2019年
12月

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2019/12/31 (火)

「バビロン」第8話
自殺法の本格運用のはじまりと、世界への拡散編。

6週間ぶりに放送再開。

地方自治の話から国を飛び越え、話の舞台は世界(米国)に移る。
まぁ、(7話での中断は)そういう計算も当然働いていたんだろうけど、仕切り直しには丁度よい展開で話に入っていき易かった。
あと、前回主人公の仲間が一気に(ほぼ)全滅したのはこういう展開が用意されていたからなのね、とちょっと納得してしまったよ。


2019/12/30 (月)

「ライフル・イズ・ビューティフル」第11話
全国大会団体戦、第3射群、決着編。

飯田剛士の絵コンテ・演出・作画監督・一人原画回。

全編高め安定なキャラ作画に、試合半分、エピローグ半分、さらにそのエピローグをEDを挟んで分割して二段構えにする構成がなかなか上手くていい感じ。
「本番に強い」覚醒モードのひかりと、高校生現役最強王者の小々森さん、両雄並び立つ形になった試合の展開と結末も好印象。
緩急の利いた構成はいつも通りだが、今回は全国大会団体戦の決着編にしてシリーズの大詰めというシチュエーションもあってか、演出全般に緊張感があり、総じて(試合後も含めて)どこか引き締まった雰囲気があったのもよかったな。
また、シリーズのクライマックスといえるエピソードに合わせて現時点でシリーズ最高のパフォーマンスが発揮されているのも大変気持ちの良い、見事な編成で素晴らしかった。

「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」第12話(最終回)
VS.魔王、最終決戦編。

この作品らしい明快な語り口でキレイに終わっていて悪くはないけど、バトルがいきなり瀬戸際の最終局面からはじまるので魔王の強さがあまり伝わってこないところと、ラストバトルが即死技とそれに伴う死亡ペナルティに対する耐久を競う展開なため、映像的、バトルアクション的にイマイチ盛り上がらないところなんかはいささか振るわず残念だったな。
これまでバトルにおけるアクション的な見応え、バトル漫画的な盛り上がりがちゃんと押さえられてきたシリーズだっただけにガッカリ感が増した感じになってしまったところもあった。

最後にちょっと下がって終わってしまうのは惜しかったが、1クールの尺に過不足なく作品の魅力、やるべき事がキッチリと収まっているシリーズ全体の構成、シリーズとしてのまとまり具合の良さはなかなかのものでその点なんかは素晴らしかったな。

「ヴィンランド・サガ」第24話(最終回)
御前会議編、続き。

結局最後まで完全にアシェラッドが主人公の「ヴァイキング・サガ」だったので本題に入らずに終わることへの食い足りなさは残ったが、アシェラッドが主人公の「ヴァイキング・サガ」だと思えば、これ以上のない大往生ENDで面白かった。

アシェラッドの最期は知性と胆力と因果というアシェラッドを構成する魅力が一点に濃縮されたような展開で素晴らしい最期だったなあ。
アシェラッドの最期に対するトルフィン、クヌート、トルケルの対応、役割分担も完璧で「アシェラッドの最期の舞台」を上手く支えているのもよろしかった。

あと、今回のアニメ版においては主人公として機能不全状態のまま終わったトルフィンだったが、最後に父の形見のナイフを落とし、その刃にこれまでの道程を映して終わる演出と、まさに獣の咆哮といった感じの上村祐翔の迫真の演技はよかったな。


2019/12/29 (日)

「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」第12話
リアルからアンダーワールドへの一般人VRMMOプレイヤー大量参戦編。

分割2クール前半戦終了回。

ヴァサゴさんがスーパーアカウントだったのに見習い剣士のロニエにあしらわれただけで何も為さずに、あのまま転落死していた事実が判明してビックリ(苦笑)。

完全にブツ切りで終わっているし、話の区切り的にはリアルからの軍勢が介入してくる、前回のラストの方が区切りがよいので想像してしまうんだけど、当初の予定ではここでシリーズを中断する予定はなかったのではないだろうか?

お話の内容的にはリアルからの軍勢の介入、皇帝ベクタのアリスの拉致と単独での戦線離脱、拳闘士軍団の離反と戦局を変えるような出来事が次々に起こって目まぐるしく変わってゆく状況が今回も飽きさせない作りで面白かった。

「ぼくたちは勉強ができない!」第12話(最終回)
文化祭編三部作の決着編と、それからうるかの渡豪までのダイジェストエピローグ。

まさかのうるかEND。

普通に「続きは原作を読んでね」的な終わり方になると思っていたので、オリジナル展開で原作を追い越して物語の結末まで描いて終わったのには驚いた。

ただ、物語の本題だったはずの高校受験がダイジェストで流れていってしまうのも、「うるかEND」に必然性が感じられない(うるかENDが嫌だ、という話ではない)のも疑問が残って気になった。
これなら無理に話の風呂敷を畳まなくても普通に「続きは原作を読んでね」的な終わり方でよかったのではないか、とちょっと思ってしまったな。


2019/12/28 (土)

「GRANBLUE FANTASY The Animation Season2」第12話(最終回)
ガロンゾ島編の決着編、VS.黒騎士&オルキス編。

丁寧に作られていて悪くはないけど、主人公たちが敵に圧倒され、己の未熟さを痛感したところで終わる展開は全く最終回らしくなくてアガらない。

たぶん、概ね原作ゲームのシナリオ通りなんだろうし、パッケージのセールスも相変わらず好調らしいので続編に対する含みもこめられているんだろうけど、消化不良感が半端なくって観ていてスッキリしなかったな。

「食戟のソーマ 神ノ皿」第12話(最終回)
新生「遠月十傑」誕生編。

実質分割2クールで後半戦に続くよEND。

超ダイジェストで処理された「老舗宿湯けむり失踪事件」編は「原作本や関連書籍の刊行予定があったら、OADになっていたんだろうな」と思いながら観る。

えりなと緋沙子のくだりが観ているこっちが照れくさくなるくらい初心で矢鱈にかわいかった。

くだんの超ダイジェスト展開は苦しかったが、そこ以外、本題の薊政権クーデター騒動の決着と、その後の遠月学園の新生展開は手堅くまとまっていてよく出来ていた。
原作を読んだときも思ったけど創真が「遠月十傑」第一席に、えりなが遠月学園の総帥に収まる落としどころもいい感じに両雄を立てていて上手かったな。

「炎炎ノ消防隊」第23話、第24話(最終回)
第23話:地下(ネザー)編/森羅VS.象・日下部兄弟対決の決着編。
第24話:バーンズ大隊長のお見舞い/日下部家火災事件の真相編。

第二期に続くよEND。

物語の発端となった出来事の謎を開示し、主人公の森羅が守られる存在の子供から、自ら困難に立ち向かうことのできる大人になったことを示してシリーズの中間決算とする、とりあえずの幕引きとしては納得度の高いまとめ方で好印象。

また、過去回想による説明がメインの話だったが、バトルアクション的な見せ場がちゃんと用意されていて、この作品の「売り」のハイクオリティなバトルアクションシーンを最終回も充分に愉しめる形になっていたのも好かったな。

「僕のヒーローアカデミア(第四期)」第74話
ルミリオンVS.オーバーホール(とその配下)編。

壊理を一度見捨てたことに対する複雑な葛藤、「“個性”を破壊する銃弾」による能力の消失と、ただでさえ多勢に無勢な状況なのに有形無形の重い試練が次々にのしかかるなか、まさに不撓不屈の精神で立ち向かい、抗い続けるルミリオンの活躍がアツすぎる、素晴らしいルミリオンメイン回だったなあ。

また、アクション作画的に凝ったシーンはあまりないが、気合いの入った濃いめのキャラ修正もドラマの熱量に気持ちよく感化されているように見えて、その点なんかもなかなかよかった。


2019/12/27 (金)

「アサシンズプライド」第12話
ビブリアゴート認定試験編の決着編。

マジメに観る気がなくなるレベルの低調な作画は最終回も改善しないまま終了。

話も平板で本当に観るべきところがない、箸にも棒にもかからないようなラストだったな。

「ノー・ガンズ・ライフ」第12話
幽霊拡張者騒動編。

分割2クール前半戦終了回。

このエピソードの決着はちゃんとつけているが、シリーズの区切りを感じさせるような内容ではなく、普通に第12話が終わっただけという感じだったなあ。

手だけ拡張者の「手影絵の狐を作って、それを頭部に見立てた変形ギミック」がなかなかナイスアイデアだった。
あと、ゲストヒロインの娘が体を拭いている途中で連れ出され、終盤半裸のままなのもちょっとHでよかったな。

「星合の空」第12話(最終回)
VS.五瀬兄弟編、続き。

衝撃の打ち切りEND。

赤根和樹監督のTwitterによると「分割2クール全24話の予定が急遽1クール全12話に変更しなければならなくなったため、物語をそれに合わせて再構成する余裕がなく、当初の予定のまま12話まで制作して打ち切る形にした」とのことだが、「大健闘して終わった地区大会後、柊真は母親から厭悪の言葉とともに絶縁宣言され、眞己は包丁を持って父親を殺しにいくところで終わるエキセントリックなラスト」も相まってヤケクソ気味に暴走して終わったようにしか見えないのが何ともツラい…。

最初から最後までエッジの利いた問題作だったが、エッジを利かせるのは物語の枠の中でだけにして貰いたかったな…。


2019/12/26 (木)

「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」第12話
マインの洗礼式編。

マインが超久しぶりに見る本と、転生してから初めて見た図書室に興奮して躁状態っぽくなるくだり、ここのところ深刻な展開が続き、落ち着いたシリアスムードが濃かったので久々にシリーズ初期のようなマインの暴走が観られたのがちょっと嬉しい&楽しかったなあ。

「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」第11話
聖哉の前世の秘密編。

向こう見ずなキャラだった聖哉が転生して「慎重勇者」になった経緯は理解したが、リスタルテが女神に転生して残念になった理由は解き明かされなかったので観ていてちょっと気になった(笑)。

「俺を好きなのはお前だけかよ」第12話(最終回)
図書室閉鎖阻止ミッション編、続き。

続きは完結編OVAを買ってねEND。

話の構造を作るのに精一杯で中身のない話には感情移入しづらいし、最後のちゃぶ台返しもそもそも強引な展開が目立つ話なのでそれほどのインパクトはなく、グダグダになっただけにしか見えなかった。
そして最後はその挙げ句にOVAに丸投げENDとこられてもただただ呆れるばかりで興味の湧きようがなく、ダダ滑り感が強いのが観ていて何とも厳しかったな。

「BEASTARS」第12話(最終回)
ラブホテル編の続きと、隕石祭当日編。

第二期に続くよEND。

ついにレゴシがハルに自分の気持ちをハッキリと言葉にして伝えたところでひとまず終了。

第二期へ続く前の一区切りとしては程よいまとめ方で好印象だったなあ。

また、今回はまさに肉食獣らしい肉食女子っぷりを発揮し出すジュノの押せ押せっぷりと、ついに直接対決を果たしたハルVS.ジュノの対決も面白くってなかなかよかった。

「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」第12話(最終回)
BUILD DiVERSのオフ会編。

分割2クール前半戦終了回にして素晴らしいメイ推しキャラ萌え回だったなあ(笑)。

タクシーを止めようとするシーンの膨れっ面デフォルメ顔と、パルに飛び移るシーンのブワッと膨らむスカートの表情がなかなかの破壊力でポイント高し。

また、リアルのカザミ&パルとの対面も面白かったし、ナミが何故かメイの付き添いとして黒服をやっているのも可笑しくって楽しかったな。

あと、ヒロトが葛藤を乗り越え、過去の失敗を繰り返さないためにも再びエルドラに赴く決断をし、BUILD DiVERSの他のメンバーも「ストーリーミッション」からリザインせずに「ゲームではない、命の保証すらない本当の戦い」に臨む覚悟を決めるラストも、長かったプロローグが終わり、ここから新たに本当の物語が始まるような、昂揚感の漲る「引き」になっていてなかなかに良い塩梅だった。


2019/12/25 (水)

劇場用アニメ「センコロール コネクト」をBDで観る。
2009年に公開された劇場用アニメ「センコロール」に新作続編「センコロール2」を新たに追加した特殊編成。
「センコロール」は今年の1月に地上波放送された「TV Edit」版しか観ていないのでパッケージ版も劇場公開版と同じく新旧2作を合わせた「センコロール コネクト」としてリリースしてくれたのが有り難かった。

「センコロール」はカルトアニメだったが「センコロール2」はちょっと大衆向けな作りになっている印象。
話は展開も構造もわかり易くなったが、そのせいで作品が纏っていた神秘性は薄くなっている。
センコをはじめとするドローンの見せ方も「センコロール」に比べると「センコロール2」は偏執性が弱くなっていて、そのためクリーチャー、アクション、エフェクト作画的な見応えも若干減っているように思えたな。

ただ、自分のようなヌルいヤツには「センコロール2」くらいのわかり易さの方が丁度いい感じではあったけど。
全体に漂う唯一無二な雰囲気は確かに尊いが、キャラや話の背景が全く見えず、低温なノリも独特な「センコロール」には正直ちょっとノレない部分もあったので。

あと、「センコロール2」は新キャラのサブヒロイン・カナメがメガネの似合う素敵な女性でよかったな。
冒頭のビーチでのシーンと、本編の主人公たちの町に来てからとで、メガネのデザインが違うのもとても良いこだわりで素晴らしかった。


「ちはやふる3」第12話
名人位・クイーン位挑戦者決定戦三本勝負、第一回戦編。

全編に渡って原田先生ワールドが炸裂(笑)。

また、名人位挑戦者戦・クイーン位挑戦者戦、両方ともに拮抗する攻防に加え、ベテラン勢&新は勝っても、負けてもドラマになるので先の勝敗が読めないのも終始目が離せない展開になっていて面白かった。


2019/12/24 (火)

OVA「OVA とある科学の超電磁砲」をBDで観る。
来月から「とある科学の超電磁砲」の第三期「とある科学の超電磁砲T」がはじまるのでそれに備えて積んだままになっていたものを引っ張り出してチェックする。

単発の短編OVAとしては文句のつけどころのない仕上がり具合で感心した。
「とある科学の超電磁砲」は一期、二期ともに手堅い作品だったが、このOVAもそれと変わらぬ印象。
キャラ作画は終始堅調、レイアウトも全体的によくてOVAらしく映像の満足度は高い。
また、話もよく練られているし、キャラ(4ヒロインズ)の見せ方もバランスがよくてソツがなかった。

あと、このOVAはOPアニメもセンスがよくって素晴らしかったな。
「美琴たちメインヒロイン4人が8mmフィルムカメラを使って自分たちのいろんな映像を撮る」という内容なのだがカメラに写るヒロインたちのはにかみ方、はしゃぎ方がイチイチかわいくって最高だった。


「私、能力は平均値でって言ったよね!」第12話(最終回)
VS.古竜編、続き。

たぶん原作通りなんだろうけど、ここへきて思わせぶりに「世界の秘密」とか、「世界の危機」とか、ぶち上げられても全く興味が湧かないのが厳しい。
また、その流れ(「世界の秘密云々」の話)を展開的に終盤まで引っ張る感じになっていたのもツラかった。
これこそ劇中のコントじゃないけど「そういうのはいいから」と思わずにはいられなかったな。

「ブラッククローバー」第115話
言霊魔法の悪魔登場編。

隔週で原画に吉原達矢監督が再登板。
黒幕の登場、紆余曲折あった「白夜の魔眼」討伐編の最終局面突入回に相応しく要所のアクション作画のキレ味がよくって見応えがあった。

あと、言霊魔法の悪魔はアニメになって色と動きがつくと不気味さが一気に増してなかなかに良い塩梅だったな。


2019/12/23 (月)

「ライフル・イズ・ビューティフル」第10話
全国大会団体戦、第2射群編。

エリカちゃんがアキ姉のハグをかわすところだけ、瞬間風速的に珍しくアクション作画がよくってちょっと目立っていた。

……にしても、今回は百合も、コントも、シリアスも冴えていて見どころ満載、内容充実の好編だったな。
試合編はいつもそうだが硬軟のバランスの取れた構成もなかなかに上手くて面白かった。

「Fairy gone フェアリーゴーン」第24話(最終回)
神獣討伐編。

自分がこのアニメで一番好きなところはマーリヤちゃんとヴェルの百合百合描写だったので最後まで二人揃って生き残って貰いたかったな…。

あと、最終回はフリー&ウルフランコンビVS.グリフ戦と、神獣討伐戦のほぼ1話丸々バトル展開なんだけど、作画が若干息切れ気味で派手な展開のワリに画的にあまり振るわないのも残念だった。


2019/12/22 (日)

「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」第11話
敵味方双方のアンダーワールドへの一般人VRMMOプレイヤー参戦工作編。

今回はまさに「満を持して」という感じのレギュラーメンバーの物語への本格介入に、「箱庭の物語」が開放され、一気に外へと拡がってゆく展開とが掛け合わさった、物語が大きく動き出す前の静かな昂揚感がなかなかに良い塩梅だった。


2019/12/21 (土)

「食戟のソーマ 神ノ皿」第11話
連隊食戟FINAL BOUT編・後編。

クライマックスの実食からの「おさずけ」乱発展開はどんなに良いことを言っても、どんなに上手く話をまとめても、無差別連続脱衣現象が背景で進行している状況では全てが台無しになるカオスっぷりがなかなかのもので面白かった。

「ハイスコアガールII」第24話(最終回)
「スーパーストリートファイターII X」全国大会、ハルオVS.大野さん決戦編、続き→大野さんの渡米編。

指輪の意図の解読が難問すぎて苦笑する。

最終回らしい入魂の出来で前半の「スパII X」対決も、後半の恋愛ドラマも画作りに大変力が入っていてよろしかった。
特にラストの原付で空港に向かうくだりはクライマックスらしい没入感の高い構成になっていて巧かったな。

また、お話の方もハルオと大野さん、そして日高の物語に見事に決着をつけて終わる、まさに大団円といった感じで大満足。
大野さんに勝てないハルオ、自分と同じ目線で張り合ってくるハルオのことがどうしても気になる大野さん、報われない片想いをする日高、三者の立ち位置は最初から最後まで変わらぬままだけど、その立ち位置を言葉にして確認しあうことができたことでそれぞれの関係値や心の在りようは大きく前進したように見える、まとめ方が手堅くもソツがなくってよかったな。

「歌舞伎町シャーロック」第11話
切り裂きジャック事件の決着編。

ジャックのゲスっぷりが徹底していてよかったな。
また、村瀬歩の振り幅の激しい演技もノリにノッていて面白かった。


2019/12/20 (金)

「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」第12話(最終回)
エルム共和国の立国宣言編。

ギュスターヴ領の騒動に決着をつけ、とりあえずの幕引きとしては無難に終了。

マヨネーズオチで〆るところは「わかっているな」という感じでよかったが、定番のお色気サービス展開が最終回は全くないまま終わるのはあまりにも「わかっていなくて」残念だった。

「放課後さいころ倶楽部」第12話(最終回)
三学期終業式→春休み、「放課後さいころ倶楽部」爆誕編。

独り河原のベンチに座り、玩具のカードに描かれたキャラクターに語りかけ、ロールプレイをはじめる美姫ちゃんの姿が痛々しすぎて何とも言えない気分になる(苦笑)。
抱えた劣等意識自体はわからなくもないが、拗らせ方の急転直下ぶりが尋常じゃなさすぎて観ていてけっこう戸惑ったよ。

いま一度美姫を一年前のボッチ状態に(心理的に)戻すことで、この一年で得た親友たちとの時間と絆の尊さ、成長と変化の跡を再確認させる、という意図自体は王道的で悪くはないんたけどなあ…。
最後にタイトルを回収して終わるのもベタ故の手堅さがあってよかったし。


2019/12/19 (木)

「旗揚!けものみち」第12話(最終回)
第二回闘技大会編・後編。

源蔵とMAOがプロレスしながら話し合い、終始かなり穏当なトーンのまま誤解がキレイに解消される流れがシュール。

また、MAOのドロップキックとか瞬間風速的にアクション作画が良くなるところも見どころだった。

ただ、全体としては想定通りの展開を概ね想定通りにこなしていく感じでいささかインパクトに欠け、良くも悪くも「可もなく不可もなし」という印象だったな。

あと、イオアナ様がお仕置きジャーマンをかけられることなく終わったのも物足りなくって残念だった。

「BEASTARS」第11話
シシ組アジトカチコミ編、続き。

まさにバイオレンス&セックスといった感じの構成。

前半のバトル展開も、後半のラブコメ展開も過激な展開、踏み込んだ描写の目白押しで終始目が離せない内容だったな。
ラス前、シリーズの佳境に相応しくいよいよレゴシとハルの物語の核心部に迫るドラマの盛り上がりと、シチュエーションや展開のエッジの利かせ方が良い相乗効果を生んでいて面白かった。

あと、今回は後半のラブコメ展開、特にラブホテルに着いて以降の千本木彩花の演技が絶妙にあざといのも素晴らしくって好かったな。

「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」第12話
衛星兵器攻略ミッション編、続き。

シリーズ前半戦のクライマックスに相応しくメカ戦描写が質・量ともに今のところシリーズ最高の充実ぶり。
疾走感のあるBGMに合わせ、終始テンポのよく捌かれる乱戦模様がよく出来ていて面白かった。
バトル終盤のウォドムポッドやヴァルキランダーのギミックの見せ方もガンプラアニメらしくオモシロカッコよくって好印象。

また、ミッションの失敗によるセグリの消滅→「『ストーリーミッション』は現実なのではないのか?」という疑念の噴出→謎の世界規模の通信障害事件と、不穏さが一気に増して表出しだす、緊迫感のある終盤の展開/次回への「引き」も上手く観客の興味を引きつける作りになっていてよかったな。


2019/12/18 (水)

「神田川JET GIRLS」第10話
夏休みバイト&ビーチバレー編。

メイドカフェバイト時ミサちゃんの恥じらい全開な「おまじない」がかわいすぎて堪らんかったな。
全力で恥じらいながらも下手な抵抗はしない(焦らさない)ところも好感度が高くてよろしかった。

「ちはやふる3」第11話
白波会緊急ミーティング編。

白波会サイドも猪熊家サイドもなかなかに重い問題を扱った話なんだけど、楽しくてユニークなユーモアが上手に挿入されていて余裕のある形でまとめられているのがとても巧くて感心する。

特に千早のなりきり周防久志からの、太一のなりきり新とのなりきり対決の流れはシリーズ屈指のバカ展開で何か矢鱈に面白かったな(笑)。


2019/12/17 (火)

劇場用アニメ「甲鉄城のカバネリ 海門決戦」をBDで観る。
TVアニメ「甲鉄城のカバネリ」の3年ぶりの続編劇場版。
TVシリーズのラストから半年後、廃坑駅「海門」を舞台にした甲鉄城と「連合軍」の拠点攻略・領土奪還作戦編。

テーマ性、サスペンスホラーテイストが薄くなった代わりにエンタメ性、青春恋愛ドラマテイストが強化される、という感じに調整はされているものの、映像の雰囲気やキャラクターの性格は3年ぶりの新作でも変わっていないので内容に入っていき易かった。
「TVシリーズ後半、路線変更するならこういう風にして欲しかった『甲鉄城のカバネリ』」という印象で評判の良さにも納得。
70分弱、TVシリーズ3話ぶんの尺に過不足なく収まる内容に欲張らずに諸々無理のないバランスで組み立てられているのがよく出来ていて上手かったな。

自分的に個々の見どころとしてはバトルの最後に甲鉄城が活躍するのがよかった。
拠点攻略戦という状況的にはなかなか列車が活躍する流れにはし難いところを、甲鉄城でなければ切り抜けられない窮地を巧く作ってクライマックスに相応しい大きな盛り上がりをキッチリと演出しているのが素晴らしくって感心したよ。


「ブラッククローバー」第114話
ユノ&チャーミーの「影の王宮」突入編。

ドワーフの血に目覚めたチャーミーパイセンの自分ツッコミが矢鱈に激しく、安野希世乃のテンションも高くて面白かった。


2019/12/16 (月)

「ヴィンランド・サガ」第22話
トルフィンVS.アシェラッドの決闘とアシェラッドの弑逆者としての過去語り編。

アシェラッド役の内田直哉はシリーズ通して素晴らしいが、アシェラッドが自分語りをする今回はその極めつけという感じ。
「ビョルンとの決闘後のささくれだった精神状態のときに、全く進歩がなくいつも調子でいきり立っているトルフィンを見て苛立つ感情」も表に出しすぎず、隠しすぎずな絶妙な塩梅で表現していて見事だった。


2019/12/15 (日)

「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」第11話
ケツァル・コアトルとのリベンジマッチ編。

ケツァル・コアトルは南米の神様だからバトルスタイルがルチャリブレなのか。

前半のケツァル・コアトルのバトルシーンはいつにも増して奔放なタッチで元気よく動くアクション作画がなかなかに見応えがあってよろしかった。

「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」第10話
アスナのアンダーワールド降臨編。

最早アスナさんはキリトの女癖の悪さには何の動揺も見せないんだな……(苦笑)。

今回はラストのキリトが粉をかけた女性たちが次々に集まり、戦場のど真ん中で廃人キリトを囲んだパジャマパーティーが開催される流れがあまりにも面白すぎ、クレイジーすぎて笑ってしまった。

「ぼくたちは勉強ができない!」第11話
文化祭編。

真冬先生がフルピュアのコスプレをしてからの展開が「真冬先生が美味しい展開」しかない、まさに真冬先生無双展開で素晴らしく面白かった(笑)。

「ONE PIECE」第912話
ルフィVS.カイドウ編。

ルフィVS.カイドウのバトルパートは全般的にアクション作画が冴えているのが、主人公と大ボスキャラとの初顔合わせという重要局面に見合った真っ当にして外さない力の入れ方でなかなかに好印象だったなあ。


2019/12/14 (土)

「Dr.STONE」第24話(最終回)
百夜の遺品・レコードの発見と再生編。

第二期に続くよEND。
原作はまだ充分に残っているのに司との決着すらつけずに終わるワケがない、と思っていたのでこの結末は予想通り。

第一期シリーズ前半戦(「第一部 STONE WORLD THE BEGINNING」)のラストと同じく、後半戦(「第二部 STONE WARS」編突入以後の話数)のラストも千空と百夜の大きな時間を超えた絆の話で〆る構成がわかり易く、とりあえずのラストとしては無難な感じだったなあ。

あと、今回は最終回らしく前回に引き続きキャラ作画が端整なのもよろしかった。

「ハイスコアガールII」第23話
「スーパーストリートファイターII X」全国大会当日編。

序盤のイチャイチャ展開の大野さんが前回に引き続きかわいすぎ。

大野さんも人の子であり、ひとりの恋する乙女である、――ハルオとの恋の成就と、この先に待っている離別に大野さんの心もまた大きく揺らいでいる、という事実を「大野さん、まさかの予選一回戦負け」という形で表現しているのが上手かった。

あと、次回で最終回だけど「ハルオVS.大野さんの運命の対決」の途中で終わるのもなかなかにアツいラストへの「引き」でよかったな。

「炎炎ノ消防隊」第21話
桜備&ヴァルカンVS.Dr.ジョヴァンニ&フィーラー/リサ、森羅VS.象編。

森羅VS.象のバトルの導入部は「人の知覚を超えた超高速の見えざる戦い」を矢鱈に凝った作画と演出と撮影で表現していて素晴らしかったな。
また、ただ変わったことをしているワケではなく、オモシロカッコよくて、今までにあまり観た記憶のない画作りが「人智を超えた超絶バトル」という状況に完璧にマッチにしているところなんかも非常によかった。

「僕のヒーローアカデミア(第四期)」第72話
切島&ファットガムVS.八斎衆:天蓋&乱波編。

ラストの攻防戦のアクション作画のキレがよく、佳境に向けて高まるバトルテンションをキッチリと底上げしていてよろしかった。
また、このバトルの決着展開はファットガムのダメージ→打撃力変換逆転技のギミックも、「攻・防ともに完勝した」というファットガムの〆の解説もアツくてなかなかよかったな。


2019/12/13 (金)

劇場用アニメ「冴えない彼女の育てかた Fine」を観る。
「冴えない彼女の育てかた」の完結編。
第二期TVアニメシリーズからのそのまま続き。
blessing softwareの新作制作とフィールズ・クロニクルの新作制作、二局面同時進行編。

第二期TVアニメシリーズの終盤では主人公、ヒロインたちがかなり追い込まれていたのでその続きの劇場版ではさらなる追い込みがかけられるのかな、と思っていたけど、そんなことにはならず、諸々軟着陸させる方向にシフトしていく、ちゃんと作品や登場人物たちのファンの方を向いた、ファンに優しい内容だったな。

二つに分断されたヒロインたちが取り組む二つのゲームの制作話と、主人公たちが作るゲームそのものの内容と、主人公たちの恋愛模様が互いにそれぞれの状況を映し合うようにリンクしながらもつれていくストーリー構成がとても巧み組み立てられていて面白かった。
また、その物語を通して描かれる登場人物たちの魅せ方、押さえ方のバランスも上手く取れていてソツがなかったな。

あと、個人的に恵……というか、加藤恵を演じているときの安野希世乃の演技がとても好きなので、恵のメインヒロインルート突入編ともいえる今回の劇場版ではそれがたっぷりと堪能できたのも嬉しかった。

作画のクオリティが(敢えて腐すほど悪くはないけど)TVシリーズ並みで画的に少し弱いのが残念だったが、話のまとめ方、主人公とヒロインたちとの関係性の精算のさせ方も手堅く、足掛け5年続いた長期シリーズのラストに見合った大団円といえる内容になっていたのがなかなかに満足度が高くてよかったな。


「アズールレーン」第10話
オロチ出陣編。

万策尽きてレギュラー放送は今回で打ち切り。
完全に「箸にも棒にもかからないような有様」にこそならなかったものの、シリーズ中盤以降、不安定な作画状況がずっと続いていたのでこの流れも然もありなんな話ではあったかな。

「放課後さいころ倶楽部」第11話
翠ちゃんのオリジナルゲーム「ワンルーム」完成編。

1話丸々翠ちゃんメイン回でたっぷりと翠ちゃんの活躍……というか、悪戦苦闘ぶりを愉しめる良い翠ちゃんメイン回だったなあ。

特に回想シーンにロリ正統お嬢様時代の翠ちゃんが再臨した上、普段と就寝時(前髪を下ろしている)2パターン髪型が愉しめるところなんかはスペシャルなお得感が高くて大変好かった。

「PSYCHO-PASS サイコパス|3」第8話(最終回)
対ビフロスト、都知事護衛任務&囮作戦二局面同時進行編。

「続きは映画館で観てね」END。

六合塚のドキュメンタリー番組の取材を使って公安局のメンバーに「正義」について語らせる流れが、一応、本シリーズのまとめ、中間決算といったところなんだろうけど、話は完全に丸投げENDなのが厳しい。
また、画的にも平凡な仕上がりでシリーズの最終回としての満足感が全く得られないのが残念だった。


2019/12/12 (木)


2019/12/11 (水)

「神田川JET GIRLS」第9話
神田川ジェットガールズVS.水龍會編。

久しぶりのレース回で作画が良いのは好印象。
よく整ったキャラ、しっかりと力の入った乳尻描写に、レースのクライマックスの銃撃戦シーンでは珍しくアクション作画も張り切っていて普段よりも総じて画的な満足度が高かった。


2019/12/10 (火)

「ブラッククローバー」第113話
「影の王宮」突入、フエゴレオンVS.エルフ転生カイゼル、メレオレオナVS.ヴェット編。

吉原達也監督、椅子汰が原画に降臨してメレオレオナのバトルシーンとラストのバトルの決着シーンだけ突出して作画がよかった。
規格外に強いスペシャルなキャラだから納得なんだけど、前にもメレオレオナのバトルシーンだけ作画アニメしていた回があったし、メレオレオナはアクション作画的にひとり特別に優遇されている印象だなあ。


2019/12/09 (月)

「Fairy gone フェアリーゴーン」第22話
レイ・ドーン首相代行襲撃事件編。

クライマックスのマーリヤ×ヴェロニカの和解展開が尊すぎて最高だった。

第二クール目に入ってから「マーリヤ×ヴェロニカの百合展開にハズレ無し」って感じになってきたな。

ヴェロニカの襲撃シーン一連はキャラも芝居も総じて作画が丁寧でよかったが、クライマックスのマーリヤとヴェロニカが寄り添うシーンは表情作画が一際きめ細かく描かれていて本当に素晴らしい仕上がりだった。

「ヴィンランド・サガ」第21話
クヌート王子暗殺未遂事件。

長年渇望していた地位につき、まさに水を得た魚のように辣腕を振るう一方で、長年付き従ってくれた「唯一の友」とも言える腹心を自らの野心の犠牲にし、自らの手で引導を渡さなければならないことになる、明暗両極際立つアシェラッドメイン回。

クヌート王子の狂言暗殺という一つの詐術が波及的にクヌート陣営に様々な効果をもたらし、スヴェン王陣営の後手に回るしかなかった状況を一気にひっくり返して主導権をもぎ取る、アシェラッドの鮮やかすぎる政略があまりにも見事で面白い。

また、ラストのアシェラッドとビョルンの決闘も演出・作画ともに力の入った作りで単純に「友情」や「絆」という言葉だけでは片付けられない二人の関係性の決着点を緊張感たっぷりに描き出していてなかなかよかった。


2019/12/08 (日)

「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」第9話
分断作戦、続き。
シェータ・シンセシス・トゥエルブVS.イスカーン編。

シェータさん、無表情クールキャラかと思ったら、整合騎士のなかではブッチギリにヤベェ奴だった。

シェータさんは騎士らしく倫理観の強い、他の整合騎士たちとは大きく一線を画する人斬り狂という設定も面白いし、どこか抜けてる無表情キャラも楽しいし、攻撃を受けて半裸になるのもエロいしで、一見地味な見た目に反して魅力満載なキャラクターのギャップが何か矢鱈に美味しかったな。

「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」第135話
VS.ウラシキ戦の決着編。

甲田正行監督絵コンテ・演出・作画監督(田中ちゆき、大河原烈、伊藤香奈と共同)・原画回。

全編通してキャラ、アクション、エフェクト、表情作画が充実していて劇場版みたいな感じだったなあ。

最後は散々練習していた親子協力螺旋丸をキッチリ使って勝つのはよかったが、「バラバラに挑んではあしらわれる」の繰り返しのバトル展開が全体的にいま一つ緊張感・テンポ感に欠ける印象だったのは観ていて少し残念だった。


2019/12/07 (土)

「Dr.STONE」第23話
携帯電話の完成編。

全編通して作監修正が行き届いていて総じて端整なキャラ作画が眼福だった。

信頼と友情の分業化とハイタッチ→カセキの爺ちゃんとの友情話へと繋がる一連の展開も胸熱すぎてグッとくる。

また、今回はマンガン電池の歌(「カンデンマンガン」)や、携帯電話の制作作業の点描に合わせて前期OP「Good Morning World!」がBGMとして流れる演出といった、歌関係の演出もなかなかにサービスが利いていてよかったな。

「ハイスコアガールII」第22話
「スーパーストリートファイターII X」全国大会前日、大阪前乗り・大阪デート編。

1話丸々、ハルオと大野さんのデート回。

今回はシリーズはじまって以来おそらく最も鈴代紗弓が仕事をしていた話なのではないだろうか(苦笑)。

珍しく声を立てて笑ったり、凄い形相で怒ったり、甘えたり、ねだったり、グズったりと大野さんの「無表情キャラ」の奥に隠れていた様々な表情が次々に引き出されていく素晴らしいイチャイチャデート話だった。

また、ラストの「ハルオと大野さんの同衾END」もなかなかにエゲツない「引き」の強さで面白かったな。

「炎炎ノ消防隊」第20話
火縄中隊長VS.アロー、アーサーVS.ミラージュ編。

黒沢守脚本・コンテ回。

今回は火縄中隊長VS.アローの射撃戦をはじめ、ここぞというところでの「カッコいいキメ画」の押さえ方・魅せ方が矢鱈に上手くて、少年バトル漫画的な見応えに満ちた作りが大変よく出来ていた。

「僕のヒーローアカデミア(第四期)」第71話
サンイーターVS.八斎衆:窃野・多部・宝生編。

キメラ・クラーケンのあたりから濃い画を激しく動かす、壮絶なバトルアクションシーンの見応えが上々でなかなかよかった。


2019/12/06 (金)

「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」第10話
司と林檎のデート編。

葵ちゃんと桂音さんの籠絡術が「さすがエロ担当」といった感じのハードコアぶりで笑う。

また、本題の林檎ちゃんの話も前半のデートの準備&本番編も、後半の司との馴れ初め過去編も林檎ちゃんのリアクションがイチイチかわいらしくてよかったな。

「放課後さいころ倶楽部」第10話
高屋敷父の帰国編とクリスマスパーティー編の二部構成。

サンタコス・エミーの「あとでサービスしますから」おねだりの破壊力が本当にハンパなくって強烈だったな。

「PSYCHO-PASS サイコパス|3」第7話
信仰特区騒動編の決着編。

ここのところ下降線を辿っていた作画がラス前のここへ来て何とか大きく持ち直し。

舞ちゃんが鮮やかすぎる手並みでトーリを射殺して自力で絶体絶命のピンチを切り抜けるくだりは良いサプライズ展開で面白かった。
視力の回復治療は成功していたし、紛争地域育ちの元兵士なので銃の扱いにも慣れている、というサプライズ展開だけど後出しではない理屈がちゃんと通っているのが上手かったな。

あと、今回は久利須との対決シーンの、市街地のネオンの複雑な照明・反射による陰影が美しい撮影処理もよかったし、灼とカリナの絡み、霜月の登場シーン全般のキャラ描写がヤケにかわいいのも観ていてなかなか楽しかった。

「星合の空」第9話
女子ソフトテニス部との強化試合編。

今回は翅が手首の骨を骨折してメソメソするくだりと、その結果、ソフトテニスの試合に出られなくなったことにメソメソするくだりの、豊永利行の泣きべそ演技が矢鱈に巧くて流石といった感じだった。


2019/12/05 (木)

「BEASTARS」第9話
ハルの食殺目的拉致事件編。

ルイの壮絶な幼少期の記憶、肉食獣人たちによるルイへの闇討ち問題、ライオンヤクザによるハルの食殺目的拉致事件、そのライオンヤクザの暴挙を政治的判断で黙殺している市長と、殺伐とした展開が立て続く、いつにも増してハードな内容に観ていてどんどん引き込まれていく。
特に後半の拉致事件発生後の展開は完全に学生の手には負えないような事態の飛躍がシリーズの佳境に相応しいスケールの増進と緊迫感の高まり具合で面白かった。


2019/12/04 (水)


2019/12/03 (火)


2019/12/02 (月)

「ヴィンランド・サガ」第20話
クヌートの帰陣編。

今回はデンマーク王国イングランド遠征軍本陣に帰陣したクヌートがスヴェン王と謁見する話で画的に派手な見せ場はないのだが、前回まで数回に渡って続いたバトル展開よりも作画に力が入っていたな。

胆力と知恵がまさに命がけで試されるクヌート&アシェラッドとスヴェン王の駆け引きが非常に緊張感漲る作りで描かれていて面白い。
また、今回は山場の謁見シーンだけでなく、全体的にも父王からの権力簒奪を画策するクヌートの下剋上、政治劇・権力闘争劇として見応えのある内容になっていてなかなかによく出来ていた。


2019/12/01 (日)

「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」第8話
人界軍VS.闇の軍勢、東の大門会戦編、続き。
バーストエレメントによる逆襲作戦の成功とアリスの陽動による分断作戦の開始編。

大量の人命を燃料にした大規模破壊攻撃の応酬という、ますます苛烈で陰惨な展開になってきて終始画面から目が離せない内容だったな。
アリス以外の人造フラクトライトたちは敵も味方もいつ死んでもおかしくない扱いなのでその点なんかも戦いの緊張感を高めていてよろしかった。

あと、今回はエルドリエの空中戦が壮絶な迫力と躍動感があって今話の山場に相応しく見応えのある仕上がりだったな。

「スター☆トゥインクルプリキュア」第42話
えれなの進路問題編。

親子関係に若干の軋轢があったまどかさんよりも親子関係に問題のないえれなさんの方が中学卒業後の進路に関する家庭内の問題が難航しているのが良いヒネリというか、リアルな間々ならなさといった感じで面白かった。