2018年
12月

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2018/12/31 (月)

「PERSONA5 the Animation SP1」
「PERSONA5 the Animation」完結編・前編。
VS.明智吾郎→VS.獅童正義編。

今回が完結編だと思っていたので終わらなかったのには驚いたな。

前半のジョーカー暗殺トリックの解説と、獅童攻略のための暗躍展開は逆襲のカタルシスがあってそれなりに面白かった。

ただ、このシリーズは戦術的な駆け引きも、演出的な押し引きもないバトルシーンがとにかく振るわないので後半のライバル&ラスボス(?)との決戦が立て続く展開が、本来なら一番盛り上がるべきところなのにも関わらずイマイチ盛り上がらない感じになってしまっていてちょっと残念だったなあ。

「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」第12話(最終回)
オルレアンの戦いの決着編。

暫定的なものも含めて個々のキャラクターそれぞれに決着をつけて無難に終了。

結局、自分には作品の勘所がよくわからないシリーズだったな。
歴史もの、ファンタジー、美少女、お色気、バトル、と様々な要素が盛り込まれているが、キャラクターも含めてどれも立て方が弱く、楽しむべきポイントが自分には最後までなかなか見出しにくいところがあった。

「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」第13話(最終回)
SEVEN-O VS.クーパー最終決戦編。

クーパーを倒すための計略も、個々のキャラクターたちの見せ場も、「刑事ドラマ」等をネタにしたメタフィクション的台詞回しもアイデア・サービス盛りだくさんな内容で飽きさせない。

クーパーとの最終決戦からエピローグまで様々なことが巻き起こるジェットコースターのような展開だったが、終始テンションが落ちないテンポのよい演出で駆け抜けるような運びもなかなかに良好で面白かった。


2018/12/30 (日)

「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」第13話(最終回)
梓川花楓の記憶の回復編。

「梓川かえで」編の決着編ということでかえでの話をまとめつつ、続編劇場版への橋渡しのために牧之原翔子も話に大きく関与させ、TVシリーズの最終回なのでメインヒロインの麻衣さんとの話もやり、やはりTVシリーズの最終回なので主要キャラ全員に出番を与える、というこなすべき課題盛り盛りな構成で脚本の苦労が窺える内容だったなあ。

咲太にとって都合のいい存在すぎて怖いけど、「実質的な親族の死」という受け止めがたい状況を整理して正しい道に導いてくれる翔子さんの言葉は何とも大変心強いな。

あと、観るたび毎回唸らされていた、秀逸すぎる咲太と麻衣さんのイチャイチャ駆け引きをラストにしっかりと押さえてくれたのもツボをよく心得た作りで観ていてちょっと嬉しかった。

「ゴブリンスレイヤー」第12話(最終回)
ゴブリンロードの軍勢迎撃ミッション編、続き。

戦いの趨勢は既に決しているので前回ほどの昂揚感はないが、それでもバトルアクションシーンは充実していて見応えあり。

また、最後にゴブリンスレイヤーの人間性の回復を「フルフェイスの鉄兜を自ら外して素顔を衆目に晒す」という行為で描くのも、そしてそれを物語の着地点にするのもわかり易くてなかなか好かった。


2018/12/29 (土)

「やがて君になる」第13話(最終回)
夏休み・水族館デート編。

橋渡しのような話だが最終回なので少しそれっぽく仕立て直したという印象。

侑が燈子が抱える問題の「答え」を持っているのがちゃんと示されているため、「投げっぱなし」感は薄いが、これまでの話数でもっと最終回っぽく盛り上がる話がいくつもあったこともあってか、橋渡し・踊り場的な内容の話で不完全燃焼のまま終わってしまうラストにはやはりちょっと食い足りなさを感じてしまうものがあったなあ。

シリーズ全体としては特異な人間関係がもたらす緊張感漲る構造に、演出も的確にその状況を際立たせ、盛り上げているのがよく出来ていて面白かっただけに、最終回が若干下がった感じで終わるのがいささか勿体なかったな。

「抱かれたい男1位に脅されています。」第13話(最終回)
クリスマス編。

特別に面白かったワケではないが、准太のストーカーぶりと西條さんのポンコツぶりというそれぞれのキャラの魅力をしっかりと押さえた内容になっているのは悪くなかった。

「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第13話
テレザート上陸作戦編。

波動砲発射のくだりは、ともに相手のことを思っての斉藤の優しさとキーマンの厳しさ、イスカンダルでの約束を反故にする業を古代一人に背負わせるのではなくイスカンダルへの航海をともにしたクルー全員でわかち合うという決断がなかなかにアツい展開でよろしかった。

また、波動砲発射態勢に入ったヤマトを機動甲冑部隊が支える画も「みんなで波動砲発射の業を背負う」をそのまんま画にしすぎているけど(苦笑)衒いの無いストレートな表現が話の内容にもマッチしていてこちらもなかなかよかったな。

「閃乱カグラ SHINOVI MASTER -東京妖魔篇-」第12話(最終回)
VS.雪不帰・羅刹、最終決戦編。

雪泉が雪不帰を、飛鳥・焔・雅緋の三人が羅刹を倒して決着。

黒影お爺さまの形見の「修学旅行のお土産のキーホルダーみたいなヤツ」から分離させた刀のミニチュアを最後に飛鳥が雪泉から押しつけられていたけど、小さすぎて無くすか、壊すかしそうだな。

あと、ワリと大変なことをしでかした雪不帰が無罪放免になっているのには何だかちょっと釈然としないものがあったなあ(苦笑)。

「色づく世界の明日から」第13話(最終回)
瞳美の未来への帰還編。

瞳美の色覚の欠如を普遍的な思春期の自意識の問題に置き換え、諸々の設定や関係性を上手に活かしてとてもキレイにまとめたな。
キャラ作画がいつにも増してよく、演出にも力が入っていて映像的にも見応えのある仕上がりだった。
主人公たちの恋の顛末を抑制の利いた節度のある形で描いているのも好かったな。

シリーズとしてはいま一つ弾まない感じだったけど、最後で「終わりよければすべてよし」とまではいかないまでもけっこう大きく巻き返した印象。
最終回のまとめ方が思いのほか上手かったので、今回のように瞳美の話に焦点をしぼって2時間くらいの映画としてまとめてみればもっと面白くなったのでは?と観終わったあとにちょっと思ってしまったよ。


2018/12/28 (金)

「叛逆性ミリオンアーサー」第10話
分割2クール前半戦終了回。
ファルサリア降臨編。

原作ゲームのラスボスらしいファルサリアが突如降臨し、桁違いに圧倒的な戦闘力を誇示して終了。

作品のファンには嬉しいサプライズなんだろうし、作り手の意図としては「衝撃的ラスト」にしたつもりなんだろうけど、一見様の自分には唐突にして大味な展開にしか見えず、全くピンとこなかったなあ。


2018/12/27 (木)

「INGRESS THE ANIMATION」第11話(最終回)
VS.ブラント決着編。

最後まで大きな減点はないけれど、加点もない、まさに空気みたいな印象のまま終了。

シリーズ序盤で捕まってからサラちゃんの見せ場があまりないのが大きな不満だったので最終回がサラちゃんがここぞとばかりに活躍する話だったのは好かったな。
あと、サラちゃんに接続された両陣営からの力の供給ラインが「天使の羽」のようになる画作りもカッコかわいくてなかなかにナイスなアイデアだった。

「はたらく細胞 特別編」
風邪症候群編。

30分の単発特番とはいえ、9月に終了したアニメの新作を12月に放送とか、フットワークの軽さに驚く。

レギュラー放送のときよりも丁寧な作りでよく出来ていたが、女性人気が高い作品だからか、男性キャラメインの内容だったのと、テーマの「風邪」に関する蘊蓄が少ないのにはちょっとガッカリしてしまった。


2018/12/26 (水)

OVA「あそびあそばせ」を観る。
アニメDVD付き限定版コミック収録作。
文化祭コスプレ編と樋口先生の過去編の二本立て。

樋口先生の話は確かに番外編っぽい話だし、つまらなくもないんだけど、14分しかない短編なんだから全部メインヒロイン三人の話にして貰いたかったかも。

OPが曲が2コーラス目でカットも一部差し替えになっているのは良いサプライズ・サービスだった。

「東京喰種:re」第24話(最終回)
金木VS.旧多、最終決戦編。

第四期シリーズは原作を相当に圧縮しているらしいが、最終回も話をラストまでこぎ着けて作り上げるだけで精一杯といった感じで描くべき感情や語るべき主張を込めるところまでいっていないため、真に迫るものがなく、いま一つ身を入れて観ることができなかったなあ。

第一期シリーズはよく出来ていて面白かっただけに、シリーズを重ねるごとに内容がどんどん大味になっていき、話のスケールが大きくなるにつれて中身が虚ろになっていくが非常に残念な作品だった。


2018/12/25 (火)

「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2」第13話(最終回)
殤不患・凜雪鴉・浪巫謠VS.婁震戒、最終決戦編。

第三期に続くよEND。

前回続き喪月之夜の使い方が上手くて大いに感心する。

また、七殺天凌に対して当初は「格下の魔剣」扱いされていた喪月之夜がアイデアひとつで下克上する流れ、殤不患と凜雪鴉のシリーズ初の共闘展開なんかもなかなかにアツくて面白かった。

シリーズ全体としては行き当たりばったりな展開に終始している感があって、物語の重心がないように見えるのは観ていてちょっと気になったが、個々の局面、局面はヒネリの利いた展開・気持ちよく盛り上がるシチュエーションが多くて素直に楽しめた。
また、新規のキャラクターに関しても第一期ときよりも濃いキャラが多くてその点なんかもよろしかったな。

「ゴールデンカムイ」第24話(最終回)
網走監獄「のっぺらぼう」争奪戦の決着編。

極東ロシアパルチザンの台頭によりさらに勢力図・人物相関図が錯綜し、パルチザンに取り込まれそうなアシリパ救出のために今度は第七師団と手を組むことになる杉元と、物語の構図が大きくひっくり返り面白くなってきたところで終了。

シリーズ全体的にも第二期後半あたりからクオリティが安定して高くなり、尻上がりに面白く、出来が良くなっていただけに盛り上がってきたところで終わってしまうのは残念だったな。
まぁ、一つの大きな山場を越えて区切りはつけるも、そこで再編された状況が劇的すぎて先が気になる、というのは「原作に物語を返す」系のラストとしては理想的な終わり方なんだろうけど。


2018/12/24 (月)

「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」第12話
キリル奪還ミッション編。

キリルの出自が明らかになってからトンデモ展開が立て続くが、前回あんなことになっていたザベルが生きていたのが一番のサプライズだったなあ(苦笑)。

「RELEASE THE SPYCE」第12話(最終回)
ゲッカコウ作戦阻止ミッション編・後編。

前話でヒントがあった通り命は普通に二重スパイ。

9話以降のシリーズ終盤戦は「仕事の継承」の物語としてけっこう上手くまとまっていてよろしかった。

あと、「師弟の強すぎる愛は互いに甘えや弱さの元になるから、それを絶つために雪が記憶を消去して『ツキカゲ』を卒業する必要がある」というラストの悲劇的な離別にしっかりと説得力があるところなんかもなかなかよかった。

「アニマエール!」第12話(最終回)
チアリーディング大会編。

こはねの不調がけっこう長く続いた挙げ句、そのまま本番になだれ込んでいったので観ていてかなりハラハラしたが、それでもシリアス度合いが作品のテイストを壊さない範囲の匙加減に収まっているのがよかったな。

チアリーディング大会(競技会)という大きなイベントで盛り上げ、ひづめと元チームメイトたちに和解をさせて後腐れを無くし、最後はこはねをひづめが支える物語の原点の再確認をして〆という手堅いラスト。

また、最終回も作画的にはそれほど恵まれてはいないのだが、まさに「ここぞ」というところで魅せる花和ちゃんのアクロバティックはカッコよくキマッていてキチンとラストのチアシーンが画的に盛り上がるようになっているのもナイスであった。

「ひもてはうす」第12話(最終回)
ひな壇トークバラエティ番組風総集編。

ときよの失踪と入れ替わり問題は思わせぶりなまま、投げっぱなしにして終わるのか・・・。
本筋の話自体はいつも通り安定して面白かったが、このネタの消化不良感が半端なくって何ともスッキリとしないラストだったな。


2018/12/23 (日)

「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」第12話
「梓川かえで」の誕生秘話と、かえでの登校ミッション編。

動物園にパンダを見に行くことがちゃんと「休憩」になっていて、道順を変えて不安を与えずに夜の学校にかえでを「登校」させる咲太さんがいつにも増してイケメンすぎてシビれたよ。

また、ラストの「梓川花楓」復活のくだりの久保ユリカの容赦の無い演じ分けも現実に突き放されるような感じがわかり易くてなかなかよかった。

「SSSS.GRIDMAN」第12話(最終回)
VS.アカネ怪獣→VS.アレクシス・ケリヴ編。

グリッドマンの真の姿=実写版のデザインを取り戻す展開も、ラストの実写も、強い意外性とその後にくる納得感が絶妙なブレンド具合で非常に良いサプライズだな、と感心する。

設定の説明は割愛しても尚、ドラマはちょっと駆け足気味なのだが、「虚構と現実」、「不安定で繊細な思春期の情動」などのテーマを巨大ヒーローアクションものの世界観・ストーリーのなかにキッチリと落とし込んだ上で上手に語りきっていて最終回もこれまでと同様になかなかよく出来ていた。

「ゴブリンスレイヤー」第11話
ゴブリンロードの軍勢迎撃ミッション編。

前話(10話)が冒険者たちの日常編だったのは今回の展開のための布石だったのね。

シリーズの終盤戦に相応しいオールスターバトル展開が気持ちよい。

ゴブリンスレイヤーが冒険者たちの協力を得る前半のドラマも、歴戦の冒険者たちの実力と、大軍を指揮することによってこれまで以上にゴブリンスレイヤーの戦術家としての才能が光る後半のバトルもストレートに燃える展開で面白かった。

「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」第87話
VS.カコウ編。

甲田正行絵コンテ・演出・作画監督(大河原烈と共同)回。

キャラ良し、アクション良しな良作画回。
ほとんど甲田正行の個人プレーみたいな感じだけど、今回は「ミツキ失踪編」で初めて面白いと思える内容だった。


2018/12/22 (土)

「やがて君になる」第12話
生徒会演劇・夏休み合宿練習編、続き。

逢い引きシーンの繊細な駆け引きも、侑がこよみの元へ駆け出すくだりからの物語の大きなウネリも丁寧且つ的確な演出でキャラの感情や場面の温度を上手にコントロールしていてよく出来ている。
侑の燈子に対する葛藤が最後に昇華されていく流れが気持ちよく描かれていて、終盤の展開は観ていてかなりアツかった。

「うちのメイドがウザすぎる!」第12話(最終回)
ミーシャの亡母のアトリエ、無断侵入問題編。

今回の騒動の原因はみどりんの奇行のせいなのに、みどりんが冷静な第三者目線でいちいち的確な助言を垂れてくるのにメチャクチャウケる(笑)。

かなり拗れたデリケートな問題ではあるが、登場人物がみんな理性的な振る舞いをするのでストレスなく観られるのは出来すぎだけど物語としてはいいバランス。
また、「喪の仕事」をテーマにした普通に良い話に、要所要所にコメディリリーフとしてみどりんが絡んできてガス抜きをさせる構成のバランスも上手くとれていてなかなかよかった。

「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第12話
白色彗星接触編。

寺岡巌コンテ回。

キャラクターの濃厚美麗な修正に、キレのある挌闘アクション、さらには80年代風のエフェクト作画の派手な乱舞と、今回は作画的な見どころの多い画面が目に楽しくってよろしかった。


2018/12/21 (金)

「ゾンビランドサガ」第12話(最終回)
アルピノライブ4日前→当日編。

最終三話の展開を見れば、伏線・設定の回収よりもさくらのドラマの貫徹を優先したのは妥当な流れだと思う。

終盤はさくらの話一本にドラマを絞ってブレさせないためか、ゆうぎりの過去に関する掘り下げ話はないのだが、その代わりにゆうぎりには美味しい見せ場が終盤のさくら編(アルピノライブ編)三話全てに用意してあるバランス感覚がよかったな。

クライマックスのライブシーンは笑顔を作る余裕はなく、一人何かと戦っているかのような、涙を堪えているかのような険しい表情で唄い続けるさくらがとても印象的。
さくらの記憶の復活によってフラッシュバックされるこれまでの情景の連続と合わせてなかなかにアツい演出で観ていてかなりグッときた。

あと、今回は全体的にキャラ修正が頑張っていて終始端麗なキャラ作画を堪能できるようになっているのも最終回らしい力のかけた作りで大変よろしかったな。

「BANANA FISH」第24話(最終回)
国立精神衛生センター最終決戦編。

ラオにアッシュが刺されるラストはアウトローものの様式美って感じだな。

放送時間を10分拡大という破格の厚遇受けているため、バトルアクションも、それぞれの決着のドラマもたっぷりと尺をとって描かれていて見応え充分。
とりわけ前半のアクションシーンは緩急自在な構成がよく出来ていて面白かった。

あと、今回は何と言ってもシンがメチャクチャ美味しい扱いを受けていたのが印象に残ったな。
動けない英二に代わって良識派の視聴者代表キャラとしてブランカ、アッシュ、月龍と絡み、その活躍によって上がった好感度がラストのラオの凶行の補助線にもなっている、ここへきての重要キャラぶりがなかなかのものだった。
特に前半のバトル展開のブランカとのコンビは体格・年齢のわかり易いコントラストも良好な、まさかの名コンビぶりが矢鱈に楽しくて、この二人の話をもっと観たい、と思ってしまうぐらいだったなあ。


2018/12/20 (木)

「RErideD -刻越えのデリダ-」第12話(最終回)
エッフェルズバーグ電波望遠鏡編・後編。

一応、話はキチンとまとまっているが、話も映像もキャラクターもパッとしなくて面白がれるポイントがない、という初回の印象は最後まで変わることなく終わったな。

まさに「箸にも棒にもならない」とはこのこと、といった感じの内容で、自分にとっては「実質的なヒロインがメガネっ娘だった」ことだけが救いのような作品だった。


2018/12/19 (水)

OVA「ウマ娘 プリティーダービー EXTRA R『BNWの誓い』」全三話をまとめて観る。
春のファン大感謝祭/BNW駅伝編。

TVシリーズ12話とTVシリーズ最終話(EXTRA R「響け、ファンファーレ!」)の間の話でBNWことビワハヤヒデ、ナリタタイシン、ウイニングチケットの三人が主人公の文字通りの番外編。

作画はTVシリーズ並だけど、お話の構成は全三話まとめてゲストキャラをメインに据えたオールスターお祭り系劇場版といった感じの様相でなかなかの見応えだった。
7人×3チームの駅伝という設定を使ってソシャゲ原作アニメらしい膨大なキャラクターをわかり易く捌く、アイデアも上手かったな。
メインのBNWのドラマが弱いのは少し惜しいが、キャラ押しの群像コメディとしてはTVシリーズと同様にサービス満点な内容で面白かった。


2018/12/18 (火)

「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2」第12話
婁震戒VS.歿王編と、嘯狂狷VS.浪巫謠→殤不患編の二元中継。

七殺天凌もどん引きな婁震戒の偏愛とまさかのドラゴンとの対決に、「喪月之夜」を使いこなして格上の浪巫謠を翻弄する嘯狂狷と、二つの局面ともに予想外の展開が続くツイストぶりがなかなかのものだった。

また、後半は剣術だけではなく軍将としての才覚にも秀でていた殤不患の逆襲劇で盛り上げる痛快さも上々で今回は全体的に筆がよく走っている印象だったな。

「あかねさす少女」第12話(最終回)
明日架と「黄昏の使者」の「喪の仕事」編。

エピローグで優がメガネを辞めるのに合わせるかのようにラヂ研に新入生メガネっ娘が加入する「メガネっ娘保存の法則」が発動。

こっちのタクミくんがシリアスカのフラグメントのタクミくんに乗っ取られっぱなしにするワケにもいかないからか、最後はシリアスカのフラグメントの復活をほのめかして後腐れなく終わったな。

大沼心コンテ回で、明日架と「黄昏の使者」が本音をぶつけ合うくだりはシャフト時代みたいなエキセントリックでキレのある大沼演出を久しぶりに堪能できる作りになっていてよろしかった。

あと、今日ちゃんはおそらく「黄昏の王」なんだろうけど、そのことには触れることなく、それでもキチンと「今日ちゃん失踪問題」をメインテーマに据え、TVアニメシリーズはTVアニメシリーズとして話をキレイにまとめているのもなかなかによく出来ていて観ていてけっこう感心したよ。

「ゴールデンカムイ」第23話
第七師団の網走監獄強襲編。

1話丸々戦闘回。

今回は四つ巴のどの勢力が最終的に「のっぺらぼう」を押さえることができるのか予断を許さない状況が続くなか、それぞれの出し抜き合い、駆け引き、因縁の対決が各所でせめぎ合う、ラス前に相応しい濃厚な戦場活撃展開が見どころ盛りだくさんな内容で非常に面白かったなあ。

「ブラッククローバー」第63話
VS.ラドロス戦決着→VS.魔女王戦開始、ブラックアスタ覚醒編。

吉原達矢監督絵コンテ・演出による、TVアニメ「ブラッククローバー」恒例、1クールに一度の作画アニメ回。

過去の本作作画アニメ回と比べても、表現の奔放さが格段に際立っていてかなりトバした仕上がりだったな。
凄まじい筆致ではあるが、若干やりすぎなところもあってアスタとラドロスの空中戦とか、何が起こっているのかよくわからない箇所もけっこうあった。

バトルの決着シーンの「ブラックメテオライト」が決まるくだりは黒い流星となったアスタをノエルたちが見上げる演出も含めてカッコいいのが素晴らしかったな。

あと、今回は作画だけでなく、アスタがたまたま「断魔の剣」との相性がよかっただけで「特別な存在ではない」という魔女王の解説や、「強敵を倒して一件落着したと思ったら、さらに厄介な強敵が」の天丼、といったお話の展開も面白くってなかなかよかった。


2018/12/17 (月)

「アニマエール!」第11話
夏合宿編、続きと、新ユニフォーム購入編の二部構成。

デブキャラ扱いされているときのこてっちゃんのフリキレ具合が相変わらずいい感じだな(笑)。

あと、今回は上にTシャツを装備することで、トップはTシャツ、下は水着にソックスとスニーカーというさらにフェチ度が上がったチア部のステージコスがエロくてなかなかよろしかった。

「ツルネ-風舞高校弓道部-」第9話
県大会予選反省&本戦対策会議編。

初対面のときに湊から貰ったお菓子の空き箱を未だに机に忍ばせている静弥はガチ。

「Free!」第三期の監督、河浪栄作コンテ・演出回で全体的に仕草・表情・視線の繊細な演出が目を惹く作りになっており、それによる緊張感のある雰囲気がなかなかに良い塩梅だった。


2018/12/16 (日)


2018/12/15 (土)

「火ノ丸相撲」第11話
大太刀高校インターハイ県大会優勝祝勝会&マネージャー×2入部歓迎会編。

正統派三つ編みメガネっ娘・堀ちゃんが本格的に本編に参加してきてテンションが上がる。

一度の贖罪で簡単に水に流さずに、佑真さんの更正話を繰り返し何度も反芻する構成が好印象。
また、部長の器の大きさがあらわれる決着のつけ方も素晴らしくって観ていて素直に感動してしまったよ。

「やがて君になる」第11話
生徒会演劇・夏休み合宿練習編。

「家族に見せる顔」と「学友に見せる顔」は全く違うという、よく考えれば然もありなんな現実によって姉のトレースに人生をかけてきた燈子のアイデンティティが大きく揺らぐ展開の自然な流れも、七海姉の実像が明らかになることによってこよみの脚本とのシンクロ率が更に増す状況もよく出来ていて上手かった。

あと、今回は前半の風呂と就寝時のレズトライアングラーの心理的葛藤も楽しい仕上がりでよかったな。

「とある魔術の禁書目録III」第11話
VS.「新たなる光」編。

記念撮影のくだりの「愉快で楽しい英国王室」がいい感じにくだけたキャラ萌え描写で面白かったな。

「うちのメイドがウザすぎる!」第11話
お泊まり会編。

みどりんの謎プレイが本当に謎すぎて思わず巻き戻し&一時停止して何が起こっているのか、確認してしまったよ(笑)。

「色づく世界の明日から」第11話
瞳美の時間遡行タイムリミット問題編。

当人への肉体的・精神的不具合は何もないので起こっている現象に対して瞳美自身があまりピンときていない感じなのが何だかちょっとリアルだった。

あと、今回は紙飛行機のくだりからEDまでの一連の演出がメチャクチャドラマチックで上手かったな。


2018/12/14 (金)


2018/12/13 (木)


2018/12/12 (水)


2018/12/11 (火)

「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2」第11話
嘯狂狷の開き直りと、浪巫謠VS.婁震戒編。

全てを失った嘯狂狷がまさかの開き直りをするくだり。
まさに予定調和崩しといった感じの、想定外の展開で凜雪鴉の無謬性に瑕疵がついたのには驚いたが、嘯狂狷に関する凜雪鴉の人物鑑定に誤りがあったための空回り、という自爆的展開も、ともに計画が頓挫したまま解散してしまう結末もグダグダでイマイチノレず、正直ちょっと困惑してしまったよ。

「ゴールデンカムイ」第22話
網走監獄潜入ミッション編。

今回は杉元たちが土方一派に裏切られ、第七師団・駆逐艦艦隊の網走監獄への強襲が始まり、まさに役者が揃って四つ巴の構図が出来上がると同時にENDパートへとなだれ込む、終盤の決戦ムードの盛り上がり具合が相当に極まっていて面白かった。

「転生したらスライムだった件」第11話
ガビル来訪編。

紫苑さんが動くたびにいちいちおっぱいがちゃんと揺れるのが大変素晴らしくってよかったな。


2018/12/10 (月)

「RELEASE THE SPYCE」第10話
モウリョウ撲滅ミッション/ツキカゲ全滅ミッション編。

内通者は大方の予想通り命。

命の裏切りによってモウリョウに主導権を握られたまま、次々にツキカゲの面々が討たれていく展開はどこか淡々とした落ち着いたムードが平然と裏切る命の冷酷さをより一層際立たせていてなかなかよかった。

「アニマエール!」第10話
漫研応援依頼編と夏合宿編の二部構成。

部員全員メガネっ娘な漫研が天国だった。

あと、夏合宿編の、チア部の水着にスニーカーとソックスという組み合わせもフェチ度が矢鱈に高くてよろしかったな。


2018/12/09 (日)

「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」第10話
麻衣とのどかの姉妹入れ替わり量子テレポーテーション騒動編・後編。

スイートバレットのライブでのどかが追い詰められてから、のどかの入水自殺未遂→麻衣さんの宝物と姉妹の和解までの後半の怒濤の展開がパッション溢るる展開と役者陣の熱演のつるべ打ちといった感じでなかなかにアツかった。

また、今回はスイートバレットのライブシーンもダンスのタイミングが一人一人微妙に違う、無闇に凝った作りで矢鱈に出来がよかったな。

「ソードアート・オンライン アリシゼーション」第10話
ライオスとウンベールの狼藉と、ユージオ&キリトVS.ウンベール&ライオス編。

レイプに、結果的に死人が出ている刃傷沙汰に、重大な戒律違反と、一度にこれだけの衝撃的事件を目の当たりにして被害者女子二人の心が持つのか心配になる。

今回は小原正和コンテ回でレイプシーンも、バトルシーンも、ライオスのバグり死にシーンもどれも全力・迫真な演出の壮絶さに、非常事態が矢継ぎ早に連続する畳みかけるような構成も濃密で大変な見応えだったなあ。
ゴブリンとの戦いもそうだったけどハードな展開になると気合いが入るのか、全編通して力の行き届いた緊張感のある作りが大したもので面白かった。

「SSSS.GRIDMAN」第10話
グリッドナイト誕生編。

都合4カードの怪獣バトルが楽しめる怪獣バトル特盛り回。

「中の人」ことナナシBのアクションがキレッキレで気持ちよかった。

あと、今回はVS.アンチ戦におけるフルパワーグリッドマンの攻撃を全て装甲で弾いて前進する重戦車ぶりもカッコよくってシビれたな。

「ゴブリンスレイヤー」第10話
ゴブリンスレイヤー一行の「辺境の街」への帰還編。

結局、何も起こらないまま終わったが、剣の乙女を除くゴブリンスレイヤーの嫁候補たちが次々に集い、一堂に会する展開はまるで決戦が始まる前みたいな昂揚感の高まりがあって何だかちょっと面白かった(笑)。

「HUGっと!プリキュア」第43話
ほまれのフィギュアスケートジュニアワールドカップ編。

佐藤順一シリーズディレクターコンテ回。

ほまれの片想いの決着編。

相変わらずほまれメイン回は作画が優遇されているな。

お話の方も硬軟ともにバランスのとれたラブコメ/失恋話が手堅い作りでよく出来ていた。
また、バトルパートは圧縮してたっぷりと尺をとって丁寧にドラマを描いているのもよかったし、フィギュアスケートを通して失恋が次のステップに繋がる形にわかり易くなっているのも上手かった。


2018/12/08 (土)

劇場用アニメ「ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」を観る。
「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」三部作の第二弾。

アネモネとエウレカ、二人の少女の救済の物語。

当然わかってやっていると思うのだが、オペレーターの科学者役に山口由里子がいるのでアシッドのミッションシーンの「エヴァンゲリオン」ごっこ指数の高さが半端ない(苦笑)。

繰り返されるエウレカセブンへのダイブミッションは単調、アネモネのドラマも類型以上のものには見えなくて中盤くらいからイマイチノってイケなかったのだが、終盤の全ての「エウレカセブン」シリーズがこのシリーズに収斂していくような展開には観ていてゾクゾクさせられた。
そしてその昂揚感の高まりのなか、死亡説(笑)が流れていたレントンが登場して第三部に続く、「引き」も完璧、観終わったあとは「終わりよければ、全てよし」みたいな気分になれてなかなか悪くなかったな。

また、キャラ作画は若干ユルいところもあるのだが、旧作の映像や3DCGアニメの使いどころの巧さ、ニルヴァーシュXの戦闘シーンの豪勢なメカ&破壊作画といった映像的な見応えも上々。

あと、これは自分の好みの問題かもしれないが少女らしい感情を素直に出すエウレカはこれまでのシリーズのどのエウレカよりも一番かわいらしくて(26億人殺しているけど…)その点なんかもよろしかった。


「とある魔術の禁書目録III」第10話
イギリス召喚ハイジャック編。

数多の極悪超人たちをスデゴロでのしてきた上条さんの戦歴を考えれば、一般ハイジャック犯ごとき軽く捌いて当然なんだけど、最早公式サイトのキャラクター紹介に書いてある「ごく普通の高校生(中略)相当な修羅場をくぐり抜けており、見た目以上にケンカ慣れしている」とかいうレベルの強さではなくて苦笑い。

あと、今回はさほど重要な話ではなさそうなのにキャラ作画が全体的に端正な仕上がりなのがよろしかった。

「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第10話
ナランチャVS.ホルマジオ編、続き。

ソルベとジェラートの最期のくだり。
ホルマジオが政治家を暗殺するオリジナルシーンが追加されていたり、暗殺者チーム全員の顔見せをここで先にしてしまったりと、「原作を忠実に再現」がモットーのTVアニメ版「ジョジョ」にしては珍しい大幅改変。
特に良いとも悪いとも思わなかったが、日常感のない暗殺者チームの面々が「輪切りのソルベ」を順番通りに並べるという地道な作業を黙々とこなしている絵面はちょっとシュールで可笑しかったな。

「色づく世界の明日から」第10話
絵の中に入る魔法編。

序盤の和解展開の瞳美とあさぎが二人ともいい子すぎて愛おしい。

あと、問題自体はワリと簡単に軟着陸してしまったが、瞳美のトラウマの根源を表わす幼女瞳美が相当に頑なで手強く、なかなかに深い闇を感じさせるところもよかったな。


2018/12/07 (金)


2018/12/06 (木)


2018/12/05 (水)

「風が強く吹いている」第10話
王子のランニングフォーム改造編。

ポイズンクッキングの使い手だったはなちゃんが矢鱈にかわいくてナイスであった。

前回のハイジの教育的指導が利いた走の歩み寄りにより、走と王子の仲がただ反目し合うだけではない「仲良くケンカする」間柄になっていくのが微笑ましい。
記録会での王子の「前進」をチーム全体で応援し、喜び合うラストの一体感も含めて、ここまで丁寧に話を運んできたことが上手く実を結んでいる構成演出の妙が観ていて大変心地よかった。


2018/12/04 (火)

「あかねさす少女」第10話
ヒロインたちの元のフラグメントへの黄昏の浸食開始編。

シリアスカがいなくなって、他所のフラグメントへの移動もない話でも、黒沢ともよは一人二役(以上)のノルマからは逃れられないさだめにあるのな(苦笑)。

ま、それはさておき。

お話の内容的には今回は明日架と優のケンカシーンの、明日架の人格形成に関わるところにまで踏み込んだ口論の緊迫感がなかなかのもので思わず画面に見入ってしまった。

「ゴールデンカムイ」第21話
VS.都丹庵士率いる盲人盗賊団編。

1話丸々男の全裸アクション回で、前回に引き続き、男の筋肉祭り回。

白石の顔を局部のマスクにしたり、谷垣のキノコを本物のキノコで隠したりと「隠し芸」の悪ふざけぶりも楽しかったが、それ以上に今回は作画が矢鱈に端正で総じて力が入っているのが目を惹いた。

また、一進一退の戦況が続く、主人公パーティVS.盲人盗賊団の攻防戦自体も緊張感があったし、ネタの破壊力、画面の仕上がり、バトルの面白さと三拍子揃った内容の充実度が高い、なかなかの好編だった。


2018/12/03 (月)

「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」第10話
連続違法アンセム終末治療致死事件編。

病院を舞台にした人情話に、アンセム及びエスペランサとの抗争がキッチリと絡んでくる話の組み立て方が上手かった。

また、ここへきてまさかのキリルの賢い設定も楽しいアクセントになっていてその点なんかも面白かったな。

「RELEASE THE SPYCE」第9話
師匠と師匠の師匠の顛末編。

クライマックスの師匠の師匠の最期のくだりはキャラ修正も爆発のエフェクト作画も緻密な力の入った仕上がりで見せ場の相応しいなかなかに見応えのある内容だった。


2018/12/02 (日)

劇場用アニメ「GODZILLA 星を喰う者」を観る。
3DCGアニメ版「ゴジラ」三部作の完結編。

ゴジラVS.キングギドラを怪獣同士の対決要素を少し外した形で大胆に再構成、という第二章・メカゴジラ編と同じ構造。

SFサスペンスアクションとしてはなかなか面白いので宇宙船がギドラの供物になるくだりあたりまでは悪くはないのだが、本題の(?)ゴジラとギドラの対決がはじまったあたりから失速。
巨大感・重量感は感じられずただ緩慢なだけの怪獣バトル&ハルオとメトフィエスの催眠禅問答の合わせ技の退屈さ加減が凄まじくって意識を保つのが大変だった。
SF小説としては面白そうなんだけど、怪獣映画としては冴えない、というこの作品の一長一短な内容は最後まで変わらなかった印象。
怪獣を撮るのが上手くて、そこに情熱を注げる作り手だったら、もっと面白くなったように思えてしまうのが勿体ない。

あと、今回、最終章に関してはギドラの方がゴジラ・アースよりも脅威レベルが高いこともあってか、全体的にゴジラの存在感が薄いのも観ていてかなり気になった。


2018/12/01 (土)

「火ノ丸相撲」第9話
インターハイ千葉県大会団体戦決勝、大太刀高校VS.石神高校、大将戦・潮火ノ丸VS.沙田美月編。

「国宝」同士の初の公式戦に相応しく取り組みシーンの作画全般にきっちりと力が入っているのが好印象。

また、団体戦優勝の熱が冷める間もなく、個人戦に向けて団体戦ではチームメイトだった火ノ丸と國崎が早くも火花を散らすという、高まったボルテージを下げないラストのアツい「引き」もなかなかに良い塩梅だった。

「やがて君になる」第9話
体育祭編。

ラストのディープキスのくだりの芝居付けが矢鱈に細かく丁寧でクライマックスに相応しい力の入れようがエロくてなかなかよろしかった。

「とある魔術の禁書目録III」第9話
VS.後方のアックア、決着編。

上条さんの超人的な身体能力に対して何かツッコミを入れるのは最早、野暮な話だとは思うが、垂直落下してくるアックアを片手で受け止めたのにはさすがにちょっと面食らってしまったよ(笑)。

「色づく世界の明日から」第9話
将の告白編。

告白されたあとの、初心で生真面目で天然な瞳美の反応と対応が非常に彼女らしくてかわいかった。

また、何とか頑張って告白に対処できたと思ったら、今度は味方だと思っていたあさぎから撃たれる、ラストの状況の混ぜっ返しぶりもいい感じな拗れ具合で面白かったな。