最終回らしいイベントごとを前半に押さえつつも、基本的にはいつもとあまり変わらない上手く力の抜けた構成のバランスなんかも非常によかった。

あと、統一感がちょっと緩めで各シーンごと、各原画担当者ごとの個性を活かした作画なんかも動画工房日常アニメらしい活き活きとした仕上がりで、画的にも最終回に相応しく大変満足度の高い内容だった。

「Re:ゼロから始める異世界生活」第13話
王選の開幕と、スバルとエミリアの決裂編。

エミリアの話を聞かないスバルにちゃんとツッコミが入って安心した(苦笑)。

あと、死に戻りでリセットできるからなのかもしれないが、スバルが心の裡にあった打算を曝露してしまったりとか、ラストの縁切り話がけっこう踏み込んだ展開だったのも今回はちょっと面白かったな。


2016/06/26 (日)

「田中くんはいつもけだるげ」第12話(最終回)
席替えと田中の彼女スキャンダル編。

田中が最前線送りになって学内でのダラケ生活が終了し、物語が終わるとか、スゲえバッドエンド、つーか因果応報エンドだな・・・・・・と驚いたが、そんな話にはならなかった(苦笑)。

最終回が田中と太田の話じゃないのが意外すぎるが、何はともあれほぼ1話丸々白石さんのラブコメ回なのが俺得すぎて非常に嬉しい。
現行バージョンも旧型バージョンもメガネっ娘なので死角がない白石さんの七転八倒ぶりを最後にたっぷりと堪能できて素晴らしかった。

「キズナイーバー」第12話(最終回)
のりちゃんの洲籠市ロックアウト騒動編、続き。

ともすれば映像としては退屈なことになりかねない長尺の議論・説得展開を、緊張感を維持しながら飽きさせない作りにしているのにちょっと感心してしまう。

あと、エピローグの主人公たちそれぞれのやり取りにあえて温度差や穿き違いを残して、「当たり前の話だけど人間同士は完全な相互理解なんて叶わなくても十分に幸せになれる」っていうことを示して終わるラストが凄く健全で好かったな。

「ハイスクール・フリート」第12話(最終回)
VS武蔵編・後編。

ラストの「晴風」のタイミングのよい沈没はやりすぎだろうとか、ミケちゃん×もかちゃんカップルの絆がシリーズを通してあまり上手く表現できていないので「囚われのお姫様」役としてのもかちゃんがイマイチ上手く機能していないな、とか不満はいくつかあるけれど、ちゃんと最終回らしい大規模なアクションで盛り上がって終わったので概ね満足。

画的な粗は最終回もチラホラあったが、全編に渡る海戦シーンはラストバトルらしい激しさで面白かった。
また、クライマックスにOP主題歌をかけて盛り上げる王道演出も気持ちよくハマっていて、その点なんかもよろしかったな。

「Classroom☆Crisis」第5.5話
レギュラー放送未放映話数。
修学旅行女子会編と霧科コーポレーション経営会議編の二部構成。

パッケージ版特典用OVAにありがちなドラマCD的展開。

ともあれ本音混じりの恋バナ女子会コントも、チンポネタコントも鉄板ネタなのでどちらもそれなりに手堅く楽しい仕上がりだった。

「ふらいんぐうぃっち」第11話、第12話(最終回)
二話連続放送。
11話・空飛ぶくじら編。
12話・魔女のローブとねぷたまつり(前日)編。

ラスト2話はいつもに比べると魔女要素多め。
(2話続けてちゃんと空を飛んでいるし(笑))

12話の真琴のOL風な白ブラウス&黒ショートパンツの組み合わせがストライクすぎてナイスであった。
あと、12話は脚アニメとしても見応えがあって好かったな。

「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」第12話
トリントン攻防編・後編。

バナージとロニのドラマは対決前の積み上げがないのがちょっと苦しいが、それを補って余るほどのアツい掛け合い・役者陣の熱演ぶりが大したものでなかなかの見応え・聴き応えだったなあ。

また、事前のバナージとジンネマンの対決、ユニコーンガンダムの降臨も含めて、今回は熱量の高い展開・名シーンが終始連続する構成で見どころが多く、面白かった。

「僕のヒーローアカデミア」第13話(最終回)
USJ襲撃事件編の決着編。

第二期に続くよEND。

これで終わりじゃ、まだ学園生活の紹介(オリエンテーション)の途中って感じだから、そりゃあ、まぁ、続くわな。

取り立てて目を惹くような展開はないので書くことはあまりないんだけど、最後に主人公が身の丈に合った活躍をする流れは手堅く、作画も総じてよく整っていて悪くなかった。


2016/06/25 (土)

「うしおととら」第39話(最終回)
VS白面の者・決戦編の決着編。

7話以来久々の西村聡監督コンテ回(演出も共同で担当)で、バトルの決着シーンの西村監督らしい迫力のあるアツい画作りが素晴らしい。

また、終始高いテンションと緊張感が途切れぬ演出も好調で、ぶっちゃけダイジェスト構成に強い不満を感じるシリーズだったが、最後は大きな満足感を得られる形で終わってくれたのは何はともあれ好かったな。

「テラフォーマーズ・リベンジ」第13話(最終回)
アネックス1号・電波塔奪還編の決着編。

Cパートのまさに「観れば誰でもわかる」レベルのうつのみや理作画すぎるシーンがなかなかのインパクト(苦笑)。

話の途中からはじまって今回も話の途中で終わるTVアニメ版「テラフォーマーズ」。

たぶん話の区切り的には電波塔奪還戦の決着=第四班の裏切りの曝露/失敗がひと山越えた感じなんだろうけど、中途半端感は否めんなあ。
あと、アミリアのハッキング展開はちょっと引っ張りすぎ、最終回にしては話の内容が地味すぎるのもイマイチだった。

「迷家―マヨイガ―」第12話(最終回)
納鳴村脱出(一部残留)編。

らぶぽんは再び社会にリリースしちゃあダメだろう(笑)。

う~ん、正直言って今期一番の期待外れだったなあ。

仕掛けのカラクリ、問題の解消のためのドラマがありきたりなのはまぁ、しょうがないにしても、結局大したことは何も起きないまま終わってしまったのには拍子抜け。

何か大きな災いがこの先起こりそうな不穏な緊張感は終盤あたりまで弛緩せずに続くため、観ていてあまり退屈はしなかったので、そういう意味ではけっこうよく出来ていたのかもしれないけれど・・・。

あと、全員に何かしらの活躍をさせる必要はないとは思うけど、キャラ多さをもてあまし気味になっているのも群像劇としてはあまり上手くなくてイマイチだったな。

また、リオンが見た光宗の死相がどっかにいってしまったり、積み上げられたダーハラのヴァルカナに対する嫉妬心がナナキの影響であっさり霧散してしまったりと振り逃げみたいな感じになっていることがいくつかあるのも気になった。


2016/06/24 (金)

「クロムクロ」第12話
夏休み黒部研究所守備隊トレーニング合宿編。

発勁マッサージのくだりがエロすぎて素晴らしい(笑)。

それも踏まえ、ぶっちゃけ、これまでの話の中で一番面白かったかも。

由希奈の軍事トレーニング初体験記というシチュエーションをちょっとコミカルに描きつつも、剣ノ介をはじめとする周囲のさり気なくも暖かいフォローをしっかりと押さえた作りがなかなかに好感触でよろしかった。

「あんハピ♪」第12話(最終回)
林間学校編・後編。

今回はいいところでイチイチカッコよく立ち回る先生がかなり美味しい扱いだったな。

不幸・不遇な状況もそれも楽しめる前向きな心と、その状況を共有できる仲間がいれば無問題という通底されたテーマを、OP・EDともに名曲な主題歌のコンボにのせて、最後まで徹底したエンディングの多幸感がなかなかのもので観ていてけっこうグッときた。

「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」第12話(最終回)
文化祭編の決着編。
傭兵ギルド「ヴァレンシュタイン」へのリベンジマッチ編。

勝利のための基本戦術は課金と捨て身。

最終回らしい大規模なネトゲ・イベント話の攻城戦編の決着と、リアル文化祭でエピローグ+寸止めラブコメENDという手堅い構成。

「ヴァレンシュタイン」への報復戦はもっとスカッとするような感じで徹底的に叩きのめして欲しかった気もするが、以前懲らしめたハッカーと違って彼らは犯罪者ではなく、あくまでもルールの範疇でお行儀の悪いことをしているだけなので(それも悪趣味だが黙認されているネトゲの遊び方の一つなので)排除するような感じにはもっていけなかったということなのかな。

「甲鉄城のカバネリ」第11話
金剛郭、美馬のクーデター勃発編。

ラストの生駒のパワーアップのくだりは、初回のカバネリ・生駒の誕生編のリフレインのようなシチュエーションに、生駒の命と理性をつなぎ止めていた首枷を自ら引きちぎるという捨て身の行為(演出)と、濃厚にして壮絶な作画・迫真の役者の演技(表現)が高いテンションで噛み合っていて、シリーズの最終局面に向けてのクライマックス、物語を終わらせるための力を持ったダークヒーローの誕生展開に相応しい凄味がヒシヒシと伝わってきて素晴らしかった。

「暗殺教室(第二期)」第24話
殺せんせー暗殺編。

別れの挨拶代わりの出席をとってからの、殺せんせーの暗殺という内容だけにほぼ1話丸々使う、大胆だけど登場人物たちとこれまでの物語の道程を大事にした構成がなかなかよかった。


2016/06/23 (木)

「文豪ストレイドッグス」第12話
組合(ギルド)の宣戦布告編。

武装探偵社・ポートマフィア・組合(ギルド)の三つ巴の状況が完成したところでとりあえずの幕引き。
「キリのよさ」よりも「引きの強さ」を重視した分割2クール前半戦終了回。

また、今話単体としては「ジョジョの奇妙な冒険」みたいな嵌め殺し系の敵と戦うスタンダードな能力者バトルものといった感じの内容で、前々回のVS芥川戦に引き続き少年バトル漫画指数の高い作りが自分好みでなかなかよかった。


2016/06/22 (水)

「ジョーカー・ゲーム」第12話(最終回)
ナチス・ドイツとソ連の二重スパイ・カール・シュナイダー殺害事件編。

D機関メンバー大集合話&非情なスパイの世界について行けないマトモな人の話で、ファースト・エピソードと係り結び。

D機関メンバー大集合とか、最終回らしいサービスはあるものの、基本的には普段通りの静かで渋い語り口。
ただ、その最終回でも過度に盛り上げすぎない、ペースを崩さない抑制の利いた作りがらしくてむしろなかなか好印象だったなあ。

また、ラストの結城中佐とのやり取り一つで最後にちゃんと最終回らしい「重さ」が表現できているのも上手かった。


2016/06/21 (火)

「ばくおん!!」第12話(最終回)
羽音とバイ太の再会編と、バイクのないパラレルワールド編の二部構成。

羽音が初めてバイクをこかして「一人前」になったところでキレイに幕引き。

上田麗奈のアホの娘演技が大好きなので最後にそれをたっぷりと堪能できる内容だったのが嬉しかった。

「お毛毛が、お毛毛がー」とか最高すぎる(笑)。

「ハンドレッド」第12話(最終回)
ガーデンズ・フェスタ編の決着編。

黒幕が早々に小物化したり、クライマックスが主人公による主人公と縁の薄いキャラの救出劇でドラマ的に全く盛り上がらなかったり、まとまったアクションシーンがなくてアクション的にもイマイチ食い足りなかったり、と冴えないところだらけの内容だったが、何よりもまず「この作品の魅力の全て=クレア会長」な自分にとってはクレア会長の見せ場がほとんどないまま終わったのが残念でならない最終回だったなあ。

それでもあえてよかったところ探しをするとするならば、クレア会長が戦場に駆けつけるシーンの乳揺れと、ラストが真面目に終わらずにコメディオチだったところくらいかな(苦笑)。


2016/06/20 (月)

「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ THE LAST SONG」第24話(最終回)
ウルティマポリス超人大戦争編。

話の内容的にも、話の状況的にもまさに総力戦展開。

ヒーロー・・・というか、物語・フィクション或いは文化というものについての作り手(主に原作者であり脚本の會川昇の)主張がストレートに乗った語り口が非常にアツい。

また、濃厚・豊潤なアクション作画の連続でそれを盛り上げるヴィジュアルとの一体感もなかなかのもので、お話的にも、映像的にも全力でやり切った感満載な内容が観ていてとても気持ちよかった。

「三者三葉」第11話
バレンタイン編。

薗部さんのイビキに隠しきれない実年齢が表れていて笑う。

あと、今回は葉山ちゃんのツインテメイド服姿が非常にキュートで眼福だった。

「くまみこ」第12話(最終回)
「東北アイドル自慢コンテスト」編・後編。

最終回らしくヒロインを一歩前進させて終わるのかと思わせておいて、堕落ENDという凄いオチ。

ただ、トータルとしてはその「落差」が「笑い」に昇華されていないので、驚き、唖然とはするけれど、面白がれない内容だったな。

「12歳。~ちっちゃなムネのトキメキ~」第12話
夏祭りと花火編。

自然な販促回(笑)で分割2クール前半戦終了回。

今回は前期シリーズ最終回だからか、アップのときのキャラ修正がいつもよりも若干丁寧だったな。


2016/06/19 (日)

「田中君はいつもけだるげ」第11話
文化祭編。

田中の半裸を見たときの白石さんの反応が素晴らしすぎて最高だった。

「キズナイーバー」第11話
勝平とのりちゃんの決別編。

全体的にキャラも、レイアウトもよく整っている画面が非常に端正な仕上がり。

あと、今回は直截的なアクションが伴わないので頑張りようが描きにくい「思索」を、ちゃんと頑張ってやっているように描いているのが地味によく出来ていて観ていてけっこう感心した。

「学戦都市アスタリスク」第24話(最終回)
リーゼルタニア編の決着編。

予想通りの「俺たた」END。

人を頼ることを覚えて独りよがりから卒業したユリスの成長を物語のとりあえずのゴールとしてとりあえずの幕引き。

ヒュドラとのバトルシーン一連の劇場用アニメのようなスペクタクルアクションが最終回らしいゴージャスな作りでなかなかに見応えのある仕上がりだった。

「魔法つかいプリキュア!」第20話
ドクロクシーとの決戦編。

まさに急転直下のラスボスとの遭遇戦。

プリキュアたちとドクロクシーとの戦闘シーンのアクション作画がかなり気合いの入った仕上がりで良い出来だった。

また、今回は校長先生の二段構えのサプライズギミックに、緊張感台無しな「どこでもドア」コントも楽しく、シリーズ中盤の山場に相応しい硬軟ネタの粒が揃ったなかなかに見どころの多い好編だったな。

「僕のヒーローアカデミア」第12話
オールマイトVS脳無編。

今回はオールマイトVS脳無のバトルアクションが全般的になかなかの作画アニメだったなあ。

特に決着シーンの長尺の格闘戦はアクションの組み立ても、カメラワークも凝っていたし、疾走感もあったしで相当に見応えのある仕上がりだった。


2016/06/18 (土)

「ビッグオーダー」第10話(最終回)
「大破壊」の真相と、星宮源内との最終決戦編。

伏線をちゃんと回収してキレイに話を畳んでいるのだが、まとめ方が軽すぎて何とも安い視聴後感だったなあ。

シリーズ序盤に一万分の一にされてしまった能力を回復させて逆転するラストは上手いし、ハッピーエンドが悪いワケでもないんだけど、全10話でまとめるには大きすぎるスケール・多すぎる内容量(キャラクター・設定)をキレイにまとめようとした結果、内容に釣り合わないヤケにこぢんまりとした感じに収まってしまったという印象。

あと、最終決戦が、新聞写真みたいな粗めのモノクロ処理がされた凝った画作りは良いのだけれど、バトルのテンポが全体通してモッサリしすぎでドライブ感も緊張感も全く感じられないのも観ていてかなり厳しかったな。


2016/06/17 (金)

劇場用アニメ「劇場版 響け!ユーフォニアム ~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~」を観る。

よく出来た総集編映画。

近年打率が低迷して久しい京都アニメーションの劇場用アニメ、しかも総集編なのにも関わらずちゃんと面白いのに驚く。
京アニもやろうと思えば、こういう映画を作れるんだな。

久美子と麗奈の物語に焦点を絞り、無理も無駄も迷いもなく、終始テキパキと歯切れよく捌かれていく構成が素晴らしい。
また、総集編にありがちな平板な作りにもなっていなくて、演出の緩急・起伏がちゃんとついているのもよく出来ている。

総集編映画ということを知らずに観たら、総集編映画ということに気が付かないんじゃないか、と思うくらいによくまとまっていて観ていてとても感心した。

「暗殺教室(第二期)」第23話
殺せんせーVS柳沢&二代目死神最終決戦編。

ラストバトル回に相応しい全編通して力の入った仕上がりだったな。

また、殺せんせー役の福山潤の熱演ぶりも大したもので、役的にシリーズの一つの集大成とも言える内容に見合った芝居の充実ぶり、硬軟ともに聴き応えのある演技が随所に見受けられて素晴らしかった。


2016/06/16 (木)


2016/06/15 (水)

「ジョーカー・ゲーム」第11話
真木克彦(三好)死亡事件編。

中村深雪作監のちょっと濃いめのキャラ修正が、今回メインのゲストキャラ・強面のヘルマン・ヴォルフ大佐のキャラ造形をより魅力的に際立たせていてカッコよかった。


2016/06/14 (火)

「美少女戦士セーラームーンCrystal Season III」第37話
VSミストレス9、スーパーセーラーちびムーン覚醒編。

大人ほたるちゃんことミストレス9の顔芸大会話。
また、今回は顔芸のハッチャケ具合も凄かったが、正反対なキャラ過ぎるほたるちゃんとミストレス9を一人二役で熱演する藤井ゆきよの奮闘ぶりも大したもので素晴らしかった。

「ばくおん!!」第11話
自転車編と、鈴菌編と、千雨ちゃんのバイク選び編の三部構成。

バイクのことはよくわからんが、あそこまで徹底的にディスられても「協力」のクレジットを外さないスズキが度量の広い会社であることはよくわかった。

たぶんこの作品でかじったバイク知識はひと月も経たないうちにほとんど曖昧なものになってしまうんだろうけど、スズキが度量の広い会社であることだけは何年経っても覚えているような気がするなあ(苦笑)。


2016/06/13 (月)

「マクロスΔ」第11話
メッサーの葬送編。

1話丸々かけてじっくりと葬儀の話をやっているのが好印象。
また、尺をきちんとかけているからこそなんだろうけど、戦友の死に対して遺された者たちが悲嘆くれるだけでも、前向きに受け入れるだけでもない、まだら模様の感情を在りのままに描いているのもよかったな。

「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ THE LAST SONG」第23話
ウルティマポリス「人外超人」籠城事件と、超兵戦士隊発足編。

最終局面の超人大戦争へ向けて、緊張が一気に危険水域まで高まっていく怒濤の展開。
それぞれの事情・状況がまとめの段階に入り、情報量がいつにも増して多い上、急展開に次ぐ急展開といった感じのジェットコースター展開なので面白いけどついて行くのが大変だった。

あと、今回は柴来人VSレッドジャガーの戦闘シーンのアクション作画が矢鱈に凝っていてカッコよく、とても見応えのある仕上がりだったな。

「三者三葉」第10話
クリスマス/葉山ちゃんの聖誕祭と年越しパジャマパーティ編。

洋子様宅パジャマパーティの斜め上いきすぎなコレジャナイ感が尋常ではなくて、その神がかった発想にただただ感心させられる(笑)。

「Re:ゼロから始める異世界生活」第11話
ロズワール邸騒動のようやっとの決着編。

原画に吉成鋼のサプライズ。
自分は作画目利きではないので合っているのかどうかわからんが、回想の襲撃シーン前後あたりがそうなのかな。


2016/06/12 (日)

「田中君はいつもけだるげ」第10話
プール&花火編。

ガリガリチンコだけの水着回とか、ふざけるのも大概にしろよ。
浴衣もいいけど、俺は水着が見たかったよ・・・・・・。

「学戦都市アスタリスク」第23話
ユリスとオーフェリアの再会編。

原画・動画に﨑山北斗。
ユリスの攻撃をオーフェリアが素手で受け止めて、反撃するあたりかな。

あと、今回はそのシーン以外もオーフェリアの瘴気のエフェクト作画が全般的に良い出来だった。

「ハイスクール・フリート」第10話
赤道祭編。

あの低クオリティにも程がある漫才に会場全体バカ受け状態な絵面の、何かキメてる感が半端なくって可笑しかった。

何か今回はヤケに面白いな、と思ったら、戦闘とか、海難救助とかのシリアスミッション展開がないからか(苦笑)。

赤道祭、特に出し物お披露目会がはじまってからの、晴風クルー全体の浮かれた雰囲気がとても楽しげで非常にナイス。
ラップのくだりとか、クルー一丸となって宴を楽しんでいる様子がよく伝わってきて素晴らしかった。

また、今回はかなり変化球な設定だったけど、クロちゃんの鬱屈をああいう角の立たない形で解消させたのも上手くてちょっと感心してしまったよ。

「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」第11話
トリントン基地強襲編。

トリントン基地攻防戦は連邦軍、ネオ・ジオン軍、ジオン公国軍由来の機体のみならず、ティターンズやカラバ由来の機体まで参戦していてパラオ攻略戦のとき以上に「ガンダムビルドファイターズ」指数が高いなあ。
(順番は逆だけど)

あと、今回はダカールテロを起こしたジオン残党勢力の号令に各地に潜伏していた他の各ジオン残党勢力が呼応するシーンの、ロマン溢れる演出が凄かったな。
リアルロボ系のガンダムを観ているというより、まるで伝奇もの系SFアニメを観ているような、「長い眠りから古の巨人兵器が次々に目覚める」みたいな演出が趣ありすぎ、カッコよすぎで堪らんかった。


2016/06/11 (土)


2016/06/10 (金)

「あんハピ♪」第10話
夏休み編。

チモシーのラップは確かに耳に呪いをかけるな(苦笑)。
意識し出すと耳から全く抜けなくなる。

この作品は内容のカオス度が高まるとグッと面白くなる傾向にあるような。
カオスをテンションで押し切ってしまうような、クライマックスの逃走劇がなかなかよかった。

あと、今回はヒロイングループに貧乳がいない、水着展開も素晴らしかったな。


2016/06/09 (木)

「文豪ストレイドッグス」第10話
敦VS芥川編。

今回は「少年ジャンプ」風・・・・・・というか、有り体に言ってしまえば「ONE PIECE」風の、戦術ではなく、その場のひらめきと打撃の爆発力のせめぎ合いみたいな、熱血異能バトル展開がなかなかにアツく、演出・作画ともに相応にテンション高めでよろしかった。


2016/06/08 (水)

「ジョーカー・ゲーム」第10話
結城中佐の(捏造された)過去編。

積み上げられた結城中佐の捏造過去話が大変興味深く、魅力的だったぶん、全てがひっくり返るクライマックスの仕掛けの、気持ちよく騙された感が非常に痛快で面白かった。


2016/06/07 (火)

「ばくおん!!」第10話
中野千雨のバイク部入部編。

Aパートの入部編、何か最終的にいい話っぽいところに無理なく落着させているストーリーの展開が上手くてちょっと感心した。


2016/06/06 (月)

「マクロスΔ」第10話
メッサーの最期編。

メッサーくんのラストダンスはキースに一矢報いることすらできなかった負けっぷりが矢鱈に非情な展開だったな。
死亡フラグビンビンとはいえ、カナメさんとの思い出の歌をバックに極限の空中戦を演じたにも関わらず、ライバルとの真っ向勝負に完敗して敗死とか、容赦がないにも程がある。

また、カナメさんの歌が始まる前後あたりから演出のテンションが高かったことも幕切れの突き放しっぷりを増強していてインパクトのあるラストだったな。

「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~ THE LAST SONG」第22話
NUTS襲撃テロ騒動と、爾朗の過去の真実/映画「日本大予言」公開編。

理想を汚して大人になることの痛み、という実に會川昇アニメらしい展開。

悩める主人公が「泣いている子供のために戦う」というヒーローとしてのモチベーションをついに得る燃える展開と、主人公自身が憧れの英雄殺しの真犯人だった、つーか、作中の問題のほとんどの元凶が主人公だった、という無残な展開を併走させる構成の密度と濃度が相変わらず凄まじい。

また、今回はバトルのクライマックスの、エクウスのパワーアップ→大活躍のくだりのメカ作画も非常に充実していて見応えのある仕上がりだった。


「Re:ゼロから始める異世界生活」第10話
ウルガムルの群れ掃討作戦編。

後半のウルガムルの群れとの戦闘シーンは空間をワイドに見せるレイアウトも、爽快感のあるダイナミックなアクションも上々、その上、ボリュームもたっぷりでなかなかに見応えのある仕上がりだった。


2016/06/05 (日)

「キズナイーバー」第9話
一夜にして主人公たちの人間関係が崩壊。
勝平とのりちゃんの過去の因縁の一部開示と、キズナイーバーたちの恋愛関係曝露大会編。

岡田麿里脚本らしい修羅場展開。

何角関係にもなっている男女のグループ間で相互の感情が共有化されてしまったら、そりゃあ、マトモでいられるワケないわなっていう行き詰まった状況を、破局のカタルシスたっぷりに描いていてなかなかの盛り上がり。

土砂降りの雨の中での打ち明け話大会、修羅場喧嘩展開とか、ベッタベタだけど王道を堂々とやり切っていて良い出来だった。

「ふらいんぐうぃっち」第9話
犬養さんの占い編。

冒頭のママンのメガネに興奮。

あと、今回はなおさんを圭くんの彼女と勘違いしたときの茜のひやかしリアクションがいい感じにウザくて素晴らしかった(笑)。

「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」第10話
新章・地球編突入。
ダカールテロとリディの帰郷編。

冒頭のダカールのMS市街戦シーン。
シャンブロ、カプールはともかく、ジュアッグの場違い感が半端ないな。
現代的に洗練されたロボット兵器群のなかに一体だけアナクロなロボット怪獣が混じっているみたいな感じで違和感バリバリ。
(しかも何故か強いのでいや増しに目立つ)
おっさん向けサービスなのはわかるけど、宇宙世紀ガンダム世代じゃない若い視聴者は世界観の違いすぎるMSの唐突な登場に戸惑うだけなんじゃないのかな(苦笑)。

あー、あと、今回は酒場のシーンのミネバと店主の芝居作画が地味ながらもとても丁寧でなかなか印象的だった。

「仮面ライダーゴースト」第33話
「夢の世界」集団拉致監禁騒動編。

何か観てはならないものを観てしまった気がした・・・。
マコト兄ちゃんの闇は深い。

コスプレハーレムって妹を完全に性の対象として見ているやんけ。

あくまでもコメディシーンってことで今後、この件をこれ以上掘り下げることはないんだろうけど、もし俺がこんなものを見てしまったら、これから先、あの兄妹とどう接していけばいいのかわからなくなりそうだ。


2016/06/04 (土)

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」第10話
「イタリア料理を食べに行こう」編。

キャラ修正がこれまでの話数で一番レベルが高いんじゃないかと思うほど、端正で濃厚。

この話を本気モードで作っているのがさすがというか、わかっているというか、TVアニメ版「ジョジョ」スタッフの作品のツボを外さぬ作りに今更ながらに感心する。


2016/06/03 (金)

「ネトゲの嫁が女の子じゃないと思った?」第9話
夏休み・マスター邸女子お泊まり勉強会編。

原作者脚本回で、かわいい声の女性声優さんたちにブロント語・ネットスラングをたくさん喋ってもらうという試み回。

今回は男主人公がほぼ欠席状態なので、まんま女子駄弁り部系日常ものみたいなノリだったなあ。

さり気なくブロント語・ネットスラング大会なのを除けば、定番な内容だったが、そのぶんなかなか手堅い仕上がり。
また、後半のお風呂シーンにたっぷりと尺をとっているのもかなりポイントが高かった。


2016/06/02 (木)

「文豪ストレイドッグス」第9話
敦と鏡花のデート→敦の誘拐拉致騒動編。

敦がロリと急接近したりとか、太宰のポートマフィア時代の人間関係が垣間見えたりとか、乱歩さんのふて腐りと乱歩さんと社長の関係とか、今回はキャラクターの人間関係が広がったり、深まったりする場面が多くてちょっと面白かった。

「NARUTO-ナルト- 疾風伝」第463話
逆ハーレムの術発動編。

藤井俊郎コンテ・演出・作画監督回で原作エピソードでは久々の良作画回。

全体的に作画の出来がよかったけど、特に雪崩のシーンのエフェクト作画が凝っていてなかなかの見応えだった。

・・・にしても、正直この話をこんなに頑張る必要はないだろうとは思うけど、画作りが本気モードだとネタの破壊力が激増して逆ハーレムの術のくだりが観ていてホントに可笑しかったな。


2016/06/01 (水)

「双星の陰陽師」第9話
石鏡悠斗との再会と「雛月の悲劇」の真相編。

「雛月の悲劇」のくだりは放送時間帯を考えるとかなりおもいきった踏み込みようで思わず見入る。

兄様がちょっと親切かつ饒舌に説明しすぎなのは気になるが、今回は「雛月の悲劇」の真相がろくろが頑なに戦闘拒否するようになってしまうのも納得な内容だったことと、残酷な真実に打ちのめされたあと、直ぐに主人公二人が新たなモチベーションを定めて立ち直る流れになっていたのがなかなかよかった。


「魔法つかいプリキュア!」第13話
BBQ編。

上野ケン作監回。

今回は空中戦のアクションシーンが空間をワイドに使ったアクションの組み立ても、エフェクト作画もちょっと凝っていてなかなかよかった。