2019年
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2019/01/31 (木)
2019/01/30 (水)
「風が強く吹いている」第15話
箱根駅伝予選会スタート編。
前回に引き続き二話連続の笹木信作コンテ回。
恋する(?)はなちゃんの連続カットがどれもキュートで素晴らしい。
そして本題の予選会は事前にしたであろう充分な取材が存分に活きる、密度が高く、説得力・臨場感たっぷりな画面がなかなかのもので非常に見応えのある仕上がりだった。
2019/01/29 (火)
「モブサイコ100II」第4話
VS.最上啓示編・前編。
久しぶりに、というか、珍しくモブ(通常モード)と互角に渡り合う強敵が登場する話で終始緊迫感が途切れぬ展開が面白かった。
また、最上の強さに全てが圧倒される状況ながらも、霊幻やエクボにも見せ場がちゃんと用意されているバランスの取り方なんかもよかったな。
「上野さんは不器用」第4話
ウエノ13号編とサモンスタット編の二本立て。
ウエノ13号編。
ロボ娘演技も愉しい芹澤優の絶好調ぶりに聴いていてますます惚れ直した。
サモンスタット編。
パンストを脱ぐカットでパンストの収縮性を上手く表現しているのがナイスであった。
あと、タモンは上野さんのパンストから錬成された疑似生命なのに臭いに関する言及がないまま終わるのが気になって仕方がなかったな・・・。
2019/01/28 (月)
2019/01/27 (日)
「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」第3話
かぐや様の初体験談編と、かぐや様の「10の質問」編と、かぐや様の徒歩登校編の三本立て。
「貴族階級の闇」のくだりの、ボケとツッコミの勢いとキレ味がなかなかのものだった。
そして今回は何と言ってもラストのスペシャルED「チカッとチカ千花っ♡」の破壊力に尽きるなあ。
最初と最後以外1本丸々藤原書記のダンスをワンカットでフォローする構成でロトスコープっぽいライブアクションによるユルくてユニークなダンスがかわいすぎて楽しかった。
また、中毒性の高い適当な歌詞と、小原好美による甘さたっぷりなヴォーカルも大変キュートで素晴らしい。
久しぶりに強烈なインパクトのダンスアニメを観た、という感じで面白かった。
「HUGっと!プリキュア」第49話(最終回)
はぐたんをはじめとする未来人たちの帰還と、10年後のエピローグ。
大人になったさあやちゃんが完全メガネ女子になっていてテンションが上がる。
アップのときのキャラ修正に総じて大変力が入っていて矢鱈に美麗な仕上がりなのが最終回らしくてなかなかよかった。
二十代前半で子供が知っているくらい有名な会社の社長を務め、出産もする、主人公が仕事も家庭も欲張りに「輝く未来」を手に入れた、ストレートに理想を描いた結末がこの作品らしいラストだったな。
ただ、概ね悪くはなかったが、はなのパートナー/はぐみの父親の存在が何の説明もなくスルーされているのはやはり少々気になった。
この問題を上手く処理するアイデアが思いつかなかったんだろうけど、苦し紛れの不自然なスルーが違和感を際立たせていて素直な感情移入の妨げになってしまうのは観ていてちょっと引っかかったな。
「ONE PIECE」第870話
ギア4・スネイクマン発動編。
ルフィVS.カタクリのバトルシーンのみだが、作画アニメ回。
原画に塗泳策、渡邊巧大、森佳祐、志田直俊らのクレジットあり。
息をもつかせぬアクションはもちろんのこと、緩急の利いたカメラワーク、マッシブナなキャラ造形の迫力など、画的な見どころ盛りだくさんでルフィの新必殺技お披露目、VS.カタクリ戦のクライマックス突入回に相応しい大変見応えのある仕上がりだった。
2019/01/26 (土)
「ルパン三世 グッバイ・パートナー」
「ルパン三世」のTVSPシリーズの第26弾。
ルパンVS.裏切りの次元→VS.量子コンピューターA.I編。
「ルパン三世」のTVSPシリーズは基本スルーなのだが、昨年放送された「ルパン三世 PART5」の出来がよかったので「座組の違う全くの別物」というのはわかっているが何となく観てしまう。
プライムタイムの2時間特番という枠に見合った、観易さとサービス(の物量)を両立させるためか、とにかく終始軽快なタッチでどんどんサクサク話が進む。
サブタイトルの「グッバイ・パートナー」にかかっている「次元の裏切り」問題は全体の中盤あたりで解決、黒幕との対決もそのあと直ぐに決着、さらにそのあとふた山ぐらい大きな窮地が発生するという、イベント山盛りな構成なのだが、語り口がひたすらに軽くて話がスムーズにテキパキと捌かれていくためクドさがなく、ボリュームに反してアッサリとした口当たりなのがなかなか特徴的だった。
全てが軽く流れていくので推したくなるような面白さはあまりないんだけど、作画は全体的に安定して端正、戦闘機やミサイルといった兵器メカアクションも多くて見応えがあり、ゲストヒロインもかわいい、そして前述した通り話もイベント盛りだくさん、どんでん返しの連続なので退屈しないと、眺めるぶん、気楽に楽しむぶんには申し分のない内容だった。
「魔法少女特殊戦あすか」第3話
転校してきた夢源くるみとの日常編。
プールで水着回なのだが、水着よりもトレーニングルームでのトレーニングウェア姿の方がエロくてよかった。
全員の巨乳のヒロインたちのなかでも一際大きいくるみさんの爆乳をしっかりと堪能できて眼福だったな。
2019/01/25 (金)
「約束のネバーランド」第3話
VS.シスター・クローネ、鬼ごっこ編。
神戸守監督コンテ回で西井涼輔の一人原画回(ただし二原多数アリ)。
相変わらず高い情報量を緻密な画作りとテンポのよい構成で上手に捌いていく作りがよく出来ていて「あっという間に終わってしまった」と感じるほどに面白かった。
あと、シスター・クローネは数少ないハメを外してもいいキャラクターなのでエキセントリックな部分をより強調した演出が為されていてユニークなキャラ描写の数々が観ていてかなり目を惹いた。
2019/01/24 (木)
「盾の勇者の成り上がり」第3話
「災厄の波」とのファーストコンタクト編。
キネマシトラスの子会社、ぎふとアニメーショングロス回。
作画は毎回いいけれど、今回は特に気合いが入っていてケレンミのあるアクションシーンが目白押し。
最初の大規模戦闘回に相応しい見応えのある仕上がりでヴィジュアルの充実ぶりがなかなかのものだった。
2019/01/23 (水)
「サークレット・プリンセス」第3話
聖ユニオン学園VS.鷹森学園練習試合編。
堀川りょうが「ジークフリート」のことを「俗な名前」と嘆く声優ネタあり。
競技の特徴や勝負の綾が全く伝わってこないバトルシーンはツラかったが、ヒロインごとの乳のサイズや形にちゃんとそれぞれの個性が感じられるところはちょっとよかったな。
「私に天使が舞い降りた!」第3話
みゃー姉更正すごろく編とひなたの嫉妬編の二部構成。
ラストの入浴シーン、みゃー姉はひなたの心理をいま一つ掴みかねているところがあるので誤魔化しているように感じなくもないが(苦笑)、ハグするところの溢れでんばかりの母性がなかなか凄かった。
あと、サブタイトルの「刷り込み」が正真正銘のそのまんまの「刷り込み」だったのには正直ちょっと驚いたよ。
「風が強く吹いている」第14話
白樺湖合宿終了編→寛政大長距離陸上部・箱根駅伝予選会の参加資格・全メンバー達成編の二部構成。
笹木信作コンテ回。
前半の合宿編は時系列を前後しながら細かくシーンが切り替わっていく緻密な構成が凝っていてなかなかのものだった。
また、今回は後半の王子の公認記録達成編も入野自由の熱演ぶりが素晴らしくって圧倒されてしまったよ。
2019/01/22 (火)
「モブサイコ100II」第3話
ホームページ効果で仕事が激増した「霊とか相談所」繁忙編。
「よく稀にいるアレなヒト」コレクションみたいな内容で何だか矢鱈に濃かったな(苦笑)。
また、今回は卑小な者たちのありふれた狼藉の積み重ねが善良な中学生男子にして孤高の超越者であるモブの繊細な内面を激しく揺さぶる、お話の深化のさせ方も丁寧でなかなかによく出来ていた。
「転生したらスライムだった件」第16話
ベスター、ガビル、ガビルの妹移住&魔王ミリム襲来編。
今回初登場の魔王ミリムはその肩書きや、まさに桁外れな戦闘力よりもぱんつが小さすぎてお尻がほぼ丸出しなことに観ていて最も驚愕したよ(笑)。
「キャプテン翼(2018年版)」第42話
全国中学生サッカー大会・準々決勝・南葛VS.比良戸編・後編。
途中からドライブシュートの特性が変化ではなく、人間をも吹き飛ばす威力になっているのに笑う。
翼くんのドライブシュートのゴリ押し戦術は最早サッカーを観ている気がしないレベルの非常識サッカーなのだが、様相だけでなく熱量も尋常ではないので思わず画面に引き込まれていく。
また、互いに相手を壊すサッカーをしてくる翼くんと次藤のせいで両チームともに満身創痍な状況もまさに「死闘」といった感じでジャンプ漫画らしい熱血度の高い内容がなかなかに良い塩梅だった。
2019/01/21 (月)
「賭ケグルイ××」第2話
VS.蟲喰恵利美「指切りギロチン」編、続き。
超高速再生の前回のおさらいを間に挟んだ、恵利美のビフォア・アフターが面白すぎて笑う。
また、今回は想定外の事態に晒されたり、マジギレしたり、露骨な渋面を作ったり・・・、と夢子の普段は見せない表情を次々に引き出す妄との絡みもとても愉快で可笑しかったな。
「ツルネ -風舞高校弓道部-」第13話(最終回)
県大会本選・決勝編。
雅さん、本当に特に何かあるわけではなく、普通に事故っただけなのか・・・(苦笑)。
1話丸々、試合展開。
立ち順の謎かけの答えを出して風舞が勝利する、衒いの無いストレートな決着だったな。
エピローグは湊と雅さんの因果を明らかにして〆。
試合シーンにたっぷり尺を割いたぶん、愁や双子といった相手校のドラマは若干圧縮気味だったな。
試合シーンは全般的に演出も作画も最終回らしく大変力が入っていて、美しくも緊張感のある映像になっていたのがなかなかよかった。
「マナリアフレンズ」第1話
「神撃のバハムート」のゲーム内イベント「マナリア魔法学院」をアニメ化したファンタジー系学園もの。
2016年4月に放送開始予定だったが、その一ヶ月前に突然放送延期が発表されたことがある曰く付きのタイトル。
今回のアニメは音響関係以外はスタッフを刷新して仕切り直した作品らしい。
暴走書庫主封印騒動編。
様々な光の表現、撮影処理が矢鱈に凝っていて画面が無闇に華美な仕上がりだったなあ。
話は他愛もなく、キャラの押しも弱いがヴィジュアルの一点突破でうっちゃった印象。
15分アニメなのでそれでも充分成立している感じだった。
2019/01/20 (日)
「ソードアート・オンライン アリシゼーション」第15話
VS.ネル/ゼルコンビの奸計編→VS.ファナティオ・シンセシス・ツー編。
徳田大貴絵コンテ・演出・作画監督・アクション作画監督・原画回。
徳田大貴演出・作画回らしいカメラワークも、アクションも凝った殺陣が大変な見応えで眼福だった。
また、「BLEACH」大好きな自分的には卍解にしか見えない(笑)異能剣術バトル展開も観ていて非常にアガる展開で面白かったな。
「W’z」第3話
ハンドシェイカー同窓会編。
ハンドシェイカーの脅威の婚姻成立率!(笑)
・・・・・・う~ん、にしても、旦那がDVご主人様から真人間になったため最近欲求不満気味な、血の繋がりのない爆乳ドMママンとか、エロ漫画すぎて堪らんな。
「HUGっと!プリキュア」第48話
ジョージ・クライとの最終決戦編。
座古明史SD演出、川村敏江作監回。
社長がキュアエールをバックハグする事案シーン、絵面が事案すぎるせいか、行為がハッキリと把握できないような超ロングショットと顔のアップの画しか映らないのが可笑しかった。
ま、それはさておき、内容全般について。
今回はキャラデザでもある川村敏江作監による美麗なキャラ作画に、キレのあるアクションと、ラストバトルに相応しいハイクオリティなヴィジュアルがとても眼福だったなあ。
それに「誰も彼もがプリキュアになりたいワケでも、キラキラしたいワケでもないだろ」とは思いつつも、ラストの人類総プリキュア化展開も「なんでもできる、なんでもなれる」
のキャッチコピーを突き抜けた解釈で体現しているのがこれまたラストバトルのまとめに相応しい振り切りったサプライズで面白かった。
劇場用アニメ「機動戦士ガンダムNT」を観る。
ユニコーンガンダム3号機フェネクス争奪事件編。
「機動戦士ガンダムUC」の後日談、とゆーか、「機動戦士ガンダムUC」を起点にした新たなる宇宙世紀ガンダムサーガの第一弾という感じかな。
ラプラス事件後のキャラクターの状況や世界情勢、宇宙世紀の動乱の歴史と共に描かれるニュータイプを巡る主人公たち3人のSFドラマ、ほぼ全編に渡ってガンダムフェネクス争奪戦という戦闘状況が続き、多種多様なメカが活躍するメカものとしてボリューム満点な内容、と興味をそそられるようなフックが盛りだくさんで観ていて飽きないが、作画がヘロヘロすぎてそれらが全て台無しになるくらい、没入がおもいっきり妨げられるのが残念だった。
キャラ作画は前半から既に、中盤以降はメカ作画も息切れ状態なのが厳しい。
あと、作画の問題に比べれば大した話ではないが、ヨナが主人公としてはキャラ的・存在感的に少し弱いところも気になった。
IIネオ・ジオングがちゃんとラスボスらしく派手に戦って敗れる展開は「UC」の時間遡行と降霊術で昇天したネオ・ジオングの最期についていけなかった自分的には溜飲が下がる展開でよかったな。
また、最後にヨナがナラティブガンダムからフェネクスに乗り換えるクライマックスは「二号機メカ乗り換え」のカタルシスを応用変則技で上手に再現しているのが巧くて素直に感心したよ。
2019/01/19 (土)
「とある魔術の禁書目録III」第15話
迎電部隊掃討作戦編。
絹旗のパンチラシーンは挑発するだけして見えずに終わりそうな流れでガッツリと見える、本当に「いい意味での裏切り」がパンチラのお得感を激しく増強していて興奮した。
「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第16話
テレザート編の決着編。
キーマンの正体が現ガミラス政府直属の諜報員だったという展開はまさにデビュー作以来多くのスパイ小説を手掛けてきた福井晴敏作品の王道を行くような展開でテンションが上がる。
キーマンの葛藤をグダグダと引っ張らないところも含めてよろしかった。
「デート・ア・ライブIII」第2話
七罪の「偽物当てゲーム」編。
今回は初回よりも断然キャラ作画がいいな、と思ったら、2話目から早くもグロス制作回なのな。
2019/01/18 (金)
「BanG Dream! 2nd Season」第3話
朝日六花のキャラ紹介、六花の住み込み先お宅訪問と「蔵」への招待編。
これは大変良い六花さんキャラ紹介回。
ユルくてマイペースなところも、かなりガッツと行動力があって頑張り屋なところも、ときどき出てくる方言もみんなかわいくて参る。
特にPoppin' Partyの演奏を聴いている途中に挟まれる回想スライドショーのくだりは全カットかわいくて最高にヤバかった。
「ガーリー・エアフォース」第1話、第2話
謎の侵略飛行物体「ザイ」と、その唯一の対抗手段である最新戦闘機「ドーター」の戦いを描く、戦闘機がメインモチーフの美少女SFミリタリーもの。
第1話:上海脱出編。
第2話:グリペンとの小松市街デート編。
第1話を見るのを忘れていたので第2話とまとめて観る。
SFミリタリー美少女ボーイ・ミーツ・ガールものとして無難にまとまっていて悪くはないが、全てがありきたりで新鮮さがまるでない。
サテライト制作らしいCGワークの古臭さも相まって10年以上前のアニメを観ているような感じだった。
「約束のネバーランド」第2話
脱走計画のはじまり、壁の確認からシスター・クローネ登場まで。
エマがイザベラに話しかけられるシーンが本当に怖くてちょっと戦いた。
あと、ラストのノーマンとレイの口論のくだりの、役者の芝居の掛け合いもなかなかに見事で素晴らしかったな。
「五等分の花嫁」第2話
中野三玖攻略編。
今回は低温キャラなれどガッツリと向き合えば意外とけっこう表情豊かな三玖の様々な表情を丹念に捉え、いろいろな角度から彼女の魅力を上手に引き出してかわいく描く、という美少女アニメの醍醐味をそつなく押さえた作りがよく出来ていて面白かった。
2019/01/17 (木)
2019/01/16 (水)
「私に天使が舞い降りた!」第2話
姫坂乃愛との再会編。
今回は初回以上にそれぞれのそれぞれに対する好意の濃度のグラデーションがキャラクターの相関関係の妙味としてより一層効果的に作用していて面白かった。
「風が強く吹いている」第13話
走が高校時代に起こした問題の打ち明け話編。
走の高校時代の点描は監督の放つ腐臭、監督の狼藉を見て見ぬ振りが常態化している部内の荒んだ空気、そこにどうしても迎合できず独りストレスをため込み、孤立を深めていく走の姿を非常に丹念に描いていて本当に観ていて息が詰まるような内容になっているのがとてもよく出来ていた。
あと、今回は、走は感情の激発を抑えられない自分の性分をどうにもならない危険物のように考えているが、今の走には高校時代と違って誤りを身体を張って止めてくれる仲間も、悩みを独りで抱え込まずにキチンと相談できる仲間もいるから高校時代ような破局を向かえるようなことはない、というのを言葉を用いずに語る構造にちゃんとなっているのもよかったな。
2019/01/15 (火)
「エガオノダイカ」第2話
ウィスター州北部・攻防戦編。
初回以上にロボット戦闘描写がカッコよく描かれていて好感触。
また、今回はヨシュアの生死のミスリードもできるだけ予定調和にしないため/退屈な展開にしないための工夫、サービス精神が感じられてなかなかよかった。
「上野さんは不器用」第2話
ダッシュたん編と一七六防護服編の二本立て。
放送2回目にして早くも上野さんよりも田中の方が完全に狂人度で上回る逆転現象が発生。
天然鬼畜責めの田中に上野さんの乙女の大事な何かが猛烈に踏みにじられる高度なSMアニメと化していてあまりにも早すぎるシフトチェンジに驚いた(苦笑)。
2019/01/14 (月)
「荒野のコトブキ飛行隊」第1話
全員女性の飛行機傭兵部隊「コトブキ飛行隊」の活躍を描く、レシプロ戦闘機がメインモチーフの美少女ミリタリーもの。
護衛任務を通して描かれるコトブキ飛行隊の紹介編。
水島努監督、3年ぶりのTVシリーズ。
メインのヒロインたちは3DCG、それ以外の脇役は2D手描き作画という、ハイブリットなキャラクター作画なのだが、初回に関しては3DCGよりも2D手描き作画の方が造形がいいのでメインのヒロインたちよりも今回の噛ませ犬のおっさんたちの方が総じて作画がいいのが妙な塩梅だったなあ。
また、戦闘機の描写も細かい拘りが過分に感じられる凝った作りなのは良いのだけれど、素人には個々の機体の区別がつかず、空戦シーンでは何度も状況把握に戸惑う場面があったのも観ていてけっこう気になった。
西部劇を意識したキャラクター・台詞回しの軽妙な感じなんかは好感触、酒場での導入部以降はほとんど全て空戦シーンという流れでキャラクター・世界観・メインモチーフのレシプロ戦闘機をキッチリと語る構成もよく出来ていたが映像に関しては(悪い意味で)引っかかるところが多くていま一つノリきれないのが残念だった。
「賭ケグルイ××」第1話
1年3ヶ月ぶりに再開した「賭ケグルイ」の第二期シリーズ。
生徒会長選挙編開幕、VS.蟲喰恵利美「指切りギロチン」編。
続編だからなんだろうけど、ヒロインたちの怪演が初回からトバシすぎでこの調子で最後まで保つのかどうか気になってしまったよ(苦笑)。
あと、今回はクライマックスで第一期OPがかかり、第一期のPVのようなおさらいシーンがはじまる演出がこの作品らしい洒落た作りでカッコよかった。
「ツルネ -風舞高校弓道部-」第12話
県大会本戦編。
今回は交通事故に遭って安否不明の雅さんにどうしても気を取られてしまう、風舞高校弓道部男子の葛藤の紆余曲折を緩急の利いた粘り強い構成で最後まで上手に引っ張る作りがよく出来ていて面白かった。
2019/01/13 (日)
「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」第1話
超セレブ学校の生徒会を舞台にした、タイトル通りの「恋愛頭脳戦」=学園トップ2の男女による「相手に如何に告白させるか」合戦を描いた、学園ラブコメ。
映画のチケット編、ラブレター編、会長の手作り弁当編の三本立て。
三本立ての最後に主人公二人の高慢さが完全に抜け落ちた、ただ、ただかわいい話を持ってきて落とすのが上手いなあ。
畠山守監督らしいセンスがよくて凝った演出の数々で主人公二人とナレーションのテキスト量が半端ないシナリオを小気味の良いテンポで捌いていく作りが大変素晴らしい。
あと、キャスト的には青山穣が大好きなんで青山穣のナレーション芸をたっぷりと堪能できるところなんかも個人的にはなかなかポイントが高かった。
「ソード・アート・オンライン アリシゼーション」第14話
VS.整合騎士デュソルバート・シンセシス・セブン編。
塔の上を目指して立ちふさがる敵をひとりひとり攻略していく、という往年の「週刊少年ジャンプ」のバトルマンガみたいなノリに軽く戸惑うと同時に大いに滾る。
バトルシーンの派手な演出も迫力満点で見応えがあり、お話し的にも、画的にも燃える展開がなかなか好かった。
「えんどろ~!」第1話
未来の勇者たちがかよう冒険者学校を舞台にした、日常系美少女コメディ。
マオ先生の着任と、「勇者の剣」ゲット編。
キャラ作画は端正且つ丁寧、ユルカワな世界観も手堅い作りでよく出来ているが、とにかく内容に刺激がなさすぎるので途中から意識を保つのが大変だった。
2019/01/12 (土)
「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第15話
デスラーの過去とデスラーとキーマンの再会編。
目標設定がちょっと曖昧な地球人サイドよりも明確にして緊急性の高い目標があるガミラスサイドの方が感情移入しやすく、素直に応援したくなってしまうなあ(苦笑)。
デスラーの過去話は課せられた責務も、家族に対する葛藤もベタだけど、王侯貴族の悲劇譚に相応しい重厚な演出がなかなかに良い塩梅で面白かった。
「デート・ア・ライブIII」第1話
「デート・ア・ライブ」の約5年ぶりのTVシリーズ第3弾。
精霊・「ウィッチ」の七罪との邂逅編。
第一期に続き、第二期の制作会社も潰れたので第三期は制作会社がJ.C.STAFFに変更。
話はたぶん普通に続き。
「新たなる精霊との対峙」という新展開のなかで基本設定のおさらいと、主要キャラの紹介をこなす、ストーリーはまずまず手堅い感じで悪くなかったが、初回から作画がちょっと危うい感じなのは観ていてかなり気になった。
「魔法少女特殊戦あすか」第1話
異世界からの侵略者との戦いに勝利した魔法少女たちの「終わらないその後の戦い」を描く、魔法少女ミリタリーアクションもの。
大鳥居あすかの戦線復帰編。
最早すっかりジャンルとして定着した感のある、魔法少女バトルもの。
「戦争の終結とともに堅気に戻った凄腕の傭兵が、戦争が終わっても消えることのないこの世の悪を捌くために再び戦場に帰る」というテンプレートの、「傭兵」がただの「傭兵」ではなく「傭兵(魔法少女)」だったという趣向。
作画は初回から若干硬いが、人体切断のバイオレンス描写が豪快なのはちょっとよかった。
2019/01/11 (金)
「BanG Dream! 2nd Season」第2話
Roselia主催ライブ編。
毎週変わるのか、その話数のメインバンドに合わせて変わるのか、わからんが、OP/EDともにRoselia仕様に変更されていて豪華な作り。
Roseliaは曲もいいけど、CGアニメらしい装飾がきめ細やかな衣装も目に楽しくってよろしいな。
また、カリスマとしての風格充分な友希那さんが全編通してひたすらカッコよく描いているのもナイスであった。
「約束のネバーランド」第1話
食人鬼の食料として飼育される食用児の育成施設を舞台にした脱出サバイバルサスペンスファンタジー。
グレイス=フィールドハウスの真実編。
研ぎ澄まされた演出も丹念な作画も充分に練られた緻密な仕上がりでよく出来ている。
ちょっと頑張りすぎな気がしないでもないが、作り手のやる気が漲る内容でなかなかの見応えだった。
「五等分の花嫁」第1話
5つ子の劣等生ヒロインとその家庭教師を務めることになる主人公との学園ラブコメ。
中野五人姉妹の転入と上杉風太郎の家庭教師採用交渉編。
「ヒロインは5つ子なのでみんな巨乳」という説得力のある設定が兎にも角にも素晴らしかった。
また、5つ子姉妹というギミックと、経済力と学力の格差という主人公とヒロインたちの関係性を軸にした話の展開もなかなかに手堅い作りで面白かったな。
2019/01/10 (木)
「ケムリクサ」第1話
荒廃した異世界(?)を舞台にしたサバイバルファンタジー。
りん・りつ・りなの姉妹たちとりんたちの異世界に迷い込んだ(?)わかばとの邂逅編。
独特の雰囲気はあるし、ベタな説明は極力避けて状況の積み重ねで世界観を伝えようとする作りも悪くはないが全体的に地味でイマイチパッとしない。
個人的な好みの問題もあるのだろうが、キャラでも、設定でも、話の展開でもいいから何かもう少し強い「引き」になるものが欲しいところだったなあ。
「revisions リヴィジョンズ」第1話
300年後の未来に転送された渋谷を舞台にしたSFサバイバルサスペンスアクション群像劇。
300年後の未来への渋谷転送編。
CGのモデリングはちょっと硬くていま一つだったが、300年後の未来へ転送されてからのハードな展開、主人公のエキセントリックなキャラクターと幼なじみたちとの軋轢、過去の事件とタイムスリップの謎、といった視聴者の興味を引くようなフックをたくさん仕込んだサービス精神旺盛な作りが良好で最後まで飽きることなく楽しめた。
「盾の勇者の成り上がり」第1話
「ハズレ職業」の「盾の勇者」として異世界に召喚された主人公の転落からの成り上がりを描く、異世界ファンタジー。
「四聖勇者」召喚編。
「まるでゲームのようだな」の台詞一つで(しかも何故、「ゲームのような世界なのか」の説明は最後までない)都合のいい設定・展開を全て押し通す近年の「異世界転生もの」の悪習を濫用した展開に閉口。
ただし、後半、主人公が罠にはまって転落し、自分を裏切ったこの異世界にまつわる全てに軽蔑と憎しみの感情を向けるようになると、話の前半部で感じた「雑に都合がよすぎて魅力の無い作品設定」に対するこちらのネガティブな感情と主人公の感情が噛み合って一気に感情移入し易くなるのは(狙ってやっているのか、天然なのかは微妙だが)何だか妙に上手く出来ていて面白かった。
2019/01/09 (水)
「サークレット・プリンセス」第1話
アプリエロゲー原作の美少女SF挌闘スポーツもの。
ヒロイン・佐々木優佳と無敗のエース・藤村千景の邂逅編。
「エロい格好をした女の子たちが適当に戦うアニメ」が好きな自分にはドストライクな内容だったな。
次回予告の映像が全て初回の映像だったのはかなり不安だが(苦笑)、初回はキャラ作画も良好でこの手のアニメとしては概ね満足できる仕上がりだった。
ただ、バトルのオペレーターというか、セコンドについていた敵味方両サイドのメガネさんが二人とも役名がなかったことには絶望したよ。
二人ともワリとキャラが立っていたのに今回かぎりの捨て役のようで勿体ないにも程がある。
「私に天使が舞い降りた!」第1話
妹の友人の小学五年生の美少女に一目惚れした、コミュ障女子大生がヒロインのロリコン百合コメディ。
ヒロイン・星野みやこと白咲花の邂逅編。
1話だけのような気もするが全編通して芝居作画・リアクション作画が超充実した作画アニメで圧倒される。
また、お話しの内容的にはヒロインたちを愛でる側・視聴者代表的視点に立つみやこもコレはコレでしっかりとかわいく描かれていて、全方位隙の無いキャラ編成になっているのがなかなかよかった。
2019/01/08 (火)
「どろろ」第1話
手塚治虫原作の伝奇時代劇「どろろ」の50年ぶりのリメイク作品。
百鬼丸の誕生編と、どろろと百鬼丸の邂逅編の二部構成。
生まれたての百鬼丸の姿を見せるところ以外は残酷描写に「タメ」がなく、まるで日常動作のように死や暴力がたやすく発生する演出が徹底していて、「人の命は石ころのように転がっていた」というナレーション通りの荒んだ緊張感のある世界観にちゃんとなっているのに感心する。
また、役者の溌剌とした演技のおかげもあってか、やっていることは完全にクソ生意気な悪童そのものなんだけど、愛嬌があって矢鱈にかわいいどろろのキャラ造形も絶妙なラインをついていてよかったな。
「エガオノダイカ」第1話
超未来、地球より数万光年離れた惑星を舞台にした美少女SFロボット戦記物。
ソレイユ王国・王女ユウキの十二歳の誕生日編。
全体的にいま一つ緊張感のない作り。
終盤のロボ戦はアクションもポージングもカッコよくって悪くなかったが、それ以外の画作り全般が二国間の戦争を描く(?)壮大なストーリーに反して安っぽいのが気になった。
また、まだ初回だというのに既にキャラ作画にあやしい箇所がチラホラと散見されるのもちょっと不安な感じだったな。
「モブサイコ100II」第1話
「モブサイコ100」の2年3ヶ月ぶりの続編。
塩中学校生徒会長選挙の顛末編。
前作からの普通に続き。
丁度いまTOKYO MXの小学館再放送枠でやっている第一期も再見しているんだけど、全く違和感がなく2年以上のブランクを欠片も感じさせない内容だったな。
エミさんがえらくいい娘だったおかげでラブレタートラップという悪趣味極まるイベントがとても爽やかな形に収束していく構成とバランスが上手くてなかなかよろしかった。
「上野さんは不器用」第1話
科学部部長の天才発明家少女・上野さんが、彼女の意中の後輩男子・田中の気を引くために七転八倒する学園ラブコメ。
「ロッカくん」編と「クマタンダー2号」編の二本立て。
終始テンションの高い掛け合い漫才が続くので15分二本立ては疲れるが(苦笑)、話のアイデアも、ダイアローグもキレ味抜群で面白い。
あと、こんな常時アクセル全開なカロリーの高い役を見事にやりきっている芹澤優の熱演ぶりにも観ていてちょっと感心したな。
「キャプテン翼(2018年版)」第40話
全国中学生サッカー大会・準々決勝・ふらのVS.南宇和編。
ふらののマネージャー藤沢美子役に椎名へきる。
芸歴四半世紀を超えるベテランとは思えぬ初々しい演技に震える(しかも役柄的にそれほど外した演技ではない)。
あと、今回は全体的にキャラ作画が端正だった。
「ブラッククローバー」第65話
魔女の森騒動の決着とエピローグ。
今回からOP/EDがリニューアル。
OPはコンテ・演出両方では何気に初の吉原達矢監督自らの手によるものだった。
相変わらずサビのアクションシーン一連の作画がキレキレでなかなかにカッコいい仕上がりだったな。
2019/01/07 (月)
2019/01/06 (日)
「W'z」第1話
「ハンドシェイカー」の10年後の世界を描いた2年ぶりの続編。
DJ・Y'sのジグラート生配信編。
GoHandsの制作くらいしか事前に情報を入れていなかったので「ハンドシェイカー」の続編でビックリ。
設定を全て回収せずに、続編を匂わせて終わったとはいえ、番組終了後に続編告知もなければ、作品もそれほどヒットしたようには見えなかったのであのままひっそり企画を畳んだんだと勝手に思い込んでいたよ(苦笑)。
「ハンドシェイカー」と同じBGMと、大阪の繁華街に和風のテクスチャーが張られたジグラートの独特のヴィジュアルが懐かしい。
前作は主に男女のペアの話だったが、今回は主人公ペア(?)以外は基本的に同性同士のペアなのね。
DJ・Y'sのプレイシーンのきめ細やかな動きが凝っていて見せ場に相応しいカッコいい仕上がりだった。
「仮面ライダージオウ」第17話
仮面ライダーウォズ登場編。
魔王が誕生しなかった世界の、2022年の仮面ライダー「仮面ライダーシノビ」、これで一本作品が作れるくらいの「本気ぶり」に、近年のライダーシリーズにはない超ストレートにカッコいいデザインも逆に新鮮で好印象。
また、今回は白ウォズを巡る一連の展開もこれまでの状況、固まりつつあった話のフォーマットを一気に覆す、大きな転換がまさに新章突入に相応しい大胆な仕掛けで面白かった。
「ONE PIECE」第867話
シャーロット・フランペの介入編。
Aパート終盤、怒れるカタクリの三叉槍「土竜」による猛攻をルフィがかわし続けるシーンのアクション作画一連がよく出来ていて目を惹いた。
「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」第88話
猪鹿蝶トリオVS.コクヨウ編。
あっくんの死を悼むいのじんの涙シーンの表情作画が今話のクライマックスらしく力の入った仕上がりでなかなかよかった。
2019/01/05 (土)
「ブギーポップは笑わない」第1話、第2話
「ブギーポップは笑わない」の19年ぶりのリメイク作品。
第1話:ブギーポップと竹田啓司の邂逅編。
第2話:マンティコアの跳梁編。
2000年版の「ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom」は同時期公開を予定していた実写映画版とのメディアミックス企画で実写映画版とリンクする形の完全オリジナル作品だったが、今回は普通に原作をベースにした内容。
パズルのように錯綜する状況がテンポよく解けていく、第2話の構成が上手かったな。
あと、問題の原作イラスト完全無視なキャラデザだが、当初は原作イラスト云々以前に垢抜けない感じに強い違和感があったのだが、第2話に突入したあたりから意外とあっさり慣れてしまった。
たぶん話がキャラデザの問題を超えて面白くなってきたからなんだと思うけど。
「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第14話
テレザート上陸作戦、続き。
VS.ザバイバル陸戦師団編。
ザバイバル陸戦師団の大戦力をほとんど寡兵の空間騎兵隊だけで殲滅する地球人強すぎ問題は気になるが(苦笑)、パワードスーツによる陸戦主体のメカ描写盛り盛りで全体の2/3ほどを占めるボリューム満点な戦闘シーン一連はとても見応えがあって面白かった。
2019/01/04 (金)
「BanG Dream! 2nd Season」第1話
2年ぶりに再開した「BanG Dream!」の第二期シリーズ。
ライブハウス・ギャラクシー・リニューアルオープンライブ編。
2D手描き作画アニメからフル3DCGアニメに表現方法を変更。
第一期シリーズはアニメとヒロイン声優グループによる音楽活動を濃密にリンクさせる「ラブライブ!」のビジネスモデルを踏襲している感じだったけど、第二期はその上にさらに均質的なヒロインが20人以上出てくるソーシャルゲーム原作もの要素が加わった印象。
メインのバンド5組のライブが1話の中で一挙に描かれるゴージャスな構成が素晴らしい。
キャラ分けが明快な各バンドの個性をキッチリと押さえたライブパートの演出も見事にキマッていて大変見応えのある仕上がりだった。
また、日常パートもちょっとしたやり取りを通してキャラクターの関係性を見せる演出が随所に光っていてなかなかによく出来ていた。
あと、自分的なハイライトとしては視聴者代表キャラ的な朝日六花さんがフルCGアニメならではの凝った花柄ワンピがかわいいメガネっ娘で非常によろしかったなあ。
2019/01/03 (木)
2019/01/02 (水)
劇場用アニメ「映画 プリキュアドリームスターズ!」を地上波放送で観る。
公開当時の現行作品だった「キラキラ☆プリキュアアラモード」がメインの春のプリキュアシリーズ・クロスオーバー劇場版第9弾。
異世界「桜が原」の少女サクラを巡る、「キラキラ☆プリキュアアラモード」、「魔法つかいプリキュア!」、「Go!プリンセスプリキュア」の三つの世界のプリキュアの物語。
話の運びがどこかぎこちなくって物語にはイマイチノっていけなかったが、ヴィジュアルは2D手描き作画パート、3DCG作画パートともに充実していて見応えがあった。
作画監督の太田和寛のタッチが濃厚に残ったキャラ作画は修正が徹底していて全編通して美麗。
色使いや、光や水といった自然表現に凝ったCGも美しい。
また、アクションシーンのキレ味・ボリュームも2D、3Dともに良好。
映像的には本当に贅沢な作りで大変目に楽しい仕上がりだった。
あと、個人的にはプリキュア界のメガネっ娘すぎるメガネっ娘こと、七瀬ゆいさんを久しぶりに拝むことができたのも好かったな。
登場シーンがあきらさんに壁ドンされて迫られるっていうちょっとエロい感じなシーンだったこともあって正直かなり興奮してしまったよ。
2019/01/01 (火)
「探偵オペラ ミルキィホームズ サイコの挨拶」
「探偵オペラ ミルキィホームズ」単発特番・完結編。
ミルキィホームズの卒業試験編。
「カードファイト!!ヴァンガード」の主人公・先導アイチがスペシャル・ゲストとして登場。
また、熱心なファンではないのであまり拾えないんだけど、おそらく過去のシリーズ全てから様々なネタを盛り込んだ集大成的な構造になっているみたいな感じだったな。
中の人たちよる声優ユニットも10年目の節目に解散ということでもっと徹底的に話を終わらせるんだと思っていたが、そういう感じにはならなかったのがちょっと意外。
作品に対する思い入れは然程無いので細かいファン・サービスやシリーズの終幕に関する深い感慨とかは特にないんだけど、大久保政雄コンテ・演出によるこの作品らしいハイテンションな作りはそれなりに楽しい仕上がりで悪くなかった。
「マンガで分かる!Fate/Grand Order」
「Fate/Grand Order」の解説マンガ原作のショートコメディアニメ。
まさに金朋地獄&能登麻美子天国。
あと、坂詰嵩仁絵コンテ・演出・作画監督・原画の第3話はちょっと作画アニメしていてその点なんかもよろしかった。
「ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」第0話
「Fate/stay night」のスピンオフ作品「Fate/ZERO」のスピンオフ作品(ややこしい)。
ロード・エルメロイII世こと、「Fate/ZERO」の主要キャラ・ウェイバー・ベルベットが主人公のオカルト推理サスペンスもの。
緻密な背景・作画による格調の高い画面に、魔術に関する理屈っぽい語りもオカルトファンタジーらしい雰囲気たっぷりで好印象。
また、大人になり、立場を得てもなお、往時の青臭さが抜けきらず、苦労が絶えないウェイバーのキャラクターも思いのほか親しみやすくてよろしかった。