2018年
03月

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2018/03/31 (土)

「ハクメイとミコチ」第12話(最終回)
「緑尾老のキャラバン」との再会編。

猿のおばちゃんのまさに普段運動をしない人らしい下手くそな投擲ぶりに笑う。

ちょっとした遠出の予定だったハズの、ハクメイが以前世話になった「緑尾老のキャラバン」を一目見るための小旅行が様々なトラブルに見舞われることでアクションあり、爆破あり(笑)の冒険譚へと様変わりしていく様子がなかなかに愉快で面白かった。

また、今回はラストのシリーズのエンディングもお祭りENDとED曲の「Harvest Moon Night」のハマリ具合が最高すぎてこれだけで幸せな気分になれるような雰囲気が良好な、とても素晴らしい幕引きだったな。

「博多豚骨ラーメンズ」第12話(最終回)
林と緋狼の再会編の決着編。

最後までキャラもドラマも話の仕掛けも映像も突出したところがあまりなく、平凡な感じのまま終了。

総じて「可も無く不可も無く、とはまさにこのこと」といった感じのシリーズだったな。

「キリングバイツ」第12話(最終回)
牙闘獣獄刹(キリングバイツ デストロイヤル)の決着の続き、理想的政変(イデアルクーデター)編。

アニメ化するかどうかは未定だが物語は2年後の第二部へと続くよEND。

裏切りと騙し討ちにまみれた最終回。

あのまま野本くんが死んでいたら最高にクールなラストだったんだけど、さすがにそこまで突き放した展開にはならなかったか。

それでもサプライズ的な裏切り・逆襲展開がしつこいくらいに立て続く構成は最後まで飽きさせない作りで面白かった。

また、今話のもう一つのハイライトの陽湖お嬢様のレイプシーンも、前回の敗北だけでは終わらない二段底みたいな容赦の無いお仕置き・転落展開にセックス&バイオレンスなこの作品らしい昏いカタルシスが溢れていてこちらもなかなかよろしかったな。


2018/03/30 (金)

Webアニメ「ガンダムビルドファイターズ バトローグ」全5話をBDで観る。
配信での視聴は3話で止まっていたので、「ガンダムビルドダイバーズ」が始まる前の復習として全5話まとめてチェックし直す。

全話メカバトルを主軸した構成な上、監督の大張正己が全話の演出、3話ぶん(1、2、5話)のコンテをやっているだけあって、全編に渡って大張正己の美意識、大張正己らしい濃厚にして大胆なメカアクションが横溢した内容でまとめて観るといや増しにメカ作画の見応えが凄かった。

また、各エピソードのバラエティに富んだ内容や「ガンダムビルドファイターズ」シリーズとりあえずのラスト・エピソードをビルダーとしてもファイターとしてもユウキ会長と並ぶほどに成長したセイとユウキ会長のタイマンで〆る構成なんかも観ていてなかなか好印象だったなあ。

「メルヘン・メドヘン」第10話
日本校VS.アメリカ校戦編。

万策尽きて放送が二週飛んだツケがまわってレギュラー放送はここで打ち切り。

「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」第12話(最終回)
クハノウ伯爵領での騒動の決着+ゼナへの手紙形式で綴られる、その後の旅の点描編。

主人公ご一行の冒険はまだ始まったばかりだぜEND。
本当に「まだ始まったばかり」な地点で終わっているので打ち切り漫画風情が強い(苦笑)。

最終回もいつもと変わらぬ淡泊な演出、平凡な作画のまま、全く特別感無く終了。
話も終始「異世界転生無双もの」のテンプレみたいな感じだったし、特にこの手のジャンルが好きというわけではない自分的には最後までいま一つ響くもののないシリーズだったな。

「恋は雨上がりのように」第12話(最終回)
あきらちゃんの陸上競技復帰決断編。

百合っ子はるかさん大勝利END。

あきらちゃんの気持ちが陸上とはるかの方に傾き、店長から離れていく流れがあまりにもスムーズすぎて、気が付いたらあっという間に店長への恋心が「良い想い出」ポジションに整理されてしまっているのに付いていけずに戸惑う(苦笑)。

女子高生と45歳のおじさんの恋愛が成就するのは現実的ではない、だが作品としては二人の恋愛をネガティブに捉えたくもない、ということでの発展的解消なのかもしれないが、現実に向き合う流れの急な心変わりがいささかドライで「二人が惹かれ合ったのは向き合いたくない『本当にやりたいこと』から目をそらすための現実逃避だった」ように見えてしまうし、二人の恋愛が現実逃避の産物だったように見えてしまうせいで結末の穏やかな破局も綺麗事のように見えてしまって、自分にはいま一つ腑に落ちないラストだったなあ。

「だがしかし2」第12話(最終回)
ほたるさんの帰還編、続き。

全てが中途半端な状態のまま、丸投げEND。

不完全燃焼感の強すぎる終わり方でスッキリしない。
また、ほたるさんの不在を散々引っ張った挙げ句のラストがコレというのも輪をかけてツラかった。

あと、これはシリーズ全体についての話なのだが、第二期になってから新キャラが増え、話も1話完結形式から連続ものになったのに放送時間が短縮されて話の進みが遅くなり、シリーズ全体のボリュームが半減してしまったのも内容と放送形態がミスマッチな感じがしてその点なんかも観ていてずーっと気になったなあ…。

「たくのみ。」第12話(最終回)
「ステラハウス社会人飲み会(仮)」編。

最終回がみちるメイン回じゃないのが意外。

完全に通常運転な内容で最終回らしさは全くないが相変わらず安定感のある仕上がりで面白い。

あと、最後に香枝さんがメガネをかけてくれたことも自分的には非常にアガるサービスで観ていてとても嬉しかった。


2018/03/29 (木)


2018/03/28 (水)

「宇宙よりも遠い場所」第13話(最終回)
夏隊帰還編。

ドラマのピークは前回のラストで過ぎているので最終回は終始落ち着いたテンションで旅の終わりの切なさを噛み締めるような作りだったな。

冒険旅行をテーマにした青春ものの最終回らしく、主人公たちが初回や出会いのスタート地点から考えるとタイトル通り随分と遠いところまで来た(精神的に大きく飛躍した)ことをしみじみと実感できるような内容に仕上がっているのが好感触。

また、お馴染みのクライマックスを挿入歌で盛り上げる演出を、EDも含めてラストに3連続で固め打つ構成は最終回らしい大盤振る舞いで最後にこれでもかと畳みかけてくる感じがなかなかに良い塩梅だった。


2018/03/27 (火)

「からかい上手の高木さん」第12話(最終回)
手紙編と入学式編と席替え編の三本立て。

主人公二人の出会いの話と二人の関係性の終局を匂わす「席替え」編、始まりと擬似的な終わりの話を立て続けることでこれまでの歩み・立ち位置(現在地)の再確認をする最終回らしい手堅い内容で、今話の3エピソードを結びつける「手紙」と「ハンカチ」という小道具の使い方が上手かった。

「りゅうおうのおしごと!」第12話(最終回)
八一VS.名人、竜王戦七番勝負第四局編。

スタートから三連敗して一勝もできないまま追い詰められた主人公がここからどう巻き返すのか、というところに注目していたのだが、逆転の契機になった第四局だけを集中的に描き、残りはオールカットという自分が観たかったところがバッサリカットされた構成に拍子抜け(苦笑)。

あと、最後に出会いのくだりのリフレインを押さえたりはしているものの、八一とあいのドラマが後景に退いたままシリーズの幕が下りてしまうのも片手落ちな感じがして気になった。

「おそ松さん(第二期)」第25話(最終回)
地獄編。

前回も含めたラスト2話は、空気を読まずに暴走しすぎて誰もついていけなくなった第一期のラスト2話のやり直しみたいな感じだったな。

六つ子の死亡→地獄行きという大きなイベントに、オールスター共闘の地獄からの救出劇というわかり易く盛り上がり、わかり易くサービスの利いた内容で相応に手堅くまとまっている。
ラストの脱出劇の大立ち回りはキレ味のあるアクション&メカ作画もたっぷり用意されたけっこうな力の入りようでなかなかに見応えのある仕上がりだった。

ただ、大ブームだった第一期の最終回ではこれと正反対のことをして観客を無視し、ブームが去った今になって日和ってみたところでかつての観客の多くは既に画面の前にいない、というのは何ともままならないというか、ちょっと皮肉な感じだな。
おかげで状況が逆だったら(第一期の最終回が今回のような無難な感じで、第二期の最終回が第一期の最終回のようなヤケクソみたいな感じだったら)むしろ座りがよかったのになあ、とかついつい益体もないことを思いながら眺めてしまった。


2018/03/26 (月)

「citrus」第12話(最終回)
修学旅行終了編。

主人公二人がちゃんと結ばれて思いのほかキレイに終わったな。

クライマックスの告白あとのキスシーンとED前のキスシーンとラストの手繋ぎシーン、見せ場のラブシーンの芝居付けや演出がどれも大変力が入っていて、キッチリと見せ場らしく盛り上がる作りになっているのが非常によかった。

「刻刻」第12話(最終回)
止界からの脱出編。

マリヤは第一話冒頭に出ていたし、「創始者」についての設定の補完にもなっているけど、それでもやはりマリヤの存在は強引に話を終わらせるための「デウス・エクス・マキナ」にしか見えなくて脱力してしまうなあ。

こんなご都合な感じで樹里の帰還不能問題を解決させるのなら、樹里の止界での孤独な戦いにあんなに尺をかけずに、代わりに止界から帰還した者たちの帰還後の反応や状況、一件落着後の各キャラクターのエピローグとかを尺を取ってちゃんと描いて欲しかったな。

「過程」を楽しむタイプの作品で「決着」にさほど重きを置いていないのはわかるけど、それにしてもちょっとガッカリなラストだった。

「三ツ星カラーズ」第12話(最終回)
カラーズと街の紹介動画制作編と、コロ婆の事件(未解決)編と、お花見編と、公園の真ん中で休みながら監視作戦編の四本立て。

間に日常編(カラーズが普通に遊ぶ話)を挟みつつ、サブタイトル通りカラーズと街と(街の)人々の話でキレイにまとめた最終回だったなあ。

リーダーは引いて死んだ目になっていたけど、黄瀬母子の明るくて仲良しなやり取りが微笑ましい。

また、カラーズが公園遊具を全力で堪能するくだりの、観察眼に優れたリアリティに溢れる描写や、「公園の真ん中で休みながら監視作戦」で寝るシーンの凝った芝居作画なんかもけっこう目を惹く仕上がりでなかなかに良い塩梅だった。

「銀魂.」第353話
高杉の参戦編。

3ヶ月間の休みを挟む前の「銀ノ魂篇」前半戦終了回だからか、全体的に作画が端整な仕上がりでよろしかった。

また、高杉参戦シーンも休み前の最後の「引き」の相応しく、ハッタリが上手くキマッていてなかなかにカッコよかったな。


2018/03/25 (日)

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」第11話
ミツルとフトシのコンバート編。

鹿間貴裕絵コンテ・演出・作画監督・メカ作画監督・原画担当回。

バトルシーンの変容する叫竜の奇想が素晴らしい。

また、今回はミツルの失調を軸にココロ、フトシ、イクノがそれぞれの想いを抱えながら絡んでいくドラマの方も終始緊張感のある内容に仕上がっていて面白かった。

「スロウスタート」第12話(最終回)
花名ちゃん自力で買う服を選ぶの巻。

「金のたまちゃん」とかいうなかなかに強烈なパワーワード(笑)。

花名ちゃんが母親に選んで貰っていた服を自分で選んで買ったことを、シリーズを通してのひとつの「成長の跡」としてとりあえずのまとめに持っていく、という構造なのだが、ほとんど家族や友人たちにお膳立てをして貰ってやったことなので達成感がなく、幕引きとしてはちょっと歯切れが悪かったかな。

最終回だからか、これまでのキャラの枠から外れたみたいに栄依子ちゃんにフレンドリーな榎並先生と栄依子ちゃんのイチャイチャ百合百合展開、志温ちゃん&大会さんのJK制服コスなんかは最終回らしいサービスの利かせっぷりでなかなかよかった。

「ポプテピピック」第12話(最終回)
VS.キングレコード編。

キングレコード一社提供アニメなのに林原めぐみと宮野真守がキャスティングされなかったのは意外。

とにかくラストの蒼井翔太(実写合成)ENDの絵面が相当に強烈で面白かった(笑)。

あと、本放送と再放送の連続放送フォーマットを使ったリセット別ルート展開、再放送での「ボブネミミッミ」の新作、くだんの蒼井翔太(実写合成)ENDなど、最終回ならではのスペシャルな仕掛けを連発しながらも最後はいつも通りの「星色ガールドロップ」の予告で〆る構成もバランスの取れたキレイな着地でよかったな。

「魔法使いの嫁」第24話(最終回)
VS.カルタフィルス編の決着編。

最終回滑り込みでOPの映像が完成するというサプライズ。

このままいくと智世とカルタフィルスの話になってしまうような感じだったが、最後にちゃんと智世とエリアスの話に戻り、キレイに終わってホッとする。

タイトル通り智世が「魔法使いの嫁」になって終わる大団円を花嫁衣装&結婚指輪というストレートな小道具で盛り上げ、無くした家族・「ただいま」を言えるところを智世が再び得たことを示して物語の幕を下ろすソツの無いラストが好感触。

また、VS.カルタフィルス戦の熱量の高い演出も見応えがあったし、智世の眠りの魔法はカルタフィルスに通用しなかったが、カルタフィルスに安らぎを与えたいという智世の想いはちゃんと届いた、カルタフィルスの始末の付け方なんかも上手くてなかなかよかったな。

「ドラゴンボール超」第131話(最終回)
「力の大会」の決着編。

17号美味しいところ総取り好感度爆上げEND。

シリーズ初の山室直儀キャラデザの単独作監回でヴィジュアルがいつにも増して超充実。
バトルの最終局面では圧倒的な演出のボルテージの高まりも相まって思わず画面に見入ってしまう。
また、悟空とフリーザの共闘展開というサービス、最後の「スーパードラゴンボールへの願い事」は予定調和だがそれを行う最後の勝者は予想外という予定調和崩しなんかもなかなか好かった。

シリーズ開始当初はリメイク元になっている「神と神」、「復活の『F』」同様、コメディをたっぷりと交えた「ファミリーで楽しめる新しい『ドラゴンボール』」志向が強くて先行する劇場二作と同様にノレなかったが、「破壊神シャンパ編」、「“未来”トランクス編」、「宇宙サバイバル編」と「ドラゴンボール超」完全オリジナルエピソードに入ってからはシリーズを重ねるにつれてバトルもの志向が強くなり、往時のエキサイティングでスリリングな「ドラゴンボールZ」のノリに戻っていったのでシリーズの2クール目以降からはけっこう楽しんで観られたな。
特に最終章の「宇宙サバイバル編」はボリュームもサービスも満点、経験を積んだスタッフの自信も感じられる内容で、「力の大会」が開幕してから8ヶ月にも及ぶまさに山盛りのバトル展開が観ていてとても面白かった。


2018/03/24 (土)

「ハクメイとミコチ」第11話
夜越しの汽車で釣りに行く話。

夕澄慶英!コンテ回。

ひとつひとつの状況ややり取りを丹念に描写し、積み重ねていくことで醸し出されるリアリティ(迫真性)が素晴らしく、夜汽車の旅も雨天の湖釣りも風情のあるシチュエーションを旅情ムードたっぷりに盛り上げていく作りが上々だった。

また、互いが互いを思いやる気持ちが強く、上手くいかないことがたびたび起こっても険悪なムードにはならないハクメイとミコチの夫婦ぶりもいつにも増して好感触でその点なんかも非常によかった。

「グランクレスト戦記」第11.5話
総集編。

設定の説明と状況の整理を上手にこなしている大変よく出来た総集編だったなあ。

そして何より本作の大きなストレスのうちのひとつの、「『国盗り物語』なのに『世界地図』が劇中でほとんど描かれず、国同士の位置関係が全く想像できない問題」を解決する「世界地図の表示」がようやく果たされたのも非常に大きな収穫だった(苦笑)。

「刀使ノ巫女」第12話
VS.折神紫/大荒魂タギツヒメ編。

第一部・「胎動編」の最終話らしく、力の入った仕上がりで前回に引き続きヴィジュアルが充実。

テンポよくバトルの局面が次々に展開していく話の方も見どころ盛りだくさんで退屈するヒマなく楽しめたが、欲を言えば個々の見せ場(可奈美がタギツヒメの異能を攻略するくだりとか、メインヒロインズ6人総掛かりのラスボス戦とか、降霊可奈美ママンの無双ぶりとか)はもっとじっくり観たかったかも。

「七つの大罪 戒めの復活」第11話
ジバゴの最期と、メリオダスの封印された力の復活編。

西澤晋コンテ回。

これまで誰に対しても頑なに心の裡を明かそうとしなかったバンが養父のジバゴに対しては自然と心の奥底でわだかまっていたメリオダスへの罪悪感を素直に吐露するくだりの、父子ならではの情に溢れた関係性の描き方が上手くてけっこうグッとくる。

また、今回は後半のメリオダスの逆襲シーンも少年バトル漫画の王道を行くようなハッタリの利かせ方が気持ちよくって素晴らしかった。


2018/03/23 (金)

「ラーメン大好き小泉さん」第12話(最終回)
名古屋編と小泉さん長期病欠編の二本立て。

悠さんのレズストーカーぶりと、小泉さんのラーメンキチ●イぶりの極致を描いて終わる手堅いラスト。

ラストに相応しい内容ではあるが、過剰に特別感を演出して下手に盛り上げすぎないようにしているバランス感覚が好感触でよろしかった。

あと、まさにこの作品のために作られたという感じのOP・EDが好きだったので、削らずに通常フォーマットのまま終わったところなんかもよかったな。

「メルヘン・メドヘン」第9話
土御門本家強化合宿編。

二週に渡る放送休止を挟んだ挙げ句に見せられたものが年に一回観るか、観ないかレベルの全編低調作画という、なかなかにパンチの利いた展開だったな(苦笑)。

「ゆるキャン△」第12話(最終回)
クリスマスキャンプ編、続き。

まさかOPの「空飛ぶテント」を本編で回収するとは思わなんだよ。

クリスマスキャンプの続きをたっぷりと描いたのち、概ね現状維持な主人公たちのその後の状況を押さえて〆。

相変わらずキャンプシーンはゆったりと流れる時間の使い方が巧いなあ、と感心する。

あと、キャンプの技術と無二の親友、このシリーズを通して主人公が得たものを最後に言葉ではなく映像でスマートに示して終わるラストのまとめもソツが無くってよろしかった。


2018/03/22 (木)


2018/03/21 (水)

劇場用アニメ「さよならの朝に約束の花をかざろう」を観る。
脚本家の岡田麿里初監督作。
長命不老種族「イオルフ」の主人公・マキアが拾った人間の男の子・エリアルと、エリアルの半生を通して母子になる家族の物語に、王国の政治的企てに巻き込まれて翻弄される「イオルフ」の趨勢が絡む、といった感じのファンタジー大河ドラマを、岡田麿里らしい濃い男女の人間模様を軸に描いていく作りで「イオルフ」、「ヒビオル」、「レナト」といった独自の設定を活かしたドラマの転がし方が上手くてなかなか面白かった。

ただ、主要登場人物たちのドラマが次々に決着していく終盤(王都陥落のくだりあたりから)はそれぞれが全体的に言葉でちょっと語りすぎで、集中力が途切れたように緊張感がなくなり、ダレてしまうのは残念だったな。

映像面に関しては王道的な洋風ファンタジー的世界観をP.A.WORKS制作らしい丁寧な画作りで壮大且つ緻密に描いていく大変堂に入った仕上がりの、とても見応えのある内容だった。
また、井上俊之、平松禎史、田中将賀らをはじめ、実力派のアニメーターが数多く参加しているだけあって芝居・アクション作画的な見どころも随所に用意されており、その点なんかも眼福だったな。


「宇宙よりも遠い場所」第12話
小淵沢天文台建設予定地への南極内陸遠征編。

お母さんが南極で見た景色は報瀬の知らないお母さんが見た景色だから、同じモノを見ても実感が湧かず心が全く動かない、というのはなかなかリアル。

そして、お母さんの遺品のノートPCに報瀬が三年間お母さんに出し続けたメールが今になってまとめて届く、というラストの仕掛けにはくだんの前フリと道具とシリーズ通しての伏線がどれも上手く活かされていて、その巧みな手際に思わず唸ってしまったよ。

あと、くだんのラストは報瀬の慟哭シーンの花澤香菜の熱演ぶりも大したものでそこもまた素晴らしかったな。

「オーバーロードII」第11話
「アインズ・ウール・ゴウン」と王国軍の「八本指」討伐バッティング編。

仮面キャラだらけの仮面劇。

この作品はいわゆる「異世界転生無双もの」なので主人公サイドが活躍する展開になると俄然話が面白くなるな。

図らずも(?)「アインズ・ウール・ゴウン」と王国軍が「八本指」の討伐でバッティングしてしまい、三つ巴のような状況になり、本来の標的ではないもの同士の両者が戦うことになる、という流れもヒネリが利いていてよろしかった。


2018/03/20 (火)

「りゅうおうのおしごと!」第11話
マイナビ女子オープン本戦、桂香さんVS.釈迦堂里奈編。

桂香さんが対局後の勝利者インタビューで感極まって言葉がなかなか上手く出なくなるくだりが程よいリアリティで観ていてちょっとグッときた。


2018/03/19 (月)

「citrus」第11話
修学旅行編・中編。

桃木野さんが隣で寝ているのに情事に至ろうとする、その獣じみた性欲を柚子は何故あのクリスマスの夜に出さなかったのか、問いただしたい(苦笑)。

ま、それはさておき。

今回は初回以来の高橋丈夫監督の単独コンテ回で、全編に渡る引きの画を多用した凝ったレイアウトがなかなかに面白く、見応えのある内容だった。

「銀魂.」第352話
かぶき町攻防戦のエピローグ。

パッケージ版差し替え案件なエヴァの現物BGMと、能登麻美子@パンデモニウムさんの破壊力。

かぶき町攻防戦に参戦したオールキャスト総登場で、キレのあるコントもしっとりとしたドラマも盛りだくさんな見どころだらけな内容だったな。
また、ボリューム満点な内容ながらも最初から最後までダレることも駆け足になることもない、緩急の利いた構成も上手くてその点なんかもよく出来ていた。


2018/03/17 (日)

「スロウスタート」第11話
夏祭り編。

一瞬の切り返しだが栄依子ちゃんと榎並先生の差し合い(攻めキャラ同士の主導権争い)がハイレベルすぎて凄い(笑)。

内容全般的にはメインヒロインズだけでなくクラスメイトの女子たちも総登場な、お祭りイベント回に相応しい賑やかな作りと、それをラス前に持ってきて盛り上げるシリーズ全体の構成がなかなかに良い塩梅だった。


2018/03/17 (土)

劇場用アニメ「劇場版 Infini-T Force ガッチャマン さらば友よ」を観る。
TVアニメ「Infini-T Force」の続編劇場版。
南部博士ご乱心騒動編。

監督がTVシリーズ不参加の松本淳に変わったからか、話はそのまま続きだがTVシリーズと同質の面白さを期待すると肩透かしを食う内容だったな。
…というか、そのテイストの変化を差し引いてもかなり厳しい仕上がりだった。

・オールスターヒーローアクションものなのにTVシリーズよりもアクションの規模が小さくなり、アクションの見栄えも地味になっている。
・TVシリーズで一度解散したチームが再結集する続編ものなのにチーム再会のドラマがない(いきなりみんな揃っている)。
・話の展開に動きがなく、場面の画的な変化が乏しい。
・TVシリーズでは要所に用意されていたユーモアが一切なく、終始重く暗いムードが続く。
・オールスター世界観を成立させるための「多次元世界」設定に絡んだ、騒動の元になっている設定の説明が複雑で冗長。

…など、あげたらキリがないくらい気になる点が多く、全体的に「観客を楽しませよう」という意識が大きく欠けているのがツラかった。

また、その代わりに健、ジョー、南部博士の三者のドラマが面白いかというと、「悪くはないが娯楽性の欠落を補うほどよく出来ているワケでもなく…」といった感じで総じて何とも振るわぬ印象だったな。


「ハクメイとミコチ」第10話
竹製の露天風呂作成編とミコチの姉・アユネ登場編の二本立て。

臨時休業で温泉に入れなかったフラストレーションを解消するために自ら手製の露天風呂の制作に乗り出すハクメイさんはまさに「行動力の化身」だな(苦笑)。
ともあれ、このアニメの妙に丁寧な物作り・土木作業展開は面白いので観ていてとても楽しかったが。

あと、今回は後半の話の、アユネに対する当たりが厳しく、言葉遣いがいつもよりも汚くなるミコチの態度も家族相手らしい気の置けなさが上手くあらわれていてなかなかよかった。

「グランクレスト戦記」第11話
一角獣城の陥落編。

徳田大貴絵コンテ・演出・総作画監督・アクション監督・作画監督(川崎玲奈と共同)・原画・動画担当回で、アクションに、エフェクトに、ラブシーン(キスシーン)と随所に作画的見どころが横溢する堂々たる仕上がりの作画アニメ回だったなあ。

また、作画の見応えだけでなく、全編に渡って「負け戦の悲壮感」が濃厚に漂う演出のムードも素晴らしくってシリーズ前半の山場に相応しい力の入った内容だった。

「刀使ノ巫女」第11話
VS.折神家親衛隊、ヒロインズの折神家強襲編。

筆坂明規絵コンテ・演出回で全編派手な剣戟バトルアクション回ながら安定して作画がキャラもアクションも良い、シリーズ前半の山場に相応しい力の入った仕上がりだったな。

手数の多い剣戟アクションも見応えがあったが、一番の作画的な見どころは終盤の結芽の最期(?)のくだり。
繊細なタッチのキャラ作画・芝居作画が描かれる結芽の過酷で儚い運命にマッチしていてよろしかった。

また、今回は敵味方相対するそれぞれのキャラクターに充分な見せ場が用意してある個々のキャラの立て方も矢鱈に上手くてその点なんかもよく出来ていたな。


2018/03/16 (金)

「ゆるキャン△」第11話
クリスマスキャンプ編。

最初にして最後のオールヒロイン集合のキャンプ回だけあってソツなく力の入った仕上がりだった。

集合予定時間に縛られずに思い思いの時間に集まる最初から、行き当たりばったりな感じで諸々進行していく様子がまさにタイトル通りの「ゆるキャン」ぶりで良い雰囲気。

ただ集まって外で遊んで食べるだけの話なのだが多幸感溢れる作りが素晴らしく、リンがその楽しさを認めるくだりにも相応の説得力があり、そこで〆るまとめ方も上手かった。

「たくのみ。」第10話
忘年会、オリオンビール編。

映るのは一瞬だけど直さんがオリオンビールを飲むときの芝居作画(瞬きしながら、ワンピースの肩紐が飲みあげる動作に合わせてズリ落ちる)が細かくて目を惹いた。


2018/03/15 (木)

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」第10話
50年ぶんの手紙編。

諸星すみれの激巧幼女演技を存分に堪能できて大満足。

また、マグノリア母娘のドラマとそれに関わったヴァイオレットのドラマの結末、二段構えになっているラスト構成も上手かったし、お母さんが大好きであどけないアンのキャラ造形を丁寧に掘り下げたおかげでラストのヴァイオレットの涙に十二分な説得力が生まれる作りも本当によく出来ていて素晴らしかった。


2018/03/14 (水)

「宇宙よりも遠い場所」第11話
大晦日、日向の過去の人間関係清算編。

女子高生カルテットの中では一番の常識人で賢いから、過去の裏切り&いじめ問題の恥知らずな蒸し返しにも波風立てず大人のフリして何とかやり過ごそうとする日向と、子供気質全開で納得できない自分の感情を優先しようとする報瀬の葛藤をギリギリまで引っ張ってから、最後にガツンと言いたいことの全てをブチまける形に持っていく構成の押し引きがとても上手くてよく出来ていた。

あと、今回は報瀬が日向のことが気になりすぎてお母さんの話すら上の空になっているくだりが報瀬にとって最早日向たちの存在は全てをなげうってまで拘っていたお母さんの存在に匹敵するくらい大きなものになっているのがわかるシーンで観ていてなかなか感慨深いものがあったな。


2018/03/13 (火)

「りゅうおうのおしごと!」第10話
八一VS.名人、竜王戦七番勝負開幕編。

息芝居だけで井上和彦(おそらく出演キャスト中最も高額の)ギャラ発生。

せっかくハワイ対局に桂香さんを同行させたのに桂香さんの水着シーンがないとか、今話のクズ竜王以上に無能にもほどがある展開に観ていて大いに憤慨した。
(「完全版」になるらしいパッケージ版にはあるのかもしれんけど)

「おそ松さん(第二期)」第23話
深夜の日松屋編二題、ダヨーンのそっくりさん編、イヤミの現状反省会編の四本立て。

イヤミの現状反省会編。
2つ前の話の「ニート矯正施設送還人事会議」と同様のパターンのキャラの立ち位置ぶっちゃけ話。
楽屋ネタも交えた自虐ネタを上手に処理していて面白いが、「イヤミの人気の低迷問題」以前に現在は「作品そのものの人気の急降下」という問題があるのでそこに触れないのは自虐ネタ・ぶっちゃけネタとしては踏み込み不足で中途半端な印象になってしまうのが気になった。


2018/03/12 (月)

「三ツ星カラーズ」第10話
雪遊び編と、謎の絵馬編と、招き猫消失事件編の三本立て。

今回はキャラ作画・芝居作画ともに作画が全体的に普段よりも良好な仕上がりだったな。
特にカラーズが隠密行動をするくだり(さっちゃんの陽動作戦のあたりまで)は芝居作画が細かくてちょっと目を惹く出来だった。


2018/03/11 (日)

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」第9話
VS.爆発性液体内蔵クラゲ型・叫竜編。

ゴロー回という名のイチゴ好感度アゲ回で、ゴロー目線で描かれる魅力的なイチゴの表情が全体的に矢鱈にかわいくてなかなか印象的だった。

「Fate/EXTRA Last Encore」第7話
第三階層、佐伯昭志コンテ&劇団イヌカレー背景回・後編。

過去と現在が行き交う話はいつにも増して分かりにくいが、全編劇団イヌカレーの背景美術が堪能できるヴィジュアルは前回と同様に充実。
また、美少女が化け物になって人を襲うショッキングなシチュエーションも目を惹くものがあり、なかなかに見応えのある内容だった。

「スロウスタート」第10話
志温ちゃんの就職浪人事情編。

キャラ作画が全体的に息切れ気味だったのは残念だったが、入浴シーンの志温ちゃんのお湯に浮いている(?)爆乳が凄まじいインパクトで眼福だった。

「HUGっと!プリキュア」第6話
野乃父の職場来訪、花屋職業体験編。

青山充の一人原画回。

今回からプリキュアの敵としてバトルに参戦してきたパップル課長のバブル世代キャラが無闇に濃ゆく、それを演じる大原さやかの演技も大変ノリノリで観ていて矢鱈に楽しかった。


2018/03/10 (土)

劇場用アニメ「劇場版 マクロスΔ 激情のワルキューレ」を観る。
TVシリーズの素材+新作映像で総集編ではなく、タイトル通りワルキューレ(フレイヤ)を主人公に据えた物語にリメイクした「マクロスΔ」の劇場版。

「ドルオタの鑑」のメッサーくんはとても好きなキャラなのでかなり手厚い扱いを受けているのは嬉しいのだが、最後まで「メッサーくん追悼」ENDで〆るのは何かちょっと違う気がした…(苦笑)。

ま、それはさておき。

元になっている全26話のTVシリーズから2時間程度の劇場用アニメにするにあたって必要なものとそうでないものの取捨選択が全体的に非常に明快で気持ちがいい。
「マクロスシリーズ」の三大要素と言われている「バルキリー」・「歌」・「三角関係」のうち、「三角関係」を大幅に削ってテンションの高いメカアクションとライブパフォーマンスをたっぷりと見せる、「見世物」としてのわかり易い娯楽性を追求した思いきった構成が上手くハマっている印象だった。
また、ウィンダミア独立戦争をめぐる陰謀や、短命種族のウィンダミア人の悲哀などといった辛気くさかったり、面倒くさかったりする話は全て後景に退いて「ワルキューレ」と「それを守る兵士たち」のストレートで淀みのない物語に整理したストーリー構成も映画という2時間一本勝負のフォーマット、単純な娯楽性重視の内容にマッチした作りでこちらもなかなかよく出来ていた。

「グランクレスト戦記」第10話
ヴァルドリンドのアルトゥーク侵攻編。

ミルザー無双シーンの剣劇アクション作画が相変わらずキレキレでカッチョいい。

また、今回はアルトゥーク陣営とヴァルドリンド陣営の戦況が拮抗しているのも見応えがあって面白かった。

あと、不利な形勢を覆して勝った(らしい)のにテオくんの戦いは報告だけで描写は丸々カットという主人公に対する仕打ちとは思えぬ大胆な構成にも観ていてちょっと驚いたな(苦笑)。

「刀使ノ巫女」第10話
舞草の拠点一斉検挙編。

中盤の舞衣ちゃんを中心にしたメインヒロインズが戦う覚悟を固めるくだりが大事に描かれていて好印象。

あと、今回は潜水艦のミサイル発射管(S装備の輸送機)を利用して敵の本陣に殴り込むクライマックスのアイデアもハッタリの利かせ方が上手くてなかなかよろしかった。


2018/03/09 (金)

「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」第9話
VS.不死の王ゼン編の決着編。

もうあと残り3話しかないんだから最後まで「最初の街」から出ない展開でいいのでは?と思うのだが、ここで「最初の街」から旅立つのな。

あと、内容的には塩になって崩壊した「揺り籠」の塩の津波から主人公が逃れるくだりのエフェクト作画関係が頑張っていてなかなかよかった。

「だがしかし2」第9話
シカダ駄菓子のHP作成編とスーパーボール編の二部構成。

こんなメガネでHで頭の悪いお姉さんと深夜テンションでじゃれ合えるココノツくんが羨ましすぎる話だった。

あと、後半の話から採用されたハジメさんの黄色いカーディガンを羽織った姿もかわいくってよかったな。

「たくのみ。」第9話
男梅サワー編。

「だがしかし2」になってから減ったほたるさんの出番と駄菓子紹介展開を補完するようなほたるさんのカメオ出演&駄菓子つまみ回。
ただ前番組とコラボしているだけではなく、微妙に内容が「だがしかし2」の状況を補完するような形でリンクしているのが面白かった。

あと、今回はほぼ1話丸々リンビングを舞台にした展開でヒロインたちの掛け合いコントが終始テンポよく進んでいくところなんかもよかったな。


2018/03/08 (木)

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」第9話
ヴァイオレットの復活編。

何か最終回か、ラス前みたいなまとめ方だったなあ。

劇的な何かに突き動かされるのではなく、ヴァイオレットがC.H郵便社に来てからの足跡を辿るような小さな出来事や思いやりの積み重ねがヴァイオレットに再び生きる理由を与える、という流れになっているのがよかったな。
あと、中盤までのヴァイオレットが苦悩するくだりは石川由依の熱演ぶりが大したもので聴いていてけっこう感心したよ。


2018/03/07 (水)

「宇宙よりも遠い場所」第10話
クリスマス編。

結月メイン回。

結月のちょっとズレているけど繊細なお悩みに、お姉さんたちが常識論であしらわずにとても丁寧に対応しているのが好印象。

また、ラストの「友達って平仮名一文字だ」っていうまとめ方も今どきの感覚を肯定的に捉えているのがよろしかった。


2018/03/06 (火)

「りゅうおうのおしごと!」第9話
「マイナビ女子オープン」予選、雛鶴あいVS.祭神雷編。

戸松遥の怪演が光る祭神雷のキャラクター、八一との因縁話は面白いし、八一の誕生日に勝利をプレゼントするためにあいと天衣が頑張ったという最後のまとめも悪くはないが、それ故に山場のあいと雷の対局の決着が冴えないのが惜しい。
Cパートに次回の導入編まで入ってくる詰め込み構成だったせいか、あいの逆襲劇がはじまってからの展開にタメもヒネリもなく、ワンサイドゲームであいが雷を一蹴してしてしまうので銀子をも超える女流最強棋士にあいが勝つ展開に説得力が感じられず、クライマックスにもかかわらず気分もイマイチ盛り上がらないのが残念だった。


2018/03/05 (月)

「アイドリッシュセブン」第11話
IDOLiSH7のデビューに向けての沖縄PV撮影編。

主人公たちがライバルにパクられたデビュー曲を後出しでデビュー曲発表ライブで披露するハメに遭うラストの展開を観て、おっさんだけど心臓のあたりがキュッとなったよ。
あまりにも見ていられない残酷すぎる展開に思わずレコーダーの再生を止めそうになってしまったわ。


2018/03/04 (日)

「3月のライオン 第2シリーズ」第17話
柳原棋匠VS.島田八段、棋匠戦最終局編。

オリンピック休みが明けて三週間ぶりに放送が再開。

スケジュールに余裕があったからか(?)演出・作画ともに非常に力の入った仕上がりでヴィジュアルが充実。
あと、アニメで老人がフィーチャーされることも珍しいので今回はそこもまたなかなかにレアで見応えのある内容だった。

「ダーリン・イン・ザ・フランキス」第8話
男子組VS.女子組全面衝突編。

今回は程よくコメディ的な崩しの入ったヒロインたちのキレ顔・蔑み顔がなかなかキュートでよろしかったな。

「スロウスタート」第9話
海水浴雨天中止→温水プール編。

自宅と温水プールで1話丸々水着回という超充実のエロ回。

室内で水着になって駄弁る前半の展開の非日常エロス・背徳エロスがなかなかのものだった。

また、画的にも水着キャラ作画・お色気作画が全編通して気合い入りまくりで、全編見どころみたいな内容だったが、その中でも一際目を惹く志温ちゃん&大会さんのエステシーンの破壊力は凄まじく、本当にとても眼福だったな。


2018/03/03 (土)

劇場用アニメ「コードギアス 反逆のルルーシュII 叛道」を観る。
新シリーズの露払いというか、復習編というか、そんな感じの立ち位置のTVアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」の総集編映画三部作の2本目。
第一部よりも7話分も多い、第1期18話の式根島編から第2期16話の超合集国構想が発動するまでの24話分をまとめた内容になっているからか、かなり苦しい構成だったな。

「血染めのユフィ」から第一期ラストまでの展開は全シリーズ中最も盛り上がるところなので面白いし、第一期と第二期の繋ぎの話も「ブラックリベリオン」失敗後の状況がTVシリーズよりもわかり易く描かれていてよかったけど、第二期パートに本格的に突入してからは説明不足・描写不足があまりにも多くてグダグダな感じ。
特に復活したゼロの正体とC.C.の存在を巡る駆け引きは言葉足らずが多すぎるせいでサスペンスとしての機能が全く働いておらず観ていてちょっと厳しかった。

「グランクレスト戦記」第9話
同盟軍のスタルク侵攻編。

脱いだら凄いミルザーさんの寝取り青姦のインパクトに全てが浚われていってしまう話だったな。

また、最後に全てが持っていかれる形になってしまうワケだが、Aパートラストのテオとシルーカの「契約を超えて結ばれるキスシーン」とラストのマリーネとミルザーの「契約としての情交」との対比、くだんのキスシーンの力の入った演出・作画もよく出来ていてなかなかよかった。


2018/03/02 (金)

「ラーメン大好き小泉さん」第9話
登山編、野郎ラーメン編、背脂編の三本立て。

美沙ちゃんが「背脂」沼にハマっていく流れが完全に「快楽に堕ちる」系のエロ漫画すぎて面白かった。

あと、「結果的に小泉さんのような超人ではない美沙ちゃんの体重がどうなってしまったのか?」が観終わった後にちょっと知りたくなったなあ。

「メルヘン・メドヘン」第8話
ヘクセンナハト第1回戦・日本校VS.ロシア校編。

Aパートのバトルシーンの丸々、エフェクト&アクション作画がキレッキレでボリュームも含めて見応えのある仕上がりだった。

にしても「ヘクセンナハトの開幕に合わせて上手く作画を復調させたな」と感心していたら、今度は二週にわたって放送が飛ぶとか、制作状況荒ぶりすぎというか、全くもって安心できない状況にも程があるな(苦笑)。

「ゆるキャン△」第9話
しまりんの上伊那への一人旅と、風邪引き・なでしこ、あきちゃんのお見舞い編。

各務原家、遅めの昼食の、メガネ女率の高さに興奮する。

あと、前回息切れした作画クオリティが一週で復調したのにホッとした。

お話的には本場のほうとう作りを買って出た梨っ子あきちゃんが各務原一家の集結によってどんどん追い詰められていくコントがちょっと面白かったな(笑)。

また、しまりんの一人旅も行き当たりばったりの旅らしいアクシデントが程よいイベントになっている、旅番組的な趣があってなかなかに楽しい仕上がりだった。


2018/03/01 (木)