2019年
7月

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2019/07/31 (水)

「手品先輩」第5話
見学者来訪編、新作早着替え衣装編、化学部部長の化学時間編、勘違い編、手品先輩のお宅訪問編の五本立て。

助手にとっての先輩は性欲の対象ではあるが恋愛の対象ではないんだな(苦笑)。

あと、今回は(EDを観ればわかる話だが)先輩の出番がない場合はお色気サービスシーンの穴埋めを斑さんがちゃんとする形になっているのがよかったな。


2019/07/30 (火)

「かつて神だった獣たちへ」第5話
VS.ガーゴイル編。

ライザさんの痴女服を見たら誰もがやってみたいと想像する行為(おっぱい開放)が唐突に実現されて、観ていてメチャクチャテンションが上がったよ。

「コップクラフト」第4話
妖精密輸事件編の決着編と、吸血鬼蘇生騒動編の導入編の二部構成。

ファーストエピソードのラストとセカンドエピソードのスタートが1話のなかでセットで描かれる、相変わらず忙しない構成だなあ。

今回はマトバの元カノと今カノ(?)がマトバへの愚痴をネタに初対面で意気投合する流れが楽しくもかわいらしくてよろしかった。


2019/07/29 (月)

「からかい上手の高木さん2」第4話
腕相撲編、ミナの大人っぽいキャラ・トライ編、コーヒー編、高木さんの自転車なし通学編の四本立て。

腕相撲で珍しく必死で力む高木さんの表情と、「もう一回する」の台詞の繰り返しがエッチすぎて堪らんかった。

「ヴィンランド・サガ」第4話
トールズの最期、プロローグ・幼年期編の最終章。

全編に渡るトールズの無双ぶりはこの作品らしい精緻で丁寧な作画で質実剛健なトールズのキャラクター性を表すような無駄のないアクションをカッコよく描く作りがよく出来ていて感心する。

また、不器用だが心身とも規格外に強くて英雄の風格が漂うトールズ、飄々とした狡猾な食わせものだが、最後の筋道はしっかりと通してくるので憎みきれないアシェラッドといったキャラの魅力が物語の内容を通してソツなく描かれているのも好印象。

4話続いたプロローグの完結編に相応しい盛り上がりと完成度の高い仕上がりがなかなかに大したもので面白かった。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」 第11話
ルウム会戦編。

アニメ本編で高機動型ザクIIがカッコよく活躍する映像をたっぷりと観られたことにただただ感動してしまう。

1話丸々、ハイクオリティな大規模宇宙艦隊戦というゴージャスな内容。
高低差・奥行き、三次元的な空間に対する意識がしっかりと感じられる画作りに、大規模艦隊戦に相応しい物量のかかった高密度な画面が圧倒的な見応えで素晴らしい。
それにミリタリーものらしい作戦行動の「手順」をキチンと押さえた作りも臨場感たっぷりで好感触だったなあ。
また、くだんの高機動型ザクIIの活躍に、まさに「赤い彗星」の異名そのものといった感じの演出が冴えるシャア専用ザクIIの躍動といったMSのケレンミに溢れたバトルアクションも上々な仕上がりだった。

戦闘局面的にはシリーズ最大の山場に見合った超充実のヴィジュアルが本当に大したもので全編通してこちらの期待を裏切らぬ満足度の高い内容だったな。


2019/07/28 (日)

「鬼滅の刃」第17話
善逸VS.蜘蛛の鬼(兄)編。

相変わらず善逸の居合術のアクションがカッコいい。

ラストの空中戦は迫力満点な演出も素晴らしくって本当にシビれるようなカッコよさがなかなか大したものだったな。

「スター☆トゥインクルプリキュア」第25話
夏祭り編。

今回は浴衣姿、それに合わせた髪型のスペシャルなアレンジがともにかわいいヒロインたちに、それを底上げする良好なキャラ作画も上々で眼福だったな。

「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第38話、第39話(最終回)
1時間SP枠・2話連続放送。
第38話:ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム発動編、続きと、全てのプロローグ、ローリング・ストーンズ編の二部構成。
第39話:ローリング・ストーンズ編の決着編。

「運命論」END。

これはこれで悪くはないラストだけど、少年漫画誌連載のバトル漫画のラストにしてはあまりにも渋すぎるラストエピソードに戸惑った原作を初めて読んだときの記憶が観ていて一気に蘇った。

最終決戦にしてはシチュエーションがトリッキーすぎるシルバー・チャリオッツ・レクイエムからの「矢」争奪戦→ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムの難解すぎる能力→哲学的すぎるラストエピソード(ローリング・ストーンズ編)のシリーズ最終局面の展開×3にいま一つついていけなくて(第6部からナンバリングがリセットされた区切りのよさも大きいが)第5部以降は原作漫画の単行本を買わなくなってしまったのを思い出した。

アニメ版の最終回も丁寧に作られているし、つまらなくもないんだけど、ラストの決着にしては盛り上がらない内容と、最終的にジョルノの話ではなくなっている微妙な座りの悪さが引っかかってイマイチ気分が上手くノッていかなかったな。


2019/07/27 (土)

劇場用アニメ「きみと、波にのれたら」を観る。

「波乗り」と「喪の作業」をメインテーマに据えたファンタジーラブロマンス。

「アニメで一般層向けの/一般層にもリーチしたデートムービーを作る」という試みは「君の名は。」のメガヒット以来、近年、劇場用アニメで積極的に開拓されているテーマのように感じるがここへきてまた一つステップアップした印象。

評判通り、前半のリア充描写の徹底ぶりが凄かったな。
アニメでここまで丹念にたっぷりと質の高い(実存感の高い)リア充描写を見せつけられた記憶はないので観ていてちょっと圧倒されてしまったよ。
(おかげでそのあとのアニメらしいというか、アニメの長所をしっかりと活かした水中ゴースト化した港さんとの交流展開が、こちらこそが本題なはずなのにパワーダウンしたように見えてしまうのにはちょっと苦笑するしかなかったが)

また、作画も湯浅政明監督作らしく全体的に見応えあってよく出来ていた。
特に食べ物の描写はどれも美味しそうな上、洒落ていてとても素敵な仕上がりだったな。
それに湯浅監督としては「夜明け告げるルーのうた」に引き続きの挑戦となる「水」の表現も相変わらず面白く、なかでもクライマックスの波乗りシーンの爽快感・スケール感は大したもので素晴らしかった。

あと、キャラ的には主人公カップルが出来上がりすぎていて感情移入する余地がないことの反動もあるが、港さん妹のわかり易くキャラの立ったツンデレぶりが大層かわいらしくて非常に好感度が高かった。


「女子高生の無駄づかい」第4話
中間試験とマジメのバカストーキング編。

マジメメイン回。

田中が入れるんだから当然と言えば当然だが、さいのたま女子高校は有名バカ学校なのね・・・(苦笑)。

あー、あと、今回はロリに「ボッキー」とか言わせる不意打ちみたいな下ネタに思わず噴きそうになってしまったよ。

「とある科学の一方通行」第3話
ラストオーダーとエステルの初対面と、人皮挟美の霊的回路閉鎖術編。

アクセラレータとラストオーダーの夫婦漫才・シチュエーションコントは完全に上条当麻とインデックスのそれと相似形的構造なのな。
美少女コメディの男主人公のような目に遭い続けるアクセラレータが新鮮すぎて面白かった。

あと、今回はエステルさんの下着姿が(下着の色とガーターベルトが)大変エロくてよかったな。

「グランベルム プリンセプスのふたり」第4話
満月、二度目の「グランベルム」続きと、九音と寧々の接触編。

同盟と対立の図式が入り乱れ、いい感じにヒロインたちのキャラが立ち、思惑が錯綜してきて面白くなってきた。

それにいまのところヒロイン同士のパワーバランスが拮抗しているように見えるのも容易に先の展開を読ませない構造になっていてその点なんかもよかったな。


2019/07/26 (金)

「ギヴン」第3話
立夏の真冬へのバンド勧誘編。

真冬の隠された事情を軸にした緊張感のあるストーリー構成がよく出来ていて面白かった。

また、明瞭/不明瞭、動と静、コントラストがハッキリした立夏と真冬のキャラ描写・心理描写も丁寧に、緩急・メリハリをしっかりと利かせながら描かれていて上手かったな。


2019/07/25 (木)

「ダンベル何キロ持てる?」第4話
チェストプレスマシン編、朱美のお宅訪問編、海水浴中止→ビーチトレーニング編の夏休み編三部構成。

想定外の遊泳禁止海だったとはいえ、代わりにビーチで筋トレして帰ってくるとはヒロインたちの筋トレ脳ぶりがかなりヤバい領域に入ってきたな(笑)。

にしても、海に行って水着になってもやってることはいつもと同じ筋トレで、露出的にもいつも(トレーニングウェア姿)と然程変わらんので全くもってお得感・有り難みのない「海で水着回」だったなあ・・・(苦笑)。


2019/07/24 (水)


2019/07/23 (火)

「コップクラフト」第3話
妖精密輸事件編・その3。
犯人との対峙編。

事件の黒幕との対決と敗北、黒幕とのリベンジマッチ、真の黒幕との対決、爆弾テロ阻止ミッションと一大事がガンガンと立て続くアクセル全開な構成だったな。

全体的にいささか「タメ」がなさすぎる気もするが、逡巡したり、感傷に浸ったりする時間が短く、気持ちの切り替えが早いのは、そこに敵も味方も自立した大人なキャラクターしか登場しないこの作品の世界観がよく現れていて悪くなかった。

「ありふれた職業で世界最強」第3話
ユエの救出、続きと、第100階層到達編。

サソリモドキとエセアルラウネ、中ボス的モンスターとの二連戦という構成だったが、どちらも力の入った作りでアクションアニメ的に見応えのある仕上がりだったな。

また、互いに似たような境遇だからシンパシーを感じたのか、あっさりと打ち解け合ったハジメとユエの仲良しぶり、バディもの的なやり取りもなかなかに楽しい雰囲気でその点なんかも面白かった。

「ブラッククローバー」第93話
ユリウスVS.リヒト編、続き。

吉原達矢監督コンテ回。
今回も上質なアクション作画アニメしていて眼福だったな。
「魔法帝の最期」という重要話数に合わせてキッチリと力を入れてくるのも素晴らしいし、あまり制作能力が高いとはいえないこの作品で3話連続で(アクションシーンのみとはいえ)作画アニメ回が続く健闘ぶりにも感心した。

それに今回はバトルの最終局面の光魔法「審判の矢」の発動、それを時間反転魔法「クロノアナスタシス」で防ぐくだりの、クローバー王国全土を覆う魔法に相応しい壮大なスケール感もなかなかのものでそこもまた見応えのある仕上がりだった。


2019/07/22 (月)


2019/07/21 (日)

「鬼滅の刃」第16話
VS.蜘蛛の鬼(母)編。

戦いを通して徐々に炭治郎と伊之助の距離が縮まっていき、最終的に必殺の連携が完成する流れが一本の話のなかでキレイに描き出されているのがよかったな。

また、今回は優しい月明かりが差し込み、これまでの夜の暗闇とのコントラストが際立つ「干天の慈雨」の色彩演出も上手くてなかなかよろしかった。

「戦姫絶唱シンフォギアXV」第3話
パヴァリア光明結社残党・追跡&遭遇戦編。

クリス&調の変身シーンはどちらもちょっとエッチでキュートなアクション・ポージング・カメラアングルが好感触。
特に調はいつもの「キリッ」に加えて、今回新たに追加された「よしっ」の呟くようなかけ声がかわいくってナイスであったな。

また、3話目に至ってもA・Bパート両方に派手なバトルアクションが用意してある、作画カロリーの高い構成も「完結編」に相応しい豪華な作りで大変見応えのある仕上がりだった。


2019/07/20 (土)

「Dr.STONE」第3話
杠の復活編。

サイドがら空き、(たぶん)ぱんつもはいてない、杠の衣装がエロすぎて堪らんかった。

「女子高生の無駄づかい」第3話
ロリのお使い編と、ロリのお婆ちゃんの来校編のロリメイン回の二部構成。

長縄まりあのキュートなロリヴォイス&「善良な幼女そのもの」といった感じの本性と、無理してツッパって口をつく乱暴な言葉使いのギャップが最高にかわいい、ロリの魅力を存分に堪能できる好編だったな。

また、お婆ちゃんらしくのんびりしているけど冷静で的確なロリのお婆ちゃんのツッコミも面白くってよろしかった。

「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」第2話
「お母さん面接」編と初めてのダンジョン編の二部構成。

今回はワイズの縞パンチラのしつこい連発と、真々子さんへのスライム責め(衣類溶解&粘液まみれ)といったエロサービスが充実していてなかなかよかった。

「グランベルム プリンセプスのふたり」第3話
満月の「グランベルム」本格参戦編。

石田可奈の絵コンテ・演出・作画監督回で、全体的に繊細な人物描写がなかなかに目を惹く仕上がりだった。


2019/07/19 (金)

「ギヴン」第2話
上ノ山くん先生のギター入門講座編、続き。

ギターの演奏シーンの明快な音の立て方が上手くてなかなかよかったな。


2019/07/18 (木)

「キャロル&チューズデイ」第14話
「キャロル&チューズデイ」のデビュー曲のレコーディングと、キャロルの父親との再会と離別編。

キャロルと父親の話は全体的に抑制の利いた語り口が好印象。

不運に不運が重なる哀しい話だったけど、最終的には「キャロルのお父さんがキャロルを失望させるような人じゃなくてよかった。この二人なら再会したとききっとキチンと父娘になれる」と思えるところに落ち着いていて、静かに余韻が響くような視聴後感がなかなかよかった。


2019/07/17 (水)

「手品先輩」第3話
手品先輩姉登場編、抜き打ちテスト編、あがり症克服編、和妻編、校外活動編の5本立て。

かわいくて恵体な先輩のぱんつ見放題な上、パイタッチもO.K.とか、奇術部は現代の楽園すぎるだろ。
この部活、マジで羨ましいわ。

「ソウナンですか?」第3話
食料調達、続き→寝床、シャワー設置編。

ほまれさんのように堂々と下着姿になられるよりも恥じらいながらスカートだけ脱ぐ方がエロい、睦さんの「わかっている」サービスショットが素晴らしかった。


2019/07/16 (火)

劇場用アニメ「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」を観る。
TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」の続編劇場版。

TVシリーズでは未解決のまま終わった牧之原翔子の思春期症候群問題編。

かえでの一件があった直後にこんな目に遭うとか、幾らなんでも咲太の人生ハードラックすぎるだろ(苦笑)。

原作小説2冊分の内容を90分(TVシリーズだとだいたい4話分)でまとめているせいか、前半はちょっと駆け足気味。

キャラ画はちゃんと整っているが画作りは完全にTVサイズ仕様なので劇場の大画面で観るにはかなり厳しいものがあったな。
(たぶん家のTVで観た方がストレスなく観られるのではないかしら)

その一方でお話の方はTVシリーズ同様によく出来ていて面白かった。
誰かを助ければ、誰かが犠牲になる「命の椅子取りゲーム」とタイムリープを両輪にして駆動する物語の途切れぬ緊張感と、厳しい選択と決断に登場人物たちの心が何度も揺さぶられる濃厚なドラマがなかなかのものだった。
中盤以降、大きな山が次々にやってくるジェットコースターのような構成も飽きさせない作りでよかったな。

全体的に重い話が続くので美少女アニメ的なヒロインたちのかわいらしさや、ヒロインたちとのやり取りを楽しむような場面が少ないのは多少食い足りなかったが、「思春期症候群」と「麻衣さん」と「翔子さん」という、咲太の青春(=この物語)の基盤となっている三大要素を咲太を中心に相互作用するような関係性で描く構造はまさにシリーズの完結編・集大成に相応しい内容で満足度が高かった。

あと、個人的には意外と双葉さんの出番がけっこうあったのが観ていてちょっと嬉しかったな。


「ブラッククローバー」第92話
魔法帝ユリウスVS.「白夜の魔眼」頭首リヒト編。

たぶん今回と次回しか使えないと思うんだけど、OPの映像の終盤がユリウスVS.リヒトヴァージョンに変更というサプライズ。

また、本編の方も敵味方ボスキャラ同士の対決という重要話数だからか、キャラ作画は端正、終盤のバトルアクションは前回に引き続き空間を縦横無尽に使った躍動感&スピード感のあるアクション作画がなかなかの見応えで力の入った内容だった。


2019/07/15 (月)

「からかい上手の高木さん2」第2話
氷運搬ゲーム編、散髪編二編、バレンタインデー編の四本立て。

あとから追っかけてきた彼氏と遭遇した瞬間に思わず顔がニヤける真野ちゃんの表情作画が絶妙にエロかわいすぎて素晴らしかった。

「ナカノヒトゲノム【実況中】」第2話
恋愛育成シミュレーションゲーム編。

ゲストヒロイン・ムラサキ役の福圓美里の東北弁風演技が非常にかわいらしくてナイスであった。

あと、ゲームクリアによるムラサキの消滅(ムラサキとの別れ)という状況ひとつでそれまでのカオスな状況を全部押し流して「泣ける感動展開」にしてしまうラストの豪腕ぶりもなかなか大したもので面白かったな(笑)。

「BEM」第1話
「妖怪人間ベム」の13年ぶり、2度目のリメイク作。

連続溺死事件編。

実写版やギャグパロディ版なども含め、たびたび映像化されている作品だが、自分には全く縁がなくてこのタイトルをちゃんと観るのはこれが初めて。

オーソドックスなダークヒーローアクションものといった塩梅で手堅い仕上がりだったなあ。

ヴィジュアルは全体的にスタイリッシュなテイストでまとめられていてオリジナルに比べてアレンジがかなり利いているが、妖怪人間たちの変身後の異形はオリジナルに近いグロテスクで悪キャラ然としているデザインのままなのが面白かった。
ただでさえインパクトのあるデザインがそれ以外がスタイリッシュになったおかげでより一層際立つ形になっているのが上手くてなかなかよろしかったな。


2019/07/14 (日)

「ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」第2話
アーネスト・ファーゴ、バラバラ死亡事件編。

予測できた父親の破滅をメアリがあえて見過ごした本当の理由を、最後にメアリがメイドと手を繋ぐ1アクション・1カットで語るくだりがスマートでとてもよかったな。

「戦姫絶唱シンフォギアXV」第2話
パヴァリア光明結社残党の聖遺物輸送艦/風鳴翼ライヴ会場襲撃編。

内容密度的に物足りなかった第1話を取り返すかのように、「これぞシンフォギア」と言いたくなるようなサービス盛り盛りな内容に満足。

前半の戦艦内、後半のライブ会場の殺陣も、ライブシーンのパフォーマンスもよく練られた構成とキレのある作画が上々な仕上がりで大変な見応えだったなあ。
また、ライヴ会場襲撃展開における残酷描写&ハードな結末も「シンフォギア」らしいトガリ具合で、映像もお話もこの作品の醍醐味ともいえるような濃厚な味わいが素晴らしかった。


2019/07/13 (土)

劇場用アニメ「海獣の子供」を観る。

ジュゴンに育てられ、「海の声」を聞くことができる兄弟と、主人公の少女との交流を通して生命や宇宙の神秘を描く海洋ファンタジー。

評判通り映像のクオリティがとてつもなく高く、濃厚なヴィジュアルの密度とスケールと重量感に圧倒される。
緻密でリアリティの高い人物&海洋生物作画、濃密に描き込まれた背景美術、カッコよく決まったレイアウト、蠱惑的で多種多様な水の表現など、横溢する映像美が圧巻で全編見どころと言っても差し障りのない大変見応えのある仕上がりだった。

特に物語の中盤以降、どんどん話が観念的になっていってまさに「考えるな感じろ」を地でいくような内容になっていくのだが、それが見事に達成できていて(相当な分量があるにも関わらず)、生命や宇宙と言った途方もないテーマを多彩な表現と牽引力のある構成演出できっちりと語りきることができているのは本当に大したもので素晴らしかったな。
途中説明の無さに困惑してしまう瞬間もあったが、最終的には「言葉で安易に説明しないのがいい」と思えるくらいに観客をねじ伏せる映像の腕力が凄まじくって面白かった。


「女子高生の無駄づかい」第2話
ヲタの漫画執筆編。

休日の過ごし方はだらしないわ、漫画の画力は乏しいわ、簡単&ストレートに好きなものの影響を受けるわで、等身大すぎるヲタのオタクっぷりが愛おしすぎて堪らんかった。

あと、「高1になった茜のツッコミ力」(戸松遥のツッコミ演技力)が豪語するだけのことがあるキレ味と疾走感でなかなか大したものだったな(笑)。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」第1話
4年ぶりに再開した「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の第二期シリーズ。

アポロン主催の「神の宴」編。

眷族一人同伴の「神の宴」という舞台設定を使ってキャラ紹介をしていく作りが久々のシリーズ再開一発目としては上手い導入でなかなかよかった。

このシリーズは外伝TVシリーズ(「ソード・オラトリア」)も、劇場版もイマイチだったのでこのまま順調に面白くなるのか、ちょっと信用しきれないところもあるのだが、初回は作画も話も手堅い内容で存外に悪くなかったな。

「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」第1話
ネットゲームフルダイブものママ萌えコメディ。

「MMMMMORPG(仮)」ゲームスタート編。

大味な設定と展開、冗長でキレのない会話劇(コント)、初回からかなりユルい作画と総じて雑な作りだったな。
そしてそれよりも観ていて一番ツラかったのはヒロインの真々子さんのキャラ立ちがイマイチ悪いこと。
おかげで「ママ萌えアニメ」という飛び道具的なジャンルなのにそれに見合ったインパクトがないのが厳しかった。

真々子さん役に茅野愛衣という配役は完璧だったが完全に「宝の持ち腐れ」状態になっているのがとても勿体なかったな。

「とある科学の一方通行」第1話
アクセラレータが主人公の「とある魔術の禁書目録」のスピンオフ。

アクセラレータ入院中の病院襲撃事件編。

敵も味方も口だけ番長で命のやり取りをしているようには見えない緊張感に欠ける作りが振るわない。
また、ストーリーの進行も、アクションも全体的にモッサリしていてテンポ感・キレ味が悪いのもツラかった。

そもそもアクセラレータという主人公をどう見せたい(魅せたい)のか、ダークヒーローの「ダーク」と「ヒーロー」の割合をどの程度のバランスでブレンドして描くつもりなのか、作り手がいま一つ図りかねている感じがするのが観ていてとても気になった。

「フルーツバスケット」第15話
別荘編。

自分にはツインテ属性は全くないんだけど、透くんのツインテール姿はパステルカラーのセーラーワンピと相まった増し増しなお嬢様感が最高にかわいらしくて観ていてかなりグッときた。

「炎炎ノ消防隊」第2話
アーサー・ボイルの第8特殊消防隊入隊編。

タンクトップ姿のゴリラサイクロップス先輩の筋肉作画が非常にそそる引き締まり具合と描き込み具合で素晴らしかった。

「グランベルム プリンセプスのふたり」第2話
新月の満月の高校転入編。

クライマックスの満月が「グランベルム」への参加を表明するくだり、満月が語る「このまま透明な存在のままでいたくない、何者かになりたいから『グランベルム』に参加する」という理由は既に「選ばれし存在」である新月や、自分のような大人の目線で観ると身の危険も省みずに戦いに参加する理由にはならないかもしれないが、いまの満月にとっては充分な動機になる切実さがちゃんと伝わってくる作りになっているのがよかったな。
また、ベタだけど決断と同時に満月の高い魔力に反応して中庭が花畑になる演出もキレイに決まっていてよろしかった。

「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第2話
文芸部におけるセックスの俗称決定編。

「セックス」って単語を言うたびに照れて小声になる曾根崎先輩がとてつもなくかわいすぎて堪らんかった。


2019/07/12 (金)

「ギヴン」第1話
BLコミック原作のバンドもの。

主人公・佐藤真冬と上ノ山立夏の邂逅編。

「ノイタミナ枠初のBL作品」とアナウンスされていたのでもっと同性愛描写や性描写が全面に押し出されたものを想像していたのだが、初回は至って健全な高校生バンドものって感じで肩透かしを食う。

演奏シーンや楽器がかなり力を入れてカッコよく描かれていて、バンドものとしてもしっかりと見応えのあるものにしようとしている意識の高さがなかなか好印象だった。

「まちカドまぞく」第1話
魔族の血に目覚めた女子高生が主人公の、日常系ファンタジーコメディ。

ヒロイン・吉田優子の魔族の力、覚醒編。

ユルカワコメディをポップなキャラ画とポップな演出で魅せるという作品の方向性がハッキリしていて観易かった。
また、それを支える作画が丁寧でかわいいのもよかったな。


2019/07/11 (木)

「キャロル&チューズデイ」第13話
キャロル&チューズデイのメジャーデビュー折衝編。

今回からOP/EDがリニューアル。
前期OPのオシャレな雰囲気が好きだった、というかこの雰囲気は壊して欲しくなかったので、新OPも前期OPのテイストをそのまま継承したようなヴィジュアルだったのがよかったな。


2019/07/10 (水)


2019/07/09 (火)

「コップクラフト」第1話
超空間ゲートによりファンタジー異世界と繋がった都市を舞台にした、異世界交流ポリスアクションもの。

妖精密売事件編。

全編通して洋画のような雰囲気のある作りが好印象。
また、大変素晴らしい津田健次郎主演アニメでもあり、津田独特のクールでワイルドでセクシーな魅力を存分に堪能できる内容になっているのもよろしかった。

近年の板垣伸監督作は続けてイマイチパッとしないことや、「Wake Up, Girls! 新章」では制作能力の不足から万策尽きまくったミルパンセが制作を担当していることなど、不安材料はあるが、初回に関しては文句のない出来映えで観ていて素直に面白かった。

「ありふれた職業で世界最強」第1話
アウトロー・ダークヒーローテイストの異世界転生ファンタジーもの。

クラスメイトの裏切りによって死地へと追い込まれた主人公・南雲ハジメのキャラ変覚醒編。

映像のクオリティはなかなかに高くて見応えのある仕上がりだった。

話は主人公が「冴えないボク」から「狂気のダークヒーロー」と化すまでの流れがダイジェスト的というか、かなりのジェットコースター展開なので主人公の感情の流れについていくのが少し大変だったが、兎角、主人公が圧倒的に強すぎ、万能的すぎて張り合いのない話になりがちな異世界転生無双ものにおいて、復讐や下克上といった強いモチベーションが設定してあるのは退屈せずに観られるわかり易いフックになっていてよかったな。

「ブラッククローバー」第91話
メレオレオナVS.不実のライア編。

助監督の種村綾隆コンテ・演出回で強キャラ同士の戦い、メレオレオナ団長の魔法騎士団団長をも超える本領発揮回に相応しい力の入った作りに満足。

強力な魔法の打ち合いになる派手なバトル展開を、凝ったエフェクトと空間を三次元的に広く使った、縦横無尽なアクションで魅せる作りがなかなかのものだった。
特にラストのメレオレオナ団長のラッシュからの爆炎のエフェクトは大変な迫力で非常に見応えのある仕上がりだったな。


2019/07/08 (月)

「ONE PIECE」第892話
ワノ国編・突入。
今回から長峯達也・暮田公平・小牧文シリーズディレクター、松田翠キャラクターデザインの新体制に変更。

お話の舞台の「ワノ国」のイメージに合わせた筆のようなタッチの描線が観ていてとても目を惹いた。
おそらく「ワノ国」編は全部このタッチでいくことになるんだろうけど、この先何年続くかわからないのに(因みにドレスローザ編は2年半、ホールケーキアイランド編は2年続いた)随分と思いきったことをしたもんだ、とちょっと感心してしまったよ。

また、今回は演出の緊張感、要所の凝った画作り、キャラ作画の安定感、アクションシーンの作画のキレ味などもなかなかのもので、新章突入に伴う新体制移行の初回に相応しい力の入った仕上がりだったな。

「からかい上手の高木さん2」第42話
1年3ヶ月ぶりに再開した「からかい上手の高木さん」の第二期シリーズ。

良くも悪くも第一期と変わらぬ内容。

矢鱈に丁寧に作られた映像の堅調ぶりには今回も感心させられるが、キャラ同士の掛け合いが冗長すぎて観ていてダレるのも相変わらず。

観ながら「30分枠ではなく5分、10分のショートアニメ枠で観たかったな」という第一期と同じ感想がまたしてもわいてきた。

「ヴィンランド・サガ」第1話~第3話
3話一挙放送。
ヴァイキングをメインテーマに扱った時代劇アニメ。

脱走奴隷騒動編からトールズ参戦召集編まで。

重厚な内容を丁寧に作り込んでいてよく出来ているが、目立ってフックになるようなポイントがあまりないので「つまらなくはないんだけど、これといって書くこともあまりない」といった感じの印象になってしまうのが観ていて何とも悩ましかった。

「ナカノヒトゲノム【実況中】」第1話
男女8人のカリスマゲーム実況者たちによる、デスゲームもの。

「ナカノヒトゲノム」開始編。

嘲り言葉なんであまり使いたくはないんだけど、いわゆる「中二病」的な方向でカッコつけたキャラクターと、大沼心監督得意のスタイリッシュな演出が上手くマッチしていて好印象。

あと、キャラのルックスは「中二病」的なんだけど語り口は持って回したところがなく、至ってシンプルで「どういう人たちが何をする話なのか」わかり易くまとまっているのもよかったな。

「八月のシンデレラナイン」第12話(最終回)
全国大会一回戦・里ヶ浜高校VS.清城高校編、続き。

最終回だからか、一応作画はいつもよりもそれなりに良い仕上がり。

ただ、お話の方は清城サイドにはドラマがあるが、里高サイドにはドラマらしいドラマがないまま漠然と試合が進行していき、そのまま終わっていくので観ていて何とも締まらない内容だったなあ。
最後は「続きはゲームをやってね」って形に持っていくにしても、アニメはアニメでシリーズとしてのまとめをもう少しちゃんと考えて貰いたかったな。


2019/07/07 (日)

「鬼滅の刃」第14話
藤の花の家紋の家・逗留編。

今回はそれぞれが個性極まる変人揃いの主人公パーティによるトリオ漫才を活き活きとしたタッチで描ききっていて素晴らしかったな。
個々のキャラのポイントをしっかりと押さえた上で、キャラ同士を自在に絡ませて話(コント)やキャラの魅力をどんどん膨らませていく作りが本当によく出来ていて観ていてとても面白かった。

「ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」第1話
ウェイバー・ベルベットのその後を描く「Fate/Zero」のスピンオフ。

バビロンの遺跡での騒動と、ロード・エルメロイII世の誕生編。

生真面目で理想に対する意志は固いが、物事に対する思考は柔軟で何事にも臨機応変な対処ができる、ウェイバーのキャラクターをバビロンでの騒動の顛末と、ライネスの尋問を通してキッチリと構築していく作りがなかなかにソツのない巧さで感心した。

あと、「主人公のウェイバーの背景(設定)にそういうものがある」程度のものだと思っていたので、かなりガッツリと「Fate/Zero」の続編だったことには正直ちょっと驚いたな。

「戦姫絶唱シンフォギアXV」第1話
約2年ぶりに再開した「戦姫絶唱シンフォギア」の第五期シリーズ。

VS.「棺」編。

端麗なキャラ作画に、派手なヒーローアクションの連続とヴィジュアルの充実ぶりはシリーズ再開一発目らしくなかなかのものだった。

ただ、「よくわからない化け物と派手にドンパチやって倒すだけ」の話で終わってしまっているので、これまでのシリーズの初回に比べるとややフックやサービスに欠ける内容だったのはちょっと物足りなかったかも。


2019/07/06 (土)

劇場用アニメ「劇場版 誰ガ為のアルケミスト」を観る。
ソーシャルゲームのSRPGが原作のアクションファンタジー。
あんまり話題になっていないけど何気に河森正治総監督作。

暗黒竜デストルーク討伐ミッション編。

派手な見た目のキャラがたくさん出てくるソシャゲ原作ファンタジーにアニメオリジナル要素として異世界転生もの要素をぶちこんだ、といった感じの構成だったな。

ヒロインを含む幻影兵たちの戦う意味を問い続ける、ひたすらシリアスな語り口が特徴的なのだが、ヒロインの生真面目でちょっと暗い性格にも引っ張られてか、話がなかなか弾まないまま進行していくのがツラかった。

また、作画も悪くはないけどTVシリーズ並み、キャラクターも総じて類型を出ていなくてパッとせず、いまひとつ自分には楽しむべきポイントが見出だし難い内容だったな。


「Dr.STONE」第1話
全人類が謎の石化現象に侵されて文明が崩壊した世界を舞台にしたサバイバル・サイエンスファンタジー。

石化現象の発生と、約3700年後の主人公・千空とその親友・大樹の復活編。

アニメ版の千空のカラーリングは毛先のグラデーションがかなり鮮やかな緑色なので完全に白菜だな(苦笑)。

ま、それはさておき、本編の内容について。

全体的にとても丁寧に作られていて好印象。
千空、大樹、杠のキャラの立て方も手堅いし、大きな時間の流れはしっかりと実感させつつ、テンポよく話が進む、ストーリー構成もよく出来ていて感心する。
なかなか独創的な設定と展開だけど、話の内容も見どころもわかり易く提示できていて初回としては完璧といっていい仕上がりだった。

「女子高生の無駄づかい」第1話
ちょっと残念な女子たちが主人公の、学園ガールズコメディ。

主人公トリオ、田中、菊池、鷺宮の高校進学編と、クラスメイトのあだ名決定編の二部構成。

初回なので全体的にちょっと固い感じではあったが、後半の「おもしれぇ女だ」コントはコント中盤以降の変化のさせ方やドライブのさせ方が上手くてなかなか面白かった。

「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第37話
ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム発動編。

レギュラー放送最終回。
第五部はローマに来たあたりから記憶がかなり曖昧になっているので、今回のラストからあと2話も残っているのに驚いた。

全体的に作画がよかったが、特にブチャラティの昇天シーンが端整に仕上がっていてキャラに対する作り手の愛情がよく伝わってくるのがなかなかに好印象だったなあ。

「炎炎ノ消防隊」第1話
人体発火ミュータントとそれに対抗する特殊消防隊の戦いを描く、少年漫画原作系バトルファンタジー。

主人公・森羅 日下部の第8特殊消防隊、入隊編。

とにかく全編通して緻密な画作りが素晴らしい。
最近はTVアニメのクオリティーのアベレージが上がって久しいので(TVアニメで)映像のクオリティーに圧倒されるようなことは少なくなってきたんだけど、これにはちょっと圧倒されてしまったな。

見せ場のアクションやエフェクトの見応えはもちろんのこと、背景美術や衣装、小道具、照明なども非常に丁寧に作り込まれていて画面全体がとてもよく出来ていた。

「グランベルム プリンセプスのふたり」第1話
魔法少女バトルロイヤルロボットもの。

主人公・小日向満月のアルマノクス・ホワイトリリー覚醒編。

話の内容的にはよくある美少女バトルロイヤルものって感じだったが、手描きのロボットアクションが質も量も想像以上の高さと分量で思いのほか楽しめた。

「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第1話
文芸部を舞台にした「性」がテーマの女子高生青春群像劇。

「死ぬまでにしたいこと」問題編。

岡田麿里原作・脚本らしい内容で「駄弁り部系美少女グループコメディを岡田麿里の仕切りでやるとこうなる」みたいな感じだったな。

痛々しさとかわいらしさのバランスの取り方が絶妙で面白かった。

あと、部長がいい感じのこじらせ堅物メガネっ娘で最高だったな。メイン回が早く観たい。


2019/07/05 (金)


2019/07/04 (木)

「ダンベル何キロ持てる?」第1話
筋トレを題材にした美少女コメディ。

主人公・紗倉ひびきのシルバーマンジム入会編。

身体性を強調したエロ画が好物な自分的にはドストライクな題材な上、キャラ作画も安定してよく整っていて眼福だった。

「キャロル&チューズデイ」特別編
1クール目総集編。

なかなかによく出来た総集編。
終盤のアンジェラとキャロル&チューズデイのライブシーンの畳かけはかなり高まる構成で観ていてちょっとグッときた。

あと、ラストのガスの酔っ払いトークもキレ味の鋭いボケの連続が楽しくってよかったな。

「彼方のアストラ」第1話
宇宙を舞台にしたSF少年少女漂流記もの。

惑星キャンプ開始編。

アリエス救難のクライマックス、最後に「みんなが手を繋ぐ画」が欲しかったのはわかるけど、「カナタが外したワイヤーを回収してそれを再利用して向かえにいけば良いのでは?」と思ってしまってちょっと素直に浸れなかったな。

あと、繰り返される小さなボケとツッコミがいずれも面白くなくて、イチイチ話のテンポを阻害しているだけみたいに見えてしまうのもあまり上手くはない気がした。

原作の評価がとても高いのでたぶんこの先、凄く面白くなるんだろうけど、初回のツカミはいま一つな感じだったなあ。


2019/07/03 (水)

「手品先輩」第1話
タイトルまんま奇術部の先輩がヒロインで手品がテーマの美少女コメディ。

これは良いポンコツ先輩萌えアニメ。

マイナーな趣味に前のめりな奇人で、おつむがちょっと弱くて、性的に無防備な年上女子萌えアニメとして完璧な仕上がりだったな。
先輩は言動も見た目もキュートだし、ほぼ毎回オチで下着を見せてくれるのも素晴らしかった。
また、ショートエピソードがテンポよく立て続く構成も上手くてなかなかよろしかったな。

「ソウナンですか?」第1話
無人島遭難サバイバルをテーマにした美少女コメディ。

ヒロイン女子高生カルテットの遭難編。

ヒロインたちのかわいらしさと、下ネタと、サバイバルトリビアの三要素がほど良いバランスで構成されていて終始ダレることなく楽しめた。
最初は「そうなんですか?」ってダジャレが言いたいだけの出オチアニメだったらどうしようかと思ったけど、蓋を開けたら意外と中身は手堅かったな。

「ワンパンマン(第二期)」第24話(最終回)
ガロウVS.バング元師弟対決→VS.ムカデ長老編。

1話丸々派手な超人バトル、巨大怪獣退治展開が続く、ヒロイックアクションの連続がとても見応えがあって面白かった。
また、ムカデ長老を倒すクライマックスにキングの見せ場も用意されていて、最終回らしい総力戦的状況が上手く形成さているのもよかったな。

ただ、終わり方はかなり豪快な放り投げENDで不完全燃焼感が半端ないのはちょっと残念だったけど。

あと、これはシリーズ全体の話になってしまうが主人公のサイタマが本格的に話に絡むとそこでその話が終わってしまうため、ヒーロー狩りの話にも、怪人協会の話にも結局サイタマが深く関与しないまま終わるのもシリーズを通しての話の芯がどこに通っているのかわからず、終始腰が定まらない感じになってしまっていて観ていてちょっと気になった。


2019/07/02 (火)

「かつて神だった獣たちへ」第1話
「テラフォーマーズ」、「キリングバイツ」などと同じ系譜の獣人バイオレンスバトルアクションファンタジー。

擬神兵の実戦配備から停戦までの顛末編。

ほぼ1話丸々「話の枕」といった感じの内容だったな。

つまらなくはないけれど、ハードでシリアスな語り口に対して画が弱いのは残念。
ラストの隊長のアクションくらいしかキメどころの画がカッコよく決まっていないのが観ていてちょっと厳しかった。


2019/07/01 (月)

「進撃の巨人 Season3」第59話(最終回)
ウォール・マリア外への壁外調査任務編。

エレンの少年期の終わりをもって第三期・完。

ここまでくると原作もアニメの進行を意識して足並みを合わせた構成にしているのかもしれないが、これまでで最もキレイな一区切りだったなあ。

この結末を観ると今回のフロックのまぜっ返しはもちろんのこと、前回の中二病弄りさえもエレンが「夢見る少年」でいられた時の終わりの予兆のように見えてくるのが面白い。

映像的にはラストの海くだり一連が作画も、撮影処理も渾身の美しい仕上がりでなかなかに大した見応えだった。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」第10話
ルウム戦役・開戦編。

シャア(キャスバル)、図らずもアズナブル夫妻殺害でめでたくアズナブル家皆殺し。
セイラさんの生死も運任せでどこかよそ事みたいな感じだし、相変わらず安彦版シャアは外道だな。
このシャアならクワトロになることなく、ストレートに逆襲のシャアしそうな感じだ(苦笑)。

ま、それはさておき本編の内容について。

テキサスの動乱も、ルウムの艦隊戦も臨場感溢れる作りで好感触。
また、安彦アレンジを上手に再現したマッシブな各種メカニックのモデリングも上々で(動きに関しては微妙なところもあったけど)なかなかにカッコいい仕上がりだった。